2009年07月08日
徐々に生活のなかからJリーグが遠ざかって行く…
数か月前までは、エルゴラッソが届くのがあれ程待ち遠しかったのに、今では未読のエルゴラッソがどんどん積まれていく。
火曜日に発行されるサッカーダイジェストも買うことが習慣となっているだけで、購入はするが以前ほど熟読しなくなった。
そんな生活のなか、
今朝、久々にサッカーのことで心が揺さぶられるコラムを目にした。
それは読売新聞の朝刊で掲載された日本サッカー協会・松崎康弘審判委員長のコラムだ。
「許せない姑息な行為」と題し、6月20日に行われたJリーグ14節、大宮-京都戦の京都イジョンス選手が退場になったプレーを振り返り、イジョンス選手が突いた大宮石原選手の行為をシミュレーションとして厳しく非難した内容だった。
Jリーグの試合をジャッジする審判団のトップである松崎氏の、このコラムに絶句した。
このコラムは、石原選手の行為をシミュレーションとして非難しただけでは留まらない。
日本サッカー協会の審判委員長がメディアを利用し、明らかに不当な方法で選手を罰したのだ。
例え、石原選手の行為がシミュレーションだったとしても、審判委員長が軽々しくメディアでその行為を非難するべきではない。
審判委員長として非難すべきは、本人もコラム内で言及し、国際サッカー評議会の年次総会で決議された通り、シミュレーションに対しては「試合中に厳しく罰し、根絶すること」をしなかった当該試合の審判団に対してだろう。
また、本当に悪質な反則(シミュレーション)が行われ見過ごされたなら、日本サッカー協会、もしくはJリーグのしかるべき委員会組織によって協議を行い、チームを通じて悪質な反則(シミュレーション)を犯した選手に罰則を与えるべきで、決して新聞紙上で名指しで、一プレーヤーの行為を非難することではない。
百歩譲って石原選手の行為がシミュレーションだったとしても、もし当該試合の審判が正しくジャッジをして石原選手の行為に「警告」を提示していたなら、松崎審判委員長は、石原選手の行為を「許せない姑息な行為」と題してまで新聞紙上で非難しただろうか。
恐らくコラムのテーマにはしていなかっただろう。
そういう意味でももし石原選手の行為が本当にシミュレーションであれば、その試合の審判団のミスジャッジの罪は更に大きいい。
シミュレーションは、警告に値する行為である。しかしその行為は試合中に罰せられる行為である。
以前から読売新聞での松崎審判部長やサッカーダイジェストでの上川徹トップレフリーインストラクターの審判擁護のコラムには思うところがあったが、今回の審判養護を通りこし選手批判をするコラムを読み、心底、日本サッカー協会・Jリーグの審判団を信用できなくなった。
16節でもいたる試合で、審判はミスジャッジを連発したようだが、審判のレベルの低さが日本サッカー界に与える負の影響はあまりに大きいのではないだろうか。
posted by toddocom |00:26 |
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2009年02月28日
最初にこのエントリをみて頂いた方に問題を出してみたい。
************************
問 以下の外国人選手を年俸の高い順に並べかえよ。
マルキーニョス(鹿島)
エジミウソン(浦和)
カボレ(F東京)
ジュニーニョ(川崎)
ヨンセン(清水)
ダビ(名古屋)
ウェズレイ(大分)
************************
みなさんは、この問いに答えられるだろうか。
シーズンを前にして各出版社が発行する選手名鑑が出揃った。
私は、2月19の発売日にサッカーダイジェスト(サカダイ)の選手名鑑を購入した。サカダイの選手名鑑を購入した最大の理由は、サカダイを定期購読していること、08シーズンもサカダイの選手名鑑を購入したことである。
こういう時に自分が如何に保守的な人間であるかを痛感するのだが、購入した選手名鑑を読んでみると昨年の選手名鑑より質問項目が多くなっており、読みごたえのあるものとなっていた。
一見、サッカーとは直接関係のない質問でも、選手同士やクラブ同士で比較してみると非常に興味深い傾向を発見することもある。
例えば、「仲のよい選手」という問いで、チーム内の人間関係を推測したり、選手やクラブによって答えの傾向がそれぞれ異なったりする。
日本代表に選出されるような選手らは、「仲のよい選手」として特定の名前を挙げない傾向があったり、広島の場合、すべての選手がこの質問に対して「無回答」で、ある意味広島にチームワークを感じたりする。
私の場合、選手名鑑の情報を利用してをブログを書くことが多く、これから一年、選手名鑑を重宝することになる。
しかしながら、サカダイの選手名鑑では、最初に出題した問題に答えることができない。
なぜなら、サカダイの選手名鑑には、選手の年俸(推定)が記載されていないからである。
本日、エルゴラの選手名鑑を購入するつもりで書店に言った。エルゴラの選手名鑑はポケットサイズであるため携帯用に購入するつもりであった。
しかし、同じポケットサイズの選手名鑑を眺めていると、J1の各選手の年俸(日刊スポーツ調べ)が記載された選手名鑑を発見した。
私は、エルゴラの選手名鑑の購入をやめ、日刊スポーツの選手名鑑(\400)を購入することにした。
サッカーブログを書いていると、Webや専門誌からできるだけ多くの情報を収集したいという欲求が生まれる。
いやらしい話、「誰がいくらもらっているのか」はとても興味深い情報の一つである。
ただ、今まで年俸が記載された選手名鑑の存在を知らずにいた。
サッカー選手の年俸がどんな基準で算定されるのか不透明である。
思った以上に年俸が低い選手やパフォーマンス以上に年俸を受け取っている選手がいたり、新しい発見と驚きがあった。
ちなみに最も年俸の高いJリーガーは、浦和の高原選手で推定1億6,000万円、外国人では同じく浦和のポンテが推定1億5,000万円で最も年俸が高い。
今シーズンは、今まで持っていなかった別の視点・「費用対効果」という視点でもJリーグを観戦することができそうだ。
※最初の問題の答えは、前のエントリーのコメント欄に書いておきます。
posted by toddocom |03:35 |
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2009年02月20日
最近、気になるニュースといえば、ユニコーン再結成。
ユニコーンは、31歳の私にとって、思い出のバンドグループだ。
思い出の曲がたくさんあるが、今でもよく頭の中で流れる曲がある。
その曲とは、「ヒゲとボイン」だ。
いつの頃からか、判断に迷うような二者択一を迫られたときに、ユニコーンの「ヒゲとボイン」が頭のなかで流れてくる癖がついてしまった。
ヒゲとボイン ユニコーン×斉藤和義
今シーズン、頭のなかで何回も「ヒゲとボイン」聞く事態になりそうなのだ。
私は昨年の夏より小学生のサッカーコーチをはじめ、昨年秋からは中学生の部活のコーチとして週末はサッカーに興じているのだが、来月のJリーグ開幕以降、サッカーの指導とサッカー観戦をうまく両立できるか今から思い悩んでいる。
昨年は、奇跡的に子どもへの指導を休むことなく、年間20試合を観戦することができた。昨年NACK5スタジアムではゲリラ豪雨をはじめとして雨の試合が多かったことが結果的にJリーグ観戦を可能にしたし、夏は夕方開催ということで午前中に練習、夕方から観戦する節もあった。
更に昨年は、観戦のために1、2度練習を休むことがあったのだが、今年はある学年の指導をメインで担当することになりJリーグ観戦のためにサッカーチームの練習や試合を休むのは難しいそうである。
今年はNACK5スタジアムへ足を運ぶことが少なくなりそうだ。
明日は、NACK5スタジアムで栃木SCとのトレーニングマッチが公開されるのだが、やはり中学生・小学生の練習に参加するためにNACK5スタジアムに行くことはできない。
今年もまた、奇跡的なスケジュールを期待しながら、子どもたちの練習(試合)がない時にNACK5スタジアムに行くことになりそうだ。
練習の指導をしなければならないが、NACK5スタジアムにも足を運びたい。
仕事であれば、否応なく仕事に行かなければならないが、指導も観戦も自分が好きでやっていることであるためどちらも捨てがたいのである。
大宮アルディージャの「観戦」にいくか、子どもたちの「指導」を行うか、まさに
ああ僕は今、世界一の悩める人さぁ~
ああサッカーマンには、辛くて長い二つの道がぁ~
という感じである。
ただこの悩ましいテーマは、指導する私に限らず、サッカーをプレーする子どもたちにとっても切実なテーマかもしれない。
経済的な事を考えれば親の協力なしに毎節スタジアムに足を運ぶことは難しいが、子ともたちもスタジアムで試合を観たいはずだし、ジュニア世代にとって、スタジアムに足を運び試合を見ることはとても大切である。
観戦することとプレー(指導)することはどのように両立するのか自分のなかで模索したいと思う。
何かよい方法はないだろうか?
