2009年02月13日

廃部と不況とバレーボール




問題。

(Q1)栗原恵、木村沙織、竹下佳江、高橋みゆき・・・以上4名の選手の所属チームを答えよ。

(Q2)越川優、石島雄介、山本隆弘、荻野正二・・・以上4名の選手の所属チームを答えよ。


さて、答えられる方はどれだけだろうか。因みに回答は、本文の最後に記載してある。
全日本における中心選手であり、何かと注目されることの多い選手を4名挙げてみたのだが、果たして一体どれだけの方が正答を導けただろうか。


(Q3)櫻井由香、河合由貴、狩野美雪、大村加奈子・・・以上4名の選手の所属するチームを答えよ。

(Q4)富松崇彰、福澤達哉、津曲勝利、朝長孝介・・・以上4名の所属するチームを答えよ。


さて、どれだけの方が答えられただろうか。
Q1、Q2よりか正答率は低くなったと思う。しかしながら、同じ全日本に招集されているメンバーである。


(Q5)V・プレミアリーグに参加している女子のチームを10チーム全て答えよ。

(Q6)V・プレミアリーグに参加している男子のチームを8チーム全て答えよ。


正答率は低いのではないだろうか。
正直なところ、日立佐和リヴァーレとか、岡山シーガルズとか、大分三好ヴァイセアドラーとか、全日本に選手が出ていないチームはなかなか出てこなかったのではないだろうか。



全日本の人気=国内リーグの人気・・・ではない。
全日本は全日本で独立した舞台であって、国内リーグはそれとは違う舞台になってしまっているのだと思う。つまりは、「バレーブーム」と言うのは、「全日本ブーム」であって、本当の意味での「日本のバレーボールのブーム」ではないし、「国内リーグって?」と言うような現状なのだと思う。
結局、全日本と国内リーグ(V・プレミアリーグ(含むV・チャレンジリーグ))がリンクしていない。
何だかんだいって、「全日本の監督と、リーグの監督とがリンク(意思疎通)出来てない」と言う問題と大して変わらないではないか。


これって、日本バレーの頂点がしっかりしていないから、バラバラなのではないのだろうか・・・
つまり、JVAが主体となってきっちりと「バレー界の改革」が出来てないということではないだろうか。あの、90年代の監督問題の迷走と、チームが続々と廃部していた問題が、全く改善されていないからこそ、こういう風にゴタゴタが一挙にやってきているのではないか。



「完全プロ化」、なんてことは私は言わない。少なからずの企業の協力なくして、チームはきっと存在し続ける事はできないだろう。
今の国内リーグの形態ではダメだ。選手が、価値を持つようにならないとダメだ。言い換えれば、「利益」を出す組織にならないといけない。言うなれば、「半分企業スポーツ」と言う感じが目指す方向ではないだろうか。企業はチームを支援するが、チームは企業の支援に依存しないで自らもきっちりと利益を求める。
企業、地域、選手、チーム、そして「ファン」が一体となって新たなバレー界を作らないといけない。


100年に1度の経済危機。そんなどん底だからこそ、「夢」を与えられる、「元気」を与えられるバレーボール界にしなくてはならないのではないだろうか。



沢山の意見をお待ちしております。




回答
Q1
栗原恵・・・パイオニア
木村沙織・・・東レ
竹下佳江・・・JT
高橋みゆき・・・NEC

Q2
越川優・・・サントリー
石島雄介・・・堺BZ
山本隆弘・・・パナソニック
荻野正二・・・サントリー

Q3
櫻井由香・・・デンソー
河合由貴・・・JT
狩野美雪・・・久光製薬
大村加奈子・・・久光製薬

Q4
富松崇彰・・・東レ
津曲勝利・・・サントリー
福澤達哉・・・パナソニック
朝長孝介・・・堺BZ

Q5
NECレッドロケッツ、東レアローズ、パイオニアレッドウィングス、トヨタ車体クインシーズ、デンソーエアリービーズ、日立佐和リヴァーレ、岡山シーガルズ、武富士バンブー、久光製薬スプリングス、JTマーヴェラス

Q6
サントリーサンバーズ、東レアローズ、堺ブレイザーズ、豊田合成トレフェルサ、パナソニックパンサーズ、JTサンダーズ、NECブルーロケッツ、大分三好ヴァイセアドラー




posted by 古都の侍 |20:46 | Vリーグ | コメント(14) | トラックバック(1)
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武富士バンブー廃部へ・・・ 【Y.G.net】

経済不況の影響がついにバレーボール界に及んでしまったようだ。2002-2003シーズンVリーグ準優勝経験のある武富士バンブーが業績悪化を理由に5月の黒鷲杯を最後に、活動を終了する事が決まった。2001年6月に廃部したイトーヨーカドー・プリオールを引き継いで誕生した武富士バンブーは、前途の通り、2002-2003シーズンVリーグ準優勝、05-06、06-07シーズンと2年連続で4強入りといった実績を持ち、かつて所属していた選手で代表されるのは、99年のW杯、「ビューティーブロード」で日本中を席巻した鈴木...

