2007年12月16日

負傷の木村沙織をカバーするチーム力【VLN3】(12月15日の試合結果・生観戦)



男子の開幕を東京へ観に行くか、女子の好カードを川崎へ行くか悩んだ挙句、今年は男子の試合が比較的関東近郊で多いので、関東での試合数の少ない女子を優先。

川崎―1

JT3-1シーガルズ(25-19 25-22 22-25 25-20)

JT=竹下 谷口 宝来 ケニー 高木 坂下 L=小酒
シーガルズ=神田 山口 高松 若浦 森 岡野 L=吉田

JTは菅山をスタメンから外しての試合。前週の調子があまりよくなかったのでリフレッシュということでしょう。そして、センターにはなんと坂下を起用。全く前週では機能していなかったのでどうするかと思いきや、坂下をですか。尚、久保は足の怪我で試合に出れないようだ。
結果的にはこのセンター坂下が当たった。高木と坂下がサイドから打ったり速攻に絡んでみたりとあまりセンターをレフトという概念にとらわれず攻撃していたのが印象的。さらに、ケニーを中央に切り込ませての攻撃が特に1セット目は有効に決まり、JTの速さのバレーがようやく目覚めだしたような感じだ。
ムードメーカーとしても坂下の存在はよかった。途中出場の位田も同じ。2人ともよく走ってチームを盛り上げていた。
対してシーガルズは持ち前の粘りと複雑などこから来るか解らないような攻撃は見事。ただ、負けるときは大概にサイドの決定率が悪い。昨日もそうであった。3セット目以降、セッターを小菅にしてからリズムがよくなったが昨日はそれを上回るJTのJTらしさが出た試合であった。

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川崎―2

NEC2-3東レ(25-27 18-25 25-19 25-20 11-15)

NEC=高橋 杉山 有田 松崎 エリン 秋山 L=成田
東レ=中道 向井 荒木 芝田 木村 冨田 L=濱口

とどろきアリーナで「東レ×NEC」というと2シーズン前の12月末の試合を思い出す。セットカウント2-1で東レがリードしていた第4セット。24-19とNECがセットポイントを掴み、いざフルセット・・・かと思いきやそこから芝田の連続ブロックなどで一気に26-24と逆転勝ちをした試合である。まさに「奇跡の7点」である。
昨日はそんな展開こそなかったが、4セット目の木村の負傷退場以降の東レの粘りはすごかった。
1セット目はNECのミスに終始助けられた東レ。2セット目は前のセットの勢いに乗じて東レ。3セット目は立ち上がりからようやく本来のペースを取り戻してNEC。4セット目、始まってまもなく突如木村が怪我(脹脛の痙攣か??)。急遽、高田が入る。中盤に東レがもつれたところから建て直しをはかって一時は3ポイントあった差をひっくり返すが、NECが再逆転し突き放した。そして第5セット。2-0とリードされたと東レは佐藤のサーブで崩して4-2とひっくり返すとNECは1回目のタイムアウト。TO後息を吹き返し一時逆転するも、東レはすかさず再逆転。コートチェンジ後、10-9から中道のサービスエースで2点差。NEC2回目のTO。その後も芝田の難しいクロス、最後はエリンのブロードをシャットアウトして東レが勝った。
特に注目したいのが、4セット目に木村に代わって入った高田。決定率も残し、この高田を中心に荒木や佐藤、芝田らが一致団結をして木村のいない緊急事態を乗り切った。
2勝0敗どうしの対決は手負いの東レがホームゲームのNECを下すという結末。リーグが始まりまだ3試合目だがなんだか今年のシーズンの最終結果に響きそうな試合になるような気がするのは私だけだろうか?
NECは今年から正セッターになった秋山とセンター(特にエリン)がなかなかフィットしていないのが見受けられた。エリンも能力が非常にあるから決定率はある程度残すが、どうも秋山が少し躊躇いがちにトスを上げている(?)のかなんなのかは解らないが、エリンにはもう少しポーンと高いトスを思い切ってあげてしまえばいいのではないかなぁと思う。何てったって、高飛びで世界陸上に出ている選手なのだからその跳躍力は折り紙つき。ワンレッグのジャンプは相当高いね。あれはスゴイ。
下手糞の取った写真ですが・・・

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余談、私のすぐ前の席は放送席。解説の中田久美さんや森アナ、竹下アナの声を聞きつつ生観戦。豪華な席でした。中田さんのサインももらえたし!!

