2008年05月30日

柳本JAPANのOQTを総復習する歌




息を切らし 胸をおさえて
「やっと勝った」と 薄ら笑う(←タイ戦)
ばかだね そんなに毎回落とすなんて
魔の第3セット(←ナベアツの法則)
絶対今回北京が欲しいよ
違う結果は 要らないから
データまとった “読み”を脱ぎ捨て
むやみセンターをマーク(←セルビア戦)
木村沙織に 速さを要求
確かに君は変った
打つほど バック打つほどに
拾いながら よろけながら(←ご愛嬌)
サービスエース美しい
ああ 君は変った

永久(とわ)のライバルと 呼べるほどには
敵はあまり 強くない(←残念ながら韓国は今、苦境だ・・・)
いつでもバックを 使うばかり
タテのBのことさえ忘れ(←竹下のトス回し)
素早い動きで ボールを追いかけ(←佐野のスーパーレシーブの数々)
エビに誘われ 声を張り上げよう(←櫻井の“声”を見習え!)
「W杯で“結果”と」 だます男が
北京で結果を出せるか(←あの人)
目に見えない 日陰の努力
静かに君は変わった
打つほどに 止めるほどに
シャットアウト ノータッチエース
タテBは美しい
ああ 君は変った(←今大会の一番の貢献度・荒木)

観るほどに 映るほどに
打ちながら 拾いながら
タンポポより黄色い
ああ 君は変った(←何と言っても一番変ったのは高橋の髪の色)


久しぶりに気軽な記事を書いた気がします。女子の試合が終わって、明日からの男子の試合へ向けて・・・ブレイクタイムとしてこの曲に乗せて聴いてみてください。





posted by 古都の侍 |19:51 | オリンピック最終予選(OQT)2008女子 | コメント(8) | トラックバック(0)
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2008年05月26日

タイ戦&セルビア戦の補充解説




まずはタイ戦。

タイの粘りがいいと言うのは触れたが何がいいのかと言う事について考えてみると、チャンスボールの処理ということがまずあげられるだろう。
チャンスボールが返ってきたとき確実に”オーバーパス”で回す。これにより速さが生まれて相手とすれば嫌な事この上ない。コレが出来るということは、即ち基本プレーがしっかりとしていると言う証拠である。日本も以前こうしようと言うアクションが見られたこともあったが、木村らが対応できなかった為実現できなかった。しかし、タイがああいうことをやって粘ってカウントアタックを優位に進めているのを見て思わなかっただろうか・・・日本もああすべきではないかと。そう、ああしなくてはならないのだ。本来、日本が昔はあのようなプレーをしていたのだ。いつの間にか消えてしまったが、「1秒の壁」云々の前にああいう基本動作をしっかりしないと速さも何も機能しないだろう。
トスも工夫していた。高さ、速さを微妙に毎にずらして相手のブロッカーを苦しめる。アタッカーもセッターもその微妙にズラす技術を会得するのは簡単ではないが、手にしてしまえば相手チームにとって面倒な事となる。セッター、アタッカーが熟成されてよく練られていると言う事を証明してくれたと同時に、背丈の低い日本はあれを真似するべきだろう。


セルビア戦

もともとセルビアの中では守備のうまいモルナルが12名の中から外れている上、こちらもセルビアの中では守備の巧いほうのジェンシロも負傷でベンチにいる。守備面で見たとき、昨日のセルビアは飛車角落ちであったと言えよう。さらに第5セットはサーブミスのオンパレード。厳しいい方をすれば、このようなチームに負けた事は北京でメダルとか言っている場合ではないことを証明しているだろう。
ヴェーソビッチのサーブカットなどを見ていれば解るとおり、昨日の布陣ではセルビアの守備力は高くない。ブロックが付いていない(或いは完全に破った)状態でアタックを打ったときなんかはディグはほぼ不可能なチームである。
ここでタイ戦とリンクする。チャンスボールの処理である。チャンスボールを速く回してセルにあのブロックが付かないように翻弄できていれば第3,4せっとのどちらかで勝負をつけたれたと思う。


課題と言うのは繋がっているものなのだ・・・そう、それは北京へも繋がっているのである。


posted by 古都の侍 |13:59 | オリンピック最終予選(OQT)2008女子 | コメント(2) | トラックバック(1)
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2008年05月26日

