2007年09月13日

女王の誕生 女子バレー・アジア選手権選評9~カザフスタン~




日本3-1カザフスタン(23-25 25-16 25-18 25-16)

スタメン

木村 荒木 栗原
高橋 杉山 竹下  L=佐野

個人賞の発表は後ほど。

まずは、優勝おめでとうございます。

24年ぶりですか。それまではずっと、中国の一人舞台だったわけですから、ましてや北京前の中国を差し置いての優勝は意味はあると思います。

が、前も書いたような気がしますがこの大会で2位以内に入ることはある意味当然のことなんです。厳しい辛い言い方をすれば。中国以外には、アジアで負けてはいけないと思います。力の差を考えても、今後のことを考えても。
今日なんかも、欲を言えば3-0で勝って欲しかった試合だったですね。サーブカットをもう少し慎重に、正確に返っていれば第1セットも取れたでしょう。そういうところをもっととことん突き詰めていかないと、ロシアやイタリアなどとは対等に勝負できません。また、そういうところを突き詰めていけば、キューバなどには勝てると信じています。

大会序盤では格下ばかりと対戦していながらブロックが出なかった。これもまた反省点です。キルブロックが連発なんていうのはなかなか難しいですが、ワンタッチを確実に取ってそれを攻撃に転ずる。この形が日本の粘りの根源となってくるはずです。
中国戦以降はそのブロックにいい兆しが見えてきました。今日は栗原がいいところでキルブロックをしていました。センターのみならず、栗原や木村といったサイドのブロックが向上してくるとより、面白くなってくると思います。

良かったことを。まずは、完全アウェーでのタイ戦で勝ったこと。日本はめったに完全アウェーでの試合をしないので、そういう意味では少しプラスポイントになったかなと。

それから、ブロックがよくなってからは佐野の動きが楽になった。佐野はホントにいいレシーバーなので無理そうなボールでも取ってくれるのが魅力ですね。フランスでの経験が生かされているように見えますし、頼りがいがある守護神です。MVPをあげたい。

木村もWGPの時よりはよくなっているようです。杉山の速さの重要性に改めて柳本監督も気づいたでしょう。

11月では無理でしょうが、何とかOQTで北京行きを決めてもらいたいです。出来れば、日程的な面で考えて11月で北京行き決定がいいのですが・・・


posted by 古都の侍 |21:41 | アジア選手権女子2007 | コメント(3) | トラックバック(0)
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2007年09月12日

女子バレー・アジア選手権選評6・7・8合併号~オーストラリア・チャイニーズタイペイ・タイ~




バレーの選評が追いついておらず、申し訳ありません。男子の最終戦についてはまた今後更新します。取り急ぎ、地上波でも放送をしている女子の方を。


日本3-0オーストラリア(25-10 25-13 25-12)

スタメン

木村 先野 栗原
高橋 多治見 竹下  L=佐野

栗原→大村(第1セット途中から最後まで)
高橋→栗原(第3セット途中から最後まで)
竹下→板橋(第2セット頭から最後まで)
多治見→庄司(第3セット途中から最後まで)

当たり前田のクラッカー的に勝利。オーストラリアは男子はレヴェルがあるものの、女子はそれに追いついていないのが現状。
高橋や栗原を休められたのが大きいが、木村は?
一番辛いのは、動き回らされてる佐野でしょうが。


日本3-0チャイニーズタイペイ(25-12 25-16 25-20)

スタメン

木村 荒木 栗原
高橋 杉山 竹下  L=佐野

連戦で疲れたのか、チャイニーズタイペイに精彩が無く楽々勝利。
日本は未だ失セット0


日本3-1タイ(27-25 25-18 23-25 25-17)

スタメン

木村 荒木 栗原
高橋 杉山 竹下  L=佐野

まー・・・あれだけサーブミスするのも珍しい。それがなければ、3セットのストレートで勝っていたでしょうね。ミスで1セット失ったようなものだと思う。
しかし、タイの応援はハイテンションですね。個人的には、日本のスティックバルーンよりは好きですが。
ブルームジットがやはり評判どおりいい選手で、そこのマークはぬかりは無かった。ただ、去年のドーハの時も思ったが、サイドもいいんですね。タイは。今後、急速に伸びてくるかもなと感じるチームではあります。

