2008年06月25日

真摯なジャッジに好感。J復帰の家本政明主審にエール~家本主審を見たくて、【再放送】J2 21節甲府-山形戦を観戦のため朝5時起床を試みた~

3月にゼロックススーパーカップ鹿島-広島戦において主審を務めて以降、長らくJリーグの審判員から遠ざかっていた家本政明スペシャルレフリー(以下SR)がJ2の主審として復帰することが発表されたのは、主審を務める6月15日20節愛媛-水戸戦の5日前であった。

私は、3月1日のあの日、国立競技場の鹿島側のスタンドであの試合を観戦していた。
まだJリーグ開幕前、大宮のシーズンチケットを衝動的に購入し、徐々にサッカー熱が上昇していたあの日、家本政明というSRの存在など知る由もなくあの試合を観ていた。

試合開始早々の鹿島岩政選手の警告2枚での退場。それに帳尻を合わせるかのような広島李選手の退場とイエローカードが数多く出される荒れた試合だった。

ただ、ジャッジに多少の不満はあれど、まさか数十分後に、あれ程物議を醸す試合になるとは思いもよらなかった。


あの日以来、家本SRはJリーグで笛を吹かなくなった。

その後、Jリーグが開幕して以降も色々な誤審や不可解なゲームコントロールが多発した。Jリーグにのめり込むと同時に審判への興味が生まれた。スポナビブログでブログを書こうと思ったのも審判員に対して言いたいことがあったのが理由であった。

4月22日「もっと声をだすべき人たち」

5月1日「リーグ審判推考~なぜ審判は権威化するのか?~SR暴言問題を契機に考える」

5月4日「早期の警告(イエローカード)提示のリスク~大宮-FC東京戦、前半7分の片岡選手へのイエローカードを考える~」

5月28日「サッカーダイジェスト(6.10号)のP93のコラムについて~三浦泰年氏(P51)の言葉を捧げる~」

6月14日「粗を探しているわけではないのですが、どうしても気になる上川氏のこの発言」


20節の愛媛-水戸戦で家本主審のジャッジをチェックすることはできなかったが、大宮サポーターの方のブログをみて21節甲府-山形戦でも家本SRが主審を務めたことを知り、本日早朝5時からの再放送を観戦するため、いつもより少し早い起床を試みた。

穿った目で観戦するなか、慎重にジャッジをする家本主審

実際、起床したのは午前5時半。予定通りの起床だった。実は事前に情報をブログから得ていた。後半開始早々のあるジャッジ-家本主審がスローインからのリスタートをオフサイドと判定したシーン-をチェックするためであった。
前半30分からの観戦、両チームのプレーよりも家本主審の動きに目がいく。再びどんな不可解なジャッジをするのか鼓動が早くなる。

一サッカー好きの穿った目での観戦をよそに試合は両チームとも熱戦を繰り広げる。試合は非常にスピーディーに展開する。昨シーズンまでJ1に在籍した甲府と6連勝で快進撃を続ける山形、J1の試合と比べても遜色ない、見方によってはJ1クラブ以上の好ゲームである。自然と意識は家本主審から試合そのものに移る。

そして前半終了間43分、ファウルをした甲府前田選手がジャッジを不服とし家本主審に駆け寄って抗議をする。家本主審も前田選手の抗議に対して、大きなジェスチャーや言葉で、抗議をやめるよう、気持ちを抑えるよう話しているのがわかる。以前であれば、イエローガードがでていそうな場面で、コミュニケーションをとる家本主審。

考えてみれば、自らのジャッジが騒動を引き起こしたとは言え、家本SRにとってはこの数ヶ月間、想像を絶するプレッシャーだったに違いない。この前田選手へのコミュニケーションひとつをとっても非常に慎重にジャッジをしていることは観戦している私にも伝わってきた。

スローインからのリスタートをオフサイドとジャッジする副審

そんな中、例のシーン-スローインをオフサイドとジャッジした-に遭遇する。明らかにオフサイドではないプレーに対して1st.アシスタントレフリー五十川副審はフラッグを挙げる。家本主審が笛を吹くも、プレーは続き、山形選手の折り返しからのシュートは、甲府DF選手にゴールライン付近で阻まれる。笛がなってもプレーを続けた甲府イレブン、オフサイドはないのではないかという山形選手の抗議に対してすかさず、家本主審は1st.のアシスタントレフリーに確認のため駆け寄る。そしてドロップボールからのプレーの再開を選択した。

その後、ファウルを取ってもいいのではと思えるジャッジやアドバンテージをとって流してもいいのではというジャッジも散見されたが、その後ゲームは荒れることもなく試合終了まで好ゲームが行われた。