posted by toddocom |20:51 |
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2009年02月17日
いよいよJリーグ2009年シーズンも開幕まで3週間に迫り、各クラブがシーズンに向けてキャンプを行うなか新しいチームの陣容がみえつつある。
今回、2009シーズンの優勝クラブを一大宮サポーターである私が予想してみたい。
極力、客観的かつ配慮をもって語ろうと思うが、大宮以外の各クラブについては各クラブのサポーターとの情報差や思いがあり、今回のエントリを読んだ後、いろいろ思うところがあるかもしれないがご容赦願いたい。
2009年シーズン優勝クラブを予想する。
毎年、雑誌上で行われる解説や編集者による順位予想を目にするが、順位を正確に当てたのを見たことがない。昨年に引き続いて、今年の大宮アルディージャの予想順位の低さに腹を立てているはずなのだが、私も優勝クラブを予想してみたいと思う。
1位から18位までを正確に予想することは難しく、意味があるとは思えない。例えば、自分の応援するクラブが降格圏内の16位に予想されるのか、残留の15位に予想されるのかはとても気になる「差」であるが、9位か10位、12位か13位を予想することにはそれほど意味はないように思う。
ここでは優勝争いを繰り広げるだろう数クラブを挙げて、その中から優勝クラブを予想したい。降格クラブも予想したいところであるが、客観性に欠きそうなので今回優勝クラブのみを予想する。
優勝争いをするクラブについては、①戦力・②監督・③成熟度・④外部要因(ACL・日本代表)、⑤その他要因の5のポイントによって評価してみたい。
①戦力
戦力については、昨年ACLを優勝したメンバーにレアンドロ・チョジェジン・高木和道・パクドンヒョク各選手に加えたG大阪が最も充実していると言える。
続いて昨シーズンの優勝クラブ鹿島は、中後選手は抜けたものの、小笠原選手の復帰にパクチュホ選手の加入と中盤の充実ぶりはリーグ屈指である。FWに関しても昨年得点王のマルキーニョス選手に加え興梠、田代選手と続き、期待の大型ストライカー大迫選手も後ろに控えている。その他、川崎、名古屋、浦和、清水などは十分優勝を狙える戦力を揃えたと言える。
【戦力】
◎G大阪
○鹿島
△川崎、名古屋、浦和、清水
②監督
監督に関して言えば、3年目を迎える鹿島オリヴェイラ監督・8年目という長期体制を樹立しているG大阪西野監督は、優勝経験もあり「勝者のメンタリティ」を持ち合わせている。チームをまとめるという観点から言えば、オリヴェイラ監督の方が一枚上手だろうか。
また目指すサッカーが明確で、その標榜するサッカーを実現するために非常にシンプルに指揮をとるストイコビッチ監督も期待できる。
その他、昨シーズン奇跡の残留を果たしたジェフ・アレックスミラー監督、クラブ初のタイトルをとったシャムスカ監督の采配も優勝監督としての可能性をもっているのではないか。関塚監督は、ブラジル人に依存する攻撃陣を上手くまとめ上げることができれば面白い存在になるか。
今シーズンからチームを指揮する監督のなかには、浦和フィンケ監督や神戸カイオジュニオール監督など前評判の高い監督の就任もあるが実際、采配をみていないため優勝監督候補には挙げないが、注目したい監督らである。素晴らしいサッかーをし、上位に食い込むのは間違いない。
【監督】
◎オリヴェイラ監督(鹿島)
○西野監督(G大阪)、ストイコビッチ監督(名古屋)
△アレックスミラー監督(ジェフ)、シャムスカ監督(大分)
【注目】フィンケ監督(浦和)・カイオジュニオール(神戸)、高橋真一郎(柏)
③成熟度
チームの成熟度に関しては、監督が標榜するサッかーの浸透度合いとスタメン選手のチームへの固定度を考えてみた。3年目となるオリヴェイラ体制と主力メンバーをほとんど変えていない鹿島がチーム成熟度としては高いと言える。続いて、名古屋・清水・大分あたりは昨年に引き続き特徴あるサッカーをするのではないか。
G大阪は、FWのスタメンが変わり、今後CBにも新戦力が加入したことで、新しい選手が西野監督のサッカーをどれだけ早く実践できるかがポイントになるだろう。
F東京は、4-3-2-1や4-2-2-2などシステムが流動的に動きそうだが、システムが変わってもぶれずに「Moving Soccer」をやり続けられるか注目したい。
個人的な興味としては、2年目、ジェフ・アレックスミラー監督、浦和フィンケ監督が行うであろうモダンなサッカーに非常に興味がある。
フィンケ監督は、大宮規模のクラブを指揮するのが適しているのではとフィンケ関連の記事を読む度に思うのだが…。
【成熟度】
◎鹿島
○名古屋、清水、大分
△G大阪、F東京、広島
【注目】ジェフ、浦和
④外部要因(リーグへの集中度)
主な外部要因としては、アジアチャンピオンリーグ(ACL)の出場や日本代表への選手の招集などが挙げられる。優勝争いをするクラブにとって大きく影響しそうなポイントである。リーグへの集中度で言えば、清水・F東京はACL予選の出場もなく、代表選手による影響も少ない。
浦和は、ACLの出場がないものの、チームの主力選手が代表の試合やキャンプでチームを離れることが多く、主力選手のコンディション管理が難しいのではないだろうか。G大阪・鹿島はACLとリーグとの両立、代表戦(キャンプ)への選手提供とマイナス要素が多いが、ともに経験が豊富なためそれ程影響はないように思う。
逆に名古屋、川崎は、ACL決勝トーナメントに出場しようとすればリーグ戦への集中度は低下せざるを得ないのではないか。また川崎の場合、中村憲剛選手という替えの聞かない中心選手が、リーグ・ACL・代表と昨年のG大阪遠藤並みハードな一年を過ごすことが予想されるためシーズン中のコンディション維持ができるかどうかでリーグ戦の順位も大きく変わるのではないか。
ACLに出場する4クラブも予選リーグを突破するか否かでリーグへの集中度は大きく変わる。
【リーグへの集中度】
◎清水、F東京
○浦和、
△G大阪、鹿島
⑤その他ポイント(FWのブレイク度)
その他の要因として、ブレイクしそうなFWコンビを何組か挙げてみたい。FWの驚異的な活躍によって勝ち点や順位に大きく変わる可能性が多いにあるからだ。最も注目したいのは名古屋の玉田・ダビィコンビだ。札幌で16点を挙げたダビィは、今シーズンの得点王の最有力候補といってよい。自らでも強引にゴールを狙い、両サイドからの良質なセンタリングも期待できる。
鹿島のマルキーキョス選手、清水のヨンセン選手、G大阪のレアンドロ・チョジェジン両選手はJリーグで十分な実績のある選手であり、一定の活躍は保証されているといっても過言ではない、ただ特にクラブを変えたヨンセン・レアンドロ・チョジェジンが新しいクラブで優勝を手繰りよせる得点するかは注目したい。
川崎の攻撃陣に関しては、ブラジル人3人の出来不出来によって勝敗を左右するだろう。過度に出場させれば怪我の心配があり、試合数を減らせば不満も出てきそうな雰囲気がある。すべては関塚監督が選手らをまとめることができるかにかかっている。
◎玉田・ダビィ(名古屋)
○マルキ・興梠(鹿島)
△ヨンセン・岡崎(清水)、レアンドロ・チョジェジン(G大阪)
以上のことを踏まえて一大宮サポーターである私が2009シーズンの優勝クラブを予想してみると以下の通りとなる。みなさんの優勝予想はどのようになっただろうか。
本命 鹿島アントラーズ
対抗 ガンバ大阪
大穴 名古屋グランパス 、清水エスパルス
そして大宮アルディージャの順位は…
私が応援する大宮アルディージャと言えば、先日(2.10号No.987)のサッカーダイジェストでは、15位と予想された。(ちなみに解説者・ライターの個別予想は11位予想が1名、12位予想が2名、13位予想が2名、14位予想が2名、15位予想が6名、16位予想が3名、17位予想が4名)
昨年もほとんどの解説者・ライターが15位以下と予想した訳で解説者・ライターの予想で悲観することはない。
クラブとしては、5位以内、チャン監督はACL出場権獲得(3位以内)を掲げ、選手の口からもACL出場権獲得という目標を数多く聞くようになった。同じスタートラインを立っている以上、監督や選手がより高い目標を掲げることは理解できる。しかし18チームが優勝を目指しても必ず1位から18位までの順位は生まれる。
大宮においても、監督・選手から優勝・ACL出場権獲得という目標が出てきても不思議に思わない。
ただ、現実的に考えれば、「一桁順位」が大宮の最低目標ラインになるだろうか。
残留争いや二桁順位で終わるようでは樋口前監督を解任し、チャン監督を招聘した意味がない。
