2007年12月29日

タイトルのない2007年総括


北京オリンピックを目の前にして全日本は前進したのか停滞したのか後退したのか。
女子も男子もW杯では結果を残せず惨敗。
女子はアジア杯優勝、男子はWLでイタリアやフランスから勝ったということもあったのだが、トータルで見ると今年は課題の多い年になってしまった。

光が見えた部分だってある。
女子ならば、佐野の代表復帰&大活躍。ニューヒロインともてはやされた庄司の台頭。一応、中国にも勝ってアジア杯を制したわけだし。栗原も再び表舞台に立った。
男子は富松・松本のセンターコンビ。越川と石島も成長をした。ワールドリーグではイタリア・フランスから勝ち星を挙げ、ワールドカップではロシアやブラジルと善戦した。

だけど、ワールドカップのそもそもの目標はブラジルやロシアといい試合をすることではないでしょう。オーストラリアやチュニジア、プエルトリコに勝つことでしょう。プエルトリコは若干日本よりか上のレヴェルになった感はあるが、同じレヴェルのオーストラリアとチュニジアには勝たないと。韓国とアルゼンチンとエジプトには勝ったが、特にアルゼンチン戦のような戦いが常に出来るようにならないと「日本は強くなった」とは言えないだろうし、日本男子バレーの真の復活にはならないと思う。
さらにブラジル戦の第4セットのことをうやむやにして、ただ「いい試合でしたねぇ~」なんて過去のことにしてはいけないと思う。何故、あのことがもっと取り上げられないのか。
それ以外のことにしたって男子も女子も外部から(マスコミから)の厳しい指摘は殆どない。野球もサッカーも私の知る限りはもう少し辛辣な意見を外部から言われているように感じる。

男女共に課題は明確であるためにここであえて言及はしない。
ただ、世界では“データバレー”の名のもとに様々さ角度からアナリストたちが日本を分析・解剖している。こういったことに対してただ、拾ってつないでの日本らしいバレーをずっとしていては駄目だと思う。だからと言って、大型選手を12人そろえて大型バレーで戦うというのも野暮だと思う。今ある日本らしさというのを下地にしてその上に次世代のパワーあるを融合して選手で女子は戦い、男子は今ある若い芽たち(越川・石島・富松・福沢ら)が荻野や千葉などの先輩たちから技術を盗んで発展してもらいたい。
それからもう一つ。大きい選手のレシーブをどうにかしていくことも大切だ。やはり日本の要はレシーブと細かなプレーだと私は思う(但し、男子のレセプションをあえてBキャッチを目標にすることは賛成)。その上での攻撃であり、また攻撃(パワー)で世界と肩を並べることは相当厳しい。跳躍もしかり。レシーブ、ブロックアウト、出来るならブロックシステムも整備したいがここは今の日本の状況だと厳しいのではないかと感じる。

色々と書いたが、結論としては男女共に北京には出場してもらいたい。ロンドンもそうだ。でも、その根底にある考えとしてはそれによってバレー界の発展につながれば、ということである。まずは、北京行きを心から期待する。

posted by 古都の侍 |15:00 | その他バレーボール | コメント(2) | トラックバック(0)
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