2008年05月18日

勝ちに不思議な勝ちあり、負けに不思議な負けなし・・・対応力が問題~vsプエルトリコ~OQT第2日目





・・・。



プエルトリコ1-3日本(20-25 18-25 25-17 24-26)


【プエルトリコ】
モヒカ アルバレス(→#18) トレグロサ A・クルス E・クルス オカシオ L=セイルハマー


【日本】

高橋 木村 杉山
荒木 栗原 竹下 L=佐野

*第1,2,4セット・・・大村ワンブロ
*第2セット・・・河合(2枚代え)
*第3セット・・・狩野(高橋に代わり)


勝つには勝ったが・・・内容的に満足の行くものではないだろう。


今日何故ここまで苦労したかといえば、それは対応力がイマイチだったこととブロックである。

相手のエースA・クルスとオカシオが好き放題に打ってきた、しかも決定率高く。日本はそれに対して終始対応し切れなかったことが痛手だった。

ブロックはまず、決定的にキルブロック本数が少なかった。昨日に比べて引っ掛けている様子も少なく感じた。その為に相手のエースがより一層載ってしまったことは言うまでもないだろう。
データが少ない相手とは言えど、戦っている中で修正、対応していかないとどうにもこうにも拙いのは明らかなのである。日本は修正・対応するようなそういう戦いが出来ていない。これは首脳陣の指示等もあるが、それ以上に選手個々のその場その場での臨機応変なプレーと対応力が求められるということではないだろうか。

対して日本のスパイカー陣は割と高めの決定率を残しながらも、シャットアウトされる場面が多かった。
今日の日本は単発が多かったように思う。決まるときはコンビはすんなりと決まるのだが、そのコンビの本数自体が少なくはなかったか。結局、単調な時になると日本の攻撃力ではブロックの網に引っ掛かってしまうのだが、今日もそうだったと思う。途中、高橋が中に切れ込んだり、またはその逆があったりとしたがでも基本的にやはり単発が多いように感じた。
また、昨日は炸裂したバックアタックも徹底マークされており決定率が上がらなかった。バックアタックを如何に有効的に使うか、より高い確率で決まるかは竹下次第である。と、同時に他のアタッカーが(特にセンターが)如何にマークを引き付けられるか勝負のカギであると思う。次の試合までにそのあたりを詰めたい。

サーブカットに関しては可もなく不可もなく・・・でも、数字よりかよくないように感じられた。

更にもう一歩攻撃のことに踏み込んで言及するならば、プエルトリコは竹下のトス回しを見切ってましたね。特に第3セットの6連続(くらい)得点のあたりなんかはドロ沼。もしも、控えセッターがしっかりしているなら迷わずスイッチだと思うが、河合だからね。
栗原にバックライトで打たせるのを仕方なしに一本使ったという感じだったが、私はむしろあれほ積極的に使う方がいいと思う。木村も栗原も、バックライトからのやつが何本か加わるとよりヴァリエーションが広がるし。ただ、特に栗原はライト側の攻撃が苦手だから・・・あまり過剰な期待は出来ないのだが。

今日のヒロインは杉山。速さと流れを変えるプレーだったと思う。一人であれほどの攻撃の選択肢を持つのだから、相手としたら厄介だと思う。指高が長さはすごいのも杉山の特徴の一つだが、やはりあの変幻自在な攻撃の選択肢の多さを観ると野球で言うところの大野豊氏を思い出す。七色の変化球ね。


相手のミスに助けられたのが今日の勝因。4セット目なんかは、20点以降に相手がスパイクミスを連発してくれたからよかったようなものの・・・あの辺は国際大会の経験の差なのかもしれない。

今日の試合を観ていて思ったのは07年帰りということであり、私が望むのは「昨日のような試合+α」なのである。
速さの精度、それをしっかりと揺るがぬものにするにはレシーブの正確性なのである。陰ながら今日も佐野が右へ左へ、前へ後ろへ、飛び込み、飛んで、拾いまくっていた。佐野のレシーブポイントは表には出ないが、しかし確実に数は多かった。やはり佐野は世界ナンバーワンのリベロだと思う。


明日は休みで、明後日はカザフスタン戦。どういう試合になるだろうか・・・



posted by 古都の侍 |21:25 | オリンピック最終予選(OQT)2008女子 | コメント(7) | トラックバック(1)
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2008年05月18日

OQT女子第2日目試合結果





ドミニカ1-3セルビア(25-23 25-27 21-25 20-25)

ドミニカ=エチェニケ(S) バルガス(MB) ロンドン(MB) ヌニェス(WS) ベタニア(WS) カブラル(WS) L=カスティージョ

セルビア=オグニエノビッチ(S) ツイタコビッチ(MB) クルスマノビッチ(MB) ニコリッチ(WS) ジェンシロ(WS) ブラコチェビッチ(WS) L=チェービッチ

負けはしたがドミニカは善戦。キルブロック本数ではセルビアを上回っていることから、その辺りも警戒が必要そうだ。


韓国3-2タイ(25-20 28-26 14-25 21-25 18-16)

アジア勢どうし、実力伯仲の好カードとなった。韓国はペ・ユナ、キム・ミンジが高い決定率を残した。
韓国のカットが悪いのか、それともタイのサーブがいいのかは判断しかねるが、タイは結構サービスエースを取っていた。アピンヤポンの活躍目覚ましたかったが、及ばず。



カザフスタン0-3ポーランド(20-25 15-25 19-25)

ポーランドはスコブロニスカをスタメンから外し、ポドレッツをスタートから起用。これがあたり、ポドレッツは大爆発。セッターはスコルパではなく、サドレクを起用。
カザフスタンも昨日とはメンバーを入れ替え、クツコなどを起用するも、サーブカットで乱されて試合にならなかった。
 


posted by 古都の侍 |17:17 | オリンピック最終予選(OQT)2008女子 | コメント(1) | トラックバック(0)
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