今年も二桁順位に甘んじるようであれば、昨シーズンの上積みが全くなかったと言うことになる。上積みがなかったということは、その先の2011シーズンの優勝はただの絵空事になってしまう。
チャン監督を評価する合格ラインとしては、賞金が獲得できる7位になるだろうか。7位になればチャン監督を評価したい。
客観的にみれば、大宮が7位になることは非常に難しい。
7位になるには、二桁得点をするFWや若手選手の台頭が欠かせない。
ただキャンプのトレーニングマッチの結果から市川選手や渡部選手の台頭、新戦力藤田選手の活躍をみると一桁順位、7位入賞が決して手の届かない目標ではないと思わずにはいられない。
今シーズンが終わった時、どこのクラブが優勝し、大宮は何位に終わっているだろうか。
posted by toddocom |22:36 |
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2008年09月20日
いよいよ、さいたまダービーまであと1日となった。
このブログで、「さいたまダービー」について書くのはこれで3回目。
過去2回は、NACK5スタジアム大宮で行う初めてのさいたまダービー開催によるチケット問題をテーマに書いたが今回は、さいたまダービーをダービーたらしめるために今後何をすべきか考えてみたい。
浦和サポーターの理解と協力なしには実現できない!!日本最高のダービーマッチの実現を願う~9月21日さいたまダービーに向けて~
誰が何と言おうと大宮のホームスタジアムはNACK5スタジアム大宮~チケット騒動、結局混乱したのはアウェー浦和でなく、ホーム大宮のサポーターだった!?~(上)
誰が何と言おうと大宮のホームスタジアムはNACK5スタジアム大宮~チケット騒動、結局混乱したのはアウェー浦和でなく、ホーム大宮のサポーターだった!?~(下)
サッカーマガジン9/30号の「多摩川クラシコ」の特集企画
最初に今回のテーマでエントリしようと思ったのは、今週号(9/30)のサッカーダイジェストとサッカーマガジンを購入したときだった。両誌ともあるダービーについての企画が組まれていたが、それはさいたまダービーではなく、「多摩川クラシコ」であった。サッカーダイジェストでは、川崎の谷口博之選手とF東京の長友佑都選手の北京五輪の代表対談、サッカーマガジンでは川崎の中村選手とF東京の今野選手の日本代表対談が掲載されていた。(なぜか共にインタビュー場所は、深大寺そばごちそう門前)
実は、さいたまダービーが試合前に記事になることを少し期待していた私は、普段、購読をしないサッカーマガジンまで購入したのだが、さいたまダービーに関しては全く取り上げていなかった。
なぜさいたまダービーは特集されず、多摩川クラシコは2誌から特集されたのだろうか?
サッカーダイジェストとサッカーマガジンの多摩川クラシコの対談ページ
対戦する両クラブに代表や五輪代表選手など知名度の高い選手が多いからというのは最大の理由であろう。実際インタビューを受けた4名の日本代表・北京五輪代表以外にも川崎であれば、ジュニーニョ選手やチョンテセ選手、F東京であれば石川選手や平山選手、梶山選手など知名度の高い選手が多い。ちなみに川崎の公式サイト内にある多摩川クラシコの特集サイトでは、川崎の山岸選手とF東京の羽生選手が対峙をしている。
それに対してさいたまダービーに関して言えば、浦和は申し分ない程、数多くの人気選手が在籍しているが、対戦する我々大宮の選手と言えば、少し見劣りがするのかもしれない。そういう意味においてメディアなどで特集企画にしづらいダービーなのかもしれない。
Jリーグ玄人からすれば、藤本選手・小林大悟選手・佐伯選手、そして小林慶行選手が構成する大宮の中盤の細かいパスワークはたまらないのだが…。自分のクラブを中心に応援している人からすれば、自分のクラブの選手と日本代表や元日本代表以外の選手以外は、あまり興味などないものだ。浦和サポーターに、大宮の要・冨田選手や、現在右SBレギュラーを務める村山選手について聞いてもわからない人が多いかもしれない。これは、J1クラブでも数少ない、日本代表も北京五輪代表も一人もいないクラブの弱みである。
ただ、さいたまダービーが盛り上がらないのは、大宮の選手の知名度がないからだけだろうか?多摩川クラシコのメディアの露出を見ていると、多摩川クラシコがメディアに取り上げられる理由は、それだけではないように思う。
エルゴラッソでの「さいたまダービー」の記事
本日、J1 25節の川崎-F東京、両社対戦は、14回目を数える。ただ、両クラブがJ2時代から幾度となく鎬を削ってきたとは言え、この対戦を「多摩川クラシコ」と呼ぶようになったのは、昨年(2007シーズン)の11回目の対戦からだった。両クラブが共同で記者会見を開き、この対戦を「多摩川クラシコ」と命名した。これは、自然発生的にサポーターがこの対戦をそう呼んだ訳でもなく、マスコミが恣意的にそう呼んだ訳でもない。両クラブ主導でつくられたイベントとしての「ダービー」と言えるだろう。
元々、ダービーは“ローカルダービー”と呼ばれるように、同じ街をホームスタジアムするなど立地的な要因によって発生するケースが多い。外国の「ダービー」場合、更に同一エリアという理由の他に、その根底にあるのは宗教や政治や階級格差などサポーター同士の対立軸が存在する。そういう意味において、ほぼ無宗教、ほぼ無党派、ほぼ均一化された生活水準の日本において「ローカルダービー」が盛り上がる土壌がないのかもしれない。逆に以前のヴェルディ対マリノス、アントラーズ対ジュビロのような「ナショナルダービー」の方が日本では盛り上がるのかもしれない。ただ近年、ナショナルダービーと呼べる対戦がない。ここ数年、レッズ対ガンバ戦がナショナルダービーになり得る対戦であったが、今年の5月17日の14節浦和-大阪戦におけるサポーター同士による雑踏事故及び、スタジアム封鎖事件の後、大阪のサポーターが混乱している現状、ナショナルダービーへの盛り上がりに水を差す結果となった。
15年のJリーグの歴史のなかで、野球でいう「巨人-阪神戦」のようなナショナルダービーが存在しないのも確かであるが、ここ数年の趨勢を見ると浦和とどこかのクラブが今後ナショナルダービーを形成することが予想される。G大阪か鹿島か川崎か、それ以外のクラブなのか、日本に本当のナショナルダービーが生まれるまで、もう少し時間がかかりそうだ。
話はそれたが、Jリーグにおいてダービーが盛り上がりづらい土壌のなか、「多摩川クラシコ」が盛り上がりをみせつつある。そこには、「イベント」としてダービー(クラシコ)を盛り上げようとする興行側(特に川崎)の意図を非常に感じる。
インターネットで調べてみると、昨シーズン(2007)から川崎のホームゲームでは色々なイベントを開催している。多摩川クラシコと命名したのも川崎のこのような試合のイベント化によって生まれたことが予想される。川崎がこれらのイベントを行う目的は当然集客である。試合をイベント化することにより動員を計ろうとしているのだろう。
白熱した試合を如何に数多くピッチの上で行うことが、集客の一番の施策であることは当然であるが、川崎のように集客のためや、サッカーに興味のない川崎市民にスタジアムに足を運もらうために試合以外でイベントを行ったり、色々な施策を行うことは個人的には賛同する。また「ダービー」「クラシコ」と名付け、特定の対戦クラブとの対立構図をクラブ側が意図的にサポーターを煽る行為も度が過ぎなければ楽しく試合を観戦するスパイスになる。「多摩川クラシコ」が徐々に盛り上がりを見せているのは、川崎・F東京両クラブの試合運営者側によるところが大きいのではないだろうか。
今週号のサッカーダイジェストの多摩川クラシコに向けた特別対談企画の後に掲載された川崎フロンターレの10月のホームゲームでのイベントの広告をみると、この多摩川クラシコ対談も川崎(若しくはF東京)の主催者側の意志が反映されているように思えてならない。
サッカーダイジェストでの川崎フロンターレの広告
対して、今回のさいたまダービーに関して、主催者である大宮サイドからは、どうスタジアムをオレンジ色に染めるか、どう事前に混乱をさけるかというアナウンスは聞こえてきたが、さいたまダービーをさいたま市民に知らしめるためのプロモーションの意識が少ないような気がした。
スカパー!のコマーシャルではないが、スタジアムに行けなくてもさいたま市民やさいたま県民に、今回のさいたまダービーの開催を知らしめることで大宮サイドにメリットがあったのではないだろうか。本日、19時からキックオフの多摩川クラシコをテレビ観戦をしながらそう思った。
