2008年03月19日

プレミアリーグセミファイナルの展望




プレミアリーグセミファイナルの展望。

まずはカードの組み合わせ。

【3月21日(金)】
 
16:00 デンソー×久光製薬
18:00 東レ×シーガルズ 

【3月22日(土)】

13:00 久光製薬×シーガルズ
15:00 東レ×デンソー

【3月23日(日)】

13:00 デンソー×シーガルズ
15:00 東レ×久光製薬 


さて、どこがファイナルに進むのか私なりの予想を立ててみよう。

決勝戦の1枠は東レと予想。レギュラーシーズンの成績は申し分なく、戦力的に見ても充実している。3レグを全勝で終えるなど勢いもあり優勢と見た。唯一の弱点である若さがどう出るのかと考えたが、今の勢いを持ってるれば経験値を超えるのではないだろうか。ゲーム中は荒木が今やすっかりリーダーの雰囲気をコートで醸し、セッター中道の安定感も崩れない。控えにTHE・キャプテンとも言うべき向井が控えている点も大きく、またオールラウンダー高田の成長や、怪我から復活したセンターの冨田の存在も見逃せない。
ゲームの立ち上がりに難があるという点は本人たちも重々自覚しており、その点さえ踏まえて戦えばトップ通過(セミファイナル3連勝)も堅いのではないだろうか?

さて、東レとさいたまSAで顔を合わせる相手はどこか。コレが非常に予想するには難儀。実力の久光、セミファイナル地元開催のデンソー、初の4強入りを決めた短期決戦に強いシーガルズ。

1チームずつまずは洗ってみよう。

レギュラーR2位通過のデンソー。スタメンは、セッター横山、対角のエースにロンドン、レフト対角はベテランでキャプテン岡野に中堅の細田。センターには実力は全日本クラスでチームの顔である井上と若い矢野。リベロには気迫ある櫻井。この7人が不動だ。
セミファイナルだからと言って気負うことなくこのメンバーで戦うだろう。ベテランから若手、日本人に助っ人とチームが実にうまくバランスしている点は最大の強み。また、ダントツのチームブロック力(これは達川氏の指導の賜物)は相手にとって脅威そのものだ。ブロックシステムがしっかりしているからその後の切り替えしがスムーズ。岡野、細田、櫻井とレシーブ力に優れているのだからその理由も頷ける。昨年は苦しんだ点取り屋のポジションだが、今年は優良助っ人ロンドンのおかげで得点難にケリがついた。ラリーを制する力が今のデンソーにはある。

レギュラー3位の久光製薬はベテラン・ツワモノ揃いの昨年3冠のチームある。久光を押す声も多い。
佐野、仁木、狩野美雪の鉄壁ディフェンスラインに真鍋氏が取り入れたブロックシステムでラリーを制する力があるのはデンソーと同じ。ただし、ブロックシステムを比較した場合、完成度が高いのはデンソーだと思う。
チームの軸はセンターの大村・先野だろう。先野は昨季のMVPであり、決定力は高く橋本も本数を多く上げる。
パブロワは得点源ではあるが試合の中で“気持ちに波”がありそれが短期決戦に災いする可能性大。前週も橋本と一悶着あったことは書いたと思う。
技巧派でうならせるのは狩野美雪と仁木。結局短期決戦ではこの2人を軸に戦うのではないかというのが予想。パブロワ、パブロワの破壊力バレーではなく仁木、狩野美雪を軸とした安定バレー。
シーガルズに3連敗していると言う点は絶対見落とせない要素だ。


レギュラー4位は滑り込み、大逆転のシーガルズ。初の4強である。
独特のバレーを展開しバレーファンなら少なからず興味を持つチームであろう。河本氏の提唱する考えるバレーは大阪滝井高からの一貫したスタイルである。滝井高出身の選手が殆どを占めると言う点も面白い。
ブロックがいいということ、独特のスタイルをもっていると言う事、これが特徴である。
チームの柱はセンター森だろう。空中のテクニシャンとでも言おうか、変幻自在に相手の嫌な事を意図も簡単にしてしまう。「イヤラシ~イ」プレーヤーである。
課題だったレフトの決定力がついたことは今年の躍進の最大の理由だろう。村田、神田、若浦、米村、堀田とタイプのことなるプレーヤーがそれぞれ力をつけてよりチームの個性が強調された。
短期決戦に無類の強さを発揮し、意表をついたことを飄々としてくるというのは過去の大会で証明されているシーガルズ。レギュラーラウンドとは大きく違う面々を並べてくる可能性は捨てがたく、そのあたりが他の3チームとは大きく異なる。データバレーが盛んな今日この頃で最も手を焼く戦い方に打って出るのか?はたまた正攻法で望むのか?注目したい。
また、久光にレギュラーラウンドで全勝していると言う点は非常に興味深い(本日2回目)。


