2008年10月25日

29節 東京V-大宮戦 2週間のリーグ中断も劇的な変化は見られず 斉藤も佐伯もまだまだ落ちぶれる年齢じゃない!誰よりも貪欲にゴールをねらえ!

18日に行われた裏天王山とも言われた29戦 東京V-大宮戦、残留争いをする東京Vと大宮の直接対決であったこの試合、大宮は痛恨の敗戦を喫した。その2日経った20日、J-SPORTS‐PLUSで東京V-大宮戦と同じ日に行われたプレミアリーグ8節ミドラスブラ-チェルシー戦をテレビ観戦した。
スカパー!でJリーグのみの観戦しかできないパックにしか加入していないはずなのだが、そのパックでも時々海外サッカーを観ることができる。
Jリーグで6連敗を喫した大宮と、プレミアリーグ、それも7節終了時点で首位を走るチェルシーの試合を比較しながら観戦するなど、自分が希少な存在と思いつつも観戦した。
ブルーズと大宮を比較することによって今の大宮に何が必要なのか考えてみた。

攻守の切り替えの速さと厚さ、再びボールを受けるプレーが大きな違い

チェルシーと大宮のサッカーを比較すると当然大きな差が随所に見られるのだが、特に気になったのは次の二つである。
一つは、攻守の速さである。私だけの勝手な固定観念なのかもしれないが「攻守の速さ」と耳にするとつい攻撃から守備へ移る際の速さをイメージするのだが、ブルーズと大宮との大きな違いは、ボールを奪取した時からゴールへ向かうまでのスピード、つまり守備から攻撃の切り替えの速さに大きな差を感じた。両チームのフォーメーションの違いはあるのだろうが、速さと同時にボール奪取時から攻撃へかかる選手の厚さも感じた。
現在では、各クラブで様々なシステムが採用されているが、基本的にFW・MF・DF(GKは除く)の3つのラインにフィールドの選手を大分することができる。3つのラインにはそれぞれ役割があり、その各役割を追求することによりチームは効率的に攻め、そして守ることができる。しかし時として役割を追求するあまりサッカーという競技スポーツの目的を見失ってしまう。サッカーというスポーツの目的は「勝利」することである。今更私がここで述べる必要がないが勝利するためには、点を取らなければならない。相手に何点取られようとも相手より多く得点を重ねれば勝利する。
 先日のウズベキスタン戦の後半、自分の所属するクラブでもそうであるように、果敢に攻撃に参加したディフェンダーがいたが、彼はサッカーの本質を熟知しているのかもしれない。サッカーにおいて、本来、攻撃のチャンスを見逃してまで、守ることなどないのかもしれない。それ程現代のトップクラブは攻撃的なサッカーをする。決して守ることを蔑ろにするサッカーを支持する訳ではない、しかしながら自らのチームがボールを保有している時には、攻め込まれるリスクを負いながらもピッチの10人の選手が攻撃的に指向するサッカーが脚光を浴びているように思う。守備に関して言えば、多少攻撃によって守備のバランスを崩していても、ボールを奪われた時点で速やか対処すればいいだけの話である。
チェルシーのサッカーは、正にサッカーの本質に忠実なまでの攻撃的なサッカーを見せてくれた。私が観たチェルシーはとても厚みのある攻撃を連続していた。チャンスと見るやFWアネルカだけでなく、カルー・マルーダ、そしてランパードやベレッチが次々とゴールを狙うために攻撃に参加する。
対して大宮の場合は、採用しているシステム、そしてポジションという鎖に繋がれてしまっているかのように不自由である。得点を取るために攻撃するという本質的なプレーより自分に与えられたシステムにおける役割、ポジションにおける役割が優先してしまう。得点のチャンスより、役割としてシステムのバランスを取ることを優先してしまう。流れのなかでFWの藤本選手がサイドを切り崩してもペナルティーエリアまで攻め込んでいるのはクレメンのみ。よくて両SHを務めた金澤・内田両選手が決まり事として中に詰めるだけである。点を取りたいという意欲ではなく、役割として今、その位置にいる選手にラストパスを送ってもゴールを匂いま全くしない。ましてやボランチの斉藤・佐伯両選手や、波戸・塚本両選手がチャンスの匂いを感知してゴールに詰めよることは全くない。大宮の選手らはサッカー本質そのものを見失ってしまっているようである。
そして、もう一つ両チームを比較して非常に目立った違いは、パスをだした後の動きである。チェルシーの選手は攻撃の際にはワンツープレーを多用しているのである。ここでワンツープレーの説明は割愛するが、ワンツープレーを成立させるためには、パス&ゴーがなされなければならない。パス&ゴーとは、そのままの意味であるが、パスした後、走るということである。チェルシーがチャンスを創出する多くの場面で、パス&ゴーが徹底されているのである。パス&ゴーといっても闇雲に走ればよいというものではない。彼らにとって攻撃の局面でのパスは、次に再び自らがよりよい位置でボールを受けるための手段なのである。対して大宮の場合は、前半4分に藤本選手と佐伯選手のワンツープレーからチャンスを作ったが、この試合90分を通じてワンツープレーはほとんどみられなかった。そもそもパスをした選手に再びボールを受けようなどという意欲はほとんど見受けられなかった。面倒なものを他人に押し付けるように、ボールを無責任にはたくだけのプレーに終始した。