とにかく明日、さいたまダービーが行われる。改装後のNACK5スタジアムで行われるはじめてのさいたまダービー。いつかクラシコ(伝統の一戦の意)と呼ばれるための歴史の1ページが刻まれようとしている。明日はカテゴリー4(自由席)観戦のため、朝から並ぶ予定だ。
【追記】
本日(9/21)読売新聞朝刊の地域欄(さいたま)に
さいたまダービーのことが掲載されていました。
これからスタジアムへ向かいます。
posted by toddocom |23:59 |
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2008年08月14日
日本サッカー協会(以下JFA)は、日本国内におけるサッカー(フットサル)普及のための統括団体である。JFAは、国際サッカー連盟(FIFA)などのサッカー団体をはじめ、日本オリンピック委員会(JOC)などの国内スポーツ団体に所属し、日本代表や日本オリンピック代表を派遣している他、国内サッカー(フットサル)競技大会の主催や、サッカー(フットサル)指導者・審判員の育成、47都道府県のサッカー協会と連携をしてサッカーの地域活動の組織化も努めている。
参考)財団法人日本サッカー協会公式サイト JFA 目的・事業
また、川淵前日本サッカー協会会長(現名誉会長)が掲げた、キャプテンズ・ミッションを継承する形で、犬飼JFA会長は、11項目からなる「プレジデンツ・ミッション」を全く文言すら変えることなく掲げている。
「プレジデンツ・ミッション」
Mission1 「JFAメンバーシップ制度」の推進
Mission2 「JFAグリーンプロジェクト」の推進
Mission3 「JFAキッズプログラム」の推進
Mission4 中学生年代の環境充実
Mission5 エリート養成システムの確立
Mission6 女子サッカーの活動推進
Mission7 フットサルの普及推進
Mission8 リーグ戦の推進と競技会の整備・充実
Mission9 地域/都道府県協会の活動推進
Mission10 中長期展望に立った方針策定と提言
Mission11 スポーツマネジメントの強化
参考)財団法人日本サッカー協会公式サイト プレジデンツ・ミッション
プレジデンツ・ミッションをはじめ、JFAの事業活動に莫大な資金が必要なのは言うまでもない。これらのプレジデンツ・ミッションを含めた日本サッカー協会の事業における総予算は、2008年度で約178億円である。現在行われている北京オリンピックに日本代表選手団を派遣している日本オリンピック委員会の倍以上の予算規模となり、日本のスポーツ団体でも大規模組織の一つと言える。
ではJFAは、この約178億円という事業予算をどう捻出しているのだろうか。財団法人であるため税制面で一部優遇はあるが、基本的にはすべての収入を事業活動によって得ている。
以下のものが主な収入源となる。
・登録料収入(選手・チーム・指導者・審判員の登録料)
・代表関連事業収入(各年代)(試合の入場料・テレビ放映権料等)
・競技会開催事業収入(高校選手権・天皇杯・CWC等の入場料・テレビ放映権料等(Jリーグの入場料の一部(3%)も含む))
・指導普及事業(指導者講習会、研修会参加費、教本ビデオ等販売収入)
・事業関連収入(協賛金、スポンサー・グッズ等ロイヤリティー収入)
※過去のニュースから調べた内訳です。JFAの収入内訳(具体的な金額)の情報ソースがあればぜひご教示ください。
これらの事業収入の中で大きな割合を占めるのが、代表関連事業収入、競技開催事業収入(Jリーグの上納金)、事業関連収入(スポンサー契約等)(具体的な金額は不明)であるが、昨今の日本代表(五輪代表を含む)の人気低下の煽りを受けて、代表関連事業収入及び事業関連収入が著しく減少している。日本代表戦の入場収入やグッズ販売もさることながら、日本代表の人気低下は、最も事業収入で大きい比重を占めるスポンサー契約の数を減らしかねない。まだ恐らく大きな額の運用資金や繰越金があるにせよ、これだけJFAの事業規模が大きくなれば、短期間のうちに収益モデルの循環不全が起こる可能性も大いにあり得る。つまりJFAが事業の継続と拡大をしていくためには、事業収入を増やしていかなければならない。とりわけ代表関連事業収入および事業関連収入の減収に歯止めをかけ、増やしていかなければならない。そして代表関連収入・事業関連収入を増加に最も直結した施策が、「日本代表の強化」であることは明らかである。日本代表がワールドカップで躍進することや、オリンピック代表がメダルを獲得することなどは、JFAの収入増加に直接反映する。そもそも、日本サッカー協会が事業を行う目的達成の成果として日本代表の強化が挙げられる。
JFAにとって日本代表の強化をし、日本代表人気を復活させ、日本代表の広告価値を高めることは、プレジデンツ・ミッションに明記されていないもう一つの重要なミッションなのである。
日本代表強化という観点から秋春制移行を考えた時には、大きなメリットがありそうである。秋春制に移行することにより、短期的には、日本人選手を海外リーグで経験を積ませる可能性が高まり、また国際Aマッチを組み易くなる。またJリーグでサッカーのし易い環境を整備することにより選手のレベルを高められる。
確かに今シーズンのJリーグを観戦して思うことは、暑さが理由なのか、それとも暑さによる疲労蓄積なのかは不明であるが、チームの実力差とは関係なく要因で勝敗が決まる試合が多いような節がする。暑さとスケジュールが「最大の敵」と各クラブが考えるようなリーグでは、チームにも、そしてチームでプレーする選手にも一定以上の成長は見込めない。
長期的に考えても、日本代表の強化が実現できれば、JFAの事業収益モデルは確固なものとなり、潤沢な資金のもと、日本のサッカー環境の改善や、育成制度を構築できれば、日本サッカー界の裾野を広げ、結果的には、更なる日本代表の強化が実現するというよい循環が形成される。
犬飼JFA会長は、Jリーグのチェアマンになった訳ではない。積雪の多い地域をホームタウンにするクラブの冬の季節の積雪による試合(練習)環境の悪化や観戦環境の悪化、観客動員の減少もある程度、折込済みなのかもしれない。既に秋春制移行に起こりうるあらゆるデメリットと日本代表強化というミッションを天秤にかけて「秋春制移行」という決断を下している節がある。
犬飼JFA会長は、サッカーダイジェストのインタビューで秋春制移行問題に対して、
ネガティブなことばかりに目が行くのは“やる気”がないから。秋春制は実現させたいと思っている。(サッカーダイジェスト8/19号犬飼会長インタビューより)
という言葉に強い決意を感じる。
ちなみに犬飼JFA会長のインタビューで推測できる「寒さ」対策としては、積雪地域のJクラブには、人工芝の利用許可、降雪時期のアウェーでのゲーム実施、熱線や温風設備などの設置するための自治体への働きかけ、それらの設備投資へのJFA,Jリーグの直接的なサポートを含めていろいろな施策について考えているようだ。ただそれらの施策が、降雪地域での試合実施を実現し得る施策なのかは現段階では分からない。
秋春制へ移行した際の「防寒対策」を考えるよりも、そもそも秋冬制への移行が、日本代表の強化・日本代表人気の回復への効果的な施策になり得るのか考える必要がある。また一部の地域Jリーグクラブ及び、サポーターを蔑ろにしているという事実も残る。
前者に関して言えば、確かに選手のプレー環境を考えればやはり、熱い夏より冬場の方が選手の力は発揮されが(当然、降雪のない地域での話です)、日本代表強化・日本代表人気の回復の施策が、Jリーグの春秋制の移行のみだとは決して思わない。例えば、サッカーダイジェスト8/26号でセルジオ越後氏は、自身のコラム(セルジオ越後の天国と地獄)においてJリーグクラブの削減を実施、1チームにおける選手レベルを高めることを提言している。
また、秋春制への移行は、一部のクラブやサポーターを蔑ろにしていることに関しては、そもそも、日本サッカー協会の会長に、Jリーグのサポーター本位の決断を期待する方が間違っているのかもしれない。Jリーグクラブ33クラブを統括するのは、直接的には日本サッカー協会ではなく、Jリーグである。今回の秋春制移行問題について鬼武Jリーグチェアマンの言動は気になるところである。特に、サポーターの観点で言えば、移行により直接的に影響があるのは積雪地域での試合の積雪対策である。調べたが、ほとんど鬼武Jリーグチェアマンの秋春制移行に関する意見を見つけることができなかった。唯一、今週発売されたサッカーダイジェスト8/26号の鬼武Jリーグチェアマンへのインタビューの最後に秋春制への移行について言及している部分を発見した。秋春制への意見を尋ねられた鬼武Jリーグチェアマンは、
