2008年05月06日

黒鷲旗試合結果~第6日目・決勝~




ようやくPDFが更新された・・・



男子決勝

パナソニック3-2NEC(25-19 25-22 17-25 23-25 15-10)

(パナ)

今井 フェリッペ 白澤
          
小西  川村   大竹   L=永野

(NEC)

菊地 三上 高橋
        (菅)
前田 金子 大角   L=古賀
   (細川) 


勝てばVと黒鷲の2冠達成のパナソニック、方や勝てば昨年に続き黒鷲連覇となるNEC。激戦を制したのはパナソニックだった。
ベンチ入り選手は僅か10人、全日本に4人供出、まさしくギリギリの状態での戦いである。Vを制覇した時とはまるで顔ぶれの違うチームで優勝で来た事はパナソニックの今まで蒔いてきた種が一気に開花した結果だと言っていいだろう。
トスを上げる司令塔のセッターは試合に殆ど出たことがない2年目の大竹。第3のセッターである。宇佐美、岩田という2枚のいいセッターを擁するパナで出番は殆どない日が続いていたが、ここで一気に暴れた。冷静にあげるトスは正確性も伴う。何年もこのチームを率いてきたかのようなプレーは観ていて圧巻だ。要所で小西や白澤というセンターラインを使うあたりもある意味憎々しい。
点取り屋のフェリッペも本来はそういうタイプの選手ではなくサイドアウトを取る選手である。ポイントゲッターとして最高の踏ん張りを見せていた。流石はブラジル代表候補予備軍である。
スーパーエースに今井を配置した南部監督の眼力も素晴らしいし、それに応えた今井もお見事。近年の日本の男子にはいない速さで勝負するスーパーエースはセンターで培った良さを充分に活かしきっている。今季のVプレミアでも序盤戦にスーパーエースに入る場面があったが、その時よりも確実にマッチングしている。
この優勝で確実にまたチームは成長した。全日本組みと合わさったときの来季のチーム内の構図はどうなるのか楽しみである。

負けたNECは第3,4セットよく巻き返した。セッターを菅に代え、細川を投入したことによって安定したのだがあと一歩及ばなかった。



女子決勝

デンソー3-0JT(25-18 25-18 25-16)

(デンソー)

岡野 ロンドン 矢野 
井上  横山   細田   L=片下


(JT)
ケニー 宝来 谷口
位田  坂下 河村    L=井上 
(高木)    (遠藤)


言うまでもなく予想通りのデンソーの圧勝。JTは4度目の準優勝で、デンソーは悲願の初優勝。
昨日の記事でも指摘している通り、デンソーはこの大会に相当な意気込みがあった。出ている選手も若手を起用してとかいうほかのチームと違い、ホンキそのものである。Vプレミアで優勝を逸したことを相当悔しく思って今回の大会に挑んでいたようだがその必死さ、死に物狂いさは画面越しにものすごく感じた。ある意味この大会はデンソーの気迫勝ちでもあった。
もちろん選手各自の能力も高い。達川氏就任後強化し続けていて昨年から結果が出ていて今やデンソーの代名詞となっているブロック。井上、矢野、岡野らに次々と出た。アタックでも岡野や細田がロンドンに負けじと打ち込んでいた。セッターの横山は意のままにとでも言おうか、JTに的を絞らせないトス回しで魅せた。ロンドンに重きをおかず、相手のブロックの「穴」である位田の上を徹底的に狙う当たりは戦術の妙だろう。井上、矢野のセンターコンビも冴え渡って、リベロの片下も好レシーブを連発していた。
総合力での優勝と言っていいだろう。


表彰選手

【男子】

【黒鷲賞(最高殊勲選手)】
   川村 慎二[初](パナソニックパンサーズ)
【敢闘賞(敢闘選手)】
   前田 和樹[初](NECブルーロケッツ)
【若鷲賞(最優秀新人賞)】
   相澤 寿(東レアローズ)

【ベスト6】 
   フォンテレス・ルイス・フェリッペ[初](パナソニックパンサーズ) 
   川村 慎二[初](パナソニックパンサーズ) 
   前田 和樹[初](NECブルーロケッツ)
   三上 圭治郎[初](NECブルーロケッツ)
  西尾 太作 [初] (堺ブレイザーズ)
  米山 裕太 [初] (東レアローズ)
【ベストリベロ賞】
   永野 健 [初](パナソニックパンサーズ)


【女子】

【黒鷲賞(最高殊勲選手)】
   井上 香織[初](デンソーエアリービーズ)
【敢闘賞(敢闘選手)】
   谷口 雅美[4年ぶり 2回目](JTマーヴェラス)
【若鷲賞(最優秀新人賞)】
   井上 琴絵(JTマーヴェラス)
 