対して・・・日本は。高橋が深刻。どうも、アタックを自分の思うように打ててない感じがする。竹下とのコンビは絶対だと思っていたが、今年を見るとどうやら疲れが影響しているのでしょうか?高橋抜き、というチーム構想は立ててないメンバー召集なので今後も出続けることとなるでしょうが果たしてどうなることやら。

さて、明日カザフスタンに勝てば24年ぶりにアジア1になる。男子の二の舞だけは・・・

posted by 古都の侍 |23:19 | アジア選手権女子2007 | コメント(2) | トラックバック(0)
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2007年09月10日

中国下すも辛口評定!?・・・女子バレー・アジア選手権選評5~中国~




日本3-0中国(25-23 29-27 25-19)

スタメン

木村 荒木 栗原
高橋 杉山 竹下  L=佐野

中国=魏秋月・周蘇紅・楊昊・李娟・薛明・徐雲麗・L=張嫻


ふーむ、杉山をやはり入れてきましたね。庄司が少し落ちていることと、杉山の速さとブロックを計ったわけですが、非常にいい選択であると思いますね。

高橋の絶不調を今日は木村が救った。解説の吉原さんが「木村のWGPから今までの悩みが吹っ切れたようだ」と何度も仰っていましたが、まぁ概ねそんなところだと思います。確かに、この試合における木村は今年一番の輝きがあった。(態勢を崩しておジョー様座りすることもなかったし)。
守っても、サーブカットの具合も良かったように思う。

ブロックもそれまでは散々、格下相手に悪かったのに、この試合ではキルブロックこそそんな爆発的本数は無かったが、システムとしては非常によかった。
それを象徴するのが、佐野以外のディグのよさだ。ブロックがある程度緩衝材になるから、レシーブして次につなげやすい。これが常に出来ればいいのだが。

また、サーブで崩すという狙いはWGP時よりよく出来ており、この試合もしかり。周の速い複雑な攻撃などをつぶせた。

しかし、思うのは「中国はあんなに雑なチームだっけ?」ということである。単純ミス、集中力の欠如が目立つ。
スタメンを見てもらえばわかると思うが、1.5軍ではなく、1.2軍のメンバーといっていいだろう。サイドのオウ・イメイと正セッターヒョウ・コンを欠くだけといってもいい。
そんな折、最も気になるのが楊昊の不振だ。昨年よりずっとそうだが、とても実況が連発していた「世界一のアタッカー」とは思えない。北京までに間に合うか?

さて、日本はこれで気を緩めてはならない。後4戦、オーストラリア・チャイニーズタイペイ・カザフスタン・タイと決勝Rで当たる。オーストラリア以外のチームには、充分足元をすくわれる可能性がある。
「フッとした気の緩み」に大いに気をつけてもらいたい。

posted by 古都の侍 |23:12 | アジア選手権女子2007 | コメント(9) | トラックバック(1)
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2007年09月09日

女子バレー・アジア選手権選評4~ベトナム~




日本3-0ベトナム(25-20 25-16 25-19)

スタメン

木村 多治見 栗原
高橋 先野  竹下  L=佐野

この大会を通じて思うのですが、日本はブロックが少なすぎ!今まで当たったところはすべて格下であり、高さもなくブロックし易いはずなんですが・・・

順当に勝ちはしましたが、内容はまだまだ詰める部分が多いと思います。

今日当たる中国は1軍レヴェルの選手を集めているワケではありません。ですから、せめて「善戦」をしたいです。韓国が1セット取ったので目標は2セット取ること、あわよくば「勝利を!」と思うのですが。

センターは中国戦では杉山・庄司を出して、速さを追求してもらいたいなと思います。

posted by 古都の侍 |22:07 | アジア選手権女子2007 | コメント(0) | トラックバック(1)
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2007年09月08日