これまでも議論していることで、現状で結論が出ていないものです。J1とJ2だけの問題では決してないのですが、JリーグのことはJリーグで決める、ということです。
と語っている。
もしこのコメントが信用できるものなら、2010年シーズンで秋冬制が導入されることはないのではないかとも思うのだが…。
秋春制移行問題に関しては、鬼武Jリーグチェアマンがイニシアティブをとり決めてもらいたい。
【Jリーグ秋春制移行問題】サカダイの犬飼会長インタビューを考える。犬飼氏が就任したのはJリーグチェアマンではなく、日本サッカー協会の会長だということを思い知る(上)
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2008年08月14日
過去のリーグ戦方式を振り返ると、Jリーグが開幕した頃、サントリーシリーズとニコスシリーズという2ステージ制で行われていたが、違和感を覚えたことを思い出す。その違和感の理由としては、Jリーグ開幕当初93年頃、イタリアのセリアAが国内でも広く観られるようになった時期と重なり、イタリアセリエAをはじめとして、80年代最も日本人の身近にあったリーグ・ドイツのブンデスリーガや、スペインのリーガエスパニョーラ、イングランドのプレミアリーグなど、ヨーロッパのどの主要リーグが1シーズン制であったからである。ヨーロッパの主要リーグとの「違い」、それだけで違和感を覚えた2シーズン制であったが、スポンサーの問題であったりJリーグの参加クラブ数も問題であったりと、当時高校生だった私には理解の到底及ばない、2シーズン制で実施しなければならない理由があったのだと思う。
その後、96年に1シーズン制に変更されたとき、やっとヨーロッパの主要リーグと同じ方式でリーグ戦が行われると嬉しい気持ちになったのを思い出す。
私にとってこの頃、メリット・デメリットは関わらず、ヨーロッパの主要リーグと同じリーグ戦方式で戦うことが、潜在的にJリーグの成熟を確認する事柄の一つになっていたのかもしれない。
97年シーズンからは、1年で2シーズン制に戻った。2005年に1シーズン制に再度変更される8シーズンの間、2シーズン制は定着した。各シーズンの優勝クラブで争われるチャンピオンシップや2シーズン通じた勝ち点による総合順位と降格クラブの決定など、日本独自のリーグ方式に大いに盛り上がった。
ヨーロッパ主要リーグとはリーグ戦方式が異なっていたが、継続していることで日本独自のリーグ戦方式を手に入れたという実感があった。2000年を過ぎるころからJリーグの2シーズン制に違和感を覚えることはなくなっていた。
そして今回、犬飼基昭氏が、日本サッカー協会常務理事から会長に昇格した際に(Jリーグ専務理事は退任)、日本サッカー協会とJリーグとでプロジェクトチームを組織して、2010シーズンを目標にJリーグの秋春制への移行を検討していることを明らかにした。
この「Jリーグの秋春制移行問題」は、犬飼日本サッカー協会会長(以下JFA会長)が、秋春制への移行を検討していることを発言がニュースになるとすぐに、インターネット上で、特にブログを中心に大いに話題になった。特に降雪の激しい地域をホームタウンにする、山形・札幌・新潟・仙台のサポーターの多くが、「秋春制移行への反対」を表明した。
私が、「秋春制移行問題」について知ったのは、実は、この犬飼JFA会長が秋春制に関して言及して以降だった。
Jリーグにおける秋春制問題についての調べてみると、2001年暮れに選手会から秋春制の移行の要望があり、Jリーグ側も2006年シーズン実施を目指して検討した過去があり(結果的に実施に至らなかった)、この秋春制移行問題が以前から議論されてきた問題であることを知る。また近年では、オシム前日本代表監督が、Jリーグの秋春制移行を要望している。
これまで特に「秋春制移行」に関して、中立の立場もとっていたのだが、サッカーダイジェスト8/19 No.963号、8/26 No.964号の犬飼JFA会長と鬼武Jリーグチェアマンのインタビュー記事を読んで思うところがあり、この「Jリーグ秋春制移行問題」について考えてみようと思った。なぜ犬飼JFA会長は、秋春制への移行を2010年という早いタイミングで導入をしようとしているのか、Jリーグが開幕当初2シーズン制で開始したように、今、秋春制に移行しなければならない理由があるのではないか、もしそうであるならば、秋春制に移行しなければいけない理由は一体なんなのか。この点について考えてみた。
既に多くのニュース・ブログで秋春制移行による、メリット・デメリットは語られ、語り尽くされた感がある。大方の意見は、秋春制へ移行した際に生ずるデメリット以上のメリットを見出すことができない。よって秋春制への移行については、「反対」若しくは「時期尚早」であるという意見が大半である。ここでは簡単な箇条書きのみとするが、この秋春制移行が「誰に」とってのメリット(デメリット)なのか注目したい。
一般的に言われる秋春制移行によるメリット(デメリット)は、
<メリット>
・主要リーグとシーズン時期を合わせることで、国内外選手のリーグ間の流動性が増す
・国際試合が組みやすくなる
・夏期のプレー回避により、疲労軽減、Jリーグのクオリティが高まる
<デメリット>
・降雪地域のクラブでは試合実施が困難である
・降雪地域のクラブの試合では観戦環境が悪化する
・日本の学校年度が異なるため、新卒加入選手の受け入れ時期が難しい
であるが、上に挙げたメリットについては、すべて選手ひいては、日本代表にとってのメリットと言える。
Jリーグの秋冬制移行については、様々なステークホルダーが存在する。選手や、クラブ、Jリーグだけでなく、私たちサポーターや日本サッカー協会も利害関係があり、日本代表も利害関係にあるといってよい。ここで改めて痛感するのは、
犬飼氏が就任したのは日本サッカー協会の会長であって、決してJリーグのチェアマンではないということだ。
【Jリーグ秋春制移行問題】サカダイの犬飼会長インタビューを考える。犬飼氏が就任したのはJリーグチェアマンではなく、日本サッカー協会の会長だということを思い知る(下)
につづく
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2008年07月16日
先日、大宮アルディージャの公式サイトで、ある試合のインフォメーションがリリースされた。9月21日に行われるJリーグ25節大宮-浦和戦(NACK5スタジアム)のチケット購入に関する案内と購入の際の注意に関するインフォメーションであった。
7月9日
9月21日(日)浦和レッズ戦のチケットに関するお知らせの変更と追記について
浦和との対戦は、どのクラブにとってその意味が異なる。何せ、2007年のアジアクラブ王者なのである 。また、日本代表で活躍する選手―闘利王選手や鈴木啓太選手、阿部選手-が在籍しており、その他にも田中達也選手や高原選手、永井選手、エジミウソン選手など、対戦相手のサポーターでさえ、内心は、浦和の選手をライブで見たいと思っているのではないだろうか。どのクラブにとっても浦和レッズとの戦いは、プレミアムマッチである。浦和戦のチケットはホームに迎えるクラブにとってプレミアムチケットとなる。
今回、私がこのインフォメーションを公式サイトでみたとき、大宮アルディージャによるこの異例ともいえる早いタイミングでのチケット案内は、プレミアムマッチである浦和戦への興味を喚起する戦略なのかと思う程度でいた。
今シーズン、4月20日に埼玉スタジアム2002で行われた7節の浦和-大宮戦の今年最初の埼玉ダービーを思いだす。私は仕事のため録画観戦であった。結果はドローであったが、大宮においては間違いなく今シーズンのベストマッチと言える試合であった。そして内容もさることながら、テレビの画面を通しても浦和のホームスタジアム・埼玉スタジアム2002内の雰囲気は素晴らしいものがあった。スタジアム全体が赤一色、大宮のサポーターエリアは南サイドスタンドの一角に帯のように縦長に固まっていただけであった。当日の50,977名の観客人数のうち大宮アルディージャのサポーターは、わずか2,000名だったと聞いている。これは2,000名しか大宮のサポーターが集まらなかったわけではなく、大宮サポーターが購入できるアウェーチケットが、2,000枚のみの販売だったらしい。大宮にとって埼玉スタジアム2002でのアウェーゲームでさえ、対浦和戦はプレミアムチケットだったわけである。私の周りにもチケットが入手できずに泣く泣くテレビ観戦をしたという大宮サポーターが大勢いた。スタジアム中の赤に圧倒されながらも、浦和と対戦する喜びをテレビ観戦ながら感じた。