ドミニカの悲劇




やはりアコスタ氏の会長職退任が影響していると言う見方が妥当なのではないだろうか。


今回の一連の騒動を見てみよう。


・FIVB会長アコスタ氏辞意表明(5.15)

・五輪出場規定変更を通知されたと発表(5.25)・・・日本側(JVA)の見方

・五輪出場規定変更決定・・・数ヶ月前の理事会で決定していた事・・・FIVBの見方


昨年のWCなどにFIVB推薦国としてドミニカが出ていたが、これはアコスタ氏側近にドミニカ系の人がいたからではないかという見方が強い。アコスタ政権では日本やドミニカが優遇されていたので、アコスタ氏退任で逆に今まで甘い汁を吸っていた国が苦汁を吸うことになるのではないか。
日本にしても、JVAの不手際という風にしてしまおうとされている(ま、JVAもお粗末だったが・・・)。つまり出場国権利を失ったドミニカとともに、大会運営を担っていた日本にもドミニカほど出ないにしろ影響は出た。
このまま脱アコスタ色を強めていくのならば、日本はまず間違いなくこれからにほんにたいしての風あたりは強くなるだろうと推測できる。

だが、日本(JVA)側をみてもやはり、JVAに不手際があったことは否めない。そもそも常日頃のアレが今回のこういう事態へいたったのではないだろうか。
大会運営をするものとして例えいかなる理由であれ、こういうことをしてしまったことは大いに反省しなくてはならない。
それにしてもいつもは仕事が速いとは言えないJVA、今回のホームページの対応(文書修正)は速かったねぇ・・・「1秒の壁」切ってるんじゃないの?


今回の一件でほぼ間違いなくヤマは動いた。これからどういう動きになっていくのか、朧気ながらも見えてきたようだ。


posted by 古都の侍 |13:27 | オリンピック最終予選(OQT)2008女子 | コメント(2) | トラックバック(0)
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2008年05月25日

課題山積柳本JAPAN・・・荒木とニコリッチは流石!~vsセルビア~OQT第7日目





敵ながらニコリッチは流石。今日もサイドで5割の決定率、しかも後半になるにつれ決定率が上がる上がる。勝負どころをわきまえているし、日本がどういうことをするかということも把握済み。ん~、ニコリッチを止めるのは難しかったかな。

でも、やはり「ホンキで北京でメダルを狙っているのなら相手のエースを止めないと」メダルは厳しい。ニコリッチにしても対応策がなく、万策尽きたわけではないしスパイクコースにディガーが入っていないわけではない。例えばブロックで確実にワンタッチを取ることなどでどうにかもう少し対応できなかっただろうか。


日本

高橋 木村 杉山
荒木 栗原 竹下 L=佐野

第1,2,3,5セット・・・大村ワンブロ
第4セット・・・櫻井ピンサ→レシーバー
第5セット・・・多治見ワンブロ


スパイク決定率

荒木・・・22打数・50%
杉山・・・17打数・65%
木村・・・36打数・33%
高橋・・・39打数・31%
栗原・・・37打数・30%


キルブロック

荒木・・・4
杉山・栗原・・・2
大村・竹下・木村・・・1

サーブレシーブ成功率

木村・・・48受・60%
佐野・・・21受・71%
高橋・・・20受・70%
櫻井・・・5受・60%

チーム平均・・・63%


セルビア=オグニエノビッチ ニコリッチ クルスマノビッチ ブラコチェビッチ ヴェーソビッチ ツイタコビッチ L=チェービッチ


日本2-3セルビア(25-19 25-21 19-25 19-25 17-19)


センター線はある程度生きていた。特にセットを奪った試合序盤は。だからこそその間にサイドを活かせる布石を打って欲しかったのだがなかなか巧くはいかない。

1,2セットを奪えた理由は偏に、サーブがよく走っていて狙いどころもよくセルビアを崩せていたことである。サーブカットの乱れに端を発し、イライラさせ、ミスを誘発させるという日本がいい仕掛けをしていた。が、魔の3セット目以降サーブのよさが衰退。勝ちを意識して安全策に入ったのだろうか、攻める姿勢に欠けてしまった事はセルビアを勇気付ける要素となってしまった。
常にサーブで攻めて相手より優位に立とうとしなくては体格差で世界と劣る日本としては辛いところがある。今日は、「狙いどころ」が解りやすい相手(=#9:ヴェーソビッチ)だっただけに3セット目以降もっと徹底してもらいたかった。


