2008年08月29日
男子バレーボール五輪決勝試合結果一覧
すっかり書きそびれてしまったこの記事。内容が濃いためにじっくり書こうと思っていたのだが、時間がそれを許さない。雑感程度に大雑把に綴ろうと思う。 3位決定戦 ロシア3-0イタリア(25-22 25-19 25-23) ロシア=コサレフ クレチョフ ミハイロフ テチューヒン ヴォルコフ グランキン L=ヴェルボフ イタリア=マストランジェロ ベルミリオ(→メオーニ) マルティーノ ビラレッリ(→ボボレンタ) フェイ ズラタノフ(→チゾーラ) L=コルサーノ イタリアは最後の試合に怪我人の3選手(マストランジェロ、フェイ、コルサーノ)を起用する。試合はストレートゲームながら、展開はイーブンと言っていいだろう。一瞬の隙があれば、もしくはイタリアがベストな状態ならば、イタリアがストレート勝ちをしていたかもしれない。 両チームともに、ディグの意識とつなぐ意識が徹底されている。日本もまだまだ詰めなければならないところは多いだろう。 ロシアはこの大会で、ベテラン2選手(オポジットのポルタフスキーとセッターのハムトツキ)が若手のミハイロフとグランキンに押し出されてしまったが、押し出した方の勢いが素晴らしくよかった。次世代のロシアの中核を担う選手が一気に2人も出た事は他国にとって脅威だ。 決勝戦 アメリカ3-1ブラジル(20-25 25-22 21-25 23-25) アメリカ=ミラー ボール プリディー リー スタンリー サーモン L=ランボーン ブラジル=ジバ アンドレ ナシメント(→ムーリオ) ダンテ グスタボ マルセロ L=サントス アメリカのブロックがブラジルの速い攻撃をしとめた・・・という単純な解釈だけでは済まないのだ。 今までの簡単な説明をすると、ブラジルの仕掛けるバレー(超高速バレー=レゼンデバレー)に対してどこの国もまともなブロックシステムをしくことが出来なかったのだ。それが、この決勝戦で基本に忠実なオーソドックスバレーのアメリカがブラジルの攻撃を止めた。ここに意味があるのだ。リードブロックを採用するチームにとって、ブラジルのような高速のトス回しは厳しいのだが、それに対してリードブロックで対応できていたのだ。この点でブラジルはもの凄く焦ったに違いない。事実、コート内の選手の表情は曇る一方で、レゼンデ監督の顔は紅潮していくばかりであった。 全てのプレーにおいて基本に忠実で、なおかつリードブロックを極めた。そこがアメリカの勝因でもあり、それこそが世界バレー界に一石を投じる結果となったのだ。何せ、ある意味「無敵」だったレゼンデバレーを崩壊させて勝ったのだから。 アメリカチーム、ご存知の方も多いかもしれないが、監督の奥さんのお父さんが殺害された。五輪開幕早々に、観光地でアメリカ人観光客が殺害されるという事件があったが、あの事件の被害者なのだ。ショックに包まれたまま始まった五輪で、女子は銀メダル、男子は金メダルと素晴らしい結果を残せたと思う。
posted by 古都の侍 |21:18 |
北京オリンピック【バレーボール(男子)】 |
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