2008年01月26日

通算200勝という重み【VLN22】(1月26日の女子試合結果)



Vリーグ通算200勝、NECがこの記録に一番乗りだ。

第3回Vリーグではこの試合で引退となっていた大林のいる東洋紡との試合を制してVで初優勝。ベテランの矢野や杉山、若い大懸、大貫、バトフチナというメンバー構成だった。
第6回大会では新たに導入されたラリーポイント制をものともせずに、レギュラーラウンド18連勝。セミファイナルも連勝して、決勝戦もあっさり勝利。飛ぶ鳥を落とす勢いの21連勝は圧巻だった。ルーキー高橋みゆきに、大懸、大貫、リベロの津雲、セッター竹下。隙のないバレーだった。
第9回大会ではV1から移籍の仁木、そして高橋、大貫、強力なセンターラインの大友・杉山で勝ち抜いた。特にこの年はサーブがよく、その中でも決勝戦の武富士相手にした高橋の5連続サーブポイントは印象的だ。
第11回大会ではレギュラーラウンドを2位で通過し、セミファイナルで勝ち残ると、決勝戦では地元川崎のとどろきアリーナで力を発揮。新人のセンター河村と対角の杉山、ライトに大友、レフトに高橋とMVPの仁木、セッター大貫、リベロに有田佳織という純国産の布陣でのシーズンだった。
また、第2回大会から10年連続で4強入りという成績は「常勝軍団」というネーミングにふさわしいかと思う。

ざっとNECのことについてまとめてみた。そして今日の200勝の試合を観てみよう。

岐阜3

日立佐和1-3NEC(25-20 22-25 23-25 18-25)

佐和=山城 二川 遠井 井西 飯田 黒羽 L=中村
NEC=秋山 高橋 杉山 有田 内田 松崎 L=成田

第1セット、佐和は山城のブロックとスパイクでリズムを掴む。セッター黒羽のトスも冴えてこのセットを奪う。
しかしその後はNECペース。きっちりとしたサーブレシーブに高橋、杉山、らの速い攻撃で佐和を翻弄。要所で有田が打ち込んで勝利。
課題を挙げるなら、やはり松崎はセンター向きではないといいことか。センターの層が薄いだけに、松崎に頼らざるを得ないチーム事情なのはよく解るのだが。エリンの早期復帰が待たれるが、どこをどの程度怪我したのか私は解らないので早期復帰かどうかも解らない。情報を知っている方、書き込みお願いします。
V通算200勝という金字塔を打ち立てたNECは明日はJTとの戦いである。
200勝おめでとうございました。


さて、他の試合を観てみよう。



岐阜1

久光3-1武富士(22-25 25-23 25-22 25-17)

久光=狩野美雪 先野 仁木 パブロワ 大村 橋本 L=佐野
武富士=原 吉澤 内藤 石田 ニコリッチ 石川 L=今村

第1セットこそ武富士のペース。久々に武富士らしいバレーに近かったかなと思う内容。2セット目も途中までは武富士ペース。珍しくキルブロックも出てよかったのだが、やはり久光。仁木らの活躍で一気に巻き返して3セット奪取。
武富士はニコリッチに頼りすぎの傾向がある。とはいえ、石田や石川の数字を見る限りでは頼らざるを得ないか・・・思い切って内定の澤畠を使ってみるとか、吉澤を多投してみるとか、思い切った戦術的変化が必要かもしれない。


岐阜2

東レ3-0シーガルズ(31-29 25-13 25-11)

東レ=中道 ベタニア 荒木 芝田 向井 西脇 L=濱口
岡山=神田 山口 高松 若浦 森 岡野 L=吉田 

東レの圧勝。第1セットを奪い、その後は破竹の勢い。シーガルズは集中力が切れたようにポロポロと崩れていった。
東レは首位をキープ。


愛知1

トヨタ車体1-3パイオニア(26-24 24-26 32-34 19-25)

車体=都築 及川 高橋 今西 ジョインズ 船崎 L=八田
P=栗原 庄司 江口 佐々木 多治見 小濱 L=吉田

大接戦を制したのはパイオニア。要所で栗原が決めていた。
車体はホームゲームであったが惜しい1敗。両者の間で決定的に違ったのはブロック力であろう。


愛知2

JT0-3デンソー(21-25 24-26 22-25)