結局高さへの対応、と言う言葉へ行き着くのだが日本が苦しい場面での2段トスをシャットされる場面が目立つ。リバウンドを取りに行くのか、或いはブロックアウトで外に出させるのかということを工夫して乗り切るようにしないと厳しいだろう。WCなどの時よりはブロックフォローが幾分かよくなってきているのでその部分は伸ばしつつ、より明確な技術による高さ対策が必要に思う。
また、セッター以外が上げる2段トスの精度(質)も重要である。センターのみならず、サイドのアタッカーが上げる場面もなくはない。なるべくいい2段トスが上がるようにしないとアタッカーも厳しい。
Bキャッチ及び、ラリー中の決定率を上げると言うことに関してはこのようなことで改善されることが何点かあると思う。
Bキャッチでの決定率と言うことに関しては、Bキャッチでもセンターを無理矢理使えるようにしないと・・・荒木のタテBや杉山のCをBキャッチの時にコンスタントに使えるようになればサーブカットをする人にとっても気が楽になる。


ブロックについてだが、これは前から指摘している通りサイドアタッカーのブロックをもう少し改良してみる必要がありそうだ。木村、栗原のこの二人がもう少しワンタッチを取ってくれればよりレシーバーは楽にボールを扱えるだろう。


すぐに始まるワールドグランプリ。それが終われば北京オリンピックだ。12チームの中でどこまで上を目指せるのか。アメリカ、キューバあたりと善戦して勝つようなチームになってくれればと願っているが・・・



posted by 古都の侍 |22:00 | オリンピック最終予選(OQT)2008女子 | コメント(1) | トラックバック(0)
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2008年05月25日

中東の笛より酷いOQT





中東の笛よりよっぽどタチが悪い。FIVBが今日になって急に以下のような通知を出した。


「五輪出場国を“大会の上位3チームとアジア最上位国”に変更する。」ということ。つまりは日本が3位以内に入っているからアジア最上位のカザフスタンがドミニカを差し置いてオリンピックに出るということ。


つまり今日、ドミニカが勝ち日本が負ければほぼ間違いなくオリンピック行きが決まったドミニカであったがこの前代未聞のルール変更によってどういう形でもオリンピックにはいけなくなったということだ。
大会期間中、しかも最終日にこんなルール変更があっていいのか。いいわけねぇだろ!


この悪法も法なりによって、ドミニカではなくアジアのチームの最上位チームが五輪行きを争う格好になっただけだが、その結果はカザフスタンが3-1でタイに勝ちセット率でも上回ったためカザフスタンがミラクルで五輪行きを決めた。韓国を下したドミニカはいったい何だったのだろうか・・・


先日、アコスタ会長が辞任を表明した記事を書いたがそれと関係があるかどうかは不明である。が、何らかのことがあったかもしれないと言う推測は出来なくもない。あくまでも証拠のないただの推測だが・・・何故このようなことになったのか、報道がなされてきちんと説明されることを願いたい。


尚、このことに関してはrioさまのブログにて詳しい記事が書かれているのでそちらをお読みいただくと私の文章よりも解りやすいかと思います。


posted by 古都の侍 |21:41 | オリンピック最終予選(OQT)2008女子 | コメント(1) | トラックバック(1)
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2008年05月25日

OQT女子第7日目試合結果




女子のOQTも今日で最終日。あまりのショックの大きさで未だに開いた口がふさがりませんが・・・


ドミニカ3-1韓国(17-25 25-20 25-19 25-15)

韓国はそもそものメンバーがいなかった上、ハン・ユミまでも怪我で離脱。厳しい戦いであった。
可哀想なドミニカであるがこの日の戦いもいい戦いであった。若いだけに経験を積めばいいチームになりそう。



カザフスタン3-1タイ(13-25 25-18 25-14 25-21)

カザフスタンはオリンピック行きを決定。パブロワ打ちまくって今日も45打数。
タイは将来性豊かだし、方向性がきちんとしているから大きな誤算がなければ4年後はロンドンも充分に射程圏内。


ポーランド3-0プエルトリコ(25-22 25-22 25-22)

プエルトリコは善戦と言っていいのでは?