2009-02-14 20:19 | 続きを読む
この記事に対するコメント一覧
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廃部と不況とバレーボール

コメント投稿者ID :

全日本はお家芸とまで言われています。
いかにバレー界がデタラメだったか、叩き直される時期が来たのでしょう。
いい傾向だと思います。
また、無知なマスコミが、国内バレーのことを何一つ知らないで、全日本選手をスターのごとく扱ったことも同罪です。
なぜなら、全日本で活動した選手の半分は、Vリーグでは弱い選手なんですから。
栗原を例にあげるまでもありません。
ちなみに、女子は全問正解!
男子は全問不正解でした。

posted by 高林 | 2009-02-13 22:00

Re:廃部と不況とバレーボール

コメント投稿者ID :

他のスポーツとの連携も必要ではないでしょうか。


シナジー効果を狙ったり、観客をシェアする感覚で良いと思います。


アルビレックスなんかは、単一スポーツでなく、複数スポーツが合同した地域クラブ化の模範ですね。


バレーボールだけを見たい、という状況づくりは難しいでしょう。


明日はバレー、明後日はバスケ、来春のサッカー開幕も待ち遠しい……ような環境が経営効率、またスポーツ文化の醸成のためにも理想的な気がします。

posted by CYCLINGMAN | 2009-02-13 22:16

廃部と不況とバレーボール

コメント投稿者ID :

私はめでたく、全問正解でした^^
パンフレットを見ながら、試合観戦しているからだと思います^^;

岡山シーガルズ、大好きです♪

posted by trickstar | 2009-02-13 22:44

廃部と不況とバレーボール

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私も同じく岡山シーガルズ、大好きです!
私も全問正解でした。

国際大会のテレビ放送止めて欲しい!
(廃部と関係ない話ですが)
強くもない日本、タレントでもないのに、持ち上げられる選手。
スポーツマンらしくない栗原や竹下のマニュアル通りの
面白くない試合後のインタビュー。

Vプレミアでインタビューされてもいつも愛想なしの
同じ答え。

Vプレミアや春高バレーのほうがどんなに面白いか。

posted by volley | 2009-02-13 23:48

廃部と不況とバレーボール

コメント投稿者ID :

全日本女子バレーの人気が急上昇したW杯03。
当時、高校生の私は、とても歯がゆい思いをしたのを
覚えています。
クラスのほとんどの人が試合を見ているのに、それぞれの
選手の所属チームを言える人は皆無でしたから。
そもそも、「Vリーグ? 何それ? おいしいの?」って
感じでしたね……。 まあ、これは冗談ですが。

当然ですが、クイズは全問正解です。
まあ、間違えたらシャレにならないですし。

関係ないですが、日経エンタテイメントで本谷さんの
連載が始まりましたね。
まだ読んでないですが、そのうち読んでみます。

意見になってないコメント、失礼いたしました。

posted by ganvolley | 2009-02-14 00:21

廃部と不況とバレーボール

コメント投稿者ID :

こんにちは。

バレー=全日本となって国内リーグが衰退したのは、JVAが「富士山方式」をいうものを20年来取り続けているからです。

そして、この「富士山方式」こそが、JVAがおこなった改革だったというどうしようもない現実があります。

全日本で視聴率をとれば(←決して「メダルを取れば」ではない現実)Vリーグの人気も出る、と盲信している人々がいまだにはびこっているように思います。

posted by rio | 2009-02-14 02:58

廃部と不況とバレーボール

コメント投稿者ID :

お邪魔します。

女子は全問正解でしたが、男子は間違いありました。反省!。

マスコミでバレー人気を作り出すという手法は効果絶大ですが、
マスコミ主導で視聴率を稼ぐというのは、スポーツを駄目にします。

かつてトルシエは、テレビ局の持ってきたバラエティー企画案、
サッカーを知らないタレントを起用する番組を拒否したそうです。
中継によって、スポーツとして成熟すように主張したそうです。

