2011年03月16日

Pray for Japan ~ from SI Yankees

この度、東北関東大震災の影響により被災された皆様に心からお見舞い申し上げます。

地震が起こってから5日が経ち、TVやネットで見る余震・原発問題・計画停電に関するニュース、そして増え続ける死者・行方不明者・避難者の数に、ショックを受けています。大学時代のホッケー部の仲間やその家族が東北地方にいたり、未だ避難している身近な友人もいたりと、全く他人ごとではなく心配が続く毎日です。

アメリカでもたくさんの人達に「家族、友達は大丈夫か?」と心配してもらっています。日本の家族と連絡が取れるようにと、ほとんどの大手電話会社がアメリカから日本への通話を無料にしたり、TV Japanが無料放送してくれているNHKを観れたりといったことも、非常にありがたいことです。「あらゆる支援を惜しまない」と力強く伝えたオバマ大統領や、「今まで世界を援助大国である日本を、今度は我々が援助する」という国連のメッセージもあり、世界中が日本に "We are with you, Japan" と励ましの声を送ってくれています。

海外在住の私としては寄付くらいしかできることがなく、歯がゆく無力さも感じますが、一日も早い被災地の復旧、そして被害が今後広がらないことを心から祈っております。

"Pray for Japan" メッセージ @ スタッテンアイランド ヤンキースの球場

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スポーツ業界の同志、森岡氏の前職場 @ リーハイバレー アイロンピッグスの球場

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2011年02月11日

本当の意味の「パートナーシップ」を目指して

少し前になりますが、スポーツチームへのスポンサーシップに関する記事が日系新聞に掲載されていました。私の今の業務と大きく重なる部分があるので、紹介させていただきます。

スポンサーシップ 発展後押し 〜投資評価にものさしを〜(日経新聞 12/21/2010)  ←切り抜きを読める大きさでブログに直接埋め込めないため、お手数ですがリンクをクリックして下さい。

このブログでも以前からご紹介している通り、私のスポンサーシップ・サービス マネージャーとしての役割は、スポンサー企業に「これだけのお金を払う価値があった」と満足してもらい、翌年以降の契約に結びつけることです。具体的には、広告プロモーションイベント、そしてスイートルームやシーズンチケット・その他特典といったホスピタリティーが4つの柱となっており、これらを最大限活用し、相手企業のために利益を生むことを目標としています。シーズン終了後にはその年のスポンサーシップパッケージの詳細を記した年間報告書を作成し、どういった成果があったかを企業側に報告→再契約に至る、という流れになっています。

「投資評価にものさし」は必要不可欠であり、その基準がなければこの記事にもありますようにスポンサーシップは「スポーツへの寄付の感覚」、つまりはただの「協賛」になってしまいます。お互いにとって利益があるパートナーシップを築くためには、意味のある広告、企業が達成しようとしている目的に辿りつく手助けをするためのプロモーション、そしてその他の付加価値がついた魅力的なパッケージが必要です。そしてそれをただの提案や理想で終わるのではなく、約束したことを100%やり遂げ、予想以上の成果(高いROI)を得ることができて、初めて投資価値のある対象になるのです。私たちが広告・プロモーションやイベントにおいて、他の球団と比べてどのような点がユニークかは、上記リンクを参照下さい。

私がアメリカに来た年からアメリカの景気はずっと低迷していて、正直なところどんなに成果を出しても、企業の予算削減などで、パートナーシップが打ち切られてしまうこともありました。でもそんな時だからこそ、この理念に基づいて、パッケージを提供・実現することで、過去3年間を通して契約更新率95%という数字を残すことができました。企業の満足度というのは、数字だけでは測れない部分もたくさんあるので難しいところですが、「投資しやすい仕組み」ができ、景気に左右されない強いパートナーシップが今後の日本のスポーツ業界にも根付くことを願っています。私もいつの日かそれに貢献できるように、これからもアメリカのスポーツビジネスの良いところを学び続けていきたいと思います。

posted by tmihara |11:22 | スポンサーシップ | コメント(1) | トラックバック(0)
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2011年01月29日

巨人新戦力 アルバラデホ投手@SIヤンキース

相変わらず雪、雪、雪のNYです。ここ1ヶ月の間で、昨年の冬の合計と同じくらいの回数降っているんじゃないでしょうか。

NYでは大雪になると、バス・電車・地下鉄を始め、車が動かずタクシーもつかまらなかったりと、交通機関が麻痺することが多々あります。しかし、そんな雪の中でも強いのが、マンハッタンとスタッテンアイランド(片道25分)を結ぶ、スタッテンアイランド フェリーtmihara-218261.jpg


