2008年05月21日

サーブの重要性~vsドミニカ共和国~OQT第4日目






何故、第2セットを落としたのか。そこが今日のポイント。


日本3-1ドミニカ共和国(25-21 18-25 25-16 25-21)


【日本】

高橋 木村 杉山
荒木 栗原 竹下 L=佐野

第1~4セット・・・大村ワンブロ
第1セット・・・櫻井ワンポイントレシーバー


スパイク決定率

高橋・・・31打数・49%
栗原・・・30打数・47%
木村・・・31打数・39%
荒木・・・14打数・50%
杉山・・・11打数・45%


キルブロック

荒木・・・4
大村・・・2
木村・・・2
栗原・・・1


サーブレシーブ成功率

佐野・・・27受・71%
木村・・・29受・55%
高橋・・・16受・75%

チーム成功率・・・65%


ドミニカ=エチェニケ バルガス カブラル ヌニェス ロンドン ベタニア L=カスティージョ


結論。サーブで崩せれば日本ペース、そうでなければ日本は受け身。
第2セットを落とした理由の最たるは、サーブが弱かったことだと感じた。それに加えてやや攻撃が単調になってしまったとも思う。



これで北京へ大手を掛けた試合であるが、その内容は評価しづらい。とりあえず、ベタニア、木村、荒木の所属の東レの定番のこの曲でも聞きながら、今日の観戦の疲れを癒してください・・・


何故狩野を使わないのか。第1,2セット、あたりは木村の状態は思わしくない。高橋も微妙なところだった。そのどちらかに代えて狩野を起用していれば。特に第2セットは、流れも悪くまさしく狩野の投入で流れを変えるべきポイントではなかっただろうか。何のために呼んだのか、1,2試合目では狩野起用で流れを変えただけに残念である。


攻撃では杉山が今日は少し目立っていなかった。本数的にもそうだし、囮としてもそうだった。相手が速さに苦戦しているのにもかかわらず、杉山の本数が少ないと言うのは一種の矛盾だ。Aから始まり、B、C、Cワイド、L、一人時間差・・・攻撃の選択肢も幅も広いだけに、杉山をもっと使って相手を惑わせたかった。
荒木にしてもややライト側へ走るのが多い気がする。真ん中からの速攻を使うことによって、バックセンターとの時間差も行けるし、そのための布石にもなる。


第3セット以降、ようやくサイドアタッカーが調子を上げてきて特にバックアタックの決定率が上がってきたところからチームは軌道に乗り始めた。クルクルミラクルは発動しなかったが、木村が安定してきたことが特にいい要素ではないだろうか。大崩れせずに今まで来ているから、この調子で戦って欲しい。
高橋は次の韓国戦では苦労するだろう。また「ブロッカーが飛ばない」などの戦略は立ててくるだろうし、レシーブも悪くない。速さにも慣れているのでここは警戒だ。
栗原はWCの時のように打って打って打ちまくるようなことにっていないから、あの時ほどの疲労はないと思う。「逃げのフェイント」が顔を出すことも減ったし、この大会の栗原は数字に出ないところでの成長があると思う。


レシーブで気になるところは結局最後まで相手のフェイント、軟攻に対応し切れなかったことだと思う。セルビアあたりはこのあたりのことを意識してくるだろうから、日本はしっかりとこのフェイントに対する守備を確認しなくてはならないだろう。
反面、強打に対するレシーブコースは佐野がよく動いていた。いつものことながら、佐野のレシーブはファンタスティックであり、確実である。


大事なところでミスを犯して負けたドミニカだが、確実に力をつけてきている。セッターのエチェニケやリベロのカスティージョ、控えのサイドエヴェ、エースベタニアのような若い息吹がどんどん出てきている。その上、チームとしてだいぶ粘りが出てきている。北京のあと、全く侮れない・・・いや、日本を追い抜く可能性すらあるチームである。


休みを置いて金曜日は韓国戦。私は「生観戦」だから、是非私の眼の前でオリンピック行きを決めてもらいたい。
キーワードはブロック、そして常に攻めるサーブだ。



余談。今日の大林素子のブログ

1・狩野美雪について

2・井野亜季子登場
ちなみに井野、フランスリーグでサーブレシーブ成功率1位だったらしい。カンヌはフランスリーグで優勝だから、貢献度は大のようである。

3・空飛ぶムードメーカー

4・やっぱり木村はミラクルだった・・・





posted by 古都の侍 |21:18 | オリンピック最終予選(OQT)2008女子 | コメント(2) | トラックバック(1)
みんトピに投稿 このエントリをlivedoorクリップに登録 このエントリをはてなブックマークに登録 newsing it! このエントリを Buzzurl に追加

トラックバックURL
このエントリーのトラックバックURL:
http://www.plus-blog.sportsnavi.com/tm1051004/tb_ping/827
この記事に対するトラックバック一覧
5/22のおすすめ 【おすすめエントリー集】