真摯にジャッジをする家本主審に好感、ジャッジは主審一人だけでなく4人の審判団で行われる。

私が今回の甲府-山形戦を観戦し(前半30分~)、特に家本主審のジャッジに注目したわけだが、今回、家本主審は、うまく試合をコントロールしていたと思う。今回の試合ように一つひとつのジャッジに対して真摯な態度で臨んでいれば、多少のミスジャッジがあっても試合が荒れたり、イエローカットを乱発するような事態は回避できるだろう。
また最終的にジャッジを下すのは主審であるが、2人の副審、また第4の審判員を含めた4人の連携によってジャッジが行われるということも忘れてはならない。
後半10分、山形財前選手と宮崎選手が交代する前の試合を止めるプレーにおいて、家本主審と、五十川1st..副審 が刺し違えたような場面があった。(もしかすると選手交代のため家本選手が動揺しただけのようにも見えた。)本来、どちらにチームのスローインが判断するのがわからない混戦したプレーの場合、ジャッジをする前に、必ず主審と副審がアイコンタクト(目でコミュニケーション)を行い、主審がジャッジを下すのか、それとも副審のジャッジを採用するのか瞬時に決めたりする。
常に4人の審判員が高い意識のなかで、コミュニケーションを取り合っていれば、ミスジャッジは劇的に減少する。今回の副審のスローインからのプレーをオフサイドとしたジャッジや、スローインを刺し違えるジャッジなどは、副審(1st.)の集中力が切れていたとしか言いようがない。
副審や第4の審判員は、試合中、主審のサポートはしても、主審のジャッジを鈍らせる行為は絶対してはならない。

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2008年06月19日

ちんすこうの賞味期限はもうすぐ切れるが、我那覇選手への募金期間はまだ続く(7月31日まで)

我那覇‘冤罪’事件に関しては、「【徹底リポート】冤罪」文ミカミカンタ@季刊サッカー批評 ISSUE39に詳しい。

ちんすこう募金
私はつい最近まで、「サッカー批評」の存在を知らなかった。 購読しはじめたのがつい先日ISSUE38「岡田武史なんて知らない」からだ。 初めて読んだときは今まで何で読んでこなかったのかと酷く後悔した。  我那覇‘冤罪’事件についても、この今回のサッカー批評で詳細を知った。 当然事件は昨年から知っていたが、我那覇‘ドーピング’問題が、実は我那覇‘冤罪’事件であることが今回の記事でよくわかる。 詳細については、ぜひとも「サッカー批評」を購入して読んで頂きたい。立ち読みででも。と言いたいところだが、当該の記事だけでも結構なボリュームである。また1,000円払うだけの価値のある雑誌である。ぜひぜひ購入をお薦めしたい。(スポナビブログを読まれる方々は既に読まれている方も多いと思うが…) この‘冤罪’事件で我那覇選手が失ったものは大きい。この事件によって失った‘過去’はもう戻らない。しかし失った莫大な裁判費用は、まだ取り戻せる。 写真は、我那覇選手の地元の有志が立ちあげた「小禄地区サッカー有志の会」が行った一口1,000円の募金活動~ちんすこう募金~でもらったちんすこうである。 ちんすこう募金と合わせて、Jリーグ選手協会が募金活動を7月30日まで行っている。我那覇選手が、仲裁裁判にかけた費用は、4,000万円と5,000万円とも言われている。1,000円でも100円でも多くの募金がなされ、我那覇選手の金銭的な負担が減ることを心より願う。 Jリーグ選手協会 募金特設サイト また、Jリーグが、川崎フロンターレに課した制裁金1,000万円の行方は現在どうなっているのだろうか? Jリーグは、まずこの制裁金1,000万円は川崎に返還し、川崎は、我那覇選手の裁判費用を少しでも減らすようこの返還金を使ってほしい。 Jリーグは、選手を守るという観点から、我那覇選手の負担金を少しでも減らす働きかけをするべきである。Jリーグは冤罪事件を起こした張本人であるが、迅速な対応を望む。 またJリーグ各クラブは、各クラブサイトにて、Jリーグ選手会の募金特設サイトへのリンク(バナー掲載)をしてもよいのではないか。これもJリーグの通達ですぐに実現できあるはずである。 Jリーグがどんな対応をするのかサポーターは密かに見ている。 マスコミが取り上げなくなったと煙に巻くような対応だけは決してしてほしくない。


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2008年06月17日

8月2日開催JOMOCUPチケット購入予約~JAPAN ALLSTARSに大宮の選手は選ばれるのか?

今月の14日から8月2日(土)に開催されるJOMO CUP2008のチケットの販売が始まった。私も遅ればせながら本日、オンラインでチケットの購入予約を行った。金銭的な事情によりJリーグ側の自由席(\2,000)の購入予約をしたのだが、既に完売している席エリアもあるようだった。

あとは、コンビニエンスストアでお金を入金してチケットを受け取るだけである。
しかし、このタイミングである心配が頭によぎる。

~私が応援する大宮アルディージャの選手はJOMO CUPに出場するのかと…~

昨年までは、大宮も毎年1名選出されているのだが(2005年トニーニョ選手、2006、2007年小林大悟選手)、今年から大会概要が大きく変わり、韓国Kリーグ選抜との対戦となった。
昨年までは、人気投票に選ばれなくてもJリーグの推薦枠で自分が応援するクラブの選手が出場しないということはなかった。
昨年は東西両チーム合わせて32名の出場枠があったわけだが、今年は、1チームに32名も選ばれる訳がないから確実にJリーグ選手の出場枠が少なくなることは予想できた
JAPAN ALLSTARSの選出枠は何人なのだろうか、24人か?22人か?20人か?
Jリーグ公式サイトで調べてみると…
なんとJAPAN ALLSTARSの出場枠は18名
J1クラブ18チームで18名なのである。更に注意書きには、「各クラブから選出される選手数の上限はなし」とのこと、つまり1クラブで2名選出された時点で全く選ばれないクラブが1つ現れるということである。