24時間(深夜は1時間に1本)運行していて、ほぼ時間通りに出発・到着するため、NYで一番安定している交通機関と言われています。さすがに昨年末の大雪は1~2時間ほど動かなかった時があったようですが、私もいつもこの便利なフェリーにはお世話になっています。


話は変わりまして、今日のニュースで巨人の新戦力、ジョナサン・アルバラデホ投手の記事が出ていました。
彼はヤンキース組織の中で過去3年間を過ごして、メジャーとマイナーを行き来した大型右腕。昨年は井川慶投手が所属していたNYヤンキース2軍のスクラントン・ウィルクスバリル ヤンキースの抑えとして、防御率1・42、43セーブの好成績を残しました。

彼は3年前の2008年の夏に、リハビリ登板としてスタッテンアイランド ヤンキースでも投げた過去があります。その時の写真がこちら↓

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とにかく速球がすごくて、身体が大きかった・・・という印象を覚えていますが、10kg絞ったという彼が日本の文化・生活にどう馴染み、プロ野球界で活躍してくれるかが楽しみです。


posted by tmihara |04:20 | メジャーリーグ | コメント(0) | トラックバック(0)
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2011年01月15日

大雪のニューヨーク

2011年の初ブログ更新が遅くなってしまいましたが、皆様今年もどうぞよろしくお願い致します。

2010年最後のブログで「今年の冬は雪が降らず、雰囲気に欠ける感じがある」なんてことを書いた直後、大雪がNY・アメリカ東海岸を直撃しました。26日の朝にパラパラと降り始めた雪は、昼過ぎには豪雪に。日本から観光に来ていた友達を連れて、スタッテンのフェリーから家まで帰ったのですが、除雪もされていない道&バスも走っていない&目の前がホワイトアウトといった状況で、徒歩5分の距離が15分以上かかってしまうほど。向かい風で雪を顔面に受け、その短距離の間に本当に遭難するかと思うほどで、友達にとってみればとんだNYの冬初体験となりました。

翌日の光景&動けなくなって道のど真ん中で放置されたタクシー
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雪景色でキレイなロックフェラーのクリスマスツリーとセントラルパークのスケートリンク
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私達の球場が位置しているところは海岸沿いのため、年中非常に強い風が吹いていて、球場の広告がその被害に遭うことも多々あります。広告をインストールする会社も長期で保険を約束することを嫌がり、シーズン終了までの契約となっているので、冬の時期のダメージはカバーされません。そのため私は、毎日ヒヤヒヤしながら外の広告をオフィスから眺めています。特にビデオボードの横の広告はインストールするのにクレーンが必要で多くの費用がかかるので・・・。やはり自然の力には敵いませんね。

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posted by tmihara |07:14 | その他 | コメント(0) | トラックバック(0)
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2010年12月24日

2010年もあと少し

今日あたりから多くの会社がクリスマス休暇に入り、すっかりホリデーモード全開のNYです。しかし今年の冬、雪は積もるどころか一度パラパラと降った程度。街を歩いていても風ばかりが強いことが多くて、なんとなく雰囲気に欠ける感じもあります。

先週、会社ではホリデーカードやプレゼントを今年お世話になったパートナー企業の担当者達に送る作業を行ないました。ヤンキースならではのものをと毎年違うコンセプトを考え、2008年はヤンキースタジアムツアー招待券、2009年はNYヤンキース版ジェンガ(休暇中に家族で盛り上がれたと好評でした)、そして今年はヤンキースのフォトフレームにそれぞれの写真を入れてプレゼントしました。

今シーズン中に行われたイベントの写真や、今年主催したヤンキースタジアムツアーの時の写真など。↓
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昨年のクリスマスカードは私たちスタッフの写真付きでした(笑)↓
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ホリデーカードや年賀状にしてもそうですが、「相手のことを想って」丁寧な文字で感謝の気持ちを伝えたり、プレゼントを選んだり。そういうのって大事ですよね。”Giving” の気持ちが溢れたこの季節はやっぱり大好きです。