 

posted by 古都の侍 |17:21 | オリンピック最終予選(OQT)2008女子 | コメント(20) | トラックバック(0)
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2008年05月24日

取り残された日本と進化する多治見麻子~vsタイ~OQT第6日目





今日のタイは「やる気が違う・目の色違う・動きが違う・パワーが違う・・・」イミテーションゴールドに乗せて今日のタイを評価してみた。


今日は多治見に救われて、多治見の良さを改めて示した日であった。それと同時に、柳本JAPANの課題がいくつも露呈、その最たるは監督の采配であることよ。


ハッキリ言って、控えメンバーでこの試合に挑んでこの結果であれば納得がいく。こう言う言い方をしてしまうといけないのだが、今日は挑戦して負けに行ってもいいと言えば言いのだ。「挑戦したのならば」であるが。最初に立てた7戦全勝と矛盾してしまうが、河合を筆頭に控えを使ってあららしいチームの可能性を見出すという大義名分を持って色々とチャレンジしていればわたしはそれはそれでいいとも思う。
であるがしかし、ガチメンで挑んでこのザマは納得ならぬものである。そりゃね、タイは素晴らしいチームであるし多分これから以後、日本のライバルになるのは確実だろう。しかし、ホスト国のチームが100%のスタメンで挑んだ試合だから・・・だから・・・


日本

高橋 木村 杉山
荒木 栗原 竹下 L=佐野

第1セット途中から試合終了まで・・・多治見IN
第3,5セット・・・杉山ワンブロ
第1,3,4セット・・・大村ワンブロ
第5セット・・・櫻井ピンサ


アタック決定率

高橋・・・62%
栗原・・・46%
木村・・・45%
荒木・・・67%
多治見・・・45%

チームサーブレシーブ成功率・・・61%


タイ=ヌットサラ ラッタナポーン プルームジット オヌマー(ライト→レフト) マリカ(→サイマイ) アピンヤポン L=ワンナ


今まで大して出ていないから疲れ度が違う、と言う理由だけではない。経験に裏打ちされたものが見事に多治見のプレーにはあられている。
サーブはエースを奪うわけではないがしかし、確実に相手の嫌がるところを突いてくる。実際、多治見のサーブでBやCキャッチになるケース目立っていた。俗に言う、効果率の高いサーブである。
アタックではセンターとして決定率は驚異的な高さを誇るわけではないが、ここ一番に強いし、荒木や杉山と持ち味が全然違うから彼女らの引き立てにもなる。
そして何よりブロック。前々から、ブロックの位置取りのよさ、読みのよさ、手の出し方、ワンタッチの取り方などなど、つまりはブロックの巧さは触れてきたがまさに今日はそれなのである。ワンタッチを取った回数が14本。キルブロックも4本。適応能力と修正能力も充分に備えているから、選手が代わっても即座にキッチリ対応できる。締める時は締めるが、端からワンタッチ狙いのときのワンタッチの手の出し方は秀逸。経験から来る読みのよさも随所にみられる。所属のパイオニアでも何年もプレーしているが、年々その存在感は増していると言う風に私は思う。決して派手なプレーをするわけでもないがしかし、仕事は確実にしてチームを助ける。多治見のような選手の経験にこそもっとスポットライトを当てるべきなのではないだろうか。
それから昨日のインタビューで多治見に対する(狩野もだが)年齢のことが出たが、「円熟味のあるプレー」とかそういう見方は出来ないのか。だいたい、30過ぎてからもバリバリと現役でやっている選手は沢山いる。やたらめったら「年齢」をクローズアップするのはどうなのだろうか。


誰にしてもそうだけども、あれだけ出っぱなしで打ちまくっていて、身体は悲鳴をあげるのは当たり前である。そうしたことを見越しての控え選手なのにもかかわらず、監督は使わない。これではどこのチームも誰も代表へ選手を出したがらなくなってしまう。そうなってはもうどうにもならない。そういうことを考えてもらいたいと私は強く思う。酷使は絶対ダメ。