4月20日の夜に録画した浦和-大宮戦を観戦しながら、25節大宮が、ホーム「NACK5スタジアム」に浦和を迎えるとき、埼玉スタジアム2002での逆の状況-スタジアムをオレンジ一杯の状況-をつくって大宮を応援することを決意したことを覚えている。ついにその日が2か月余りとなり、チケット販売の告知が始まったわけである。その時には、この浦和戦のチケットに関して何の懸念もなかったのだが、ある大宮サポーターの方のブログを読んで、この早期のチケット発売の告知に、ある「心配」を孕んでいたることに気づかされた。
前略。大宮 浦和レッズ戦の対応は今後の試金石!ホスピタリティを発揮してください
(「前略。大宮アルディージャさま~♪-カテ1より気合をこめて」ー」より)
大宮のホームスタジアムの収容人数は、「15,500人」である。J1クラブで最も小さいホームスタジアムである。このJ1一小さいスタジアムのアウェー席数(ゴール裏)は、4,100席。仮にホームスタンド・バックスタンドのアウェー側を浦和サポーターに開放したとしても恐らく提供できる席数は、約6,000席程度であろう。同じさいたま市をホームタウン(旧浦和市・旧大宮市という違いはある)とするアジアチャンピオン浦和レッズに、割り当てられるアウェー席数が最大提供できて6,000席なのである。8月30日(クラブメンバーズ販売)・9月6日(一般販売)と販売されるさいたまダービーのチケットのインフォメーションがこの時期リリースされるのも頷ける気がする。
このようなリリースの後、大宮サポーター仲間から色々な話を耳にするようになった。16節磐田戦での試合前の話題は、専らこの25節ホームでの浦和戦の話が中心となった。
浦和サポーターは、観戦チケットが確保しづらい(アウェー席数の少ない)対戦クラブについては、相手クラブのサポーターズクラブにシーズン前から入会してチケットを確保することも多いという。中には、対戦クラブのシーズンチケットを購入している浦和サポーターまでいるそうだ。この話をしてくれた大宮サポーター仲間は、以前浦和サポーターだったこともあり周りの友人には浦和サポーターが多いそうだが、その友人の中にも決して少なくない人数の方が、大宮アルディージャのクラブメンバーズに入会しているということであった。恐るべし、浦和サポーターである。
9月21日のNACK5スタジアムで起こりうること
J1として大宮のホーム、NACK5スタジアムに初めて浦和レッズを迎える試合である。大宮サポーターにとって正にプレミアムマッチである。現実問題として、約9割の大宮サポーター(13,500)で1割(1,500人)の浦和レッズのサポーターを囲むのは難しそうであるが、おそらく浦和に提供できる座席数は、6,000(推定)足らず。浦和サポーターにとって、今シーズのリーグ戦において最もチケットの入手困難なゲームになることが予想される。
そこで想定されるのは、浦和サポーターによるホーム側席(大宮応援エリア)のチケット獲得によって入場するケースである。おそらく今後、浦和サポーターによる大宮のクラブメンバーズとしてチケットを確保したり、Yahoo!オークションやスポンサー企業からの優待券などによりホーム側チケットを確保するケースがままあるだろう。その際、懸念されるのが浦和サポーターの服装に関することである。既に先日、大宮公式サイトでリリースされた前述のチケットに関する案内において下記の注意事項が記されている。
※ご来場の皆様の安全確保のため、ビジターエリア(アウェイゴール裏)以外に浦和レッズの応援グッズおよびそれに類するものを身に付けてのご入場・応援はできません。場内で確認された際は退場していただく場合がございます。予めご了承ください。
(大宮アルディージャ公式ホームページより抜粋)
まず断っておきたいのは、当日懸念されることはホーム側席での浦和サポーターの「服装」に関することであり、決してホーム側席に観戦することを問題視している訳ではないということである。(本当は、応援するクラブ側のエリアで観戦するのが理想であるが…)
ただ、浦和サポーターがホーム側エリアで観戦する場合は、状況を配慮して頂き浦和の応援グッズおよびそれに類するもの(赤系のもの)を身につけての観戦は遠慮していただきたい。これはぜひともお願いしたい。
これは、「安全確保」という観点であることは言うまでもないが、一サッカーファンとしての願いである。再び、5月17日に埼玉スタジアムに起こってしまったような騒動を起こしたくないのである。
9月21日当日は、数多くの騒動の種があらゆるところに潜んでいる。最も起こりうること、それは一部の浦和サポーターの方によって、ホームエリアの観戦席を占拠し浦和の応援をすることである。5月17日の騒動についてのエントリの際にも触れたが、浦和サポーターの方々には、ぜひとも「Jリーグを育てる」「埼玉ダービー」を育てる大きな気持ちで9月21日に臨んで頂きたい。浦和サポーターと比べれば、大宮サポーターの数は比べものにならないくらい少ない。ホーム観客席も浦和サポーターで占め、ホームエリアをアウェー席の雰囲気を作ることも可能であろう。しかし浦和サポーターの方々には、ルールを順守した応援を切に願いたい。
そして、あらゆる騒動の種を掻い潜り、素晴らしい埼玉ダービーを実現させたい。そのためには浦和サポーターの方々の協力が是非とも必要なのである。
私は、多くの浦和サポーターの方々が、素晴らしい方々であることを知っている。幼馴染の両親とその娘夫婦、高校の友人の母親、中学校の後輩の妹、そして昔付き合っていた女性の姉夫婦、大学の友人のお兄さん、サッかーを経験している、経験していないに関わらず、心から浦和レッズを愛している人を大勢知っている。
ピッチと同様、スタジアムでもルールを順守した、白熱した応援合戦を繰り広げたい。
大宮サポーターになる前は、埼玉県出身ということもあり、最も贔屓にしていたクラブが浦和レッズである。今でも浦和駅付近のレッズ一色の雰囲気は大好きである。
私がJリーグを初めて観戦したのは、1992年の秋に行われたヤマザキナビスコカップ、浦和レッズ対ジェフユナイデッド市原(当時)の試合だった。奇しくも場所は、当時大宮サッカー場と呼んでいた現在のNACK5スタジアム埼玉(さいたま市大宮公園サッカー場)であった。おそらく浦和サポーターにとってもNACK5スタジアムはある種、意味あるスタジアムなのだと思う。9月21日にはNACK5スタジアムで歴史に残る埼玉ダーピーを両チーム・そしてクラブのサポーターによって実現できることを切に願っている。
大分サポーターの方のブログで、前節大分-浦和戦において大分のホームに5,000人以上の浦和サポーターが駆け付けたことを知った。浦和サポーターの素晴らしさを改めて感じた。大分サポーターの方が浦和戦を特別な試合と位置付けているように9月21日25節浦和戦は、大宮サポーターにとっても2か月も前から意識せずにはいられない特別な試合なのである。
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2008年07月07日
本日、8月2日に行われるJOMOCUP2008 の韓日両リーグの選抜チームとして出場する選手が発表された。ある意味想定はしていたが、大宮アルディージャ、他7クラブ(札幌・千葉・柏・東京V・新潟・清水・京都)、J1リーグ8クラブからの選手は選出されなかった。例年の大会方式から大きく変更し、Jリーグ選抜(J-ALLSTARS)とKリーグ選抜(K-ALLSTARS)の対戦となった今年は、昨年までの全クラブの選手が集う祭典としてのコンセプトもやめてしまったようだ。Jリーグを愛するものとして、またKリーグとJリーグとの更なる交流を期待する一サッカーファンとして今回の新しい方式のJOMOCUP2008に賛同しつつ、既にチケットの購入をすませていたが、やはり大宮アルディージャサポーターとしてはやはり残念である。オレンジネイビーのユニフォームを身にまとい、国立競技場へ向かう夢は潰えてしまった。
引き続き、JOMOCUP2008の新しいコンセプトに賛同はする。しかし、チケット購入は時期尚早と言わざるをえない。なぜなら今回のチケット購入は、新方式に賛同しながらも、やはり、一大宮アルディージャサポーターとして大宮の選手の出場を期待して購入したからに他ならないからである。
<JOMOCUPに関する過去のエントリ>
8月2日開催JOMOCUPチケット購入予約~JAPAN ALLSTARSに大宮の選手は選ばれるのか?
