2007年12月02日
日本1-3ブラジル(25-23 21-25 19-25 18-25)
山村 越川 山本
宇佐美 石島 松本 L=津曲
宇佐美→富松(第1,2セット)
松本→富松(第3セット)
宇佐美→朝長(第3セット)
※松本→富松(第4セット)※
ブラジル=ジバ ダンテ アンドレ グスタボ ロドリゴ マルセロ L=セルジオ
私は今日の日本に最大の賛辞を送りたい。本当に素晴らしい戦いだった。第4セットの椿事がなければ、フルセットに縺れていたかもしれない。いや、あの展開の中でも終盤に越川のサーブで5連続得点をするなど、諦めない姿勢は充分にあったと思う。
初戦のアメリカ戦でストレート負けをして以来、全ての試合をストレートで勝ってきたブラジルに1セット土をつけた。これだけでもすごいと思う。
では、その第1セットは何が良かったのだろうか。私は、山本を中心にセンターを含めて全てのアタッカーがいい形で使えたこととブロック、サーブではないかと思う。つまりは、日本の持てる力が出たときということだ。
幻の第4セットの頭だって、越川のサーブが走ったからこそブレイクが生まれたのだ。その後の18点付近のところでもやはり、越川のサーブがあったからこそブレイクが生まれた。やはりいいサーブがコンスタントに入り続ければ、いいバレーが出来るということなのだ。今後は、そういうことがどれだけ確実に出来るようになるかであろう。サーブで攻めて、優位に立てばなおサーブを強く打って攻めることが出来る。そうしてブロックが生まれたりしていい流れが出来る。基本的なことだが、バレー(特に男子)はそうなのではないだろうか。
レセプションをBキャッチを目標にして上に上げようとする試みもいいことだと思う。今度はそこからどうやってコンビやセンターを使うようにするのか。一歩踏み込んだところが出来たら、尚良いのであるが。
最後に、こういうバレーをしていれば確かにOQTで勝てると思うのだが、ではどうやってそれをさせるのか。この大会では格下相手に負けるような場面もあった。反面、今日のような展開や昨日のブルガリア戦、その前のロシア戦のようないい面もあった。OQTでは最初からこのような戦いをしないとオリンピックには行けない。
冷静になってもう一度よく考えてみよう。負けたときの敗因をもう一度よく探ってみよう。そして今日のようないい面を出せるようにそのイメージは持ち続けよう。過去の反省といいイメージの融合がOQTに、オリンピックにつながるような気がしてならない。
北京へJUMP!と叫ぶのもいいけど、もう一度足元をしっくりと見ることが大切だ。
そんな意味を込めて、ワールドカップの振り返り記事を今後書こうと思う(女子も)。ただ、Vリーグ開幕や私の諸事情により10日ほどのブランクがあいてしまう。その点をお許し願いたい。12月13日あたりから再びW杯のコラムネタを書く予定なので、お暇があればお読みいただきたい。
posted by 古都の侍 |23:23 |
ワールドカップバレー男子2007 |
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2007年12月02日
第3回はトヨタ車体。
昨年、V・プレミアリーグに初昇格をし、最下位ながら善戦を繰り広げたトヨタ車体。
昨シーズンはジュンクビストという助っ人をセンターに据えていたが今年は退団していない。その代わりに、ジョインズ・ジェニファー(MB)を獲得した。
セッターは昨年は茂原から移籍した船崎が務めていたが、今シーズンはNECより移籍の梅尾が加入したことによりどちらがレギュラーを取るか。
サイアタッカーは日本でも指折りの強烈なサーブを持つ2年目の都築や、同じく2年目の堀崎、全日本経験者の高橋らが控えている。
全リーグでは、チームのサーブ効果率がダントツの1位であり、都築、及川、船崎、高橋とクセのあるサーブや威力のあるサーブを持つ選手が目白押しである。この大会でもトヨタ車体のサーブは大きな見どころに一つである。反面、サーブレシーブに難があり、そこを克服することが先決か。
2年目のV・プレミアリーグの初戦の相手はグリーンアリーナの第1試合、パイオニアである。
posted by 古都の侍 |17:12 |
Vリーグ |
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2007年12月02日