まず1点を取ろうとするサッカーを目指してほしい

F東京の長友選手の激しい当たりを利用して波戸選手がボールキープし、そのまま左サイドからセンタリング、そのボールをクレメン選手が頭で合わせてF東京から先制を奪う。9月13日のあのゴールから大宮は、相手ゴールネットを揺らしていない。あのゴール以降、その後のF東京戦でも、浦和戦でも、神戸戦でも、鹿島戦でも、柏戦でもそしてこの東京V戦でもゴールを上げていない。サッカーの本質の一つが「勝つ」ことならば、勝つためにもっともすべきことは、点をとることであるはずなのにここ5試合、1点のゴールも奪えていない。大宮の選手らが「得点すること」に集中してこれまでの数試合にのぞんでいれば、このような状況になることはなかったと思う。彼らは勝つために、得点することと同様に、失点しないこと、バランスを崩さないこと、役割をこなすこと、チームの決まり事を守ることなど色々なことを一度に実践しようとしていた。次の千葉戦では、唯一「得点をすること」に注力して望んでほしいし、そのようなサッカーを期待したい。たとえ失点をしようとも、相手より多くの得点を奪うという、得点への強い執着を見せてほしい。

スポーツ少年団での指導のため、味スタに行くことができなかったが、明後日の26日にはNACK5スタジアムに大宮のゴールシーンを期待したいと思う。勝ち負けはこの際二の次である。まず相手より多く得点を取る意欲これを見せることができれば、来年もJ1の舞台で大宮の勇士を観ることができるだろう。

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posted by toddocom |02:23 | 大宮アルディージャ | コメント(3) | トラックバック(0)
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29節 東京V-大宮戦 2週間のリーグ中断も劇的な変化は見られず 斉藤も佐伯もまだまだ落ちぶれる年齢じゃない!誰よりも貪欲にゴールをねらえ!

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投稿の際、ジャンル選択、この場合「Jリーグ」「サッカー」を忘れてませんか? 忘れると、ブログ全体のジャンル別一覧や、スポーツナビ本体の関連ページに更新が表示されず、勿体無いですよ


posted by ジャンル選択をお薦めします | 2008-10-25 02:38

29節 東京V-大宮戦 2週間のリーグ中断も劇的な変化は見られず 斉藤も佐伯もまだまだ落ちぶれる年齢じゃない!誰よりも貪欲にゴールをねらえ!

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こんばんわ。
そうですね、得点する事の先に、
勝利がある!ですよね。
ジェフ戦は、私もスタジアムへ向かいます!お互いに応援をしつくしましょうね。

ちなみに私もプレミアやリーガをよく観ますよ。

posted by 前略。大宮 | 2008-10-26 00:42

29節 東京V-大宮戦 2週間のリーグ中断も劇的な変化は見られず 斉藤も佐伯もまだまだ落ちぶれる年齢じゃない!誰よりも貪欲にゴールをねらえ!

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前略。大宮さん

コメントありがとうございます。
いつも前略。大宮さんのブログ楽しく読ませて頂いております。
ジェフ戦では23本のシュートを観ることができました。
前半の戦いをこれからも続けてほしいですね。

リーガは全く見れる環境にないのですが、プレミアは最近
時間があれば観るようになりました。
大宮以外の試合もなるべく観たいとは思っているのですが…

posted by toddocom@管理人 | 2008-10-28 01:39

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