タイについていくらか書こう。
まず日本と違ってサーブがいい。狙いもいいし、強く打つこと効果的に打つことを心得ていると思う。
ブロックシステムは日本とどっこいどっこいだと思うが、レシーブに対する粘りの姿勢は日本も見習え!ホントは日本がああいうことやらないと・・・しかもあの粘りを見せておいて試合後のインタビューでディフェンスがイマイチって言うあたりに将来性と勝利への貪欲さを感じ、私は好感を持つ。
何よりいいのはバックアタック。セッターが長身でボールを操る(トスを上げる)位置が高いからアタッカーがスムーズに打てる。日本とは大違い(159<180)・・・アタッカーの反応もいいから、よりよく見える。竹下以後に日本が長身セッターを導入した際、ああいうことをすればよいという一つの指針である。
ラリー中でもトスの位置や高さを微妙に変える当たりなどを見ても目指しているものの高さ、そして実行している内容の濃さを覚える。日本はそのあたりを完全に抜かれている。
今日、日本が勝てたのはわずかながら経験が上回っていたこととホームアドヴァンテージだろうか。


多分、「6日目試合結果」を観ていただければわかるが明日もセルビアはスタメンが控え重視ではないだろうか。もしそうなら確実に叩かなくてはならない。



posted by 古都の侍 |23:18 | オリンピック最終予選(OQT)2008女子 | コメント(4) | トラックバック(1)
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2008年05月24日

OQT女子第6日目試合結果




大会6日目の試合結果



プエルトリコ0-3ドミニカ(23-25 14-25 18-25)

ドミニカは最終戦の韓国戦が運命である。



セルビア2-3ポーランド(18-25 14-25 25-18 25-22 10-15 )

事実上のこの大会のもっとも世界最高レヴェルに近い試合。 
昨日、オリンピック行きを決定させたセルビアはこの試合、エースポジションのニコリッチとジェンシロ、正セッターのオグニエノビッチ、センターでキャプテンのツイタコビッチを使わなかった。そういう状況で、真っ向勝負を挑んできたポーランドから2セット奪うのだから、やはりセルビアは格が違う。
セルビアのサービスエースが13本、どっちが勝ったんだかよく解らない試合内容である。いくらポーランドのディフェンスに難があるとは言え、日本は明日充分に警戒しなくてはならないだろう。
ポーランドはこれで五輪行きが決定。


韓国0-3カザフスタン(18-25 21-25 21-25)



 

posted by 古都の侍 |16:43 | オリンピック最終予選(OQT)2008女子 | コメント(4) | トラックバック(0)
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2008年05月24日

OQT女子第5日目試合結果





大会5日目の試合結果


カザフスタン0-3ドミニカ(20-25 22-25 17-25)

勝ったドミニカ、次の試合が正念場。


セルビア3-0プエルトリコ

セルビアはこの勝利で初の五輪出場決定。今回のOQT参加国の中では唯一、ぺ気のリンピックで優勝争い(メダル射程圏内)に加われるチームである。


ポーランド3-1タイ(18-25 25-14 25-19 25-23)

この手のチームに対してポーランドはいくらかの苦手意識があるのかどうかは知らないが、こういう試合を簡単にモノに出来ないのがポーランドの今ひとつなところではないか。
 


posted by 古都の侍 |16:38 | オリンピック最終予選(OQT)2008女子 | コメント(0) | トラックバック(0)
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2008年05月24日

課題だらけで何も始まっちゃいない~vs韓国~OQT第5日目



まだ大会が終わったわけでもない。漸く北京五輪行きが決まったと言うことである。アテネでの敗戦以後、結局根本的なものは変わらなかった。大型化?竹下の後継者?高さへの対応?むしろチームとしては4年前の吉原キャプテンのチームの方がはるかにドリームチームだったし、課題も明確でしかしながら希望もあった。だが今は、4年前と世界の中の日本の位置が変わってしまった。全日本女子の変革期にすべきはずだったこの4年で結局何も変わらず、しかしながら五輪への切符を手にした今。敢えて言うべき事は唯一つ、五輪で結果を残さなくてはならない、と言うことである。



日本3-1韓国(25-20 25-19 21-25 25-13)


