2008年07月04日

壁~ワールドグランプリ2008(予選ラウンド)~vsキューバ




安部公房ではないが、今日はまさに「壁」(←読んだことないけど)

全日本女子にはどっさりと夏休み前の宿題が出たようだ。夏休み期間に行われる北京五輪、それを前にしてどっさり半端ない量の課題が出た全日本。
全部書いていたら日が暮れそうなので、かいつまんで書くことにする。


日本1-3キューバ(22-25 25-21 25-19 25-16)


【日本】

狩野 木村 杉山
荒木 大村 竹下 L=佐野

3S途中から試合終了まで・・・竹下→河合
4S途中から試合終了まで・・・大村→栗原


公式データ


キューバ=サンチェス ラミレス(シリエ) ケニア カリーヨ サントス ルイザ L=メサ

ブロック21本決められて、こちらは2本のみ。大村を起用していながらこの結果とは・・・元来、クロススパイクの非常に多いチーム。ストレートで逃げようとかそういう小細工を得意としていないから、レシーブコースはクロスを重点的に絞っておけばいいものを、ストレート側にもケアがある。
一方、昔から叩きつけるオンリーだったスパイクは少し趣向を変えて伸ばしたりしてきていた。このあたりは成長の後が見られる。
しかし、日本は未だにキューバのスパイクに対して超前進守備体型。加えて日本は21本ブロックされているが、キューバ伝統の「あおりブロック」でコートの奥にブロックされたボールがおちることが多いのだから、その守備体型は変えるべきだろう。スパイクコースにしても、ブロックコースにしても、柳本監督が掲げる「データバレー」には程遠いものである。


キューバは真ん中の速攻を軸とした速い攻撃をもっとも嫌っているのにもかかわらず、日本は(竹下は)その攻撃をまったくしない。
A、Cクイックをもっと増やして、そこに絡めてサイドアタッカーの中への切り込みやバックアタックを使うと言う攻撃パターンがベターではないだろうか。アクセントとして荒木のタテB、ライトからのバックアタックを使う。もちろんセンターは速攻を軸にするも、ワイドもきっちり打つ。センター決まってこその日本。
この試合でのトス回しは、サイド一辺倒に限りなく近いものであった。結果としてブロック21本。


さて、第4セットはスタメンで起用された河合。3セット目終盤から竹下に代わってコートに入っていたがこちらも目も当てられない。トスがぶれる、トスがネットに近い、アタッカーがどうやっても決まらないとあれよあれよと大変なことに。4セット目の10点付近からは、栗原栗原木村栗原栗原栗原狩野栗原栗原・・・みたいなトス回し。
今日からのマカオRでは主戦力としてコートに出るということらしいが、果たして。


キューバは31本のミスをしてくれたのだがそこへつけこめない弱さ。第1セットをいい形で奪ったのにそれを活かせない。サーブが試合が進むごとに弱くなる。このあたりの課題の克服はアテネ直後から解っていたのに・・・


posted by 古都の侍 |13:43 | ワールドグランプリ2008 | コメント(0) | トラックバック(0)
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