2007年11月06日

バレーWC女子vsタイ~私はタイの方が好きだ~


日本3-0タイ(25-19 27-25 25-14)

スタメン

木村 荒木 栗原
高橋 杉山 竹下  L=佐野

高橋→大山(第1セットワンブロ)
竹下→大村(第2,3セットワンブロ)
杉山→河合(第3セットピンサ)

タイ=サイマイ プルームジット オヌマー ウィラパン アンポーン ヌットサラ L=ワンナ


タイはすべての選手が色々な動きが出来る。第3セットのナルモンのようにセッター・アタッカーの切り替えをパッとできるようなプレーヤー、サイドでも速攻に入るプレーヤーに、センターなのにサイドからオープンを打つプレーヤー。オールラウンダーが揃ったああいうチーム編成にしたいね。そういう意味で、私はむしろタイの方が好きなのである。
試合には勝ったが、日本の将来はタイの形をヴァージョンアップさせたものにしたい。そういう意味で、タイは非常にいい教科書だ。

試合の方は、至って順当な結果である。警戒していたプルームジットを封じることに成功したといっていい。唯一流れに乗った第2セットはやはりてこずったが、プルームジットが静かだと、タイは静かになる。威力のあるサイドのオヌマーには若干手を焼いたがしかし、一昨日のセルビアや明日当たるイタリアに比べればずっとやさしいものだ。

レシーブ面では、木村のサーブカット返球率が約80%、佐野も60%と結果を残したが、高橋は47%と未だカット面は上がってこない。

攻撃はその高橋が2セット目以降当たりを取り戻したが、明日以降も持続できるかどうかは微妙。もし、明日以降も今日の2セット目以降のような結果を残すことが出来れば、4位くらいまでは巻き返せるかもしれない。栗原はどこがどうしたかは知らないが2セット目あたりから降下。川合氏曰くどこかが緩んだとか・・・いっそ大山に代えてみるのが良かったのではないだろうか。連戦に休養は必要なのだから。
センターは荒木がアタックで、杉山はブロックで持ち味を発揮した。

しかし、今日は勝ったとはいえ依然としてサーブの弱さが目立った。どうも、セルビア戦辺りから日本の悪い癖、サーブを緩く打つが出ているように感じる。明日のイタリアみたいなところは、兎に角サーブで揺さぶりをかけまくらないとならない。各自が持ち味を存分に出したチームとしての相対的なサーブでイタリアを崩してもらいたい。

恐らく明日のイタリアのスタメンはこんな感じではないだろうか。

アゲロ   グイッジ ピッチニーニ
セーコロ  ジョーリ ロビアンコ

レシーブのいいセーコロをレフトに入れてくるだろうと予想。先日の韓国戦ではアゲロを途中で下げてオルトラーニを入れるなどして対アジアにはレシーブを重視してくる傾向がある。
怖いのが、アゲロ以上に今当たっているピッチニーニ。この4年ですっかり波のない安定したいいプレーヤーになった。

フルセットまで持ち込めれば、面白いのだが・・・

posted by 古都の侍 |21:10 | ワールドカップバレー女子2007 | コメント(1) | トラックバック(2)
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2007年11月06日

女子バレー・05年体制の崩壊!?



【05年体制】→2005年以来の全日本の体制。柳本JAPANのアテネ以降の第2次体制とも表現できる。竹下と高橋(=テン・シン)を中心におき、木村・栗原・大山という2003年ワールドカップで世界初デビューした3人で脇を固めるという体制。


最初に05年体制というのを定義づけさせてもらった。

さて、高橋が決まらないと竹下のトスワークが厳しくなる。2人が厳しくなっても控え選手とは決して代えない。いや、柳本監督が心中するといっている以上決して「代えない」のだろう。チームの柱というか中枢機関が竹下と高橋という形のなのだが、諸外国のチームもそこは重々承知でそこをつぶせば日本はつぶれるというのが定石になっている。事実、高橋をサーブで徹底的に狙うのが諸外国の日本対策だ。
高橋がつぶれると、日本のコンビバレーの中で攻撃パターンが何パターンも有効にならなくなってしまう。敵の狙いはそこだ。そうして、日本の攻撃を単調にさせ、ブロックで締める。

日本に対する策が明確な以上、日本としてはここをどう乗り切るか、対策を立てるかである。
私が思うに、成田や狩野美雪、吉澤、仁木などサーブレシーブの出来るサイドを入れて代わりが利くようなベンチの体制を作るべきではないかと思う。やはり結論はそこに達するのだ。

もし、柳本監督が03年のような選手を代えるような采配を見せるようになってくれれば日本の逆襲もあるかもしれない(メダルはないが)。05年体制を疑い、もう一度チーム全体の構想を考え直す事が必要なのかもしれない。

posted by 古都の侍 |08:59 | ワールドカップバレー女子2007 | コメント(11) | トラックバック(3)
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