2007年11月22日

バレーWC男子vsアルゼンチン~型にはまること、型にはまらないこと~



日本3-0アルゼンチン(25-23 25-19 26-24)

越川 清水  松本
山村 宇佐美 石島  L=津曲

宇佐美→富松(ワンポイントブロッカー)
清水→山本(ワンポイントブロッカー)

アルゼンチン=ガルシア キロガ ミリンコビック ステパネンコ アスチェマチャー オルダナ L=メアナ

オーストラリア戦とは全くの逆。サーブで崩せた。ブロックで仕留められた。
レセプションがセッターに返れば、何パターンもの攻撃の中から宇佐美が自由なトス回しをして相手を翻弄する。アタッカーもブロックが3枚つくような難しい場面が少ないからどんどん調子を上げて打つことが出来る。勝つときというのはこういう風にいい連鎖反応が起こるものである。

今日は石島に尽く。第1セットの一番最初のサーブでもはや試合は決定していた。が、それだけではない。第3セットの24ポイント目だったか。カットが乱れ、津曲がコートの外からあげた高い後ろから来る極めて難しいトス(アルゼンチンとしては打たないものだろうと思っていただろう)を強打してそれが相手のコートにドスン。次もまた難しいトスを打ち切る。締めは強烈なこの日3本目となるサービスエースで試合終了。石島に始まり石島に終わった。お見事!!

石島に現れるように、ホントに今日の日本のサーブはいい。
相手のサーブカット成功率を見ると41%。
日本のサービスエースの数は越川4本、石島3本、清水2本の計9本。
他の選手もエースこそないものの、チーム全体としてサーブ効果率はきっと高いはずだ。

攻撃面でも宇佐美のトス配分に偏りがなく、オーストラリア戦のように特定の選手に負荷のかかるような事はなかった。総打数と得点を書いておく。
選手名―総打数―決定本数―決定率
清水  19  10   53%
越川  17   9   53%
石島  13   9   69%
松本   9   5   56%
山村   6   3   50%
チーム全体のサーブカット率が75%(津曲は94%!)であることから、宇佐美が安定したトス回しを出来るような状況を作れ、それが攻撃の安定を生んだことがよく解ると思う。

さらに、日本のリズムがよくなることでおのずと相手にも焦りが出てくる。その結果、アルゼンチンのミスの総計が22だ。

サーブとサーブカット。起点となるところがしっかりとすれば日本だってこういういいバレーが展開できるのだ。

さて、明日は高~いロシアが相手ではあるが、今日のような攻める姿勢をもってサーブを打ち、サーブカットが出来た時、日本に次のステージが見えてくる。今、持てる力を最大に発揮してロシアから1セット、あわよくば2セット、3セット奪ったりしたらすごい。大きい事はいわないが、ロシアを切羽詰らせるところまでは追い詰めて欲しい!
苦しみの中から、何か日本男子バレー復活のキッカケを見出すためにも明日のロシア戦、いい試合をして欲しい!

その他、解説の川合さんが珍しく怒ってましたね(第3セット、越川のブロックに対して)。

posted by 古都の侍 |23:21 | ワールドカップバレー男子2007 | コメント(1) | トラックバック(1)
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