ちょっと一言言わせていただきます!

真鍋JAPAN・21世紀バレーの中の20世紀バレー~ワールドグランプリ2009予選ラウンド第2週(大阪R)vsプエルトリコ

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相変わらず、ジャニーズと言うのは煩い。そんな辟易な中継だが、フジテレビについて感心した点もある。
と言うのが、途中で青ペンで指摘していたところだ。ああいう視覚的に解りやすく伝えるっていうのはいい試みである。ローテーション(マッチアップ)も出していたし、そう言うところはよかったように思う。


映ってヒヤッとしたものがある。コートサイドの柳本監督が映った時はヒヤッとした。何だか、「成績出えへんのなら、わいがもう1回監督やったるでえ」的な思いがあるのかないのかは知らないが、なんだかこのままの感じだと1年半後だか何だかの“お上の判断”の時に、「第2次柳本政権」なんていうことになるかも・・・なんて言うことが、2秒ぐらいで頭の中を駆け巡り、ヒヤッとしたのだろう。


日本3-0プエルトリコ(25-22 25-21 25-17)

【日本】
坂下 荒木 栗原
木村 庄司 竹下  L=佐野

IN
岡野(ピンサ) 2,3セット
井上(ワンブロ) 1,2セット
濱口(ピンチレシーバ) 1,2セット

【プエルトリコ】
モヒカ S.オカシオ K.オカシオ(→ロサ)
クルス  オケンド  アルバレス  L=セイルハマー

※セッターのモヒカが前衛ライトからスタートというローテーション。MBにS.オカシオとオケンド、WSにアルバレス、K.オカシオ、クルスという陣容だ。


公式データ


試合内容はねぇ・・・
日本はスパイクミスの多い印象を受ける。更には、坂下によるつなぎのミス、たいていの選手ならつなげるボールがつなげない、という点の問題が引っかかる。第3セットだったか矢鱈と「ナイスディグ!」と持ち上げられた場面があったが、そこそこのレシーブレヴェルの選手なら楽々とは言わないが労せずして取れたのではないかと感じた。
実況と解説は坂下について、非常に注目し“今日は○得点”と得点に注目を集めさせるようなコメントをする。しかしながら、それに反して決定率は残していないのだ。今日はまずまずの44%と言う決定率だが、これは相手がプエルトリコだということを考えると割り引いて考えなければならない数字だ。
何度も指摘しているがパワーヒッターであってスーパーエースとして役割を求めるならば、5割前後の決定率は欲しいところ。
しかしながらそもそも、スーパーエースを置くという考え方が古臭く、更にはユーティリティなアタッカーが揃っている今の全日本には、非常にもったいないのである。ユーティリティなバレーが21世紀バレーで、スーパーエースを設置したバレーを20世紀バレーと仮に定義するならば、今の全日本は21世紀バレーをかなり実現出来そうなところを、古いタイプのバレーが残っているために、窮屈になってしまっているのだ。
低身長でトスの読まれている竹下と、スーパーエースタイプの坂下。この「新テンシンライン」というのが、栗原、木村、狩野、荒木、庄司ら可能性のある21世紀バレーを展開してくれるメンバーの、ネックになっているような気がしてもったいなく感じるのである。


ただ上記で竹下のトスが読まれていると書いたが、今日は何だか色合いの違う竹下だった。1Sの最初のトスを“レフト”に持っていったのは、坂下がいるからという理由だろう。そこは意図してライトスタートの法則を破ったわけではなく。消極的理由として坂下の上げたのだと推測する。
ただ、今日の竹下は全体的に見ると時計回り配球の傾向も少なかったし、試合の中でのプログラム(構成)が出来ていたように感じる。これがたまたま(気まぐれ?)なのか、それとも計算したもの(采配or竹下の理論による考え)なのかはわからない。しかしながらこれが、監督による指示だったとしたら、長年の懸案事項だったセッターのトスワーク問題に関するメスが入ったことになると言えるだろう。
是非とも、「世界を知る」がキャッチコピーなのだから、ワールドスタンダードなトスワークを考えていきたいものだ。


その他、サーブについてはだいぶサービスエースを取っていたが、これは相手のサーブレシーブが脆弱だったためと言うところが強い。日本がサーブで攻めきったとは言えないだろう。
サーブについてはそんなに褒められないが、ブロックについてはまずまずだったと言えるだろう。相手の単調さもあったとはいえ、それなりにワンタッチを奪えていたことは評価出来る。それに、「手の形」がよかった。この「手の形」と、ワンタッチを取って・・・ブロックに当てて・・・と言うことが、果たして“強豪”と呼ばれる欧州やキューバ、アメリカ、ブラジルあたりとやった時も同じことが出来るかどうか。「まずまず」とは言ったものの、ここで大きく評価をすることは避けておきたい。


今日の特筆プレーは、庄司Bが囮でレフトから木村が中へ切り込んで打ったプレーだ。「やりゃ出来るじゃん!」と思わせるような納得のプレーは、今後の切り札となりえそうだ。
この、「切り札」を何枚も用意しておきたいところである。コンビ開発の手を止めるべからず。