今年もこのブログを読んでくださった皆様、どうもありがとうございました。2011年は私にとって、今まで以上に挑戦だらけの1年になると思います。その様子も含め報告していけたらと思っていますので、今後ともどうぞよろしくお願い致します。

素敵な年末をお過ごし下さい。


posted by tmihara |13:18 | その他 | コメント(1) | トラックバック(0)
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2010年12月10日

文武両道

前回のインターンシップ話に引き続き、昨シーズンのSIヤンキース インターン生の紹介です。

私たちの部署には3人のインターンが所属していたのですが、そのうちの1人は私より1つ年上のコロンビア大学院生でした。名前はジェシー・ヘンドリックス。面接前にレジュメを見ると一番下に"Former professional football player(元プロフットボール選手)" とあり、早速ネット検索してみると、大学時代はNCAA ディビジョン1に所属するイースタンワシントン大のアメリカンフットボールチームに在籍し、その後もCFL(カナディアンフットボールリーグ)とAFL(アリーナフットボール)で4シーズンほどプロ選手としてプレーしてきたという経歴。それと共に大学時代の、アフロヘアー&いかつい金のネックレスをしたインパクトがある写真が出てきました。

どんな奴なんだろう!?と会うことを個人的にとても楽しみにしていたのですが、面接に来た彼はとても真面目で好印象。自分からフットボール選手としてのキャリアを話題にすることはなかったので、面接の最後に聞いてみたところ、「プロフットボール選手としてのキャリアは短い。引退後の人生を考えた時に、スポーツビジネスの道を進みたいと思った」と語ったのが印象的でした。結果インターンとして採用することになり、シーズン終了までの半年以上、彼はどんな仕事にも全力且つ丁寧に取り組み、チームに欠かせない存在となってくれました。性別、年齢、学歴、経歴に関係なく様々なバックグランドの人達が応募してきて、一緒に仕事をすることになるのもインターン制度のおもしろい部分です。

ジェシーは175cm、75kg とフットボール選手にしては小柄ながらも、大学時代にはDefensive Back(ロングパスが相手に渡るのを防ぐ守備的ポジション)として、パスブロック数でリーグ記録を樹立したり、CFL入りする前も全米トップリーグであるNFLのキャンプに招待されたりと、選手としても非常に優秀な成績を残してきました。しかし、まだまだ現役を続けられる年齢でチームの残留要請を断って引退し、「大学のアスレチックディレクター(体育会を指揮するヘッドポジション)になり、学生アスリートに文武両道の大切さを伝えたい」という夢に向かって歩き出しました。常に謙虚に何事も積極的に吸収しようという姿勢で、本業の大学院に通うのはもちろんのこと、インターンシップにも取り組む様子は素晴らしく、私個人としても彼と深い信頼と友情を築きあげることができました。

そんな彼はインターン中、プロ選手としての経験を子供達に伝えるゲストスピーカーとしてスタッテンアイランド内の小学校に招かれました。元プロ選手の登場に子供達が目を輝かせる中、彼は「スポーツでプロ選手になるにも、人生で成功するにも、勉強が一番大切。仲間を大切にして、努力を続けていればきっと良い道が開ける」とメッセージを送りました。子供達に夢や希望を与えることができるスポーツの素晴らしさ、そしてプロ・アマ関係なく、そこから学べる文武両道やチームワークの大切さ。そういったことを改めて感じさせてくれた彼との出会いは、私にとっても非常に貴重なものとなりました。今後も彼とは切磋琢磨して、お互いの目標に突き進めたらと思います。

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小学校でスピーチするジェシー。帰り際には生徒からサイン攻めにあっていました。


posted by tmihara |07:57 | インターンシップ | コメント(0) | トラックバック(0)
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2010年11月25日

スポーツ業界 インターンシップ フェア @NYU

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アメリカは明日が Thanksgiving Day。家族や親しい友人達と食卓を囲む、日本のお正月に少し似たアメリカの一大イベントです。外は紅葉が進み、気がづけばあっという間に冬が訪れるのでしょう。

今私の職場では、来シーズンのインターン(研修生)を探しています。先日そのプロセスの一環として、NYU(ニューヨーク大学)にて行われたインターンシップフェアに参加してきました。これはスポーツ業界専門のもので、NYUでスポーツビジネスを専攻している生徒とスポーツ業界に属する会社が交流できる場として、年に2〜3回行われています。