第2回は岡山シーガルズ
毎年、4強まであとわずかという戦いをしていたが、昨季は8位と低迷。
シーガルズの持ち味といえば、強烈な粘りである。他のチームにはない粘っこさが最大の武器であり、シーガルズとやる相手はそれを何よりも警戒してくる。
率いる河本監督のモットー「考えるバレー」で相手をかき乱すのもまた観ていて面白い。昨年は現役中学生のセッター堀口を起用するなど、そういった奇抜さもまたいい。
戦力的には毎年さほど大きな変化はなく、今年もまたそうである。なので、課題も同じだ。サイドアタッカーの攻撃力。これに尽きる。
シーガルズの場合、極端にサイドの決定率が他チームより劣るために、せっかく持ち味の粘りでラリーに持ち込んだとしても決め手を欠くという場面が多々ある。そこを克服した時、シーガルズはかなり強くなり4強争いにとどまらないものを見せてくれるのではないかと思う。若浦、川井、神田らが主にそのサイドに入るだろう。そのサイドがよくなった時、シーガルズは怖い。
ベテランの森や野村らからも目が離せない。
posted by 古都の侍 |16:59 |
Vリーグ |
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2007年12月02日
日本1-3ブルガリア (25-22 20-25 20-25 20-25)
松本 越川 山本
宇佐美 石島 山村 L=津曲
宇佐美→富松(第1,2セット)
山本→清水(第3セット)
松本→富松(第3セット途中から最後まで)
宇佐美→松本(第4セット)
ブルガリア=ニコロフ・V カジースキ コンスタンティノフ ガイダルスキー(→イヴァノフ) ツヴェタノフ ジェコフ L=サルパロフ
なぜか昨日はこのサイトにアクセス出来なかったですね。私も驚きました。
さて、昨日の試合では非常にいいところが出た反面、もう一歩及ばずという面もあり、また全く及ばないという点もあった。
第1セット。山本をカジースキに当ててきたブロックはいい。いきなりそれが成功したのだから、なお喜ばしいことだ。第1セットはあれで8割決まったと行っても良いだろう。ブルガリアにしてみれば、「まさかカジースキが2本も日本に止められるなんて・・・」と思ったに違いない。私もそう思った。しかし、スロースターターの山本がいきなりあれだけ活躍するとは・・・いつもあれくらい頼みますよ、と言いたいところである(笑)。山本のみならず他の選手もサーブが軒並み走り、そこで相手を崩せたことが大きい。
しかし、第1セットから目立っていた問題がBキャッチからセンターを使えない(囮で跳んでも囮になってない)ことだ。これが後々に影響してきたように思う。昨日の作戦の「Bキャッチを上げる」ということに関しては成功だったと思う。むしろ、世界はそういう作戦を取ってそこからセッターがランニングセットをしてアタッカーが打ち込む。日本も体格差があるとはいえ、この形に出来るだけ近づけたい。
宇佐美のトスが低くセンターの調子を落とさせている事は明白だ。日本はサイドアタッカーの差もあるのだが、セッターの差ももう少しクローズアップされるべき問題ではないだろうか?これは、一昨日の「ブルガリア×ロシア」の戦いを観ていて思ったことであるが、昨日も改めて思った。
さて厳しい状況下でもサイドアタッカーは良く踏ん張った。山本が試合が進むごとに決定率が下がったことが残念だったが、越川は主に攻撃で、石島はサーブカットで(受数54本)辛抱しながらよく乗り切ったと観ていて感じた。
ブロックの本数も11本とブルガリアの12本とキルブロックの数では遜色はない。
ただ、最終的に負けてしまったのはチームの総合力の差という所に落ち着くだろう。日本も随所にいいところは見せたのだが、ブルガリアを越えるところまでは残念ながら到達しなかった。
だが、裏を返せばブルガリアに対してこういうバレーが出来るということである。ロシアにも食い下がっていたし、そう考えるとチュニジア戦、オーストラリア戦などが悔やまれてならない。
今日は世界ナンバーワンと言ってよい相手のブラジル。力の限りぶつかるしかない。
posted by 古都の侍 |16:21 |
ワールドカップバレー男子2007 |
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