2007年12月09日
JT開幕2連敗【VLN2】(12月9日の試合結果)
寒くなる一方のこれからの季節ではあるが、コートの中は暑くなる一方。開幕2試合を終えて、明暗がくっきりと分かれた。 滋賀―1 トヨタ車体1-3久光製薬(25-21 18-25 22-25 21-25) スタメン(第1セット・サーブ順) トヨタ車体=船崎 都築 前田 高橋 今西 及川 L=八田 久光=狩野美雪 先野 狩野舞子 パブロワ 大村 橋本 L=佐野 トヨタ車体はサーブカットで乱されたたことと、エースの都築が封じられたことが大きい。久光は立ち上がりにつまづいたものの、それ以降の立て直しが早い。狩野舞子も崩れそうになく、仁木や榛澤らがメインで起用される場面はそうそうないのかも!?新人賞争いのトップである。 滋賀―2 武富士0-3東レ(22-25 21-25 19-25) 武富士=原 足立 内藤 吉澤 ニコリッチ 石川 L=和久山 東レ=中道 向井 荒木 芝田 木村 富田 L=濱口 ホームの東レが2連勝。 荒木が7ブロック、木村がアタックで16得点の活躍でこれが大きな軸となった。チームのサーブ効果率も高く、武富士を崩すことに成功。ニコリッチ以外のアタッカーがあまり機能しなかったことは武富士にとっては誤算だろう。 次週は武富士は埼玉でホームゲームなのでそれまでにしっかりと立て直したいところだ。 姫路―1 シーガルズ3-0日立佐和(25-13 25-19 25-13) シーガルズ=神田 山口 高松 若浦 森 岡野 L=吉田 日立佐和=井西 飯田 藤崎 松尾 二川 黒羽 L=菅原 昨日、負けたどうしの戦いはシーガルズの圧勝。日立佐和は不安の残る結果となった。 シーガルズは今日はレフトにベテランの神田を起用したことが当たった。また、セッターの岡野に4本出ることを筆頭に計16本のブロックが出たことで試合がよりシーガルズペースとなった。 姫路―2 パイオニア3-1デンソー(25-23 27-25 21-25 25-20) パイオニア=小濱 栗原 多治見 セナ 佐々木 庄司 L=吉田 デンソー=横山 細田 矢野 眞 岡野 井上 L=櫻井 この試合と次の試合はNHK-BS1で中継があったため若干前の試合より詳しく。 負けはしたが、デンソーは今年はやってくれるのではないかというものを感じた。逆に勝ちはしたが、パイオニアは脆さを感じた。 さて、昨日の記事で予告したとおりパイオニアのセッターについて検証してみる。メーンセッターの小濱だが、悪くはないと思うのではあるがもう一つ大胆さ(意外性)があると面白いかもしれない。周りがあれだけの攻撃陣が揃っているのだから、少々乱れてもある意味どうにかなる。あとは、同じところに数本連続して上がる傾向も見られなくもない。控えの西堀はハンドリングは小濱よりも上ではないかと素人目。ただ、両者に言えるのが「ジャンプトスの少なさ」。ジャンプトスによってブロックが割れることが間々あるのでその辺りかなぁ・・・ デンソーもパイオニアもブロックが非常に良いが、異質なものを感じた。パイオニアは個人技としてのブロックなような気がするのに対して、デンソーは昨年から徹底的に磨いているだけあって組織化された感じを受けた。本数的には16本とタイだが、デンソーのブロックの方が印象に残った。 パイオニアは多治見が全日本組みの中では最も元気。庄司もなかなかであるが、栗原は流石にあれだけ打たされたWCの疲れが抜けきらない様子。新外国人のセナはバランス型のようであり、日本で技術を存分に蓄えてクロアチアのエースになるだろう(ああ、また日本は世界に通用する外国人の育成か・・・(笑))。また、セット途中で出てきた細川は昨年よりさらに良くなっておりgood。 デンソーは細田の成長が素晴らしく、また高校最高リベロの片下のプレーも将来性豊である。 姫路―3 NEC3-0JT(25-22 25-18 25-15) NEC=秋山 高橋 杉山 有田 松崎 エリン L=成田 JT=竹下 高木 神本 ケニー 谷口 宝来 L=菅山 NECの圧勝。JTはホームで2連敗の最悪スタートだが、毎年JTのスタートダッシュはそれほど良くないので直に上がってくるだろう。 JTの最大の欠点はセンタープレーヤーの決定力のなさ。宝来、神本、加藤と本数はかなり上がるのだがそれに相反して決定本数が伸び悩む。「速さ」・「コンビ」を基調とするだけにこれではJTらしさが出てこないし、竹下のトスも活きない。そこさえどうにか目途が立ってくれば急速に良くなるだろう。逆にそこが悪いままだと、低迷の危機だ。 また全日本に召集された坂下を見たが、評判どおりかなりパワフルだ。これは近い将来全日本を背負う立場になるかもしれない。 一方NECは、“成田現場監督”がコート内で、タイムアウトの時で、的確な指示を出していてチームを引っ張る。もちろんプレーも素晴らしい。 新外国人のエリンは何でも「陸上・高飛び」との二束のわらじで、世界陸上やオリンピックにも出たとか。確かに高飛びらしきそのワンレッグジャンプは素晴らしく、決定率もよく優良助っ人外国人のようだ。 また、大学で輝かしい成績を引っさげてきたセッター秋山も新人離れした調和をみせており、今年はNECの再起の年となりそうだ。 12月15日(土)からは男子も開幕する(有明コロシアムで一挙4試合)! 尚、私はとどろきアリーナにて女子の試合をその日は観戦予定。
posted by 古都の侍 |21:42 |
Vリーグ |
コメント(3) |
トラックバック(0)
トラックバックURL
このエントリーのトラックバックURL:
http://www.plus-blog.sportsnavi.com/tm1051004/tb_ping/538
この記事に対するコメント一覧
JT開幕2連敗【VLN2】(12月9日の試合結果)
JTは毎年スタートダッシュ出来ないようですね~
ただ単にNECが強いだけかもしれないけど・・
久光1位、NEC2位、パイオニア3位、と予想してるんで順当かと・・・
posted by 小太郎 | 2007-12-10 07:09
JT開幕2連敗【VLN2】(12月9日の試合結果)
>栗原は流石にあれだけ打たされたWCの疲れが抜けきらない様子。
こうして選手が壊れ、やる気も削がれていくんでしょうね。結局、国際大会であれだけ酷使してしまうと、いくら素晴らしい選手でもコンディションは下がるばかり。今回のWCでは明らかに疲労困憊している栗原に替わって入れる選手がいなかった。現在のバレーボールは昔のように上記の状況において「エースなら根性みせてみろ」的な精神論では通用しないでしょう。やはり強いチームはアタッカー5人の打数が平均していることでしょうね。今回の日本のようなチーム構成は到底、現代バレーとは言えないでしょう。
坂下、狩野舞子、眞などに期待しましょう!
posted by rickystroke | 2007-12-10 09:22
JT開幕2連敗【VLN2】(12月9日の試合結果)
リーグの結果を検索していてたどり着きました。内容が濃く、楽しく読ませて頂きました。これからも期待しております。
posted by area71 | 2007-12-11 21:26