JT=谷口 竹下 宝来 ケニー 高木 坂下 L=菅山
デンソー=横山 細田 矢野 ロンドン 岡野 井上 L=櫻井

各セットとも競り合いだったが、勝負どころでミスの出たJTをホームのデンソーが下した。
この試合からリベロを菅山にしたJTの意図とは?ここについては明日の中継を観て書こうと思う(小酒の休養だったらそのことについて書かない)。
デンソーは昨シーズンまで課題だったレフトの決定率がここまでは向上しているといっていいだろう。ベテラン岡野と中核の細田、ともによくやっている。
JTは8位転落。デンソーは単独3位である。


目まぐるしく女子の方は順位が変動している。明日の中継も見ごたえありそうだ。

posted by 古都の侍 |22:31 | Vリーグ | コメント(0) | トラックバック(0)
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2008年01月26日

越川優、スタンドに飛び込んでレシーブする根性【VLN21】(1月26日の男子試合結果)



今日の晩飯が「鍋」という人が40%くらいいるのでしょうか?と思うほどの身を切るような寒さ。おでんの方も多い気がしますね。


さて、世間話はどうでもいいとしてバレーは熱い!


【TV観戦】京都1

サントリー3-0NEC(25-22 25-20 26-24)

サントリー=越川 山村 メロ 荻野 坂本 栗原 L=津曲
N=大角 前田 金子 松本 高橋 細川 L=古賀

非常に見応えのある試合であった。
NECはボイが肉離れで戦線離脱中。その穴埋めを期待されている前田の働きが快活でいい。高さはないが、切れ味のいいスパイクが相手コートに突き刺さる。外人並みの決定率を期待するのは酷だが、それでも45%弱の決定率を残すのだから日本人のスーパーエースとしては充分だろう。
むしろ私は前田があれだけ頑張っているのだから、それに奮起して周りのアタッカーがもっと活発になればなぁと思う。
リベロの古賀の動きも良かった。
対してサントリー。メロの状態がそれほど良くはなかったがしかし、それを補うだけの選手層があるのがサントリー。チームのサーブ受数の半分を受けたベテラン荻野は返球率94%と驚異的(NECはもっと越川とかをしっかりと狙うべきだったという見方も出来る)。打つほうでは越川が55%の決定率でチームの窮地を何度も救った。また、越川は2度もスタンドまでボールを追っかけ、栗原らも続いた。こういった積極的な攻めの姿勢があるからこそのこの勝ち星ではないだろうか。


【TV観戦】京都2

パナソニック1-3東レ(23-25 18-25 33-31 24-26)

パナ=谷村 今井 山本 フェリッペ 森田 宇佐美 L=小糸
東レ=阿部 角田 富松 レアンドロ 越谷 篠田 L=田辺

東レは前週の不調が嘘のような勝ち。パナは自滅的要素+東レのよさの前に敗北。
第2セットに宇佐美が途中退き、ベンチで南部監督と何か言っているのが気になった。センター線の本数が少なくブロックで読まれていることを言っているのか何なのか、その内容は定かではないが私はそのセンター線のことではなかったのだろうかと推測する。
東レは兎に角先週のムードを払拭して今日は勝ってやろう!という意気込みがとても強く感じられた。キャプテン篠田を中心に1点入る毎にコート内外を駆け回っている姿が印象的であった。
パナは明日は首位サントリー戦であるが今日の試合内容を見た限りではサントリー優勢だろうか。東レはここから再び加速しそうな1勝であった。明日はNECと。


氷見1

JT0-3堺(22-25 13-25 16-25)

J=徳元 宮下 直弘 パンテレイ 尾上 前田 L=酒井
堺=金井 北島 澤畠 エンダキ 石島 伊藤 L=増野

堺の圧勝。JTはいいところなく終わった。
堺は北島・石島のレフト対角の調子が攻守にわたって非常に良かった。そして金井のトス回しもアタッカーを活きさせて非常にいい。
JTは再び勝率5割。


氷見2

大分三好3-2豊田合成(19-25 26-24 22-25 25-22 15-13)

合成は松田監督が不在だがどうしたのだろうか?矢野コーチが代行して指揮を執っていた。
サブホームの氷見での試合だけに合成は何が何でも勝ちたかっただろうが、三好の驚異的な粘りに屈して7敗目。対して三好は2連勝。
三好はセッターを増成にしてから攻撃のリズムが合いだした。そして何より今季初スタメンの小川の復帰が一番の朗報だ。攻守の要である小川の活躍があったからこその今日の勝利だろう。


  

posted by 古都の侍 |17:49 | Vリーグ | コメント(0) | トラックバック(1)
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