初期の中継では、ここの選手のアップばかりでしたが、最近は、
グランド全体を見せて、注目するプレイの度に多くのアングルから
リプレイを見せていますね。

攻撃のみならず、ディフェンスを見る楽しみ、二列目の選手の飛び出しなど、
素人がどんどんサッカーにのめり込む映像を見せてくれています。

バレーボールではバボカメラとか言って、得点のリプレイも見せず、
柳本監督の顔や、タレントの顔を見せられ閉口しましたっけ。

スポーツ本来の楽しみを、観客に提供することこそがTVの使命でしょう。
マスコミも含めて、スポーツとして熟成しなければ、経済優先の論理が勝つに
決まっています。

「バレーボールしている場合じゃないだろう!」が絶対的正論になります。

posted by 素面素人 | 2009-02-14 03:16

廃部と不況とバレーボール

コメント投稿者ID :

 VリーグやJVAの運営能力が問われると思います

 富士山方式なんて即刻やめてください。プレミアのチーム数を減らすわ、中学の部活は激減しているわ、で、地盤沈下は明らかでしょうに。実際に、女子代表でメグカナサオリの次の世代の名前が聞こえてきません。

 街場の人気の掘り起こしと、競技人口の確保が最重要課題だと思います。

 Vプレミアの女子に関しては
 自動車関係の企業チームが他にもあるだけに、楽観できません。
 僕は、お金のある会社(ソフトバンクや楽天やライブドア)が買ってくれると良いと思うんですが。
 ネット企業なら、試合のネット中継も期待できますし。


追伸、日本女子代表の監督問題
立木会長の説明も理解得られず
http://hochi.yomiuri.co.jp/sports/ballsports/news/20090213-OHT1T00057.htm

質問状を提出したチームは次の5つだったようです
東レ、デンソー、パイオニア、トヨタ車体、日立佐和

posted by hat | 2009-02-14 11:53

『廃部と不況とバレーボール』への返信(1)

コメント投稿者ID :

コメントありがとうございます。

>高林さま
なぜなら、全日本で活動した選手の半分は、Vリーグでは弱い選手なんですから。
これは違うと思いますよ。「対日本人で活躍=リーグで活躍するタイプ」と「対外国人で活躍=国際大会で活躍するタイプ」の2タイプの選手がいると思います。例えば仮に、国内では屈指の成績を残しているシーガルズのセンターラインをそのまま全日本にしたら通用するかと問われれば、「NO」だと思いますよ。
栗原が活躍できないのも、複合的要因があるからであって、弱い選手だから、というのは間違っていると思います。それでも、今シーズンの成績は言い訳できるようなものではないですが。

CYCLINGMANさま
他の競技との連携は確かに必要かもしれません。そういう中で、「あのスポーツの宣伝やってたけど、今度観に行ってみようかなぁ。」と言う気持ちの連鎖が起これば、観客動員も伸びますからね。

trickstarさま
シーガルズは、見ていて面白いチーム。飽きないんですよね~

ganvolleyさま
本谷のコラム読みましたよ~。
そもそもいまどきの若いのは「スポーツ観戦」と言うのに興味がないですからね。もっぱら、ケータイ・ゲーム・カラオケ・ゲーセンみたいな生活で、スポーツを観るのはもっぱらTV。部活でスポーツしている人は観たくても時間がないし・・・と言うのが現状ですよね。
趣味の多様化というのも、観客動員が伸び悩む理由の一つだと思います。

posted by 古都の侍 | 2009-02-14 15:31

『廃部と不況とバレーボール』への返信(2)

コメント投稿者ID :

コメントありがとうございます。

rioさま
「富士山方式」ねぇ・・・全く何も見えてないですよね。愚の骨頂!
何故だか、「アホらしわっ!」と井筒監督風に嘆きたくなります・・・

素面素人さま
すみません。サッカーは不勉強なもので、よく解らないのですが・・・
要するには、「プレー」を見せるにはどうすればいいかということが解っているということですよね。「サッカー中継」であって、「バレーショー」なんですよね。誰がゴールをしたかとかいう解りやすいことではなくて、どうやってゴールに結びついたか、どうやってパスを出したか、どうやってボールを奪ったか、どうやってボールをつないだか、あの時○○選手がボールから離れた位置でああいう動きをしたからこそ今のプレーが出た・・・みたいなことが解るような中継だと。
全日本の中継「バレーショー」(あえてそう言います)では、実況も解説もほぼ絶対に日本に対する「批判」がありませんからねぇ。それでは、見るほうの目も肥えませんよね。真のファン獲得は、自分の目でバレーを観ることができる力を持ったファンを増やすことでもあると思います。

hatさま
会談の件、読みました。
絶対に折り合いの就かない話をずーっとしてるなら、もうどうぞご勝手にというくらいど~でもいい話ですね。こんな時にそんな話なんかしてないで、これから(と言うか、「今」)どうするかを建設的に話し合うくらいの事はできないんでしょうか。
「Amazon」とか「ソフトバンク」とか、スポンサーになってもらいたいですけどねぇ。

posted by 古都の侍 | 2009-02-14 18:59

廃部と不況とバレーボール

コメント投稿者ID :