日本

高橋 木村 杉山
荒木 栗原 竹下 L=佐野

第1,4セット・・・大村ワンブロ
第2セット・・・杉山→多治見IN
第2セット・・・高橋→狩野IN


アタック決定率

高橋・・・25打数・48%
栗原・・・36打数・39%
木村・・・36打数・25%
荒木・・・16打数・81%
杉山・・・12打数・83%

チーム平均・・・45%


キルブロック総数

荒木・・・7
木村・竹下・杉山・・・1


サービスエース

栗原・・・2
荒木・木村・・・1


サーブレシーブ成功率

佐野・・・24受・80%
木村・・・26受・62%
高橋・・・18受・61%

チーム平均・・・68%



韓国=キム・サネ キム・セヨン イム・ヒョスク ペ・ユナ ヤン・ヒョジン キム・ミンジ L=キム・ヘラン


第1セット。露骨に高橋をマークする韓国に対して、竹下が珍しく早い段階で栗原、木村にトス配分をシフトしていったことが功を奏した。
第2セット。日本のコートの真ん中に穴が出来てそこを攻撃で狙われた感あり。それがセット序盤で接線になった理由だと思う。竹下がこのセット、サイドに集めてセンターの本数がやや少なかったことが気になった。
第3セット。「ナベアツの法則」発動。3-0とリードしたところから3-4とひっくり返され、ナベアツ注意報発令。竹下のセンターへのトスがワイドしかなかったことでナベアツ注意報がナベアツ警報へとなった。日本が単調になり、韓国に粘り負けしたことでこのセットを失う。2セット取った後の3セット目を落とす。ナベアツの法則は健在だ。
第4セット。序盤で3点出たところあたりから韓国の集中力が切れだす。



要所で荒木がブロックをしてくれたことが日本が流れを相手に渡さなかった理由ではないだろうか。Aのターン打ちをうまいこと決めたのは成長の証。
杉山もなかなかよかった。相手が韓国であるからというのを差し引いても今日のこのセンターコンビの決定率の高さは立派。
しかし韓国もこのセンターにマークをつけておきながらブロックで全然押さえられないあたりがやや厳しいかなと。センター囮の時間差なんかは捨てて勝負してもいいと思うのだが。

サイドではセンターがよく決めていたからこそ、木村と高橋の時間差が利いた。そうなると次は逆も言えるわけで、時間差が利いたからより一層センターも活きたと思う。スパイカーの相乗効果的なものである。

まだ大会が終わったわけではないから、こういう総括的内容は避けようと思ったが、敢えて先に少しだけ触れる。サイドにしてもセンターにしてももっとブロックアウトを出来ないものだろうか。昨日だけでなく過去5戦、いやそれ以前(アテネ以後)でも言えることだが、高いブロックに囲まれるのは仕方なし。ならそこを速さだけでなく、巧さで切り抜けられないのかと思う。


さて、残すところ2試合。今日は大村、多治見、狩野、河合で戦ってもらいたい。それでも充分に勝てる相手である。単に主力を休ませると言うことではなく、色々な可能性を試すと言うこと。特に河合は何で呼んだのか、しっかりと「証明」しなくてはならないだろう。WGPの対戦国と残り2試合のチームを見ると、一番今日が、河合を使うに適す日だということが解る。



試合以外のことについては次回の記事で書くことにする。
コメントを沢山いただいていますが、返信が滞っています。なるべく早く書くようにしますので・・・



忘れてた、最後になったが・・・オリンピック出場決定おめでとうございました。



posted by 古都の侍 |13:17 | オリンピック最終予選(OQT)2008女子 | コメント(0) | トラックバック(3)
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2008年05月24日

オリンピックの決まった瞬間・・・



6日間でアクセス10万件・・・早くも210万アクセス突破です。
昨日は数時間おきに携帯からブログを観ていたのであるが、記事をアップしていないのにもかかわらずアクセス数が以上に伸びる伸びる・・・あまり注目されていないOQTとは言え、流石に昨日は注目度も高かったのでしょう。


書きたい事は五万とあるのだが、とりあえず午前中は忙しいので写真のみをアップ。HEYSEYの対面、選手のアップゾーンの後方、3階席(自由席)からの撮影。



20080524-00.JPG
決まった直後・・・写真ぶれすぎです。



20080524-01.JPG
漸く出てきた狩野美雪。今まで選ばれなかったことがおかしいんです!



20080524-03.JPG
ベンチから選手も来てハイタッチ


20080524-04.JPG
ベンチに下がって


20080524-05.JPG
大きめに一枚



写真の腕が無い事は自覚しております・・・申し訳ございません。



インタビューについて、書こうと思いきや既にネット上では相当の物議をかもしているようである。完全に乗り遅れてしまった感があるが、後々これについても書こうと思っている。が、何分にもいっそがしぃぃぃ・・・忙しいので(と言うか今までサボりすぎ)今はとりあえずここまで。
試合詳細などの記事は午後にはアップします。


やっぱり最後に一言・・・何か釈然としません。




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2008年05月23日

全日本女子バレー五輪決定!