インターンシップは、アメリカでは定職に就く前に(必ずと言っていいほど)経験しなければなりません。弊社でも毎年6月から9月までのシーズン中、15人前後のインターンを雇っています。特にマイナーリーグの球団は正社員の数が少ないため、学生インターンの力がシーズン中の業務をこなす上で大きな助けとなります。その内、スポンサーシップ部署で雇うインターンの数は3人。サービス部門の正社員は私を含め2人なのですが、昨年の総パートナー数は42社で、正直なところ、全てを2人だけで完璧にこなすことは困難です。そこで3人のインターンは小さなパッケージのパートナーの担当者となり、他の部署より4ヶ月も早い2月から、パートナーとのPlanning Meetingに参加するなどして、業務に関わってもらいます。もちろん私達の指導・確認のもとで仕事を行うのですが、正社員とほぼ同じ仕事内容を経験できるため、インターンにとっても貴重な経験となります。インターンは実務経験を。企業側は忙しい業務時にヘルプを得る。この好循環を見ると、インターンシッププログラムが全米で古くから使われているのも納得です。

NYUのインターンシップフェアに行き、昔日本で経験した就職活動フェアの雰囲気を思い出しましたが、生徒から企業側への積極的なアプローチは、やはりアメリカならではだなと感じました。「ただ単にスポーツ・NYヤンキースが好きだから」という浅い志望理由だったり、ビジネスマナーやコミュニケーションスキルがいまいちな生徒もいましたが、今までの経験や自分が持つ強みがこのインターンシップにどう活かせるかを、具体的に、そして自信をもって表示できる生徒には、やはり良い印象を覚えます。ブースを訪れてプログラムに興味をもった生徒はレジュメ(履歴書)を置いていき、その内容も千差万別ですが、少し見ればどれだけ自分が提出するものに想いを込めたかはわかります。またその後のフォローアップとして送るお礼のメール(もしくは手書きのメッセージを郵送するのが個人的にはいいと思いますが)も大切です。結局このフェアで良いと思った数名を面接に呼ぶことになったのですが、採用側に立つことによって、「良い印象を与えるためには」といった点で、私自身も改めて勉強になりました。その多くはよく考えれば「当たり前のこと」なのですが、それを実際にできているかが大事なのです。

私は2007年に現在の球団にてインターンとして働く機会を得たのですが、その時の仕事ぶりが認められ(他の学生とは異なり私は既に大学を卒業していたこともありましたが)運良く、翌年に正社員として雇ってもらうことができました。"What you put in to the internship is what you get out of it" 「インターン中に注ぎ込んだ努力の量によって、自分がその後どれだけのものを得られるかが決まる」。インターン探し中、そしてインターンになってからの業務に対しても、この気持ちを忘れずにいれば、より良い未来が開けることでしょう。


posted by tmihara |09:24 | インターンシップ | コメント(0) | トラックバック(0)
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2010年10月28日

人気MLBグッズを提供するGameWearがオンラインショップをオープン!

NYヤンキースのオフィシャルショップなどでも取り扱われ、全米のスポーツファンに愛用されているGameWear社の製品が、この度日本市場向けに立ち上げられた公式オンラインショップで販売を開始しました。

主な商品はブレスレット、キーチェーン、携帯ホルダー、iPodケースなのですが、他社のグッズと違いユニークなのは、そのスポーツに使用されるボールの素材が使われているところ。米国の4大スポーツ(MLB、NFL、NBA、NHL)やMLS、NCAAともライセンス契約を結んでいて、MLBグッズにはベースボールの革、NBAグッズにはバスケットボールの革といったような今までにないコンセプトは、北米で注目を集めています。

ファンのみならず選手にも好評で、SIヤンキースの選手の多くも、親球団であるNYヤンキースのブレスレットなどを愛用していました。肌触りも良く、弊社フロントオフィスでも人気です!

現在はオープン記念キャンペーンとして、2商品以上お買い上げの方には送料無料サービスを行っているとのこと。ぜひこの機会にお試しを!


