2008年06月17日
スポーツ報知の「『南アまで岡田監督』川淵キャプテンが明言!」に過剰に反応してしまったが…
今朝、Yahoo!ニュースで興味深い記事が飛び込んだ 「南アまで岡田監督」川淵キャプテンが明言! (スポーツ報知) 【バンコク(タイ)15日】日本協会の川淵三郎キャプテン(71)が15日、日本代表の岡田武史監督(51)に2010年南アフリカW杯の指揮を任せる意向を当地で明らかにした。日本は、・・・(Yahoo!ニュース引用:発信元スポーツ報知) ここまで読んでとっさに頭を過ぎったのは、06年ドイツワールドカップ後の川淵キャプテンの失言騒動。ドイツを終えて帰国直後の川淵キャプテン出席の会見で、次期監督候補として、当時千葉監督であったオシムと交渉をしていることを示唆し物議を醸した騒動。この失言が意図的だったか、本当に失言だったか別にして、この騒動で、ドイツワールドカップの1次予選敗退の川淵キャプテンへの責任問題をかわし、Jリーグの1クラブから契約中の監督を招聘するという2つのことを成し遂げた。 今回の岡田監督、2010年南アフリカワールドカップの指揮を任せるという発言は、来月(2008年7月)の任期満了により日本サッカー協会の会長職を退く川淵氏にとっては失言ともとれる発言であった。 これは、会長職退任後も日本サッカー協会、日本サッカーへ強い影響力を持つことへの強い意志であり、この発言が、これから数か月間に起こる日本サッカー協会人事への川淵氏なりの布石なのでは?と考えた訳である。 しかしその後を続けて読んでみると少し早とちりをしたようで、今回の記事は、記者の「岡田監督を信頼して最終予選も任せるか」という質問に対して「岡田監督には、もちろん、もちろん最後まで(やってもらう)」という川淵キャプテンの発言を拡大解釈するものであった。意訳をすれば、 「6月2日のホームオマーン戦に負けるようなことがあれば岡田監督の進退問題にもなりかねないと示唆をしていた川淵キャプテンであったが、アウェータイ戦に勝利して、アジア最終予選突破が決定し、岡田監督の3次予選での進退問題は解消し、引き続き9月から始まるアジア最終予選でも岡田監督が指揮を執ること」を明言した訳である。 健全な考え方で言えば、例え日本が南アフリカワールドカップに出場を決めたとしても、最終予選の戦い如何によっては、最終予選途中の岡田監督の更迭や、本戦前に岡田監督の退任の可能性はある。昨日時点で、川淵キャプテンが、9月の最終予選を岡田ジャパンで臨むことについて明言できても、8月以降の監督人事に関しては、退任する川淵キャプテンの影響の範囲ではない。今回の発言が、退任後も日本サッカーにおいて影響力を持とうとする川淵キャプテンの布石であるのであれば問題であったが、他の記事を読む限りは、今回の発言に関して言えば川淵キャプテンのよからぬ意図はないようだ。 川淵氏最終予選も岡田監督続投明言(日刊スポーツ) 川淵キャプテン、岡田監督の最終予選指揮を明言(IMS) ※ロイター通信の記事は見つからず ただ、川淵プレジデントが誕生するという噂があるように、このまますんなりと退きそうもない雰囲気である。ブラジルサッカー連盟(CBF)会長リカルド・テイジェイラ氏や、大韓サッカー協会の鄭夢準(チョン・モンジュン)氏の場合など、長年に渡り会長職についている国も意外と多い。ここでもう一度、長期政権のメリットとそしてデメリットを考えながらこれから約1ヵ月、日本サッカー協会人事を見守りたい。 私見では、川淵チェアマンの日本サッカー協会での役割は一先ず終えたと思うのだが、その理由は…また長くなりそうなのでその理由を語るのは別の機会にしよう。
posted by toddocom |00:37 |
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