以下は生観戦ではないので・・・

埼玉―1

久光製薬3-2デンソー(25-19 20-25 27-25 18-25 15-12)

久光製薬=橋本 狩野美雪 先野 狩野舞子 パブロワ 大村 L=佐野
デンソー=横山 細田 矢野 眞 岡野 井上 L=片下

櫻井がスタメンから外れてベンチである。休養か、はたまた世代交代か?気になるところだ。
デンソーはやはり今年はやってくれるのではないか?と思わせる試合である。
久光はパブロワにやはりボールが集まるケースが多く、他の選手を活かせればもう少し楽な展開になるのではないだろうか。しかし、久光も3連勝。
今日は東レと全勝対決である。

埼玉―2

武富士1-3トヨタ車体(34-32 19-25 16-25 26-28)

武富士=吉澤 内藤 石田 ニコリッチ 石川 原 L=和久山
車体=船崎 都築 前田 高橋 今西 及川 L=八田

車体は恐らく今季の鍵を握るダークホースとなるだろう。助っ人のジョインズも途中から出場し、ジョインズが機能しだすとより強くなる。
武富士はホームゲームで、惜しい展開ながら負けた。結構重症なようだ。

茨城―1

パイオニア3-1日立佐和(20-25 25-17 25-21 25-21)

パイオニア=小濱 栗原 庄司 セナ 佐々木 多治見 L=吉田
日立佐和=井西 飯田 藤崎 松尾 二川 黒羽 L=菅原

1セット目を失ったパイオニアはその後のセットはサイドアタッカーにボールを散らしてリズムを作り、試合のリズムを作っていった。
日立佐和は、1セット目の速い攻撃が持続しなかった。



続いて開幕ゲームの男子4試合は全て有明コロシアムにて。
東京―1

大分三好0-3サントリー(19-25 9-25 21-25)

大分三好=前村 中村 南 神田 オンソム 徳丸 L=井上
サントリー=栗原 越川 山村 レオナルド 荻野 坂本 L=津曲

サントリーの圧勝。サントリーはベンチ入りのメンバーを全て起用して色々なことに挑戦するなど余裕ありありの試合運び。
三好は助っ人のオンソムに不安を残し、試合全体を見ても課題が多かった。

東京―2

堺BZ3-0豊田合成(25-16 27-25 25-21)

堺=金井 千葉 澤畠 エンダキ 石島 伊藤 L=金井
合成=島野 盛重 川浦 ファビアノ 甲斐 北川 L=花野

流れを掴み損ねた合成に対して、堺の滑り出しは上々。
石島やエンダキの攻撃力が勝った堺に比べ、合成はファビアノや川浦ら主軸の選手のエンジンがかからなかったのが痛い。

東京―3

パナソニック3-1東レ(20-25 25-22 25-22 25-21)

パナ=宇佐美 川村 ※マツ田 今井 ルイス 森田 L=小糸
東レ=阿部 今田 富松 レアンドロ 越谷 篠田 L=田辺

パナの山本はベンチにすら入っておらずどうしたのか?しかし、サイドの川村やルイスらの踏ん張りと宇佐美のトス回しによりパナソニックが勝利。
東レはブロックでは上回ったものの、サーブレシーブが乱れリズムが作れなかった。

東京―4

NEC2-3JT(22-25 20-25 25-18 25-16 10-15)

NEC=細川 大角 エベルトン 金子 松本 高橋 L=古賀
JT=徳元 町野 内冨 パンテレイモネンコ 尾上 L=酒井

JT3セット奪取かと思ったが、NECは3セット目の中盤からエベルトンに手がつけられなくなりあっさりとセットカウントをイーブンにしてファイナルセットへ。
ファイナルセットはそれまで勢いを失っていたJTのサーブが甦って走り出し、最後は5点差をつけてNECを振り切り開幕戦を白星で飾った。
NECはエベルトンにエンジンがかかるのが少しばかり遅かったか。


posted by 古都の侍 |11:21 | Vリーグ | コメント(4) | トラックバック(0)
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