日本3—1韓国(25-20 25-19 21-25 25-13)


バレー全日本女子、北京オリンピック行き決定!!

詳細は帰宅後たっぷりと。
3セット目は例によってナベアツの法則が…

posted by 古都の侍 |20:48 | オリンピック最終予選(OQT)2008女子 | コメント(0) | トラックバック(0)
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2008年05月22日

OQT敵国情報番外編・韓国




まずは、大林素子ブログより。
どうなんでしょうねぇ、高橋の怪我は。狩野を使って欲しいところである。


さて、韓国は今回どういう試合をするのかと言うとずばり、背番号1のキム・ミンジがよく打つのである。この選手を乗せてしまわないような立ち上がりからのケアが日本には求められる。
一昨日のポーランド戦では、ポーランドが韓国の突かれたくないところをうまく突いて優位に試合を進めていた。サーブの狙いどころ、ブロックの狙いどころ、そういう点で実に模範的なことをポーランドは見せてくれた。日本としてはポーランドを模倣して、ポーランドのやったとおりに試合を進めたい。

キープレーヤーは竹下。竹下のトス回し(配球)が単調にならず、コンビをうまく使いながら“読まれない”トス回しをしていくことが大切だ。日本戦ともなれば韓国は、ある意味カリブ系よりも乗ったときは怖い。乗せないためには、キルブロックで調子づかせないことが重要だと思う。そういったことから、竹下をキープレーヤーとして上げた。
他に、日本はサーブが緩まないこととサイドアタッカーのブロックが重要である。


本来ならば1試合目から観戦したいところだが、日本戦しか観られないことが悔しい。土日も忙しく、生観戦が可能なのがこの日のこの時間のみなのだ・・・うまくすれば第3試合の途中には間に合うかもしれないが、しかしそれでもやはり前の試合にこそ価値があるので・・・
生観戦のため、更新は22:30過ぎになるでしょう。或いは「キミ☆犯人じゃないよね」以降かもしれません。日本が北京行きを決めた瞬間の写真などを収めた記事を更新できればと思っていますが、写真の腕については言及しないでくださいね・・・




スポーツナビ+編集部のおすすめ記事に選んでいただき、ありがとうございました。

さらに、3日続けてアクセスランキング1位・・・感謝感激でございます。


posted by 古都の侍 |23:56 | オリンピック最終予選(OQT)2008女子 | コメント(1) | トラックバック(1)
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2008年05月22日

センターとリベロこそ・・・




そりゃね、点数を取る選手がいなかったら勝てない。でも、点数を取る選手だけでも勝てない。


スポーツナビのOQT特設ページの中に「みんなで選ぶMVP」というのがあるが、個人的にはいささかさびしい結果が4日とも出ている。

5・17
5・18
5・20
5・21

見ていただければ解るのだが、投票数を多く得ているのはサイドアタッカー、言い換えれば点数を多く上げている選手なのだ。ん~・・・確かに活躍しているのだけれど、しかしながら私個人としてはセンターとリベロと、ここにもう少し票が入って欲しいのだ。


FIVBが出している項目ごとのベストプレーヤーを見てもらえると解るのだが・・・

例えばベストブロッカー部門。3位に荒木、5位に杉山とこれは参加国中でもっともいいセンターコンビである。ベストスパイカー(アタック決定率)部門をみても、規定打数に達していないながらも荒木の決定率が56%、杉山が40%。荒木の数字はセンターにしてみればかなりいい数字である。
リベロの佐野は、ベストディガー(スパイクレシーブ)部門を見ると2位につけていて、ベストレシーバー部門では堂々1位である。


ベンチから大声を張り上げて祈り応援する櫻井、セット終盤ワンポイントで入って確実に仕事をしてくれる大村・・・彼女らもホントならもっとクローズアップされて欲しい存在である。


残す試合もあと3つ。観戦のポイントの一つとして、「点取り屋」ではない選手たちの動き・プレーを注目してみてもらいたいと思う。


posted by 古都の侍 |20:24 | オリンピック最終予選(OQT)2008女子 | コメント(4) | トラックバック(0)
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2008年05月21日

サーブの重要性~vsドミニカ共和国~OQT第4日目






何故、第2セットを落としたのか。そこが今日のポイント。


日本3-1ドミニカ共和国(25-21 18-25 25-16 25-21)


