2009年05月14日
11節 磐田-大宮戦 指摘すべきはイグノと磐田の素晴らしさ、大宮は最後までチャンサッカーを貫いてほしい
先日の11節磐田-大宮戦、大宮は1-3で惨敗した。 4連敗中からの課題であった開始直後・終了間際の失点。 山形戦に続いて大宮は、とられてはいけない2つの時間帯両方で失点した。 今まで大宮が勝利をすれば大宮のサッカーを誉め、敗れれば問題点を指摘する。 今年の成績は、11節終了時点で3勝5敗3分 私は既に何度大宮のサッカーについてネガティブなコメントをしただろうか。 今シーズンはドローだった試合もどうしてもネガティブになりがちだ。 1節 大宮-清水戦でチャン監督のサッカーに一抹の不安を覚え、 2009開幕戦(1節) 大宮-清水戦 2008年樋口大宮サッカーをベースにしたチームづくりが出来たのか?チャン大宮サッカーは伝わってきた。ただ、やっているサッカーの先にACL出場権獲得は見えるのか 3節神戸戦では無駄とも思える走りを続ける選手らのマンネリを懸念し 3節 大宮-神戸戦 FW藤田へのクサビによって攻撃でのタメができつつある。だが忍びよるハードワークのマンネリ化 大宮サッカーをシーズン通して続けられるのか 4節 柏-大宮戦では、アタッキングサードでのアイディアとプレーの精度の欠如について、5節 大宮-G大阪戦ではプレスが掛らなくなりラインを下げてしまうディフェンス陣を心配した。 4節 柏-大宮戦 イングランドプレミアリーグを観るようなスピード溢れる好ゲーム 。後はアタッキングサードでのアイディアと丁寧さがあれば… 5節 大宮-G大阪 狙い通りの前半戦、攻め込まれた後半戦-大宮にとって可能性と課題が見えた素晴らしい試合だった- 振り返ってみると連敗をする前から課題は山積していた。 開幕から11試合、前半5節までの試合と後半11節までの6試合の出来に大きな差はないように思う。 ただどうしても結果がでている時には、よい部分に目が行きがちで課題が見えづらくなる。 試合を重ねれば相手チームに、大宮のよい部分は消され、悪い部分は突かれる。 序盤は、調子を崩していた他チームも試合をしていく内に地力を発揮してくる。 そんな状況のなかで大宮が、現在の成績に留まっていることはそれ程不自然なことではない。ただ戦力を考えれば、今以上の成績を残すことは十分に可能なはずである。 負けが混んだ今、最も恐れるべきは、チームがバラバラになってしまうことだ。 4連敗はあったが、前節10節大分戦の勝利で、今シーズンはチャン監督のサッカーを貫こうとチームがまとまったはずだ。 磐田には敗れたが、前節の決意がブレることなくチャン監督のサッカーを貫いてほしい。 今シーズン大宮は、昨年までのサッカーを捨て、チャン監督の下、新しいサッカーにチャレンジしている。 昨シーズンまで積み重ねた大宮のサッカーから、全く新しいサッカーに変更した結城GMの方針転換は、個人的には賛同し兼ねるが、動き始めた今となっては、シーズン中再度方針を変更するのは難しい。 新しいサッカースタイルに舵を取ったチームがすぐに結果を出せるほど甘くない。 大宮と同じく監督の交代によってスタイルの変更を試みた柏や神戸は、序盤戦に苦戦した。柏については昨シーズンまでのカウンターサッカーに戻った感がある。 神戸についても選手を変え、システムを変えながら新しい神戸のカタチを模索している最中だ。 浦和のフィンケ監督のように就任1年目から、あれだけ劇的にスタイルを変えることができたのは稀である。 ただその理由として今のサッカーのトレンドから言えば、ポゼッションサッカーへの変更は、それ以外のスタイル変更と比べてシフトしやすいのかもしれない。 確実にパスを繋ぎながら相手ゴールにボールを運ぶポゼッションサッカーは合理的で選手もコミットしやすい。 また浦和について言えば、監督や選手が優れているというだけでなく、日本代表やユースチーム(浦和ユース)でポゼッションサッカーを経験している選手が多いことがスムーズにサッカーのスタイルを変更できた理由の一つだろう。 そう考えていると大宮のサッカースタイルの変更は、考えている以上に難しい。 ただ選手には、諦めず最後までチャン監督のサッカーを信じてほしい。 まだシーズン1/3が終わっただけ、修正をしながらチームのスタイルを完成させてほしい。 課題は明確、その課題を的確に突いた磐田を褒めるべき 大宮の守備における課題は明確である。 ・前線からのプレスがかからなかった時の対応 ・ディフェンスラインが下がった時の対応 である。 