こうして比較してみると非常に拮抗していることがわかる。
あえて、ここで個人的な私情を綴るとすると久光には上がって欲しくない。と言うのも、野球で言うところの「巨人」化しているチーム編成。戦力余剰。小山や上田、榛澤、徳川・・・多くのいい選手がレギュラーではないと言う実情。いい選手がレギュラーではない事はよくあることだしとやかく言わないが、それが多すぎれば話は別だ。それを考えたとき、シーガルズやデンソーを応援すると言う結論に至る。
ここで一点注意して欲しいのは久光の選手が嫌いというわけではない。この点、誤解して欲しくない。


デンソーか、シーガルズかは甲乙つけがたい・・・


posted by 古都の侍 |10:34 | Vリーグ | コメント(4) | トラックバック(0)
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セミファイナル★

個人的に自分も東レは固いと思います。
なんと言っても荒木がいい!!
個人賞2冠はすばらしいですよねー!

あともう1チームですが自分はデンソーではないかと思っていて…
全チームでダントツの決定率を誇るブロック力と、安定したレシーブ、高いセンター線、ここ一番のロンドンと非常にバランスがよく東レの最大のライバルとなるのはやはりここではないかと。

久光も悪くはないんですがやはり今シーズンはイマイチ冴えない気がして…
古都の侍さんの言う通りパブロワは波が激しいですしね。

怖いのはシーガルズですね。
このチームは本当不気味で…

いずれにしてもハイレベルな試合になることを期待しています!!

posted by よーた | 2008-03-19 13:59

プレミアリーグセミファイナルの展望

怒涛のエントリーですね。

分からなくはないんですけどね~やっぱ久光が上がってくるでしょうと予想します。東レは全勝で決定か?

JT(竹下、宝来、菅山)NEC(高橋、杉山)パイオニア(栗原、庄司)が出ない4強。これでデンソー、シーガルズが勝ち上がると
「日本代表って一体何なの?」
ってなりません?もちろん一選手の能力だけでチームの強さが決定する訳ではないんでしょうが、色々言われているだけに今期のVリーグ、代表選手はしっかり数字を残して欲しかったな~

久光はパブロアがボールを要求しろとキレない事が条件でファイナル候補に挙げます。

posted by 小太郎 | 2008-03-19 20:08

プレミアリーグセミファイナルの展望に対する返信


コメントありがとうございます。

対日本人にもの凄い活躍をする選手が(いい試合をするチームが)海外相手にそうかというとNOです。だから、日本代表=上位チームの選手と言い切る事はできないと思いますよ(別にY監督を擁護するつもりではありませんからその点を踏まえてくださいね)
例を挙げるなら、先野や大村のクイック。日本では襲いたいむんぐでしっかりコースを切るクイックは決定率を高く残しますが、外国人相手だと意図も簡単にシャットされる。こういうことです。

よーた様の仰るとおり、ハイレヴェルな試合になることを私も期待していますし、そうなってくれるでしょう!


この2日、怒涛の更新(後は明日の午前中に順位予想を書く&今日見てきたイースタンの試合(シーレックス×ロッテ)を書く)でした。流石に疲れました(笑)

posted by 古都の侍 | 2008-03-20 00:47

プレミアリーグセミファイナルの展望

プレミアリーグが世界最高峰のリーグならオイラが考えているような理論もアリかも知れんけど、世界での戦い方とプレミアでは違うって事ですか~ありがとうございます~何となく分かったような・・・
サッカーと違い、国内リーグで結果を出せばお呼びがかかるかとは一概に言えない訳ですね。国内で選手からファンからもテクニシャンと認められる仁木も専門的に見れば理由があるのかも知れないな~

フィギュアを見ながら書いてます
・・・・眠い

posted by 小太郎 | 2008-03-20 01:51

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