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posted by tmihara |08:58 | その他 | コメント(0) | トラックバック(0)
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2010年10月20日

メジャーリーグへの階段をのぼる日本人投手の挑戦

毎年、メジャーへの扉を開くために、若手選手による熾烈な競争が繰り広げられるマイナーリーグ。以前もお伝えしましたが、基本的には、その年のドラフトで指名された大学卒業の選手は6軍にあたる「1Aショートシーズン」(SIヤンキースも所属するレベル)、高校卒業の選手は7軍にあたる「ルーキーリーグ」という育成リーグで、プロ選手としてのキャリアをスタートします。

しかし、選手の技術レベルや期待度によっては、高いレベルからプレーを始め、そこで好成績を残すことでメジャーへの階段を早くのぼる選手もいます。2009年のドラフトで全体1位指名だったストラスバーグ投手は、2A(3軍)で結果を残し、更に3A(2軍)で2試合好投すると、その年の内に鮮烈なメジャーデビューを飾りました。

私たちのチームにも、今シーズン途中にルーキーリーグよりコールアップされた選手が二人いました。2010年のドラフトでヤンキースが1巡目指名をしたCito Culver (スィートー・カルバー)内野手とGary Sanchez(ギャリー・サンチェズ)捕手です。彼らは共になんと17才という若さ。ルーキーリーグで結果を残し、シーズン終了を待たずに一つ上のレベルのSIヤンキースに合流したのでした。まさに、若くても力があれば這い上がることが可能な実力社会。二人共、来シーズンは更に上の5軍開幕が決まっているとのことです。

打撃だけでなく、守備範囲の広さ、肩の強さにも定評があるカルバー内野手
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今シーズンは、そんな争いが激しいマイナーリーグの中で挑戦を挑む日本人ピッチャーの方に出会い、試合前の少しの間お話させていただく機会がありました。中村尚史投手、22才。中央大学時代にMLBクリーブランド・インディアンスとマイナー契約を結び、今季1Aショートシーズン傘下のマホニングバリー・スクラッパーズでプレーした195cmの大型投手です。SIヤンキースと対戦に来たのは、8月半ば。過酷な移動スケジュールのシーズンも終盤、そして慣れないアメリカ文化・環境の中で日本人一人ということで(しかもマホニングバリーはとても田舎)やられていないかな、と勝手な心配をしていた私に、「アメリカでの野球生活は最高に楽しいです」と爽やかな笑顔で答えてくれたのが、とても印象的でした。シーズンを通して安定した成績を残した彼は、シーズン終盤に5軍にコールアップもされ、そんな彼の投球する姿を見て、私自身大きな刺激をいただきました。年齢、国籍、そして文化を超えてアメリカンドリームを目指すことができるマイナーリーグ。彼らの今後の活躍が楽しみです。


posted by tmihara |05:27 | マイナーリーグ | コメント(0) | トラックバック(0)
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2010年10月08日

マット・マートン選手の弟は、NYヤンキース傘下のマイナーリーガー!

イチロー選手の年間最多安打の記録を16年ぶりに更新し、話題を集めている阪神タイガースのマット・マートン選手。偉大な記録を達成しながらも、試合数の違いを引き合いに出し「イチロー選手が素晴らしい選手であることに変わりはない」と、とても謙虚な姿勢には非常に好感が持てます。

それにしても12試合も試合数が少ない中で、210本という数字を記録したイチロー選手。今回の記録更新によって、改めてそのすごさを思い知らされた気がします。

ところでそのマートン選手には、5歳年下の弟、ルーク・マートンがいます。2009年にNYヤンキースにドラフトされ、プロ1年目のシーズンをスタッテンアイランド ヤンキースでプレーしていました。一塁を守り、1年通してクリーンアップを打つなど、昨年のリーグ優勝に大きく貢献してくれた選手です。SIヤンキースでは打率・295の好成績を残し、今シーズンは一つ上のリーグで、5軍にあたるチャールストンでプレーしました。今の彼の頭の中にはメジャー昇格の目標しかないことと思いますが、もしかしたらお兄さんの影響を受け、いつか日本のプロ野球チームでプレーする日が来るかもしれませんね。

お兄さんにも似ている?ルーク・マートン選手(右)
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posted by tmihara |05:20 | SIヤンキース | コメント(0) | トラックバック(0)
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2010年10月01日

これぞスポーツビジネス!