~大宮アルディージャの選手はJOMO CUPに出場するのか!~

正直なところ、大宮の選手が出場しないならテレビ観戦でいいと思っている。ALLSTARSに出場する大宮の選手を応援するために、各クラブのサポーターが集まるなか、大宮のオレンジ・ネイビーを着飾りまくろうと妄想しながら購入予約をしたチケット。現時点で大宮の選手が出場する保証は全くない。
幸いにもまだ正式に購入したわけではないのだが・・・。

大宮サポーターとしてJOMOCUPのチケットを購入すべきか、購入はやめるべきか

悩ましいところである。
購入予約をしたチケットの引き換え期限は、今月の19日。
JAPAN ALL STARSの発表はいつなのだろうか?
浦和レッズや鹿島アントラーズ、ガンバ大阪のような強豪クラブのサポーターは迷わずチケットを購入しているだろうが、今までJリーグ推薦枠で助けられてきたクラブのサポーターにとっては、意外と切実な問題である。
大宮以外でも、同じような悩みをもつ他のクラブサポーターがいるのではないだろうか?

そこでオリヴェイラ監督に提案、ちょうど選出選手数とクラブ数が同じ「18」なので、「1クラブ1名縛り」でJAPAN ALLSTARSを選出してはどうだろうか?
各クラブのサポーターの皆さんも色々要望があると思うが、下記のメンバーあたりで手をうって頂けないだろうか。(やっぱり無理だろうなぁ)

≪JAPAN ALLSTARS願望≫(敬称略)
【GK】
磐田 川口能活
柏  菅野孝憲
【DF】
浦和 闘利王
横浜 中澤佑二
札幌 柴田慎吾(クライトン)
清水 市川大祐
東京V 服部年宏
大阪 加地亮
【MF】
鹿島 小笠原満男
F東京 大竹洋平
大分 金崎夢生
名古屋 小川佳純
新潟 田中亜土夢
神戸 金南一(石櫃洋祐)
【FW】
京都 柳沢敦
川崎 鄭大世
大宮 デニス・マルケス
千葉 巻誠一郎

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2008年06月17日

スポーツ報知の「『南アまで岡田監督』川淵キャプテンが明言!」に過剰に反応してしまったが…

今朝、Yahoo!ニュースで興味深い記事が飛び込んだ
「南アまで岡田監督」川淵キャプテンが明言! (スポーツ報知)

【バンコク(タイ)15日】日本協会の川淵三郎キャプテン(71)が15日、日本代表の岡田武史監督(51)に2010年南アフリカW杯の指揮を任せる意向を当地で明らかにした。日本は、・・・(Yahoo!ニュース引用:発信元スポーツ報知)

ここまで読んでとっさに頭を過ぎったのは、06年ドイツワールドカップ後の川淵キャプテンの失言騒動。ドイツを終えて帰国直後の川淵キャプテン出席の会見で、次期監督候補として、当時千葉監督であったオシムと交渉をしていることを示唆し物議を醸した騒動。この失言が意図的だったか、本当に失言だったか別にして、この騒動で、ドイツワールドカップの1次予選敗退の川淵キャプテンへの責任問題をかわし、Jリーグの1クラブから契約中の監督を招聘するという2つのことを成し遂げた。
 今回の岡田監督、2010年南アフリカワールドカップの指揮を任せるという発言は、来月(2008年7月)の任期満了により日本サッカー協会の会長職を退く川淵氏にとっては失言ともとれる発言であった。
 これは、会長職退任後も日本サッカー協会、日本サッカーへ強い影響力を持つことへの強い意志であり、この発言が、これから数か月間に起こる日本サッカー協会人事への川淵氏なりの布石なのでは?と考えた訳である。

しかしその後を続けて読んでみると少し早とちりをしたようで、今回の記事は、記者の「岡田監督を信頼して最終予選も任せるか」という質問に対して「岡田監督には、もちろん、もちろん最後まで(やってもらう)」という川淵キャプテンの発言を拡大解釈するものであった。意訳をすれば、

「6月2日のホームオマーン戦に負けるようなことがあれば岡田監督の進退問題にもなりかねないと示唆をしていた川淵キャプテンであったが、アウェータイ戦に勝利して、アジア最終予選突破が決定し、岡田監督の3次予選での進退問題は解消し、引き続き9月から始まるアジア最終予選でも岡田監督が指揮を執ること」を明言した訳である。

健全な考え方で言えば、例え日本が南アフリカワールドカップに出場を決めたとしても、最終予選の戦い如何によっては、最終予選途中の岡田監督の更迭や、本戦前に岡田監督の退任の可能性はある。昨日時点で、川淵キャプテンが、9月の最終予選を岡田ジャパンで臨むことについて明言できても、8月以降の監督人事に関しては、退任する川淵キャプテンの影響の範囲ではない。今回の発言が、退任後も日本サッカーにおいて影響力を持とうとする川淵キャプテンの布石であるのであれば問題であったが、他の記事を読む限りは、今回の発言に関して言えば川淵キャプテンのよからぬ意図はないようだ。