■J-ALLSTARS(J’sGOALより抜粋)
監督:
オズワルド オリヴェイラ(鹿島)
選手:
1 GK 楢崎 正剛(名古屋)CAP.
19 GK 都築 龍太(浦和)
2 DF 中澤 佑二(横浜FM)
3 DF 岩政 大樹(鹿島)
4 DF 田中 マルクス闘莉王(浦和)
7 DF 新井場 徹(鹿島)
15 DF 駒野 友一(磐田)
5 MF 今野 泰幸(F東京)
6 MF 金 南一(神戸)
8 MF 小笠原 満男(鹿島)
10 MF 山瀬 功治(横浜FM)
11 MF 二川 孝広(G大阪)
13 MF 阿部 勇樹(浦和)
14 MF 中村 憲剛(川崎F)
17 MF 金崎 夢生(大分)
9 FW ヨンセン(名古屋)
16 FW 鄭 大世(川崎F)
18 FW バレー(G大阪)
■K-ALLSTARS(J’sGOALより抜粋)
監督:チャ ボングン(水原三星ブルーウィングス)
選手:
1 GK イ ウンジェ(水原三星ブルーウィングス)CAP.
18 GK キム ヨングァン(蔚山現代ホランイ)
3 DF キム ヒョンイル(大田シチズン)
5 DF キム チゴン(FCソウル)
14 DF イ ジョンス(水原三星ブルーウィングス)
2 MF チェ ヒョジン(浦項スティーラース)
4 MF キム チウ(全南ドラゴンズ)
6 MF チョ ウォンヒ(水原三星ブルーウィングス)
7 MF チェ ソングッ(城南一和天馬)
9 MF チョン ギョンホ(全北現代モータース)
16 MF コ ミョンジン(FCソウル)
19 MF パク ウォンジェ(浦項スティーラース)
8 FW チョン ジョグッ(FCソウル)
10 FW チョン ナムソク(大邱FC)
11 FW モタ(城南一和天馬)
13 FW キム ジンヨン(慶南FC)
15 FW エドゥー 水原三星ブルーウィングス)
17 FW ラドンチッチ(仁川ユナイテッドFC)
JOMOCUP2008出場選手選出委員会は、どんな基準で選出を選出したのだろうか?
後から物議を醸しそうな外国籍選手枠、外国籍選手+特別枠(在日外国人枠)
今回の、JOMOCUP2008の選出は、JOMOCUP2008出場選手選出委員会(以下選出委員会)によって選出をされている。決してオリヴェイラ監督が決めたチームではない。オリヴェイラ監督の意見は参考ということである。Jリーグチェアマン、専務理事、常務理事、技術委員長は、どんな基準で選手を選出したのだろうか?オリヴェイラ監督(2007シーズン優勝監督)よって選出されるのはまだ、納得もできるが選出委員がどんな基準で選出したのか不明瞭なままだと、一人も選手を選出されなかったクラブのサポーターは納得いかない。例え大宮のサポーターが選ばれないとしても、例えば、名古屋の小川選手や、柏の太田選手あたりは、Jリーグの活躍から選出されてもよかったのではないだろうか?恐らくJ-ALLSTARSで右SHを担当する磐田の駒野選手と小川・太田選手の今シーズンのJリーグでのパフォーマンスを比較すれば後者2人に選出されるべき選手なのではないか?選出方法に不信が募る。
金南一、鄭大世選出という、韓国側への配慮は見られるが、選出されなかった8クラブへの配慮がまったく感じられない。また観客動員に配慮しているとも考えづらい。
KリーグサポーターとJリーグサポーターの数が逆転してしまうということも大いに考えられる。
また、J-ALLSTARSには、4名の外国人選手が出場することになる。(金南一選手、ヨンセン選手、バレー選手、鄭大世選手)、チョンテセ選手は、Jリーグの規約にある特別枠(在日外国人枠)の適用で外国人籍選手とみなされていないということなのだろうが、公平性に欠けるような気がする。もし8月2日にJ-ALLSTARSが勝利したとしても、この人選で韓国人のサポーターは、納得するだろうか?物議を醸すのは間違いない。
【選手について】
J1所属クラブから18名
☆各クラブから選出される選手数の上限はなし
☆外国籍選手は3名以内
【選出方法】
[1]技術委員会が出場監督の意見を参考に、リーグ戦等における活躍を総合的に判断し、出場選手案をJOMO CUP 2008出場選手選考委員会に推薦する。
[2]JOMO CUP 2008出場選手選考委員会により出場選手を決定。
[3]JOMO CUP 2008出場選手選考委員会は下記のメンバーで構成される。Jリーグ チェアマン、専務理事、常務理事、技術委員長
[4]負傷等の理由で出場選手を変更する場合は、技術委員長の推薦をもとにチェアマンが代替選手を決定する。
(Jリーグ JOMOCUP2008 ページより抜粋)
エントリを際に、大宮サポーターであるけれども、なるべく客観的に書くことを心がけているが、今回のエントリは、明らかに大宮アルディージャ含め、8クラブもの選手がJ-ALLSTARSに選出されなかったことに対して憤りを感じ、客観性を欠いた内容になっていることをご容赦願いたい。
それにしても、15節の大宮の神戸戦の敗戦、そして今回のJOMOCUP2008 J-ALLSTARSの出場選手選出に関しても、過去になかった程、悔しさや憤りを感じている。
半年前には、大宮の選手の名前すら知らなかった私が、大宮のサポーターになったんだとしみじみ感じ入ってもしまった。
※追記
韓国Kリーグ選抜の面子は、どうなのか?Kリーグの活躍が反映されているものなのか?Kリーグ通の方がいらっしゃったらぜひとも教えて下さい。
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2008年06月24日
今シーズンから特定(大宮)のサポーターになった私にとって、Jリーグの中断はある意味初めての経験であった。特定のクラブを応援していなかった昨シーズンまでは、Jリーグが中断をしても何も思うところがなく、スムーズに代表の試合の観戦に気持ちをシフトすることができていた。しかし今年は、代表の試合を観戦しながらも中断しているJリーグ、特に大宮の動向が気になった。大宮の試合は、5月17日の13節対川崎戦の劇的な逆転勝利から1ヶ月以上、ヤマザキナビスコカップの観戦に熊谷まで足を運んだ5月31日5節対新潟戦から3週間以上が経とうとしている。Jリーグ再開をこれほど待ち遠しいと思ったシーズンも初めてである。
大宮は、7月8日のヤマザキナビスコカップ6節アウェー大分戦、そして4日間のオフのあと、16日にから群馬県の嬬恋で5日間の合宿を行った。嬬恋村は、高原野菜(特にキャベツ)で有名であるが、近くには、万座や鹿沢温泉、浅間山、四阿山、本白根山がある高原地帯であり、冬はスキーをはじめ、夏やキャンプ場やゴルフ場などレジャー・宿泊施設が充実しているところである。おそらく関東圏においては、長野の菅平に次いで「合宿地」としても有名である。アルディージャのようなプロクラブや、プロの選手が合宿をするというだけでなく、大学生のサークルレベルでも合宿先として嬬恋村に訪れた方も多いのではないだろうか。かく言う私も、学生時代は毎年嬬恋村で開催されるサッカー大会に出場をしていた。
