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真鍋JAPAN・日本が“つまずいた”から勝てたのでは・・・サーブはよかったけど~ワールドグランプリ2009ファイナルラウンド(東京)vsオランダ

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突然だが、「流れ」っていうやつは魔物だ。
相手が持っている流れを自分たちの方へ引き寄せることは難しく、逆に自分たちがいい流れを持っている時にそれをうっかり相手に渡してしまう事は容易い。


昨日の日本は、確かによかった部分も多くあったのだが、一番の勝因は「オランダが流れを自分たちで手放してしまったから」であったはずだと見ている。
その「流れを手放す」要因となったのが、日本のお決まりの“失点パターン”だったという事はまさに流れの魔物。いや、人間としての気の緩みの怖さ・・・かもしれない。


オランダとしては、ウハウハだったに違いない。
データどおりに竹下のトスを読みきって、ブロックで日本を仕留め、いきなり5連続ポイントと最高のスタートを切ったのだから。もちろん、5連続ポイントによってオランダは自分たちに大きく流れを引き寄せていた。
ただ、ここまで2連勝していて尚且つ、ここで5連続ポイント。2-7のところでは、フールマンにバックアタックを打たせるなどしてきたオランダ。4-8で1TTOを迎えた。ただ、ここまで見てみても、日本の1点目はオランダのミス。その後、荒木のスパイクミスで日本の2TOとなった後にも、グロットヒュースがアタックライン踏み越しのミス。そう、序盤からゆとりのあったオランダなのだが、ボチボチ油断になりつつあったように思う。
そこへ一気に坂下のサーブで攻め立てて、日本が怒涛の追いかけ開始。もともとこの大会、サーブレシーブの崩れる時間帯が多かったオランダ。気の緩みに加えて、坂下を筆頭に日本のいいサーブが迫ってくる。リベロのヴァンティエネンを中心に、コートエンドのジャッジが甘くなる・・・普通に出来ていたプレーも覚束無くなる・・・と、オランダはムード撃沈。
結局、坂下、岡野のいいサーブでオランダを圧倒し、一気に形勢逆転へと持ち込んでこのセットを奪ったわけだ。

一度崩れたサーブレシーブはなかなか戻らず、更にミスによる直接的な失点、或いは単純なつなぎミスなどが次々と出たオランダ。
データバレーを駆使して相手を(単純な竹下のトスを)読みきって、ブロックしたりするなど、何度か流れを戻すようなプレーを出すものの、やっぱり日本のサーブに苦しめられ、自滅して行ったオランダ。スターレンス・キムのトスワークも、多彩とは言えずどちらかと言えば平凡だった。
極めつけのミスは、第2セットの“オランダ3度目のタイムアウト”だろう。2度のタイムアウトを使い切っているにもかかわらず、3度目のタイムアウトを要求してしまった場面。直前に、フリールに反則の判定が出ており、それを受けてのタイムアウトだったのだが・・・
つまり、ベンチでさえも通常ならばあり得ないようなミスを犯していたわけである。ここまで、テンパらせたと言うことに関しては、評価していいだろう。

ただし、第1セットで24点目を取ってから、3連続失点をしたことや、試合の最中に細々とあったミス、そして自滅している相手をなかなか振りきれずにいたことは、今後への課題だろう。



それにしても日本。
以前から提唱していた、バラエティに富んだ攻撃的なサーブというのが具現化しつつあるねぇ。同じようなサーブではなく、選手によってバラエティに富んだサーブ。しかもそれが攻撃的であって、点数につながる(直接的にも間接的にも)ということが出来ているのが素晴らしい。
後は、サーブで攻める姿勢を常に維持できるかどうかがポイントなわけだ。ビハインド時でも、入れていくような緩いサーブではなくて、アグレッシブに攻めていけるサーブ。
まぁ、サーブについてはかなりいいところまできているわけだ。



日本3-0オランダ(25-22 25-18 25-22)


【日本】
坂下 荒木 木村
栗原 井上 竹下  L=佐野

IN
庄司←荒木(1S途中~試合終了まで)
岡野・・・ピンサ(1,2,3S)
濱口・・・ピンチレシーバー(1,2,3S)
狩野・・・ワンブロ(2,3S)