川淵氏最終予選も岡田監督続投明言(日刊スポーツ)
川淵キャプテン、岡田監督の最終予選指揮を明言(IMS)
※ロイター通信の記事は見つからず

ただ、川淵プレジデントが誕生するという噂があるように、このまますんなりと退きそうもない雰囲気である。ブラジルサッカー連盟(CBF)会長リカルド・テイジェイラ氏や、大韓サッカー協会の鄭夢準(チョン・モンジュン)氏の場合など、長年に渡り会長職についている国も意外と多い。ここでもう一度、長期政権のメリットとそしてデメリットを考えながらこれから約1ヵ月、日本サッカー協会人事を見守りたい。

私見では、川淵チェアマンの日本サッカー協会での役割は一先ず終えたと思うのだが、その理由は…また長くなりそうなのでその理由を語るのは別の機会にしよう。

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2008年06月14日

粗を探しているわけではないのですが、どうしても気になる上川氏のこの発言

6/24号のサッカーダイジェストのコラム、現在トップレフェリー・インストラクター「上川 徹の18カ条」を読んでいて気になる記述があるので紹介したい。

コラムでは、
6月2日に行われた2010年南FIFAワールドカップ南アフリカ大会アジア3次予選、日本対オマーンの試合での後半の中村俊輔選手が決めた右足での3点目のゴール。中村にラストパスを出した左サイトの松井大輔選手のプレーの前にファウルがあったが、審判がアドバンテージを適用し、流れを止めなかったことが中村のゴールにつながった。このことを例に挙げ、審判の技量のひとつに、アドバンテージを的確に適用しているかどうかの判断が挙げられ、上川氏自身も鳥肌が立つほどの喜びとして、アドバンテージが得点に結びついた経験について語っている。

審判のミスジャッジは、選手、監督、観戦をしているサポーター各々、目につきやすい。しかし審判が素晴らしいジャッジをした時や、上川氏の指摘とおり、アドバンテージの適用で試合を続行した結果、得点につながるという審判のジャッジに対して、サポーターが審判を誉めることはまだ少ない。サッカーを観る目が肥えている今、素晴らしいジャッジに対してもっと評価をしてもよいという私も思う。そういう意味においては、今回の上川氏のコラムの主旨に関して異論はない。

その中で、どうしても気になっているのが、アドバンテージ適用の考え方である。アドバンテージの適用は、「止めるよりも続けさせることがチームにとって利益がある」場合とのことで、これについても納得できる。しかし上川氏の言う「アドバンテージの適用がチームにとって利益がある」と判断するポイントに違和感が残る。上川氏は、判断の複合的な視点として以下の因子を挙げている。

選手が倒れずにただ単にプレーを続けているだけでの適用は的確とは言えない。時間帯、エリア、その時の状況と試合の温度や空気、チーム戦術、選手の特徴や性格、そして試合がフェアに進んでいるかどうかなどを考慮する(サッカーダイジェスト6/24号上川氏コラムより)

とのことであった。
様々な要因を考慮にいれて判断しなければならないという主張に対しての修辞表現なのだろうか?この発言で上川氏がアドバンテージを判断する要因として挙げている要素で納得できるのは、「エリア」だけである。相手ゴール付近でファウルを受けるのか、また自陣ゴール近くファウルを受けるかによってアドバンテージの判断が変わることは理解できる。しかし、それ以外、時間帯、温度や空気、チーム戦術、選手の特徴や性格、試合がフェアに進んでいるかどうかといったものがアドバンテージの適用にどう影響するのか理解できない。
上川氏は、
「荒れている試合でアドバンテージが多くなると、報復行為が起きやすくなる」
と語っている。これは暗に荒れている試合では、報復行為を配慮してアドバンテージの適用を控えるということなのだろうか?
また
「チームにフリーキック(FK)のスペシャリストがいる時は、止めた方が得点の確率が高い」
という。これについてもFKのスペシャリストの有無で、同じシチュエーションのプレーであってもアドバンテージを適用する場合としない場合があるのだろうか?そもそもFKのスペシャリストの有無を審判が判断するのだろうか、ジャッジが作為的なものになりはしないだろうか。

「止めるよりも続けさえることがチームにとって利益がある」という判断の基準は、コラムで上川氏が語るように、色々な要素が複合しているのかもしれない。
しかし一般的に上川氏がいうような基準でアドバンテージが適用されていないような気がする。

一般の認識としては、「ファールがあったが、試合は続行される状況にあり、アドバンテージを適用することによって攻撃の機会が与えられる」といった程度の基準である。中村俊輔のような名フリーキッカーが試合に出場しているかどうかでアドバンテージに適用に影響を与えるとは考えていなかった。

アドバンテージ適用の明確な答えを私は持っていない。
アドバンテージ適用の基準についてインターネットで納得できる情報が得られなかったからだ。皆さんはどうお考えだろうか?