課題を二つ挙げたが、この二つの課題は密接にリンクしており、ラインを上げて3ラインをコンパクトにしなければ、前線から効果的にプレッシングが出来ないし、相手のボールホルダーへ効果的なチェーシングがかからなければ、ディフェンスライン裏に良質のパスが送られるのを恐れて積極的にラインを上げることはできない。 2つの課題はどちらかが先に解決すべき問題ということでなく、同時に解消をしなければならない。しかし、大宮は、課題を解消することができず、磐田に守備の隙をつかれて得点を許した。 怪我から復帰し、この試合シーズン初先発の上田選手と山本選手のボランチを中心に両SBの駒野選手と犬塚選手がポゼッションに加わった。 前半に彼らに効果的にプレッシングをかけられなかったことで磐田のFW2人に何度も効果的なボールが入った。 前田選手とイグノ選手の動き、連係は素晴らしく、大宮のディフェンスラインの裏に飛び込んだり、ディフェンスラインの前でクサビを受けた。 結局、大宮守備陣は磐田のボールの出し手・受け手とも捕まえることができず前半何度も押し込まれた。特にFWへのクサビのパスは効果的で、バイタルエリアでタメを作られ、両SHのジウシーニョ選手・西選手の攻撃を許した。 後手にまわる大宮守備陣は結局、縦横と振り回される場面が散見した。 この試合の磐田の攻撃を目にし、改めてクサビの有用性を認識することとなった。 確かに大宮の守備陣の出来は決して良いものではなかった。 ただ指摘すべきは大宮守備陣の粗ではなく、磐田攻撃陣の巧さだと思う。 大宮サポーターの中には、開始3分の連係ミスがなければあのような試合展開にならなかっただろうと思われている方もいるだろう。 ただそれ以外で磐田攻撃陣に大宮守備陣が崩される場面が多かったのが現実である。 序盤の失点がなくても結果は変わらなかったと思う。 イグノ選手一人にスポットが当たりがちだが、磐田の攻撃陣は大宮が今シーズン対戦した11チームのうちで最も強くて連動したチームであったように思う。 イグノ選手がタメをつくれば、前田遼一選手、ジウシーニョ選手、西選手のフォローは早かった。 磐田のサッカーを見ているとおそらく、昨シーズンのような苦戦をすることはないのではないか。 最後に 重ねて言うが、大宮にとって最も恐れるべきことは、監督、選手がバラバラになってしまうことである。 選手は監督者であるチャン監督に愚直なまでに従わなければならない。 選手らは、監督を評価する立場にないのだ。 監督への評価については、結城GMがしかるべき時に下すことだろう。 ただ、結城GMが監督の解任と言う選択をしたと時には、監督の任命権者として自らも責任をとらなければならない。 個人的には、就任一年目で劇的に結果を残すとは考えておらず、どんな成績でも途中解任はすべきではないと考えている。来シーズンも監督を続行するか否かは、一桁順位でフィニッシュできるかどうかがラインになるだろう。 もし一桁順位が達成できなかったなら結城GMの責任も免れない。
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posted by toddocom |07:33 |
大宮アルディージャ |
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11節 磐田-大宮戦 指摘すべきはイグノと磐田の素晴らしさ、大宮は最後までチャンサッカーを貫いてほしい
コメント投稿者ID :
おっしゃる通りです。
メンタルの部分は、我々サラリーマンの組織の問題に通じますね。
スタメン、サブ、スタッフ全員参加の意識が必要かと思いますが。
明日の名古屋戦でどんな意識の変化を見せてくれるか期待します!
posted by kisaken | 2009-05-15 18:50
11節 磐田-大宮戦 指摘すべきはイグノと磐田の素晴らしさ、大宮は最後までチャンサッカーを貫いてほしい
コメント投稿者ID :
kisakenさん
コメントありがとうございます。
昨日の名古屋戦を見ましたが、チームのまとまりは感じられましたね。
デニスマルケスのチャン監督の下、自分の生きる道を見出したように感じました。
ただ、一つひとつのプレーはフラストーレーションが溜まるプレーが多く課題が多いですが、のびしろがあるということで今の大宮には楽観しています。
posted by toddocom | 2009-05-17 09:11
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