【日本】

高橋 木村 杉山
荒木 栗原 竹下 L=佐野

第1~4セット・・・大村ワンブロ
第1セット・・・櫻井ワンポイントレシーバー


スパイク決定率

高橋・・・31打数・49%
栗原・・・30打数・47%
木村・・・31打数・39%
荒木・・・14打数・50%
杉山・・・11打数・45%


キルブロック

荒木・・・4
大村・・・2
木村・・・2
栗原・・・1


サーブレシーブ成功率

佐野・・・27受・71%
木村・・・29受・55%
高橋・・・16受・75%

チーム成功率・・・65%


ドミニカ=エチェニケ バルガス カブラル ヌニェス ロンドン ベタニア L=カスティージョ


結論。サーブで崩せれば日本ペース、そうでなければ日本は受け身。
第2セットを落とした理由の最たるは、サーブが弱かったことだと感じた。それに加えてやや攻撃が単調になってしまったとも思う。



これで北京へ大手を掛けた試合であるが、その内容は評価しづらい。とりあえず、ベタニア、木村、荒木の所属の東レの定番のこの曲でも聞きながら、今日の観戦の疲れを癒してください・・・


何故狩野を使わないのか。第1,2セット、あたりは木村の状態は思わしくない。高橋も微妙なところだった。そのどちらかに代えて狩野を起用していれば。特に第2セットは、流れも悪くまさしく狩野の投入で流れを変えるべきポイントではなかっただろうか。何のために呼んだのか、1,2試合目では狩野起用で流れを変えただけに残念である。


攻撃では杉山が今日は少し目立っていなかった。本数的にもそうだし、囮としてもそうだった。相手が速さに苦戦しているのにもかかわらず、杉山の本数が少ないと言うのは一種の矛盾だ。Aから始まり、B、C、Cワイド、L、一人時間差・・・攻撃の選択肢も幅も広いだけに、杉山をもっと使って相手を惑わせたかった。
荒木にしてもややライト側へ走るのが多い気がする。真ん中からの速攻を使うことによって、バックセンターとの時間差も行けるし、そのための布石にもなる。


第3セット以降、ようやくサイドアタッカーが調子を上げてきて特にバックアタックの決定率が上がってきたところからチームは軌道に乗り始めた。クルクルミラクルは発動しなかったが、木村が安定してきたことが特にいい要素ではないだろうか。大崩れせずに今まで来ているから、この調子で戦って欲しい。
高橋は次の韓国戦では苦労するだろう。また「ブロッカーが飛ばない」などの戦略は立ててくるだろうし、レシーブも悪くない。速さにも慣れているのでここは警戒だ。
栗原はWCの時のように打って打って打ちまくるようなことにっていないから、あの時ほどの疲労はないと思う。「逃げのフェイント」が顔を出すことも減ったし、この大会の栗原は数字に出ないところでの成長があると思う。


レシーブで気になるところは結局最後まで相手のフェイント、軟攻に対応し切れなかったことだと思う。セルビアあたりはこのあたりのことを意識してくるだろうから、日本はしっかりとこのフェイントに対する守備を確認しなくてはならないだろう。
反面、強打に対するレシーブコースは佐野がよく動いていた。いつものことながら、佐野のレシーブはファンタスティックであり、確実である。


大事なところでミスを犯して負けたドミニカだが、確実に力をつけてきている。セッターのエチェニケやリベロのカスティージョ、控えのサイドエヴェ、エースベタニアのような若い息吹がどんどん出てきている。その上、チームとしてだいぶ粘りが出てきている。北京のあと、全く侮れない・・・いや、日本を追い抜く可能性すらあるチームである。


休みを置いて金曜日は韓国戦。私は「生観戦」だから、是非私の眼の前でオリンピック行きを決めてもらいたい。
キーワードはブロック、そして常に攻めるサーブだ。



余談。今日の大林素子のブログ

1・狩野美雪について

2・井野亜季子登場
ちなみに井野、フランスリーグでサーブレシーブ成功率1位だったらしい。カンヌはフランスリーグで優勝だから、貢献度は大のようである。

3・空飛ぶムードメーカー

4・やっぱり木村はミラクルだった・・・





posted by 古都の侍 |21:18 | オリンピック最終予選(OQT)2008女子 | コメント(2) | トラックバック(1)
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