上川氏のコラムは読む度になにか引っかかってしまう…。粗を探しているわけではないのだが…。

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2008年05月30日

おまえを北京に連れてく代表枠はねえっ!~ツーロン国際大会で試合に出場し続ける反町チルドレンたちへ~

先週から今週にかけて寝不足が続く。UEFAチャンピオンズリーグ決勝に、U-23オリンピック代表が出場するツーロン国際大会、日本フル代表のキリンカップ、そしてナビスコカップカップとこの2週間はサッカー三昧であった。

5月21日(火) 1:00~ U-23日本代表-オランダ代表戦(ツーロン国際大会)
5月22日(水)  3:00~ マンチェスターU-チェルシー戦(UEFA CL決勝)
5月23日(金) 1:00~ U-23日本代表-フランス代表戦(ツーロン国際大会)
5月24日(土) 19;00~ 日本代表-コートジボアール戦(キリンカップサッカー)
5月25日(日) 14:00~ 大宮ア-大分戦(ヤマザキナビスコカップ)
5月25日(日) 1:00~ U-23日本代表-チリ代表戦(ツーロン国際大会)
5月26日(月) 19:00~ 日本代表-パラグアイ代表戦(キリンカップサッカー)
5月28日(水) 1:00~ U-23日本代表-イタリア代表戦(ツーロン国際大会)

残念ながらすべての試合フルタイムで観戦することができなかったが、目にしたプレーで非常に感じることは、「個人のフィジカルや個性」が目立つ試合が多かったということだ。フル代表で言えば、中村俊輔選手の存在感、長友佑都選手の力強さ、松井大輔選手や長谷部誠選手のテクニックやスピード、チャンピオンズリーグに関して言えば、特定の個人の名を挙げるのがバカらしく思える程、すべての選手個人が、とても高いレベルでスピードや技術、フィジカルを惜しみなく披露した。

組織やシステム・連携を凌駕する個人の技術とスピードが存在すること痛感した。そしてそれが今日のサッカー界の主流になりつつもある。
技術やスピードを発揮するために土台となるのがコンディションである。

■予選の実績になんの意味があるのか!

そんな中、U-23北京オリンピック日本代表の試合をみていて気になることが一つある。それはオリンピックアジア予選で中核を担った選手たちのプレーに精彩がないことである。特に北京行きを決めてから08年シーズンのJリーグ開幕前に活躍の場を新しいチームに求めたメンバーのプレーに精彩がない。セルティックに移籍した水野晃樹選手、G大阪に移籍した水本裕貴選手、鹿島に移籍した伊野波雅彦選手は、今回のツーロン国際大会に頻繁に出場するも目立った活躍がない。彼らのプレーのレベルが、以前とはなんら変らず、周りの選手らが急激にコンディションを上げているのかもしれない。どちらにしろ、他の選手と比べてパフォーマンスが低いと言わざるを得ない。パフォーマンスが上がらない最大の理由として、やはり移籍によって試合出場が減り、コンディションが低下しているからだと考えられる。
反町ジャパン結成当初からメンバーに名を連ねた選手らは、北京行きの切符を手にすることができるのだろうか。反町監督は、「予選を勝ち抜いたメンバーを大きく変えることはない」と発言しているが、果たして予選の実績は、北京オリンピック本番でどれだけ役立つのだろうか?

■代表監督の特権は、その時々でコンディションのよい選手を起用できること

オリンピックを2カ月後に控えた段階での、大幅な選手の入れ替えに対して、チームとしての戦術理解や連携などで、心配する声が聞こえてくる。しかし、それがどれ程の問題だろうか?2006年からU-23反町ジャパンが誕生して、2年以上経過した。それ以前も、ユース年代の時から、ずっと代表でプレーしてきている選手も何人かいる。
しかし常にチームは代謝している。ある者は、怪我やJリーグ各クラブでの不出来などでオリンピック代表から去り、ある者は、クラブでの活躍が評価され代表に招集されてチームに刺激を与えている。以前チームの「顔」とされた、カレン・ロバート選手や増嶋竜也選手、家長昭博選手、柏木陽介選手そして平山相太選手は、ツーロンのピッチに立っていない。怪我のため不運にも今回の代表に招集されなかった選手もいるが、それも含めて

オリンピック代表監督である反町監督の特権は、時々で調子のよい選手を起用できる

ことである。今回のツーロン国際大会での5試合で、調子のよい、悪い選手を見極める最後の大会である。調子の上がらない選手をいつまでも代表に留めておく必要もなければ、余裕もないはずである。
岡田監督になって初めて日本代表に招集された中村俊輔選手、キリンカップでフル代表初召集の長友佑都選手やピッチ上で躍動するのを見るにつけ、

システムや連携、過去の実績以上に、個人の技術やスピード、そしてコンディションの状態が個人の出来に影響を及ぼす。

最終的には最高のコンディションでオリンピックに臨めるメンバーを選出してほしい。
水野選手に伊野波選手そして水本選手とこれまでチームの主力として活躍するにたる力を持っていることは言うまでもない。その力を北京でも見れることを期待したい。しかし代表の切符は、今まで主力で戦ってきた選手たちでさえも指定席であってはならない。
あと2か月間の活躍に期待する。
これから始まるツーロン国際大会3位決定戦、コートジボワール戦に水野・伊野波、水本3選手がスターティングメンバーで出場するようだ。
まずは、このコートジボワール戦で、その力を存分に証明してほしい。