女子バレー・アジア選手権選評3~インドネシア~




日本3-0インドネシア(25-16 25-15 25-13)

スタメン

木村 庄司 栗原
高橋 荒木 竹下  L=佐野

竹下→板橋(第2セット途中から)
庄司→多治見(第1セット途中から)
荒木→先野(〃)
栗原→大村(第3セット途中から)


意外にも!?インドネシアが善戦・・・というよりかは、日本の対応の拙さかな。

特にフェイントの対応の悪さは恐ろしく拙い。いつものことと言ってしまえばそれまでだが、この対応がちゃんと出来ないと世界との溝は埋まらない。

次の試合はベトナム。その次は北京前最後の戦いとなるかもしれない「中国」が控えている。
如何にいい流れで中国戦に持っていくかが命題だ。

posted by 古都の侍 |11:55 | アジア選手権女子2007 | コメント(0) | トラックバック(0)
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2007年09月08日

女子バレー・アジア選手権選評2~韓国~



日本3-0韓国(25-18 25-15 25-19)

スタメン 

木村 庄司 栗原
高橋 荒木 竹下  L=佐野

庄司→杉山(第1セット途中~試合最後まで)

ほとんど、1年ぶりに韓国と対戦になったがアテネ以降韓国とは試合をするたびに何だか残念な気持ちになる。

というのも、ちょっと前までの韓国は闘争心剥き出し(特に日本戦では)で、粘っこくて・・・THEライバルという感じがムンムンしていたのですが最近はめっきり。これは日本にもいえることかもしれませんが。両チームの闘争心の象徴、韓国のチェ・ガンヒ、日本の吉原が引退したからでしょうか。
今の韓国の目指している方向(大型化)は間違ってはないのかも知れない。が、一昔前までの韓国チームに何だか懐かしさを感じてしまうのは私だけだろうか。

昨日の試合もしかり。どうも、日韓戦なのにいまひとつ盛り上がらない。
韓国は、キム・ヨンギョン、ファン・ヨンジュ、ハン・ソンイなどの主力面々を欠き、さらに面白くない。ラ・ヘウンやキム・ミンジなど印象に残るアタッカーはいたが。

日本は、散々相手のミスに助けられてのストレート勝ち。国際経験がないメンバーが殆どだからやむを得ないだろう。

解説で吉原さんが、バックアタックに重要性をかなり説いていました。それが聞こえたのかどうか、栗原のバックアタックがいつもよりは多め。しかし、それが完成系のバックアタックかと聞かれると、YESとは私は答えられない。もっと速い、いわゆるパイプにはまだまだ。この攻撃の完成が待たれるのだが。

posted by 古都の侍 |00:07 | アジア選手権女子2007 | コメント(0) | トラックバック(0)
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2007年09月06日

女子バレー・アジア選手権選評1~ウズベキスタン~



日本3-0ウズベキスタン(25-8 25-10 25-11)

スタメン

木村 庄司 高橋
栗原 荒木 竹下  L=佐野

栗原→大村(第1セット)→栗原(第2セット頭から)
庄司→杉山(第2セット頭から)
杉山→先野(第3セット頭から)
荒木→多治見(〃)
竹下→板橋(〃)


予想通り!?の超格下相手に対しての100%モードスタメン。意味あるの?と問いたくなる。

結局のところ、栗原は一瞬下がったとはいえ、サイド3人栗原・木村・高橋はフル出場。阪神の金本じゃないんだから、少しは考えろよと叫びたくなる。「酷使される」とは彼女たちのためにある言葉ではないだろうか。「酷使」ね。酷く使われると書いて「酷使」。

試合内容もピリッとしない。点差はあるものの日本女子固有の「不要なミス」がまだまだある。「北京」を本気で目指すならいいかげんにこの不要なミスの多発から脱却せねばならない。
っていうか「-2」って何処行った???あの意識は、今何処へ。

今日は宿敵韓国戦。万が一、苦杯をなめることがあれば、その時はもう・・・

posted by 古都の侍 |20:14 | アジア選手権女子2007 | コメント(0) | トラックバック(0)
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