シーズンが終了して3週間が経ち、現在の私の業務はアニュアルレポートとリニューアルミーティングが中心となっています。私の正社員1年目(2008年)は総パートナー数が28、その内担当した企業の数は9社でした。3年目の今年は、総パートナー数が43、担当企業数は22社と大幅にアップ。もう既にいくつかのミーティングを終え、来季に向けて良いお返事をいただいている企業もありますが、サンクスギビング(11月の終わり)までに全ての更新を済ませるいう目標を達成するために、今後2ヶ月弱はますます忙しくなりそうです。

そんな中、今週は親会社の役員がスタッテンに集まりFranchise Operation Meeting が行われました。我がチームの今季を振り返り、問題点を解決、そして来季に向けての目標設定をする、年に一度の大事なミーティングです。私も去年に引き続き、社長・GM・部長らに混じって3日間のミーティングに参加させてもらい、スポーツビジネスを知り尽くした上司達の知識をたくさん吸収することができました。

今年はスポンサーシップ部署としては、数字的に結果を残せた1年でした。しかし来年更に高い目標を達成するには何が必要なのか。各パッケージの中身・料金を見直し、どういった要素を追加することでより魅力的なものにできるかアイデアを出し合ったり、どんな会社やビジネスカテゴリーをターゲットにすべきかをリサーチしたりと、非常に濃い話し合いを行ないました。

ミーティングをリードしたのは親会社の副社長。彼はアメリカのスポーツビジネス業界でも名の知れた人で、現在は多くのプロスポーツチームの経営を立て直すコンサルティング業務を幅広く行っています。彼から出てくる斬新な発想、頭の回転の速さ、そして問題解決能力には圧倒されまくりでした。そんな彼の話を生で聞き、自分の仕事にすぐにアプライできるというのは本当に贅沢なことです。また、私達の親会社は全米各地に7つのマイナーリーグ球団を所持しているのですが、そのチーム同士と気軽に連絡を取り合うことが可能です。話し合いを進める中で、姉妹チームでの成功例・失敗例を参考にできたり、マーケットは違えど、どういう企業をパートナーにできて、どういったプロモーションが成功したか、などという情報交換をできることは弊社の強みだと、改めて痛感しました。

今年はチケット部署のミーティングにも参加。全てスポンサーシップにも関わってくることですし、球団全体の動きを把握する上でチーム収入の半分をもってくるチケットセールスの知識は必要不可欠です。今年は昨年と同じ数だけのチケット完売試合数を達成することはできましたが、Show Rate (実際に球場に来た人数)が低かったという問題点もありました。それらを改善するための工夫、新しいチケットパッケージの提案などもあり、来季に向けて良い方向性が見えてきました。

アメリカでは、ミーティングにて「発言をしない=参加意志がない」と思われるのは当然のこと。答えや反応を恐れず、タイミングよく(これが大事)、無理やりにでも自分の意見を述べる力は、アメリカで仕事を始めてからの3年間で身についたことの一つです。今回も現場の責任者の一人としてたくさんの意見を求められましたが、積極的に参加できたことで充実感も得られました。毎日たくさんの刺激のもと、高いモチベーションを持って勉強・吸収できるのは幸せです。頭に入れるだけでなく、しっかりと消化し、自分のものとしてアウトプットできるように・・・。現場での時間を少しも無駄にしないよう、これからも努力あるのみ、と切に感じた3日間でした。

posted by tmihara |12:14 | スポンサーシップ | コメント(0) | トラックバック(0)
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2010年09月09日

NY-Penn League All-Star Game ~祭典の舞台裏~

気がつけば9月。

今年のNY-Pennリーグのシーズンはあっという間に終わりを迎えました。昨年リーグ覇者のスタッテンアイランド ヤンキースの今季成績は奮わず、プレイオフに進出することなく幕を閉じました。選手達もスタッテンを離れ、つい先日までガヤガヤしていたオフィスも静まり返り、まさに「祭りのあと」といった今日この頃です。

前回の更新では、先月行われたオールスターゲームの様子をお伝えしましたが、今日はその舞台裏のお話です。

オールスターゲームの運営・イベント企画は基本的に主催チームに任されるため、私たちスタッフにとっても非常に新鮮でやりがいのあるプロジェクトとなりました。

選手・関係者のためのホテル手配、特別イベントの企画・実行、会場の準備、オールスターゲーム スポンサーシップの販売など、様々な役割がありましたが、私が今回任されたプロジェクトは各チームの選手の移動でした。

実はこのオールスターゲーム、毎年非常にタイトなスケジュールで行われています。集合日前日の夕方まで各地で試合が行われているため、遠方で試合をしているチームの選手には飛行機のチケット&空港からのタクシーの手配、比較的近いところで試合をしているチームの選手にはバスの手配をしなければいけません。その選手の移動費も主催チーム負担のため、なるべく安い飛行機チケットを探すことはもちろん、今年の年間パートナーであるバス会社と料金交渉も行ないました。