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2008年05月28日

サッカーダイジェスト(6.10号)のP93のコラムについて~三浦泰年氏(P51)の言葉を捧げる~

いつもようにキオスクでサッカーダイジェストを手にとる。往復2時間の出勤・退社の電車のなかでゆっくりと目を通す。日常のささやかな楽しみである。
今日はキリンカップ、日本-パラグアイ戦が行われた。帰宅途中、携帯電話のメール機能を使ってこのエントリを記している私は、数時間前に終了した試合の結果をまだ知らない。
(※投稿時は、日本―パラグアイ戦観戦済み)
帰宅後、晩酌をしながら今日の試合を観戦することを想像しながらニンマリとする。今日は、日本-パラグアイ戦のレビューを書こう。そんなことを考えていると、サッカーダイジェストのP93のコラムに意識が寄せられる。

トップレフリーインストラクター上川徹氏のコラムだ。今さら上川氏の説明は不要であろう。Jリーグをジャッジする審判員を指導する立場の上川氏のコラムに目を通す。読んだ後、感情を押し殺しながらすかさず携帯電話を手にとりエントリを書いている。

週刊サッカーダイジェストのP93の上川氏のコラムを読んでどう感じるだろうか?

Jリーグでジャッジをする審判の“本音”を垣間見たような気がした。なるべく客観的にコラムの内容を伝えたいと思う。

■「良い選手がよい審判を育てる」という主張(以下コラムの要約)

審判員はミスと背中合わせで仕事をしなければならない。完璧な仕事はあり得ず、毎試合反省を繰り返し、未熟さを感じることもある。そんな時に、選手から労りの言葉をかけられると、選手のためにもっと上手くなろうとモチベーションが上がる。
選手と審判員は、お互いを「教え合う」立場にあり、とても密接で切磋琢磨する関係である。一生懸命トライをした人に、ミスだけを捕えて、叱ったり非難するのは辛さや反感を生むだけだ。一生懸命な人の成長を阻害してしまうのではないか。審判員も人間であり、褒められると嬉しい。「良い選手が良い審判を育てる」イングランド出身の元広島監督バクスター氏の言葉には、そんな意味も含まれている。
 バクスター氏の母国イングランドでは、審判員がカードを示す時や注意を与える時は、両者は近づいて選手は審判のジャッジを素直に受けいれる。羨ましく感じる。
イングランドのルールブックには、審判員が呼んでも選手が来ないときは、イエローカードであることが明記されていて、選手も子供の頃より指導されているので、呼ばれた選手は必ず審判に近寄ってくるという。
このような紳士的な行動が、サッカーの母国と言われる所以であり、守るべきサッカー文化である。このような文化が日本に根付くか自分たちの日頃の活動にかかっている。

このコラムの主張は、
「審判員のモチベーションも、成長も選手次第であり、審判の未熟さは、選手の未熟さに起因する。選手が成熟するには、自分たち審判員にかかっている」というメッセージが聞こえてくる。この審判員の指導的立場にある上川氏の主張は、Jリーグでジャッジする審判員の間で共有される認識であることは容易に想像できる。


このコラムを読み終えた時、同号に掲載されているさ「三浦泰年のサッカー斬り」での三浦泰年氏のメッセージ(P51)を、上川氏を始めとしたJリーグでジャッジを行う審判員に捧げたいと瞬間的に思った。

「外的な要素に左右されない強い信念と哲学を備えること。それが『プロ』というものだ」

プロフェッショナルな世界で素晴らしいプレー(ジャッジ)があれば称えられ、下手なプレー(ジャッジ)をすれば批難にさらされる。これは選手も審判員も同じである。
プロとして勝利を勝ち取るべく懸命にプレーし合う、両チームの選手らと審判が本当に「互いに切磋琢磨する関係」なのかどうか審判員には再び考えてほしい。
主役は、あくまでも選手たちである、審判員には嬉しいこと辛いこと、たくさんの感情が試合中押し寄せてくる。そのような状況の中でも常に客観性と公平性を持ったプロとしてのジャッジを期待したい。Jリーグでジャッジをする審判員は、数多くの人間から選ばれた「選ばれし審判」である。その位のことは期待してもよいだろう。


※ぜひ6.10号のサッカーダイジェストのP93の上川氏のコラムとP51の三浦氏のコラムを読んでみてください。

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2008年05月15日

サッカーで世界が変えられることを私は信じる。~中田英寿の挑戦、TAKEACTION2008  今の私にできること~

中田英寿

私は以前から中田氏のサッカープレーヤーとしてのスタイルがどうしても好きになれなかった。既に、中田氏が脚光をあびた93年U-17世界選手権(現U-17ワールドカップ)から15年、現役を退いた06年からもう2年がたとうとしている。中田氏のどこが好きになれなかったのか?今となっては明確に表現することは難しい。
中田氏の2学年下に中村俊輔選手がいる。
90年代後半から中田氏が引退する06年まで日本サッカー界において2人の絶対的なゲームメーカーが存在した。それが中田氏と中村選手であることは言うまでもない。
時として2人の名選手は比較をされ、ひとりの選手を支持すれば、もう1人を漠然と毛嫌いするような風潮が当時あったような気がする。