まぁ、今日の試合の採点をするならば、ちょっと厳しめに「60/100点」というところか。普通につければ、「68点」くらいだと思う。



それじゃみなさま、いい夢を観ながら土曜日の朝をお迎えください。
クーラーのつけすぎに注意して、程々に涼しくしながらお休みくださいませ~。





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『真鍋JAPAN・21世紀バレーの中の20世紀バレー~ワールドグランプリ2009予選ラウンド第2週(大阪R)vsプエルトリコ』への返信(2)

コメントありがとうございます

donさま
ん~、どうなんでしょう。まだ、何とも言えないですねぇ。
ただ、将来的な視点で観たとき、坂下と狩野だったらどっちが有力かって言うと狩野のような気が私はしますけどねぇ。

sunさま
まぁ、小さい選手が入るよりはマシっていうのはわかりますねぇ。それに、ムードメーカーとしての役割もこなしている点は評価出来ると思います(って言うか、もっとみんな盛り上がっていかないと・・・)。
タイムアウト中の指示は、前政権者が「ナイス頑張りぃ~」の人だったんで・・・ただ、もっと具体的に指示していくことも出来るかも知れません。このあたりはもう少し見ていく必要があるかも・・・

『真鍋JAPAN・21世紀バレーの中の20世紀バレー~ワールドグランプリ2009予選ラウンド第2週(大阪R)vsプエルトリコ』への返信

コメントありがとうございます。

FBさま
青ペン、ローテーション表、なかなかでしたね。後は解説の“質”をもっと上げてくれれば言うことなしですが。
確かに、坂下のサーブは見るところがありますね。所謂、「地肩の強さ」が活きていると思います。

まめもっこりさま
谷口は呼ぶ時期を逸していますね。石田に関して言えば、確実に年々成長していますので今後に期待が持てると思いますよ。まだ若いので。これは何度も書いていますが、特にバックライトが素晴らしいんですよね。まぁ、それをより活かすためには“ライトのアンテナの方へしっかり伸びるトス”をあげられるセッターが必要なわけですが・・・
ラリー中のトスワークについては全くその通りでして、実はそのことも記事に盛り込もうかと思っていたのですが、あまりにも長いと読む方も大変でしょうから、今回はカットしていました。以前からそうでしたが、竹下はラリー中にクイックを使うことがほとんど見られません。今日の韓国戦でも、ほぼ見られませんでしたね(相手は使っていましたが)。原や橋本はラリー中でもビシバシとクイックを仕掛けますよね。特に原はこれでもかと言うほどにクイック(MB全体)を使います。あれは、全日本に必要な要素ですね。


真鍋JAPAN・21世紀バレーの中の20世紀バレー~ワールドグランプリ2009予選ラウンド第2週(大阪R)vsプエルトリコ

 坂下選手はよくやったんじゃないですかね。
レシーブは苦手ですが、つなぎは時間あるし、鍛えれば何とかなりますから。小さい選手が入るよりはましです。
ムードメーカーというか緊張を打ち破る選手は必要ですしね。
ほんとは狩野選手がいいのでしょうがおとなしいのがなんとも。やはり狩野選手なら結果は違っていたかもなと。
狩野選手はレフトをやってほしいです。

 あとはセンター線ですね。竹下がクイックもっとあげてほしい。今日はセンターがポイントでしょう。
個人的にはタイム中に監督、コーチが具体的な支持を出していて好感がもてました。(前の監督が・・・だっただけですが)

真鍋JAPAN・21世紀バレーの中の20世紀バレー~ワールドグランプリ2009予選ラウンド第2週(大阪R)vsプエルトリコ

新生日本、
オープニングのVで
アテネ予選の時の狩野の映像流したりと
フジテレビ的には、狩野舞子押しで行きたかったはずなのに
坂下でいったというて点は、
前政権とは違う!というふうに解釈して
いいんですかねぃ。。。。。

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バレーボールは旧態依然のJVAをバッサリ斬り捨てご免。世間的になかなか情報の流れないVリーグ情報を配信しつつ、一人でも多く生観戦に足を運んでいただければと思っております。
覚悟しぃや!
バレーボール国際大会全般について言及して行く予定。                      
好きな選手は前田智徳

生まれる前からカープファン
                      
立ち位置といたしましては、「反野村-大野体制」、「反松田オーナー」、「反体育会系思考」、「脱精神論」でございます。
今すぐにでも野村-大野体制をやめ、中長期的なモノの見方でチームを再建出来る実績のある外部の方にチームをお任せしたいと考えています。
今のカープ、あまりにも監督コーチが内部の色が強すぎますよね。有能な外部の血を入れ、「勝ちを知る人」を招かないことには、カープの低迷はずーっと続くでしょう。


      
【野球生観戦予定表】
神宮、横浜のカープ戦を随時予定。
                      

【Vリーグ2010/2011生観戦予定】
                      
8月:WGP2011(有明コロシアム)
                      
11月:男女W杯(@全国各地)
                  
                      

バレーはTV報道よりも新聞よりもマニアックな目線で追いかけたいと思ってはいるのですが。データ、過去の情報、個人的意見、裏話など多角的に書きたいと思ってはいます。
                     

野球とバレーを独自目線で勝手にバッサリと斬るもどこか微笑ましい。ユーモアを交えたちょっとだけ(!?)毒のある記事を書くブログですので、食あたりには気をつけてください。

因みに私の基本構造のだいたいは書籍:「B型 自分の説明書」に書いてあります。

                      


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