【ベスト6】
  井上 香織[初](デンソーエアリービーズ)
  ロンドン・シンディ[初](デンソーエアリービーズ)
   谷口 雅美[4年ぶり 3回目](JTヴァーヴェラス)
   モレーノピーノ・ケニー[2年連続 2回目](JTマーヴェラス)
  南 早希[初](パイオニアレッドウィングス)
   吉澤 智恵[2年ぶり 2回目](武富士バンブー)
【ベストリベロ賞】
   片下 恭子[初](デンソーエアリービーズ)

どうやったらこんなのになるんでしょうかねぇ・・・

ベスト6に南。横山に失礼でしょ。
男子はベスト6に大竹が入ってないしそれ以前にセッターがいないし。せめて若鷲賞は大竹にするべきでしょうね。

posted by 古都の侍 |19:53 | 黒鷲旗 | コメント(3) | トラックバック(1)
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【編集部発】コメント・TB募集中! V・プレミアリーグ2007/08シーズン終了! 【バレーボールブログ(スポーツナビ編集部)】

■約3カ月半にわたるV・プレミアリーグの2007/08シーズンが幕を閉じました。今季のリーグ、ファイナルマッチなど、みなさんからの試合リポート・トラックバック、そして選手への「お疲れ様です!」メッセージなどを募集しています!  V・プレミアリーグの2007/08シーズン・ファイナルマッチが行われ、5日の男子決勝ではパナソニックが36シーズンぶり2度目の優勝、6日の女子決勝では東レが初優勝を飾った。MVPには、男子が山本隆弘、女子が荒木絵里香がそれぞれ初選出された。  また、男女の決勝戦同日には3位決定戦が

2008-05-06 20:55 | 続きを読む
この記事に対するコメント一覧
黒鷲旗試合結果~第6日目・決勝~

男子はオイラの予想が当たって、女子は古都の侍殿の予想が当たり。面目は保ったのではないでしょうか~
しかしさぁ~寂しいもんスよね~(^-^)
お勧めエントリーにされながらのコメ俺一人。う~ん。
まぁ前からバレーブログはそうやからね・・・

国鷲旗。記事を読むとチームによってモチベーションがかなり違っているようですね~この大会のタイトルを軽視する訳やないんやろうけど・・・チームによって温度差があるとあんまり盛り上がらないんですよね~

posted by 小太郎 | 2008-05-06 22:31

黒鷲旗試合結果~第6日目・決勝~


コメントありがとうございます。

お互い1勝1敗でしたね。パナソニックを読むとはすごいです。私はまったくノーマークでしたから。

オススメがしん太さんのところの「柔道」と、もうひとつがJの審判でしょう。「黒鷲旗開幕前予報」なんて見ても、黒鷲=バレーとつながる人は殆どいないでしょうしね・・・これはもっとタイトルで引き付けられるようなのを考えるべきでした。
後10日と迫ったOQT、その事はまた存分に突っついて噛み付きます。なのでその記事にはコメントが多く寄せられるのではないでしょうか。

posted by 古都の侍 | 2008-05-06 23:53

黒鷲旗試合結果~第6日目・決勝~

久しぶりの書き込みします。

パナソニックが優勝したのは、個人的には当然なもんと思ってました。やろうとするバレーの質が他と雲泥の差ですよね。

日本代表で4人抜けてるとはいえ、実質、本当の意味で穴になる可能性があったのは、セッターの岩田だけですし(まぁ、それが一番大きくてなかなか埋められない穴になるかと予想してましたが)。

フェリッペの求めているトスをどこまで、大竹があげれるかと思ってたんですが、さすがに岩田ほどとはいかなかったですね。宇佐美よりマシでしたが。でも、二段も平行で上げようとする姿勢は買えますね(決勝でしか見て判断してませんが・・・(爆))。

リベロも日本代表にいったんでしたっけ??リベロが二段トスを無駄に高くあげたり、アンダーであげてるのが気になりました。リーグの時と違ったので。

果たして、フェリッペは次回も残ってくれるのか。それだけが心配です。せっかく世界標準のバレーを日本に注入してくれているので。決勝を見る限り、川村(速くて高いパイプ。ただし、トスがイマイチだった)やセンターブロック陣(両サイドにきっちり2枚が間に合ってる)にも好影響を与えてるようですし。

パナソニックはなんとしてもフェリッペをもう1シーズン残留するよう必死に契約成功させてほしいです。恐らく、セリエAに移籍しそうな気しますが・・・。

posted by Gravitis | 2008-05-07 04:16

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