中田派か中村派か

受け手に、全身全霊をもってボールを受けなければならないという緊張感を与える中田氏の鋭いパス、対して目を瞑っていても目を開けば足元にボールが収まっているような中村選手の相手にやさしい柔らかいパス。どんな選手にも当たり負けをしない強靭なフィジカルを持つ中田氏に対し、相手選手との接触を嫌い、あたられる前に決定的なパスを切り裂く中村選手。2人のプレーはまさに対照的であった。当時、私は断然、中村派であった。今思えば、観ている者にとって中村選手のプレーの「うまさ」はわかりやすく、また中田氏の
「うまさ」はわかりづらかった。中田氏のプレーも振り返るとうまさの上に類い希な「強さ」があっため、その上手さを見えづらくした。
また、中田氏のマスコミを通したイメージも私が彼を好きになれなかった理由の一つである。96年のアトランタオリンピック後に、当日、オリンピック代表の中心選手であった前園氏とカップ麺のCMで見せた彼の笑顔が、その後のブラウン管を通して見る淡々とした彼の表情とのコントラストで今も鮮明に脳裏に焼き付いている。中田氏が年を重ね、ストイックになればなるほど、またファショナブルになればなるほど、中田氏の存在が私の興味から外れていった。
ドイツワールドカップ一次予選のブラジル戦で惨敗し、ピッチ上に横たわる中田氏。忸怩たる思いがあったに違いない。しかし、一次予選3戦で期待通りの試合ができなかった日本代表、その日本代表の中心選手に対して、私は苛立ちを覚えることがあっても、彼に感情移入することなど到底できなかった。29歳の若さで現役を退くという中田氏の引退表明は世間で、センセーショナルに受けとめられたが、私にとっては、それ程インパクトあるものでもなかった。

サッカー選手「中田英寿」は幕を閉じた
そして彼は旅人になった

ドイツワールドカップで中田氏が大きな決意を表明した頃の私の興味は日本代表の「これから」のことにあった。川淵キャプテンが、ワールドカップ直後の会見で、次期監督の名前を言ってしまうという失言事件から始まり、中田氏のいない日本サッカー界はめまぐるしく動いていった。
オシム前監督の試合後の難解なコメントをどう解釈するかという議論を酒の肴にしていた頃、中田氏は旅人となっていた。2年間に約60カ国、150以上もの都市を旅してという…。普通の人間ではなしえない旅をしていたに違いない。

TAKE ACTION2008+1

私が中田氏と再会したのは、今年3月18日の夜、ニュース番組の中であった。
その時、彼は南米にいた。南米を旅する「中田英寿」は、私の知る「中田」ではなかった。現地の人と積極的にコミュニケーションをとる中田氏がいて、笑顔の中田氏がいた。そして「地球」について真剣に語る中田氏がそこにいた。以前、私が彼に抱いていた選手だった頃の中田氏のイメージと大きく異なったものだった。ナルシストで自己中心的なイメージはその時崩れた。ニュース番組で再開して以降、「中田英寿」という人間がどんな人間なのかとても興味を持った。

そんな折、先月4月15日に、中田氏が「TACK ACTION2008」プロジェクトの立ち上げを発表。「なにかできること。ひとつ」をテーマに自分自身でできることを自ら考え行動
するためのきっかけづくりを目的として、「+1(プラスワン)」キャンペーンを実施することを合わせて発表された。
「+1FOOTBALL MATCH(6月7日日産スタジアム)」については、ワールドスターズの監督にジョゼ・モウリーニョ氏が務めることになり、ニュースで数多く取り上げられているため皆さんもご存じの方も多いだろう。しかし皆さんは、+1 TANZAKUについてご存じだろうか?こちらも+ワ
ン(プラスワン)キャンペーンの一環で、自分自身で「なにかできること。ひとつ」をインターネットの世界地図上に、日本の伝統文化である「七夕の短冊」に誓いを込めてブックマークしていくという企画である。
詳細はこちら⇒ http://www.takeaction2008.com/communicate/

3月18日(約2年ぶりにテレビで中田氏を目にしたとき)以降、中田氏の独占取材をしている番組内の特集を1,2度、目にする機会があった。訪問地が、南米であろうがアフリカであろうが、どこであれ共通していることが一つあることに気づく。それは、中田氏がどの国を訪問しても絶大な知名度と人気を誇っていることである。どの国でも「NAKATA! NAKATA!」と大勢の人々から声がかけられる。改めてサッカーというスポーツに可能性を感じた。

私はまだ中田英寿がどのような人間なのか未だ知らない。しかし中田英寿にしかできないことがあると最近は確信している。
中田氏の言うように「サッカーには人の命を直接的に救う力はない」かもしれない。ただサッカーを通じてその地位を築いた中田氏が、サッカーを通じて世界中で問題となっている「環境」や「貧困」「教育」に対いて行動を起こそうとしている今、私は、サッカーの「可能性」を信じ、中田英寿氏の「可能性」を信じたいと思う。
そして中田氏の提唱する「TAKE ACTION2008」積極的に関わろうと思う。

