2010年08月25日

実戦感覚不足とサーブで攻めきれなかったこと、そしてスタメンが敗因【植田JAPAN・ワールドリーグ2011プレーオフマッチvs韓国(第1戦)】






実践不足、サーブで攻めること、そして近藤をスタメンで起用したこと。これが三位一体となって、敗戦につながったような気がしてならないのだ。

2戦目、日本は韓国に2セットを取られた時点でアウト。来年のワールドリーグの出場権はない。逆に言えば、3-1で尚且つ総得失点で7点差以上つけて勝てばいいのだ。たださぁ、早い話がストレートゲームで決めちゃおうである。


まず実践不足。これは、どうして練習試合などをしなかったのかと言うことである。紅白戦と対外相手の練習試合では大きく異なるっていうのにねぇ。まぁ、このことについては今まで散々不安視することを書いてきたのであるが・・・その不安が的中してしまったことが悲しい限り。

2点目のサーブについてであるが、チュニジア戦ではエースもよく出ていたし、そうでなくても相手の陣形を乱すようなケースが多く観られた。そのことが、センター線の攻撃の回数が減ったことにもつながっていると思うのだが、韓国戦では相手を崩すようなサーブは少なく、センター線をいいように使われてしまった。その上、逆にサーブで向こうから責められる立場になり、日本としてはまさに「受身のバレー」になってしまっていた。
これではならない。先週のような極めて強いサーブを思い出して、相手を追い詰めていかないと、2戦目も韓国に好き放題センター線で仕掛けられ、日本が劣勢に陥ってしまうだろう。

そしてセッターのこと。
この試合のスタメンセッターはなんと近藤。先週、今村で勝ったことを考えれば、その流れをくんで今村で行くのが妥当かと思うのだが・・・第1セットの立ち上がり、まさに韓国ペースであった。そこから「近藤→今村」交代をしてから徐々に日本が立て直していったことを考えると、余計にスタメンが今村であれば・・・と思ってしまうのだ。
第2戦、是非とも今村をスタメンに据えてもらいたいし、普通ならそうするでしょう。


加えて心配なのが、相手のオポジットのパク・チョルウ対策。先週も相手のオポジットのカービーに対するブロックがいささか甘くなる傾向があり、そこが反省点だったと思うのだがこの試合もそう。
日本のレフト側のプレイヤーがしっかりとブロックで対応し、MBもそれにキチンとヘルプで入って2枚でプレッシャーを掛けて行きたい。
サーブで崩せばセンター線の攻撃の可能性はゼロに近くなるんだから、「強いサーブ&パク・チョルウをシャットアウト」と言う流れを作って、韓国の得点源を静かにさせてしまいたい。
加えて、ムン・ソンミンの対角のWSキム・ハクミンも黙らせたいところ。第1戦は、リベロのヨ・オヒョンにサーブレシーブをさせる場面が目立ったが、第2戦はそれを修正してキム・ハクミン狙いに徹底するのがいいのではないだろうか。

こういう風に、順に手を打っていけば、実戦感覚で大きく負けている日本が勝つことは充分に可能でしょう。韓国の場合、実戦感覚はWL本線に出ているだけあって充分にあるが、筋力に関しては日本の方が勝っていると思う(地獄のようなトレーニング効果)。そのパワーで優位に立ってもらいたいなぁ。韓国相手なら、そういうバレーでストレートゲーム出来るレヴェルにあると思うんだけども。


尚、この試合の解説で川合俊一氏が、「日本は清水と福澤のチーム」と言うコメントをしていたが、これは特大間違い。
誰が出ても同じようなバレーが出来る、というのが今のバレー標準であり、植田JAPANはそれが出来るチーム。「ほにゃららのチーム」という発想でバレーをしているのは、今の全日本女子が最たる例でしょう。もちろん、軸になる選手が各チームにいるが、それがすなわちその人のチームになるってわけじゃない。
話が脱線した。昨日は福澤に代わって途中から越川が入ったが、「石島-越川」の対角でちゃんと型どおりの試合が出来ていたではないか。米山が入ってもできるわけだし。そこの辺り、重要なことなんだけどなぁ・・・


中継を観られなかった方は、試合展開を管理人の戯言さんのところでご覧になるのがよろしいかと思います。



日本1-3韓国(20-25 25-20 26-28 25-21)


【日本】

石島 清水 松本
富松 近藤 福澤  L=永野


途中交代

今村←近藤(第1セット途中から最後まで)
越川←福澤(第3セット途中から最後まで)
山村←松本(第4セット途中から最後まで)
越川←1,2セット、リリーフサーバー
西尾←2,3セット、リリーフサーバー
山村←第3セット、リリーフブロッカー


【韓国】

ムン・ソンミン シン・ヨンスク パク・チョルウ
 チェ・テウン  ク・ヒジン   キム・ハクミン   L=ヨ・オヒョン

  WS       MB       OP
   S        MB       WS 


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posted by 古都の侍 |14:12 | ワールドリーグ2011プレーオフマッチ | コメント(1) | トラックバック(0)
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実戦感覚不足とサーブで攻めきれなかったこと、そしてスタメンが敗因【植田JAPAN・ワールドリーグ2011プレーオフマッチvs韓国(第1戦)】

コメント投稿者ID : NID00001424

川合さんも「清水、福澤の両輪がしっかりとした軸になり、チーム引っ張るリーダーに・・」という意味も含めて言ったことじゃないのかな。現状、清水の代わりになれる選手はいない。センター線もトミー以降スタメンで使ってみたくなる新戦力はなく、「成長率」もそう多くは望めない。だから二人に頼るバレーになる。特大間違いのほうの「清水と福澤のチーム」の意味で発言したとしても仕方ないかも。ゴッツ、越川も当然まだ老け込む年でもないけど、いい意味でチーム全体をフォローしてほしい。

posted by SON | 2010-08-27 21:27

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