【オランダ】
S・ハイーネ フリール フールマン
ヴェンシンク S・キム グロットヒュース  L=ヴァンティエネン

IN
スタム←グロットヒュース
ヴィッセール 


公式データ



※写真は後日





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発展途上

 真鍋ジャパンは始まったばかり。これからのチームです。選手も若い選手が多いですから。
 ただ、サーブカットの不出来は何とかならないのか・・・。高さがない以上、速く多彩な攻撃でブロックをかいくぐるしかないのに、それが(オランダ戦以外)できていない現状では、この結果は仕方ないでしょう。
 ブロックのシステム構築(バンチリード)や攻撃のスピードアップが話題になっていますが、バレーで最も重要なのはレシーブ(1本目)だと個人的には思います。
 木村沙織って、あんなにレセプション下手だったかな?と思いますが、攻撃と守備のバランスを取るのって、日本は本当に難しいメンバー構成ですね。

真鍋JAPAN・日本が“つまずいた”から勝てたのでは・・・サーブはよかったけど~ワールドグランプリ2009ファイナルラウンド(東京)vsオランダ

オランダ戦は面白いくらいに決まりましたね。以前もコメントしたかと思いますが坂下選手の無回転で強いサーブはアンダーで受ける前に揺れたりスライドしたりで大変ですよ。だからといってオーバーで受けると強い球だからミスしやすい。

もう一人この手のサーブを打てるのが荒木選手。今はエンドライン際から滞空時間短く相手の胸元辺りへ直線的に狙い打つ感じですが、もう少し下がって滞空時間を長く取るほうがイイと思います。まあ、コントロールを効かせるためもあっての事でしょうが。

栗原選手のサーブは調子イイとドライブがかかるので、それであればもっと速くないとチャンスサーブになってしまいます。が、このところ球があまり回転しないのでイイ結果がでてますね。

あと岡野選手のサーブは決してイイとは思わないけど何故か相手が崩れますね。これは全く不思議。

ともあれサーブカットが崩れるとバレーにならないのでイラつきます。日本側から見ればブロックがつきやすくなるし、2本止めれば3度目はフェイントの確率が高いわけで。まさしくそんな試合でした。途中からオランダはキレちゃって自滅してくれました。

真鍋JAPAN・日本が“つまずいた”から勝てたのでは・・・サーブはよかったけど~ワールドグランプリ2009ファイナルラウンド(東京)vsオランダ

前日、オランダに勝って、中国に負ける。これが、現実なのです。コート上での、選手の状態が、日々アンバランスなのです。この状態が、常に、一定であるチームまた、修正できるチームが、強いチームなのです。
監督の選手起用より、選手がどれだけ、コート上でしっかりしたパフォーマンスができるかによるのです。
たしかに、女子バレーは、変に、人気があり、選手や各関係者は大変かと思いますが、まあ~裏を返せば、それだけ魅力を、ファンが感じているということなのでしょうね!
無関心ではないということです。
決勝トーナメントは、現時点での世界のトップチームのあつまりで、日本は今回、実力で決勝に生き残っています。
強くなってはいるのです。ここから、どうするかが大きな課題なのです。本日のブラジル戦は、全ての力をぶつけていただきたいです。200パーセントのちからを出せば、勝てます。

Re:真鍋JAPAN・日本が

オランダ戦よかったように思います。
高いオランダをブロックで仕留めた感はありますね。
テレビで見ていたのですが、解説で4番のハイーネ・スターレンスが今季デンソーでプレーする事が決まっていますと言うのにちょっと驚きました。

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覚悟しぃや!
バレーボール国際大会全般について言及して行く予定。                      
好きな選手は前田智徳

生まれる前からカープファン
                      
立ち位置といたしましては、「反野村-大野体制」、「反松田オーナー」、「反体育会系思考」、「脱精神論」でございます。
今すぐにでも野村-大野体制をやめ、中長期的なモノの見方でチームを再建出来る実績のある外部の方にチームをお任せしたいと考えています。
今のカープ、あまりにも監督コーチが内部の色が強すぎますよね。有能な外部の血を入れ、「勝ちを知る人」を招かないことには、カープの低迷はずーっと続くでしょう。


      
【野球生観戦予定表】
神宮、横浜のカープ戦を随時予定。
                      

【Vリーグ2010/2011生観戦予定】
                      
8月:WGP2011(有明コロシアム)
                      
11月:男女W杯(@全国各地)
                  
                      

バレーはTV報道よりも新聞よりもマニアックな目線で追いかけたいと思ってはいるのですが。データ、過去の情報、個人的意見、裏話など多角的に書きたいと思ってはいます。
                     

野球とバレーを独自目線で勝手にバッサリと斬るもどこか微笑ましい。ユーモアを交えたちょっとだけ(!?)毒のある記事を書くブログですので、食あたりには気をつけてください。

因みに私の基本構造のだいたいは書籍:「B型 自分の説明書」に書いてあります。

                      


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