また、オールスター戦の翌日には各地でレギュラーシーズンの試合が再開されるので、帰りの移動も同様に手配。全14チームのスケジュールを把握し、それらに合わせた交通を手配するのはなかなかの作業で、バスドライバーや各チームのGMから、無事に選手達が次の目的地に着いたとの連絡がくるまでは不安でしたが、なんとかプロジェクトを遂行することができました。

余談ですが、この仕事を担当するにあたって選手達と話をする機会が多々あり、彼らの謙虚さや紳士的な対応・姿勢がとても印象的でした。プロスポーツ選手には欠かしてはいけないものですし、今後更に大きな選手に成長していく彼らには、その姿勢をいつまで忘れないでほしいなと思いました。

この他にも、選手・関係者に配るギフトバッグを作成したり、パーティーやレセプション時の飲食物の準備やホテルでのチェックイン・案内係、さらには、ホームランダービーの打撃ピッチャー・キャッチャーまでもを我々スタッフが務めました。多種多様な仕事に取り組めるのは、スタッフ数が少ないマイナーリーグならでは。仕事の大小に関係なく、インターンを含む全スタッフがこのイベントの成功のために奔走し、皆で大きな達成感を味わえたことは非常に貴重な経験でした。

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当日の球場。ホームプレートの後ろには、オールスターゲームのロゴ。


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2010年08月23日

NY-Penn League All-Star Game ~未来のメジャーリーガー達の祭典~

先週17日、今シーズンの NY-Penn League オールスターゲームがスタッテンアイランドで開催されました。リーグに所属する全14チームから、優秀な成績を収めている選手を集めて行われるオールスターゲーム。スタッテンでの開催はチームの12年間の歴史の中で初めてということもあり、未来のメジャーリーガーたちによる祭典はメディアでも度々取り上げられるなど、多くの関心を集めていました。

試合前日には球場近くの歴史あるシアターにて立食パーティー形式の前夜祭が行われました。選手以外にも各チームのGM・社長、関係者が出席し、リーグ内のチーム同士の交流の場となりました。

翌日も朝からイベント続き。各チームの選手・球団関係者には新ヤンキースタジアムのツアーを企画しました。同じニューヨーク州、もしくは隣のペンシルベニア州のチームとはいえ、昨年オープンしたヤンキースタジアムには行ったことのないという選手・関係者がほとんどでしたし、ツアー後のランチ会場にロビンソン・カノ二塁手やニック・スイッシャー外野手などといったヤンキースのスター選手達が登場するサプライズ演出もあったため、皆さんには大好評。ツアーに参加しなかった人のためにも、ゴルフやスタッテンアイランド内の有名ピザ屋ツアー参加などのオプションも用意し、祭典当日の午前中を満喫してもらうことができました。企画の時点から、「ニューヨーク」や「ヤンキース」ならではのイベントを楽しんでもらいたいとの想いで準備をしてきたので、それらの全てが喜ばれたことは非常に嬉しく思いました。

スタジアムはいつもより3時間程早く開場し、打撃練習の一般公開や選手のサイン会、NYヤンキース選手のサイン入りアイテムのサイレントオークション、それにホームランダービーも行われたりと、イベントも盛りだくさん。更には、NYヤンキースが昨秋勝ち取ったワールドシリーズトロフィーも球場に登場!ファンもトロフィーと一緒に記念写真を撮れる機会も設け、これには皆さん大喜びでした。

試合はオールスターゲームらしく、非常に締まりがある展開となりました。SIヤンキースからは5人の選手が出場したのですが、1−3と負けている展開で迎えた8回に登板したクレイボーン投手が無安打に抑えると、その裏に3点を取り一挙逆転。そして9回には同じくSIヤンキースの投手でクローザーを務めるウィットリー投手(現在防御率1・52、13セーブ)が2奪三振の好投でゲームセット。地元選手の活躍に満員のスタジアムは大盛り上がりとなりました。

ちなみにオールスターのチーム分けは、リーグ内でのディビジョン別ではなく、親チームが所属するリーグ別にわけられました。つまり、SIヤンキースの選手は親チームであるNYヤンキースが所属するアメリカンリーグチームに。同じディビジョン内のライバルチームであるブルックリン・サイクロンズの選手は親チームのNYメッツが所属するナショナルリーグチームに、と言った具合です。この中から何人のメジャーリーガーが誕生し、そしていつか、メジャーのオールスターの舞台で再び対戦する時は来るのでしょうか?彼らの将来、そしてプレイオフに向けてますます熱くなる後半戦に期待です。

