2008年08月22日
吉原さんが見つけた“北京五輪”(8月22日@北京・ジャパンハウス)
22日、9日間という長期にわたる視察を終えた東京オリンピック・パラリンピック招致委員会スタッフで元バレーボール女子日本代表主将の吉原知子さん。前回のオリンピックは選手としての参加でしたが、今回新しい立場からオリンピックを体験し、多くの発見をしたようです。帰国間際、ジャパンハウスで話を聞きました。 「競技面でいうと、やはりオリンピックというのは“不思議な大会”だなとあらためて感じました。当たり前のことを当たり前にやるのが本当に難しい。特にアテネで金メダルを取った選手たちというのは、本当に大変だったと思うんです。金メダルを取ってから、苦しいことしかなかったと思うのですが、それでも連覇をした北島康介選手や、伊調馨選手、吉田沙保里選手など、本当にすごいなと思いました。 とはいえ、オリンピックに出場するだけですごいことですから、どういう結果であれ、胸を張って日本に帰ってもらいたいなと思います。 また、これは現役から離れた今だからこそ見える部分なんですが、世界中の人たちがこれだけの人数集まる大会というのはオリンピックしかないので、やはり日本国内だけじゃなくて、もっと海外の選手との交流を図れるようになれたら、すばらしいなと感じました。競技が違えども、同じスポーツ選手として通じるものがあると思いますし、そういうことがもっとできたら選手としてもすごく幅が広がるかなと思いました。 特に今大会では、(ロシアとグルジアの紛争があり、射撃で両国の選手が)表彰台に上がったときのあの光景というのは、心打たれるものをがありましたよね。スポーツにはそういう力もあるので、なおさらみんなでその部分を深めていければなと思いました」。 今回、初めて“観客の立場”からオリンピックを見る機会になりました。 「ソフトボール会場のように観客と一体感を持てる会場だと、親近感が持ててすごく楽しめるんじゃないかなと思いました。もちろんテレビで見るのもいいのですが、ぜひその場にいって雰囲気を味わってほしい。やはり現場だからこそ、感じるものがあると思います。 海外での大会となると移動や時差など大変ですが、でももし日本でできたらそれらは気にせずもっと気軽に見られると思うので、日本で是非オリンピックを開催して、ひとりでも多くの人に、生のオリンピックを感じてもらいたいというのが、正直な私の気持ちです! それと同時に今回、中国選手たちには実力以上のものを出した人が多いと思うんですが、やはり何気ない『がんばれ!』という声援が選手には本当に力になるので、その面でも『ぜひ日本で!』と思いますね」。 9日間を通してたくさんの選手たちと話をし、実際に競技場に足を運んだ吉原さん。今度は日本に帰国し、元選手という立場から東京招致活動に従事することになります。 「人生の中で、こんなにいろいろな競技を見せてもらったのは初めてでしたし、ここにもメダリストがたくさん来ていただいて、今まで以上にいろんな競技の方と交流ができました。 これを今後に生かさせてもらって、もっとたくさんのアスリートの意見を聞き、招致活動の参考にしたいなと考えています。また、これからは日本選手に加えて、海外の選手にも参加してもらって、いろんなアイデアを出していきたいと思っています。 せっかくこういう貴重な機会を与えてもらったので、自分がしてきた経験を今後に十分に生かして、貢献できたらと考えています」。 ▼特集「2016年オリンピックを東京に呼ぼう!」 http://event.yahoo.co.jp/tokyo2016/
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posted by スポーツナビ・北京特派員「S」 |15:47 |
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