2008年07月12日
読まれる女・竹下佳江~ワールドグランプリ2008(決勝ラウンド)~vs中国
誠に遺憾である。14000人超の横浜アリーナ、激暑の中会場へ来た観客たちは無残に散った。 日本1-3中国(17-25 30-28 15-25 21-25) 【日本】 高橋 木村 杉山 荒木 栗原 竹下 L=佐野 2S・・・大村ワンブロ 3S途中~試合終了まで・・・杉山→大村(この交代は無意味) 2S途中~試合終了まで・・・高橋→狩野 2,4S・・・櫻井ピンサ アタック決定率 木村・・・46打数・41% 栗原・・・62打数・31% 高橋・・・17打数・12% 狩野・・・14打数・29% 荒木・・・17打数・29% 杉山・・・7打数・14% 大村・・・7打数・14% チーム平均・・・30% キルブロック 大村・栗原・・・3 木村・・・1 サービスエース 栗原・・・3 大村・・・1 サーブレシーブ成功率 狩野・・・57% 佐野・・・81% 高橋・・・37% 木村・・・53% チーム平均・・・57% 中国=リ・エン(→オウ・イメイ) セツ・メイ(→マ・ユンブン) シュウ・ソコウ ヨウ・コウ チョウ・ヌイヌイ ヒョウ・コン L=チョウ・ナ さて、今日は現地で生観戦を終えた古都の侍さんにインタビューしたいと思います。 ―まず、今日の敗因についてですが。 (古都)高橋でしょうね。スタートから電池切れで、全く動けていなかったので、チームにリズムが生まれなかった。第1セットが終わった時点で、大方勝負がついていたと言う味方もできるでしょう。 高橋が大きくサーブで乱された上、ブロックに引っ掛かりまくった。相棒のテンパリのテンちゃんもそのお陰でトスが相手に「丸解り」になるようなトスワークになってしまったと感じますね。 さらに追い討ちを掛けるようにセンターの不調。これはセンターの不調に、竹下のバレバレトスワークと言うのが掛け算になってしまいましたね。掛け算の結果が、上記のアタック決定率ですよ。 ―では、何故第2セットを取れたのでしょう。 (古都)栗原でしょう。栗原の個人技で奪ったセットと言っていいのではないでしょうか。トスも大半が栗原に上がっていましたし、エースも奪えた。栗原さまさまでしょう。 あとは、ブロックシステムが少しよくなっていたことではないでしょうか。サイドからの攻撃に対して比較的ワンタッチが奪えたセットだと思います。 ―第3セット以降、何故あのような崩れ方になってしまったとお考えですか。 (古都)相手が竹下のトスを完全に読みきってブロックで容易く勝負を掛けてきたこと。それから、中国のセンター線を止められない上に、ライト攻撃も自由に打たせてしまったからでしょう。 ヌイヌイのCやCワイドは実質100%に近いくらい決められていましたからね。フリーパス状態。どうにかあれを押さえ込まないと、中国はあれで簡単にサイドアウトを取れていました。さらに、ラリー中にもそれを仕掛けてくるんですね。そうなれば日本はお手上げです。 ―その3,4セットには狩野選手がサーブで崩される場面もありました (古都)そうなんですよね、CまではいかないまでもBキャッチが多かった時間帯だったと思います。相手も意識的に狩野を狙ってきましたしね。カットが乱れた状態ではますます、センターも縁遠くなりますしね。相手の術中にはまった時間でもあります。 しかし、狩野は崩れてもそのあとはきっちり立て直しましたからね。その点は評価できるものだと思います。攻撃に関しては竹下のトスを打ち辛そうにも見えますが、しかし百戦錬磨だなと思わせてくれるのもありましたね。今後も、期待です。 ―柳本監督の選手起用についてはどう思いますか (古都)「杉山→大村」は最悪でしたね。多治見を使えばいいものを何を血迷ったか大村IN。レシーブからつなぎまでが最悪な状態に陥りました。そもそもがそこまで器用な選手ではないだけに、サイドとセンターを交互にずっとやらせるのも酷なような気もします。 ブロックでは活躍したので、その点は面目躍如ですが。 また、狩野の投入時期は第1セットでしょうね。あのセットをどん底のまま終えたことがよくなかったと思います。 ―ちなみに古都の侍さんは柳本監督があれに見えたと・・・ (古都)そうなんです!劣勢になると「お口がミッフィーちゃん」になっちゃうんですよね。これではいけません。的確に指示を出して、選手を励ましたりカツを入れたりしないと。 ―さて、では今日の収穫はなんでしょうか (古都)バレー談義を随分たくさん出来たことでしょうね。サインをもらうために出待ちをしていた時に「WGP横浜・ファイナルRを5試合連続で観戦のおじさん」と「岡山から出てきた郎平好きの女性」とかなり長いこと喋れたことではないでしょうか。因みにおじさんの方は、サマーリーグの蓮田会場にも3日ぶっ通しで行かれたそうです。ナイス頑張り!! ―え・・・それではなくて試合のほうの収穫は・・・ (古都)ああ・・・失礼。ん~、なかなか見つからないですね。栗原は部分的に見ると、スゴイ当たっていた時間帯があってその時はべらぼうにいい収穫だったと思います。しかし、あとはないですね。 ―では課題は? (古都)束になれ!ってことですね。個人単位では勝てない相手ですから。中国を倒すんだ、つないでつないで「耐えて勝つ」んだ、という気概を持つことが必要でないでしょうか。 今日みたいに単発が多い試合ではいけませんね。コンビを多く、控えと巧く使った試合運びをしないといけないでしょう。 ―それは、常日頃言われていることでは? (古都)その通りです。いつもの悪い負けパターン、悪癖が出たと言うことです。 ―最後に一言 (古都)今日は、イタリアのアゲロ選手と、アメリカの郎平監督にサインをいただきました!ありがとうございました。また、一生の宝が増えたことを非常に喜ばしく思います。
posted by 古都の侍 |22:28 |
ワールドグランプリ2008 |
コメント(13) |
トラックバック(0)