何か大それたことをしようとするつもりは毛頭ない。

私に何かできること、ひとつ…
+1 TANZAKUに誓いを立てること

埼玉の片隅で、「サッカーで世界を変えられることを信じる」という誓いを立てる。
皆さんもできることから、ひとつ。
+1TANZAKUに誓いを立ててみてはいかがだろうか。

【参考】
TAKE ACTION2008+1(プラスワン)http://www.takeaction2008.com/
+1TANZAKUhttp://www.takeaction2008.com/communicate/

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2008年05月09日

ダイジェスト「Jリーグ検定」が引き合わせた出会い~サッカーマガジンとの再会~

本当は、ジェフ千葉の監督に就任したアレックス・ミラー氏について語りたいところであるが、全く知識と情報がないため断念。

今日は、私のサッカー人生、いやサッカー雑誌人生について少し語りたいと思う。
サッカーを始めたのが、1985年(昭和60年)小学2年生の時だったと思う。初めてリアルタイムでワールドカップをみたのは、1990年(平成2年)のイタリアワールドカップであった。初めてサッカーマガジンを購入したのもワールドカップ開催前の1990年であった。
88年の欧州選手権の活躍で、90年イタリア大会前に注目されていたマルコ・ファン・バステンが大々的に取り上げられていた号であったのを覚えている。当時のサッカー少年は、サッカーマガジンやサッカーダイジェスト、ストライカーの3誌の月刊誌のどれかを買うか、親の目を掻い潜り夜更かしをしてダイヤモンドサッカーをみる位しかサッカー情報を得られなかった。・
私は、当時サッカー好きの友人と、サッカーマガジンとサッカーダイジェストを購入し合って読み終わると交換していた。私は、サッカーマガジン購入担当で、友人がサッカーダイジェスト担当であった。小学生当時の私の感想であるが、当時のサッカーマガジンは、コラム(文章)が多く、小学生の私にとっては堅いイメージをあったのに対し、サッカーダイジェストはグラビアも多く、海外情報(当時はセリエA中心)がマガジンに比べて豊富にあった印象がった。いつもマガジンのコラムを読もうと試みるが面白さがわからず、いつもダイジェストを保有する友人を羨ましく思っていた。

時は流れ2007年末、初めてサッカーマガジンを初めて買った頃より十数年がたち、サッカーマガジンが月刊誌から隔週氏そして現在の週刊誌と変遷していった。(確か週2回なんてときもあったのではなかったか?)その流れのなかで毎号サッカーマガジンを購入することはなくなった。それまでも時間潰し程度にサッカー雑誌を購入していたが、引っ越しを期に2007年頃から再び毎週必ずサッカー雑誌を購入するようになった。(通勤時間が長くなった。)しかし、買うようになったのはサッカーマガジンではなくサッカーダイジェスト(以下SD)。これは明らかに十数年前に「サッカーダイジェストの方が欲しい。」というダイジェストへのコンプレックスからの衝動であった。昨年末からは、SDの隅ずみまで読むようになり毎週火曜日(SDの発売日)が一週間のうちで楽しみのひとつとなった。

昨日(5月7日)は、ゴールディンウィーク明けであったため水曜日であるのも関わらずSDの発売日であった。先週の5・13号では、「サッカーとお金の話」と題してフットボールマネーにまつわる色々なことについて取り上げたとても興味ある内容だっただけに今週もSDをとても楽しみに手にとった。「Jリーグ15周年 検定 200問 あなたはどこまでこたえられるか?」と題した今号は、ほとんどのページを割き、Jリーグに関しての検定クイズが続いた。9節に大宮がG大阪に劇的な勝利を勝ち取ったこともあり、レビューを楽しみにしていため私にとってサッカー検定はちょっとした落胆であった。サッカー検定もマニアックなものも多く「こんなの知らないよ」とツッコミながらフラストレーションは頂点に達した。
このフラストレーションをどう抑えるか?
私はすぐに再び書店に走り、久々にサッカーマガジンを手に取る。今週号(5・20号)は、サッカー事件史をテーマにとても興味深いコラムの数々であった。一つひとつの記事を堪能した。こうして久々のサッカーマガジンとの再会を果たした。

'サッカーダイジェストが、元選手出身の解説者がコラム等を数多く手掛けるのに対して、サッカーマガジンは、プロのライターが筆を執る。

サッカーダイジェストが、よりリアルな情報を読者に伝えようとするのに対して、
サッカーマガジンは、物語やドラマを演出しようとする。'

明らかにこの2誌の趣向が異なっているようだ。どちらが優れているかということはなく、どちらもそれぞれの特徴を存分にだしている。来週号からダイジェストとマガジンどちらの面白さを堪能するか悩むところだ。おそらくどちらか一方で我慢するなどできないであろう。
最後に質問、あなたは、「マガジン派?」、それとも「ダイジェスト派?」

※写真は、サッカーダイジェスト5・20号、サッカーマガジン5・20号
 サッカーマガジンと一緒に、サッカー批評(右)を初めて購入した。

サッカー雑誌


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posted by toddocom |00:25 | サッカーその他 | コメント(4) | トラックバック(0)
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