こんにちは

私は女子のみ全問正解。
女子にしか興味がありません。

北京五輪で活躍される女子バレーボールの試合観戦をしたいと思いました。
私は、今まで、全日本の試合をTV観戦しかしたことありませんでした。
今年初めて、プレミアリーグの試合を観戦。関東での会場に3回行きました。

初めての私は、試合会場の狭さ、そして観戦者数の少なさに驚きました。しかも、アリーナ席にはカメラのレンズを覗く、おっさんたちがいっぱい…
すべての会場に言えることではないと思いますが、試合観戦する環境じゃないですよ。
女性の私にとっては、はっきり言って気持ち悪い。

もっと、試合を観戦したくなる環境にしてほしいし、チームも選手も、そして協会も、努力や改革をしてほしい。
もっと、利益を出す試合をしたらいいと思うし、もっと盛り上げていってほしいです。

バレーには素人の私の勝手なコメントでした。






posted by mieko | 2009-02-14 23:07

廃部と不況とバレーボール

コメント投稿者ID :

代表監督問題といい、
一気にいろいろな問題が噴出してきましたね。
いろいろな膿を一掃する機会にできればいいのですが。

今回のJVAサイドのコメントで
某A木田さんの
「ついにバレーまで来たか」のコメントにがっかりしました。
バレー界はいつまでも特別な存在なわけじゃないし、
アイスホッケーやソフトボールとかの廃部騒動に
いち早く危機感を持って取り組まなきゃいけないのに。。。

武富士の廃部に際して、
JTVSパイオニアの入れ替え戦に戦々恐々としていた
関係者がほっと胸をなでおろしていそうで
怖いです。

posted by don | 2009-02-15 12:42

廃部と不況とバレーボール

コメント投稿者ID :

コメントありがとうございます。

「サッカー中継」かつては、ボールを持った選手ばかりを追いかけていました。
しかし、現在の中継を見ると、大半の時間グランド全体を映しています。
個々の選手の顔などは、ほとんど見えません。
でも、それこそが競技場に行ったときの臨場感ですし、ゲームをみることです。
リプレイで、沢山の画が見れることがテレビの強みだと思います。

ところがバレーボールでは、やたらと選手のアップの画が続きます。
どうも日本の場合、一人のヒーロー・ヒロインを作り出すことが
スポーツが盛り上がることと考えているようで、マスコミがそれを作ると
勘違いしているきらいがあります。

だからこそ観客が成熟して、自分の目でスポーツを楽しめるようにならないと
マスコミは、いつまで経ってもスポーツバラエティとしか考えません。

posted by 素面素人 | 2009-02-15 12:58

『廃部と不況とバレーボール』への返信(3)

コメント投稿者ID :

コメントありがとうございます。

miekoさま
関東3会場と言うと、とどろきとか東京体育館とか、或いは深谷あたりでしょうか。
差し支えなければどちらの会場で観戦されたか書いていただけるとありがたいのですが。
十ン万~ン十万くらいしそうなカメラを構えている方は確かに多いですが、それはどのスポーツでも多かれ少なかれいますよね。私は写真撮りつつ、観戦レビューのメモ書きつつ、という具合で生観戦をしていますが、基本的には「観る」ことが主眼ですからね。ただ、「観る」という楽しみ方も人それぞれであって一概に「気持ち悪い」と言ってしまうわけにも行かないでしょう。けれども、色々と問題もあったわけですからねぇ・・・難しい問題であることに違いはないかもしれません。

donさま
そう。A木田さんは何を考えているのか。そもそも90年代後半からの廃部続発時代をバレー界は経験しているわけですから、「何悠長なコメントしてんだバ○○郎」と言いたくもなります。
むしろ、あの時代の経験が何も活きてないと言う「おそまつくん」なわけですから、めでたいですよねぇ・・・

素面素人さま
「生っぽい録画中継」が、今の国際大会の中継方法ですね。ごくたまに、選手をクローズアップするようなカットが入るのはいいと思いますが、現状は多すぎ。むしろ、日本にばかり傾倒しており、対戦相手に対する「目」があまりないんですよね。どうしても日本ばかりをクローズアップ。
あたかも日本が強いような演出を必死になってしていますが、もういい加減にしましょうよ・・・という感じですね。

posted by 古都の侍 | 2009-02-15 23:36

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