2008年04月30日

そして彼らはコートを去る




このシーズンとなると進退問題が出てくるのがバレー界の通例である。


先日の13日(日)のチャレンジマッチを最後に現役引退を表明したのは南克幸(旭化成→大分三好)。92年のオリンピック出場により、親子揃ってバレーでオリンピック出場を成し遂げたということで有名だ。
旭化成の廃部に伴い大分三好に移籍して2年、移籍してまでバレーを続けた理由は一つ、全日本に選ばれてオリンピックを目指すため。引退した理由は簡潔だ。「オリンピックの代表候補に選ばれなかったから」。
頑なにオリンピックの舞台を目指し決して諦めない姿勢。20年前にバルセロナで“消えた灯”は消えてはいなかった、幽かながらもまだ灯っていたのだ。南に、そして荻野に。
ただ、これでその僅かな灯も荻野のみに残されるだけとなってしまった。
南には、オリンピックへの灯台として代表候補に残ってもらいたかったのだが、植田監督は非情な通告をした。非常に残念な幕切れであると思う。


そしてもう一人、ノブコフの愛称で知られる齋藤信治もまた引退を表明。ただ、こちらはまだ代表候補に名を連ねており、今は合宿の真っ只中だ。齋藤は北京オリンピックを最後の舞台にしたがっているのだ。
山村、松本に続く最後の一枠を、同じチームの後輩富松、年は近いがこれが代表初選出となる坂本、彼ら2人と最後の枠をめぐって争っている。
膝は悲鳴をあげているだろうが、しかし最後の力を振り絞って残り3月ばかりを戦い抜こうとしている。
果たして植田監督はどういった判断を下すのだろうか。


世界を知る二人のセンタープレーヤーは北京オリンピックを境に、コートを去ってゆく。


posted by 古都の侍 |17:30 | その他バレーボール | コメント(2) | トラックバック(0)
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そして彼らはコートを去る

植田氏は自分のバレー哲学に絶対の自信があるようですね。「俺がブレると代表がフラフラになる」と思っているのかも・・・必要以上に選手達に「上下関係」「礼儀作法」を求めているような気がします。意地悪な言い方をすれば、実力をアピールする前に、監督に好かれるアピールをしなければチャンスが巡って来なかったかも・・・
段々と植田氏擁護派から距離を置いているオイラであります。
南は以前代表合宿に召集されなかったのに、自費で合宿に参加し、練習し、アピールしました。南選手程「日本代表」というものに誇りを持っていた選手はいないのではないでしょうか。「金」「銀」「銅」と3つのオリンピックメダルを獲得した父の姿を見て育った結果なのでしょう。
今回選考メンバーすら入らなかったのは残念でなりません。
前の日本代表でメンバー落ちした斉藤選手も引退を表明ですか・・・・三浦カズではありませんが是非「魂」を合宿に置いていってもらいたいですね~

鳴り物入りでデビューする新人もいれば、コートを去る選手もいる訳で・・・それでも日は昇り繰り返す、日本代表丸という船が止まる事はありません。舵取りの植田氏が正しい方向に進路をとっていく事を願っています~

posted by 小太郎 | 2008-04-30 20:47

そして彼らはコートを去る

南は、W杯99の12名に選ばれなかったあたりから、
このまま終わっちゃうのかなと思ってました。
しかし、将之氏がお亡くなりになり、旭化成に
真鍋が入った頃から、目の色が変わりましたね。
プレーに気合が滲み出ていました。
何とかチャンスを与えてほしかったです、残念です。

斎藤は、スーパーエース時代はけっこう危なっかしい
というか、波のある選手でしたが、センターになって
からは安定感が出てきて、代表にも定着しましたね。
W杯95で「ただ大きいだけ」と酷評されたことも
ありましたが、たくさん貢献してくれたと思います。
何とか最後にもう一花咲かせてほしいものです。

posted by ganvolley | 2008-05-01 00:12

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