2008年09月16日

24節 F東京-大宮戦 追いつかれるまでは「アウェーの戦い方」ができていた、ただ得点の匂い漂う東京の攻撃に大宮先制点を守りきれず

2週間のリーグ中断後、9月13日に行われたJ124節、大宮は、アウェーでF東京との対戦であった。今節は、指導するスポーツ少年団の練習があり、残念ながらビデオ録画での観戦となった。
この試合大宮は、先制しながらも後半に入り3失点。勝ち点を持ち帰ることができなかった。前半は、観戦していても満足のいく試合展開、先制点をとっただけに後半の3失点は、悔しい試合展開となった。
ただ、客観的に試合を振り返れば、試合を通じてF東京の攻撃に脅かされていたシーンも数多くあり、特に後半のF東京攻撃陣のアタックは素晴らしく、終わってみれば負けるべくして負けた試合であったように思う。ただ、勝ち点3を得るチャンス(やり方)もあっただけに観ているサポーターとしては消化不良の試合となった。

村山選手・波戸選手の両サイドバックは今期最高の攻撃参加を披露

この試合で大宮の選手のプレーで目立ったのは村山選手・波戸選手の攻撃参加である。前半の波戸選手、後半の村山選手の攻撃参加は素晴らしかった。特に村山選手の後半の攻め上がりは非常に効果的で、後半4分(49分)には、ドリブルで持ち込み、左足でシュート、惜しくもゴール左に外れたプレーや、後半38分(83分)に、やはり村山選手が右サイドから攻め上がって起点となり、片岡選手に出したスルーパスなど、いくつかの決定的なチャンスを作った。波戸選手に関しては、前半13分の得点を生んだセンタリングや、その他にも何度か積極的な攻め上がりを見せた。波戸選手については、以前からファーストタッチのボールの置き方の悪さを指摘してきたが、この試合では改善された感があった。ファーストタッチを左足でするだけでも攻撃へのスピード、視野の広がりなど劇的に変わることを証明した。
 しかしながら、この2人の大宮のSBは、素晴らしいプレーをしたと思えば、次の試合では全く攻め上がらなかったり、逆に攻めの流れを止めてしまうプレーをして何度も落胆をしてきた経験があるだけに、今節F東京戦のような素晴らしいプレーを次節浦和戦やそれ以降の試合でも継続的に実践してもらわなければ、まだまだ彼らのプレーを信用できない。正直、このブログでSBの問題点を指摘するはもう飽きた…ので、次節以降も素晴らしプレーを見せてもらいたい。

藤本選手・吉原選手・内田選手・土岐田選手、動いてボールを受ける選手が誰も出場しなかったF東京戦

最近、個人的に一番応援しているのは、今節リーグ戦で久々のスターティングメンバーに名を連ねた「金澤慎」である。私が考える、最もゴールへ向かうプレーをする選手の一人だ。旧大宮市出身のユース出身の生え抜き選手であることをも最近注目している理由の一つである。ただ、この試合に関して言えば、金澤選手に与えられた役割が不明瞭で、攻撃の際にみせる彼の鋭いドリブルをこの試合で観ることはきなかった。テレビで観戦をしていると金澤選手が出場していたことも忘れてしまうほど存在が薄かった。これは小林大悟選手にも言えることだが、大宮の攻撃におけるSHの役割は、攻撃の起点を作ると同時に、クレメン選手がボールを受けた時に前線へ飛び出すプレーが求められるのだが、この試合SHを担当した小林大悟選手、金澤選手のやるべきことがチームとして共有できていなかったようで、前節横浜戦で藤本選手が何度も見せた、相手ディフェンスの裏を突く飛び出しは、小林大悟選手と金澤選手から見ることができなかった。
やはり、クレメン選手が起点となる新しい大宮の「攻撃のカタチ」を実現するためには、ラフリッチ選手のポストプレーを受ける選手が絶対必要である。この試合、クレメン選手のポストを後ろで受ける選手は何人もいたが、クレメン選手を飛び超え、相手ディフェンスラインの裏を突く選手が一人もいなかった。この試合で言えば金澤選手がその役割を担うはずであったが、役割を全うしたとは言い難い。
「たら・れば」の話だが、後半の早いタイミングで、金澤選手に代えて、内田選手もしくは土岐田選手を投入してもよかったのではないかと思う。

ドリブルでボールを前に持っていける石川選手・大竹選手・鈴木選手の強み

大宮の出来はそれ程悪いものではなかったが、F東京の後半途中からピッチに立った3選手によって大宮ディフェンスはかき回され、失点したと言っても過言ではない。F東京の途中交代選手、石川選手・大竹選手・鈴木選手に共通しているのは、「個」の力でボールを相手ゴールに近づけられる選手であることである。彼らがボールを受けるとまず、自分でゴールへ向かおうという選択を必ずしている。だから、彼らがファーストタッチをした瞬間から大宮にとっては脅威となった。
2点目は、冨田選手のボールの処理ミス、3点目は波戸選手の怠慢なプレーがあったにせよ、3得点すべては、3選手(特に石川選手・大竹選手)のプレーによって生まれた得点であった。
大竹選手のような才能はるプレーヤーが大宮にも出てきてほしいと切に願う。
八潮市が東京よりとは言え八潮市は埼玉県である、今後は埼玉県にいる才能あるジュニア世代は大宮が確実にスカウトしなければならない。

ところで、埼玉県出身の才能あるプレーヤーをF東京に持っていかれた大宮も悲しいが、素晴らしい選手に育てたあげく、他のチームで育てた選手が活躍しているのも更に悲しい。大宮-横浜戦でのエントリでも書いたが、石川選手も鈴木選手も元々横浜マリノスユース出身。大宮樋口監督も含めてだが、横浜は、素晴らしい人材を輩出しているのにも関わらず上手く自分のチームに活用できていない…。

posted by toddocom |18:22 | 大宮アルディージャ | コメント(2) | トラックバック(0)
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24節 F東京-大宮戦 追いつかれるまでは「アウェーの戦い方」ができていた、ただ得点の匂い漂う東京の攻撃に大宮先制点を守りきれず

SBは、長身でヘディングの強いラフリッチ選手が入ったせいか以前より、機能して来ていますね(以前は、SBのクロスから点が入ったシーンはほとんどなかったと思います)。
あとは、ボールホルダーを追い越す動きですが、これが終始きっちりできる選手は、藤本選手しかいないんですよね。
次は、出場可能でしょうから、さいたまダービーは楽しみです。

posted by しゅん | 2008-09-16 21:45

24節 F東京-大宮戦 追いつかれるまでは「アウェーの戦い方」ができていた、ただ得点の匂い漂う東京の攻撃に大宮先制点を守りきれず

しゅんさん

コメントありがとうございます。
そう考えるとクレメン選手の加入は大宮にとって大きな意味がありますね。
藤本選手のような動きができる選手がもっと欲しいですね。今の状況を考えれば、大悟選手よりSHは藤本選手や内田選手あたりがいいような気がします。

posted by toddocom@管理人 | 2008-09-16 23:45

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