ヤンキースタジアムツアーを満喫する選手・関係者
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NYヤンキース選手サイン入りアイテムのサイレントオークション
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サイン会
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ホームランダービー
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posted by tmihara |23:45 | マイナーリーグ | コメント(0) | トラックバック(0)
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2010年07月29日

好調NYヤンキースを支える選手達

先週、エンジェルスの松井秀喜選手は移籍後2度目のニューヨーク凱旋シリーズでヤンキースと対戦しました。4月の最初の凱旋に引き続きニューヨークのファンにスタンディングオベーションで迎えられた松井選手は、馴染み深いヤンキースタジアムで2戦連発のホームランを放つなどの活躍を見せました。

そのシリーズの2試合目、SIヤンキース出身の若手で、今シーズンからレギュラーに定着したブレット・ガードナーが2球目の判定に講義し、カウント2−0の時点で退場処分になりました。そこで急遽代打で起用されたのは、これまたSIヤンキース出身のルーキー、コーリン・カーティス。ボール球を3球見送った後、フルカウントからのフルスイングで、決勝弾となる3ランホームランをライトスタンドに叩き込みました。

カーティスは2006年シーズンをスタッテンで過ごした選手。今年はキャッチャーのサーベリー、オールスターにも選ばれたセカンドのカノー、俊足外野手のガードナー、そして新星カーティスと、SIヤンキース出身の選手達が続々と活躍し、好調ヤンキースを支えています。こういった姿は現在スタッテンで頑張っている若手選手にも大きな刺激になることでしょう。


先週末は毎年恒例のスポンサーキッズデーが球場で行われ、今年もSIヤンキースの選手達が登場し、芝生の上で水風船キャッチや写真やサインをファンにしてあげたりと、スポンサーの家族達と交流をはかりました。例年以上に、とても社交的&フレンドリーな今年の選手達との交流に子供たちは目を輝かせていました。この中から何人NYヤンキースで活躍する選手が出るのか、今から楽しみです。

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posted by tmihara |08:16 | SIヤンキース | コメント(0) | トラックバック(0)
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2010年07月20日

炎天下の Fiesta on the Field

スタッテンアイランド ヤンキースはここのところ負けが込み、対照的にここ10試合を9勝1敗と好調なブルックリン サイクロンズに首位の座を奪われてしまいました。シングルAのショートシーズンリーグでは、その夏にドラフトされたばかりの選手がプレーするため、毎年違う選手が各チームに所属するのですが、それでも毎年のように首位争いを繰り広げる両チーム。スカウト、そしてコーチングスタッフが良い証拠でしょう。ヤンキースとメッツの傘下チームの対決は常に注目を集めていますし、今後の展開からも目が離せません。

ところで今週は、以前にも何度か紹介した大手通信会社によるイベントが行われました。この会社は誰でも入場可能なイベントを、毎年違うコンセプトで行っています。2年前はフットボールチャンネルの開通を記念し、元NFLの選手を呼んで子供たちのクリニックを行ったり、昨年はRocky Day!という、映画「ロッキー」に出てくるキャラクターの格好をして来場すると豪華商品がもらえる、というユニークなものも企画しました。

スタッテンにはスパニッシュ系の人たちが多く在住しているのですが、今年はその人たちをターゲットにしたいという依頼から、"Fiesta (スペイン語で祝祭) on the Field" という名のイベントを企画。球場には地元のスパニッシュ系レストランを多数呼び各店の料理を試食できるようにしたり、地元のダンススクールがサルサダンスのレッスンを行ったりとイベントも満載で、来場者数も予想以上のものとなりました。一日の終わりにはダンスコンテストも行われ、踊り好きな子供たちの発想力豊かなダンスに観客も大盛り上がり。暑すぎる天気は心配でしたが、球場には終日賑やかなラテン系の音楽が鳴り響き、大成功で幕を閉じました。

ダンスレッスンの様子
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スタッテンアイランド 自慢の味!お越しの際は是非! Beso
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ダンスコンテスト。採点係を務めるマスコットのスクーター。
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posted by tmihara |07:43 | スポンサーシップ | コメント(0) | トラックバック(0)
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