2008年11月03日

木村沙織の大人の風格【08/09プレミアリーグ選評・4】



恐らく興行的には、こちらの方が“表会場”ということなのでしょうね。一般に人気のあるチームが集まっているわけだから。でも、観客の数を見ると浦安はキャパ2000でほぼ満員。大阪はTVで見た限りでは空席が目立つ。大阪の方はもっと入ってもおかしくはないと思うのだが・・・


大阪府立体育会館1

東レ3-0NEC(25-16 25-21 25-20)

【東レ】
芝田 宮田 張越紅
木村 西脇 中道  L=濱口

IN
大山未希
迫田
高田

【NEC】
フォフィーニャ 渡邊 松崎
杉山       秋山 内田 L=成田

IN
中村
筒渕
澁澤
高橋


このチームを引っ張らなくてはいけない、というオーラが出ていた木村。攻守にソツなくいいプレーをしており、真の東レの顔になる年になるのではないかと期待させてくれる開幕試合であった。
木村の対角に入っている張もなかなか。ただ、終盤に差し掛かりやや跳躍が落ちたような気もする。ベテランであるだけに、長期に渡るリーグを乗り切るためには酷使は禁物。休ませられる時は佐藤や高田と代えながら使いたい。ただ、張は開幕前の心配をよそにチームにフィットしたようだ。その点は大いに安心できるところではないだろうか。
新人センターの宮田は大胆なBクイックをきれいに決めるあたり、将来性の豊かさと即戦力になりうる実力を感じた。
新キャプテンの芝田もOK!だし、中道の安定ぶりは職人芸の領域。

NECは暗い開幕を迎えた。
秋山のトスは乱れ、それ以前に秋山にAキャッチが返らない現状。秋山は持っているものは非凡なだけに、セッターを教えるのが上手いコーチがアドヴァイスすれば伸びそうな感じはするのだが・・・
期待の内田はカットで微妙さを出してしまう苦い試合。フォフィーニャ、内田、渡邊とサイドアタッカーの低調がそのままラリーを制せない実体を表していたようで、この点も苦しい。キャッチが返らないことやつなぎの細かいミスなどが結果としてアタック決定率の低さとなっているようなものを受けたので、もう一度原点に立ち返ったバレーをすることが求められるのではないだろうか。
チームメイトを必死にコート内で鼓舞しようとしていた成田の姿が今年も印象的になりそうである。


posted by 古都の侍 |23:30 | Vリーグ | コメント(0) | トラックバック(0)
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