他のクラブではどのような中断期間をすごしているのか?中断期間中のJ1各クラブのスケジュールを調べてみた。
≪J1クラブの中断期間中の活動≫
札幌…オフ+通常練習
鹿島…Jヴィレッジ+通常練習
浦和…オフ+夕張合宿
大宮…オフ+嬬恋合宿 16~20日
千葉…オフ+飛騨合宿 16~21日
柏…オフ+十日町合宿 13~19日
F東京…ソウル遠征(対FCソウル)+Jヴィレッジ合宿 17~20日
東京V…オフ+御殿場合宿 16~20日
川崎…オフ+北海道七飯町 13~20日
横浜…オフ+通常練習+リスモカップ(対城南一和)
新潟…オフ+通常練習
清水…オフ+通常練習
磐田…オフ+通常練習
名古屋…オフ
京都…オフ+鹿児島合宿 12~18日
大阪…韓国合宿 3~9日(対仁川)+通常練習
神戸…オフ+韓国合宿 16~21日(対大田)
大分…オフ+通常練習
※23日以降は全クラブ通常練習
※月間のスケジュールを確認できないクラブもあり、間違いがある可能性があります。ご容赦ください。
ヤマザキナビスコカップのない鹿島と大阪は、既に先月末にオフをとっており、6月8日以降も通常の練習を行っていたが、その他ヤマザキナビスコカップの予選リーグを戦ったクラブは、各クラブ3日~7日間のオフをとった。その中で1クラブ-リーグ中断前まで大躍進をした-名古屋だけがヤマザキナビスコカップ予選リーグ終了以降、約2週間の休みをとっている。これは、ミスターの考えなのか、それともミスターがフランスへ一時帰宅するという「大人の事情」によるものなのか定かではないが、18クラブ中唯一の長期休暇であった。2週間の休暇と1週間の調整、名古屋に中断前の動きができるだろうか?今週末の名古屋の動きを密に注目したい。
また注目すべきは、F東京、神戸、それから今月始めに、合宿を行った大阪を含めて海外合宿(遠征)を行った3クラブすべての合宿(遠征)先が韓国であったことだ。日本に来日し、横浜と親善試合(リスモカップ)を行った城南一和を合わせると、この中断期間4試合で韓国Kリーグのクラブとの親善(練習)試合が行われた。
6月6日 仁川1-1大阪
6月15日 FCソウル1-1FC東京※FC東京クラブサイトから情報とれず
6月18日 横浜2-1城南一和
6月21日 大田1-1神戸
物理的に距離の近いからか、また両国代表が共にアジア3次予選を戦う都合上、スケジュールが合うのか韓国Kリーグでの合宿が多かった。個人的にKリーグのクラブとJリーグクラブとの更なる交流に賛同する身としては、とてもよいトレンドだと思う。大宮も来年は、NACK5スタジアムで慶南FC(韓日オレンジダービー)と親善試合を行ってほしい。
開幕前のチームのコンセプトを再確認するための嬬恋合宿
17日から20日まで、嬬恋で合宿を行った大宮アルディージャ。残念ながら平日のため合宿の見学にはいけなかったが、合宿の見学のため嬬恋を訪れた多くの大宮サポーターが運営するブログのエントリーで合宿の状況を確認すると、5日間とも晴天に恵まれたなか非常に有意義な合宿だったようである。テレビ埼玉(テレ玉)大宮アルディージャ情報番組「ole!アルディージャ」
での樋口監督や小林慶行キャプテンのコメントにあったように、
「開幕当初から掲げていた攻撃的なサッカーを、この合宿で再び確認し合って連携を深めていきたい」ということで監督もキャプテンも合宿のテーマとして共有できていた。Jリーグ再開する今週末の対東京ヴェルディ戦(特に前半の戦い方)が非常に楽しみである。
(参考)大宮アルディージャ公式サイトより抜粋
嬬恋合宿の練習内容(オフィシャルサイトより引用)
16日
<フィールドプレーヤー>
ウォーミングアップ(ランニング、ストレッチ)
フィジカル・トレーニング
パス・トレーニング
ポゼッショントレーニング
ミニゲーム
17日
<フィールドプレーヤー>
ウォーミングアップ(ランニング、ストレッチ)
フィジカル・トレーニング
パス・トレーニング
ポゼッショントレーニング
フォーメーションからのシュート・トレーニング
ミニゲーム
18日
<フィールドプレーヤー>
ウォーミングアップ(ランニング、ストレッチ)
フィジカル・トレーニング
パス・トレーニング
ポゼッショントレーニング
フォーメーションからのシュート・トレーニング
ミニゲーム
紅白戦
19日
<フィールドプレーヤー>
ウォーミングアップ(ランニング、ストレッチ)
パス・トレーニング
戦術トレーニング
シュート・トレーニング
午後 【練習試合】ザパス草津U-23
20日
<フィールドプレーヤー>
ウォーミングアップ(ランニング、ストレッチ)
パス・トレーニング
ポゼッション・トレーニング
ミニゲーム
※GKメニューは割愛します。
敢えて言えば、上記の練習メニューでなかなか合宿の充実感が伝わってこないのが残念である。公開練習であるなら、もう少し練習内容に触れた合宿情報を期待したい。
サポーターのためにも来年も嬬恋で合宿を!
今年で5回目を迎えるという嬬恋合宿。サポーターの立場で考えてみると非常によい立地での合宿のように思う。大宮から群馬嬬恋まで車でも、新幹線でもアクセスが非常によい。
大宮サポーターの日記を読むと、「Jリーグ再開までの調整と確認の合宿」であると同時に、コアなサポーターにとっては、「選手とサポーターとのよいコミュニケーションの場」でもあったようだ。毎年、多くの大宮サポーターが嬬恋を訪れる。
同じさいたま市をホームとする浦和は、17日から北海道夕張で初めての合宿を行った。過去にはG大阪や柏が合宿に訪れた夕張であったが、最近Jクラブが夕張から足が遠のいていた。そのような状況下で浦和が始めの夕張合宿を実施した。
新聞記事での浦和の歓迎ぶりを読むにつれ、改めて浦和は、埼玉県だけでなく、日本を代表するクラブだと実感する。大宮が同じように夕張にいっても同じような歓迎を受けただろうか?おそらく受けなかったに違いない。ただそれでよいのである。アジア一のクラブと大宮を比較してもしようがない。過去に浦和がそうしてきたように、大宮は地元に根付いた活動を地道にしてほしい。合わせて来年は、韓国Kリーグのクラブ(慶南FC希望)との親善試合をホームNACK5スタジアムでの実施を期待したい。
また、浦和の合宿で見習うべきことは、地元の子供と交流を積極的に行っていることである。実際浦和の選手と接した子供は忘れられない思い出なるのは言うまでもないが、マスコミが記事として取り上げやすいネタを戦略的に提供することも必要である。私が購読している読売新聞の地域版では、浦和の夕張合宿の記事は二度掲載された(12日朝刊、18日朝刊)。これは単に浦和の方が人気があるからというだけの理由ではなく、広報スタッフのマスコミへの働きかけ・経験の差であるとも感じた。
読売新聞に取り上げられる浦和の夕張合宿
posted by toddocom |01:05 |
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