サーブの重要性~vsドミニカ共和国~OQT第4日目 【ブログ】ちょっと一言言わせていただきます! 数字で見るバレーボールOQTのドミニカ戦 コリンズ監督、電撃辞任 【ブログ】朝っぱらからプロ野球ですよ ~オリックスファンブログ~ 電撃辞任が発表されたオリックス・コリンズ監督のこれまでを振り返る 決勝は芝生と雨が残念 United対Chelsea 【ブログ】紅きダニューブ CL決勝の勝敗を左右したのは張り替えられた天然芝!? 第5戦 トルコGP 【ブログ】KAZのF-1日記 今週末のF1モナコGPを前に、第

2008-05-22 17:43 | 続きを読む
この記事に対するコメント一覧
(事務局では、サービス全体の雰囲気醸成の為、全コメントをフィルター/目視チェックし、削除等しております。見逃し等も有りますので、ご不快な思いをされた場合は、事務局宛 support@plus-blog.sportsnavi.com にご意見頂けると幸いです。)
サーブの重要性~vsドミニカ共和国~OQT第4日目

毎度楽しく拝見しております。。。

昨日はおっしゃるとおりお互いのサーブが勝敗を分けた感じがありますね。
日本は1、3セットはよく攻めていたが弱かった2セット目は簡単に切り返されていた。
ドミニカは日本でおなじみのロンドン、ベタニアのサーブがイマイチで特にベタニアにはミスが目立った。
もっと強烈なサーブが何本かきていたらさらにせった戦いになっていたでしょうね。

またスパイクも上記2名が思ったほど決められていなかったように思われる。
ロンドンには荒木がよくついていたし、ベタニアは大事なところで結構ふかしてくれていた。
日本としては助かりましたね。
そのかわりに10番のカブラルは全くと言って良いほど止まらなかった・・・。
独特の右肩を回す打ち方に最後までとまっどった感じがありますね。各チーム一人はトリッキーなタイプがいると思うので今後の試合中の対応力も問われると思う。
ドミニカには以前より粘りもあるし、アタッカーにさらに安定感がでてくるとかなりの脅威となる。
タイプも同じなだけにキューバに匹敵するくらいになる可能性も十分にあるので今後気をつけたい相手である。

控え選手についてですが、確かにもっと使って欲しい!
短期決戦なので固定メンバーで流れを大事にしたいのもわかるが、一発勝負で何をしてくるかわからない相手にはこちらもオプションを増やしても良いと思う。
竹下、栗原は軸としてもサイドの木村、高橋には替えどきも必要だと思う。
狩野はもとより大村もワンブロだけでなくサイドもこなせるので幅広く使って欲しい。
また高橋は後ろに下がった時にバックアタックはないので櫻井を入れてレシーブ強化を図るのもありだと思う。
高橋は攻撃についてはスピード感はあるが、今期プレミアに戻ってイマイチの調子だった為か少し動きにキレがないように見える。
昨日も相手フェイントに対して全く足が止まってしまっていたし・・・。

攻撃の方は全体的にコンビがよくなりつつあるようですね。
全部が全部良い日はなかなかないので、サイド・センター・バックとその時その時良いラインを選択して攻撃を組み立ててほしいですね。

最後に・・・明日は生観戦ですか!うらやましいです。
ぜひとも4年前と同じように韓国戦で決めたいところですね。
ただ近年大型化に着手してイマイチの韓国ですが、毎度のように日本戦には全く別の力を発揮してくるので、往年のような粘りの繋ぎが復活すると怖いですね。。。
明日は粘り負けをせず、ミスの少ない方が勝利に近づくでしょうね。

しか~し、柳本さんになってから韓国に負けた記憶はほとんどないので苦手意識は全くないはず。
自分達のバレーをすればきっとやってくれるでしょう!

たのむぜ!!ミラクル・サオリン!!! 気をつけて観戦行ってきて下さいw

posted by サージェント | 2008-05-22 12:38

サーブの重要性~vsドミニカ共和国~OQT第4日目

サージェントさま。
コメントありがとうございます。
毎度楽しく、と仰っていただけると書き手冥利に尽きます。
柳本監督が控え選手を使わないのは特に去年から酷いですね。今年に入っていくらか「マシ」になりましたが、それでもまだまだでしょ。昨日の試合でも狩野を高橋に代えて使う場面があったと思います。櫻井にしても高橋に代えてバックでピンチレシーバーとしての起用も充分に考えていいでしょう。
これも高橋ですが、今回の大会では守備での貢献度があまり高くはないですね。ディグで弾かれる場面が何度も・・・

「明日は私の目の前で五輪行きを決めてくれ!」と私利私欲の塊の私の願い、届くのでしょうか。
でも現実的に冷静に考えても、日本は韓国には絶対負けてはいけないんです。あのメンバーの韓国に対してはね。
昨夏のWGPブラジル戦(女子)、昨秋のWCセルビア戦(女子)、WCアメリカ戦(男子)と国際大会生観戦3連敗中の私の目の前で・・・勝ってくれると信じましょう。

posted by 古都の侍 | 2008-05-22 20:52

コメントする