2008年06月03日

窮地を救った朝長のトスと陰のヒーローたち~vs韓国~OQT男子第3日目



第2セットを落としたとき、少しばかり不安めいたものがあったのだが窮地を救ったのは途中出場の朝長のトスワーク。メリハリの利いたトスワークでセンターがこの大会初めて(!?)ではないかと言うくらい活きた。
日本のセンターが活きる→サイドもマークが軽減されて楽になる→相手(韓国)にとってみれば拾いきれない(ブロックで引っ掛けられない)→レシーブが徐々におかしくなる→チームの状態も徐々におかしくなる・・・・・・
こんなスパイラルが観られてのが今日の第3セット以降ではないだろうか。
2セット目、コートに入って大崩れすることを防いだキャプテン荻野も見逃せない。
朝長、荻野、松本が陰ながらいい仕事をしたからこそ、今日は試合をモノに出来たと思う。

今日の一曲は朝長が自分のテーマ曲だとプロフィールでいっているこちら。『学園天国』
ええ、確かに7カ国みんなライバルである。あいつもこいつもあの席(五輪の座)を狙ってますからね。どうか運命の女神様、全日本男子を北京へ連れて行って下さいませ。


日本3-1韓国(25-21 21-25 25-23 25-19)

【日本】

石島 山本 松本
山村 宇佐美 越川  L=津曲

第2セットから試合終了まで・・・宇佐美→朝長
第2セット途中・・・石島→荻野
第4セット途中・・・山本→清水
第2,4セット・・・福澤ピンサ/ワンブロ

アタック決定率

越川・・・19打数・63%
石島・・・28打数・46%
山本・・・28打数・42%
清水・・・5打数・60%
荻野・・・6打数・33%
松本・・・9打数・44%
山村・・・12打数・58%

チーム平均・・・50%(107打数)


トス占有率

山本・・・26%
石島・・・26%
越川・・・18%
松本+山村・・・20%


キルブロック

松本・山村・・・4
山本・・・3
越川・宇佐美・・・1

合計・・・13本(セット平均4.25本)


サービスエース

越川・・・3
石島・山本・・・1


サーブレシーブ成功率

石島・・・28受・54%
津曲・・・22受・54%
越川・・・14受・64%
荻野・・・8受・63%

チーム平均・・・56%




第1セットは、中盤以降サーブとサーブカットで試合を作れた。が、第2セット、序盤にサーブとサーブカットで試合を乱してしまった。微妙なミスもあってチームが今ひとついいムードで戦えていない中で、まずは朝長IN、続いて荻野もIN。このセットを落としたものの、傷口が広がらないうちに選手交代できたことでこの試合を落とさずに済んだと思う。
第3セット以降は、バンチに構えてシステムが作動したブロックがモノを言った。特筆すべきは松本で、21タッチでリバウンドが10、しっかりとした壁になっていたことを示す数値である。相手のエース、ムン・ソンミンを爆発させなかった事はここに依るところが大きいと思う。

韓国を振り切れなかった(粘られた)のは韓国のリベロ、ヨ・オヒョンを中心としたサーブレシーブとディグがよかったことがあげられるだろう。ヨ・オヒョンはチームが劣勢時でもコート内で声を掛けて回っており、チームを底辺から支えていた。

また、サーブと言う観点でみると山本のサーブの状態が非常に今日は上がらなかった。そこから端を発して、試合終盤つかまるようになってしまったのだと思う。ここまでよく打っていたので疲れから、若干のパフォーマンスの低下だと思うのでさほどの心配は無用だろう。清水をうまく使いながら、勝負どころで山本が活躍してくれればいいのだ。

越川の打数が少なかったことについては、これは足を捻挫しており、なるべくならあまり打たせたくないし負担を掛けたくないということからだろう。それに加え、石島が調子を上げていたのでそっちを主に使おうというセッターの(朝長の)意志もあったと思う。

明日のタイ戦では是非ともストレート勝ち(しかも得点率の非常にいい試合)で勝って欲しいものだ。


posted by 古都の侍 |21:36 | オリンピック最終予選(OQT)2008男子 | コメント(10) | トラックバック(0)
みんトピに投稿 このエントリをlivedoorクリップに登録 このエントリをはてなブックマークに登録 newsing it! このエントリを Buzzurl に追加

2008年06月03日

OQT男子第3日目試合結果~番外編:イタリア×オーストラリア~






【イタリア】

フェイ    ビラレッリー   マルティーノ
ズラタノフ マストランジェロ  ベルミリオ  L=マリオ

【オーストラリア】

キャロル  キャンベル ハーディ
ユーディン ハワード  オルダーマン L=デサルボ


第1セット

ズラタノフの連続バックアタックで好調にスタートしたイタリア、1stTTOの前にキャロル、ユーディン、ハーディをシャットアウト!ズラタノフ、フェイが決めて、マストランジェロのサービスエースで10-5、堪らずオーストラリアTO。その後も怒涛の応酬が続き、マルティーノのエースでついには14-7のダブルスコア。クリステンセンとヤングを入れるも、ユーディンシャットにクリステンセンもシャット。さらにはハーディに代えてロバーツを投入。オーストラリアはもはやグズグズに崩壊。サーブカットが全く入らない上、イタリアが痛烈なまでにブロックでプレッシャー。このセットだけで、キルブロックが6本決まったイタリア。25-17でこのセット終了。

第2セット

ヤング、クリステンセン、ロバーツを起用したままでスタート。
3-3からイタリアが走って7-3でオーストラリアTO。1stTTO後、クリステンセン、ロバーツ連続シャットアウトで10-4、切り替えしてマルティーノバックで11-4。堪らず、オルダーマン、キャロルを戻す。ユーディンからハーディへ交代。それでも全く立ち直る兆しなく、16-5で2ndTTO。もはや何をやっても通じないオーストラリア、極稀に返るAキャッチもスパイカーがふかして万事休す。25-9

第3セット

セッターがヤングでスタート。
早速イタリア8-4とリード。キャンベルに代えファーガソン、ハーディに代えロバーツ入れるも焼け石に水。16-7で2ndTTO。ズタズタのまま進んで25-16でイタリア。


イタリア3-0オーストラリア(25-17 25-9 25-16)


キルブロック

イタリア=13  オーストラリア=0


サーブカット返球率

イタリア=52% オーストラリア=36%


オーストラリアアタック決定本数

ロバーツ、キャロル、ユーディンの「4点」が最高。チームアタック決定率は、25%。イタリアは54%。



まぁまぁ、まさかこんな結果になろうとは。強烈なサーブに、横の動きが速い上狙いもしっかりと絞っていたイタリアのブロック。打っても打っても相手コートに届かないオーストラリアボール。
オーストラリアがこの負けをきっかけにして沈んでいけば日本のアジア1位は見えてくる(ただし、オーストラリアがそんなチームだとは思わないけど)。それでなくても今日の負けはオーストラリアの得点率を著しく低下させるものとなった。


posted by 古都の侍 |14:51 | オリンピック最終予選(OQT)2008男子 | コメント(16) | トラックバック(0)
みんトピに投稿 このエントリをlivedoorクリップに登録 このエントリをはてなブックマークに登録 newsing it! このエントリを Buzzurl に追加