2008年08月18日
柳本JAPAN大逆転負け 失点・欠点・さよう打てん!~北京五輪女子予選ラウンド第5戦~vs中国
ライブスコア風に振り返ってみよう(とは言うものの、メモしながらの観戦なので所々間違っているかと思います。ご容赦下さい) 【第1セット】 C-J 12-3と木村のサーブで崩したり、相手のミスなどで大量リードする。しかも、「ヨウ・コウ→リ・エン」、「チョウ・ヌイヌイ→セツ・メイ」、「ヒョウ・コン→ギ・シュウゲツ」とこの時点で3枚の交代に成功させる。 ここまでの展開は過去随一のモノと言っていいかもしれない。日本からしてみれば、一番大きかったのは、過去2戦やられ放題だったヌイヌイを代えたことだ。 しかし、あれよあれよと言う間に7-12まで追い上げられる。 8-12 荒木ブロード、王1枚シャット 9-12 竹下ツー→オウのレフトからアタック 9-13 ようやく荒木のクイック。サイドが止められていただけに、もう少し早い段階でのクイックがあれば・・・ 10-13 マのブロード日本拾、馬ブロード日本拾、馬ブロード 11-13 木村バックアタック合わず、栗原拾われ、ライトからオウ 11-14 サーブミス 12-14 栗原のサーブで崩せず、王アタック 13-14 王のサーブをAキャッチするも、栗原のバックに3枚付かれてシャットアウト(あちゃー) 13-15 杉山C 14-15 竹下サーブミス 15-15 マ・ユンブンのノータッチエース(これが痛かった) 16-15 木村ライト拾われ、リ・エンのレフト決まる (2回目のテクニカルタイムアウト) 16-16 高橋レフトからアタック 17-16 シュウ・ソコウライトからアタック 17-17 木村ライトからのを拾われ、リ・エンのレフトスパイクを拾い返し、高橋のレフト 17-18 木村サービスエース(サーブの抜群にいい木村。ここで2,3点突き放せていれば面白かったが) 18-18 リ・エンを拾うも高橋のライト攻撃をシャットアウト 18-19 カットが長く、竹下は荒木のクイックしか上げられず荒木シャットアウト 18-20 栗原レフトからのをシャットアウト。そして「栗原→狩野」の交代。 19-20 高橋ライトから決まらず、乱れたボールを荒木がオープンするも決まらず、相手のスパイクミス 20-20 Bキャッチからのレフト攻撃、オウをシャットアウト 20-21 ブロードを拾うも、荒木のライトオープンがアウトになる 20-22 ややカット乱れて荒木のC、狩野のレフト、どちらも通らず逆にオウのスパイク決まる 日本2回目のタイムアウト 21-22 狩野のレフトからのスパイク(狩野スパイクでの五輪初得点) 21-23 マのブロード 22-23 狩野のレフトからのスパイク(インナー) 23-23 マの速攻合わず、杉山のCワイド 23-24 真ん中からシュウ・ソコウ 24-24 杉山のブロード 25-24 ここぞというところでダブルブロード 26-24 木村のカット乱れて竹下がアンダーでレフトへ、高橋リバウンド狙いも跳ねかえされてシャットアウト 【第2セット】 立ち上がりから前のセットを引きずってしまった日本。頼みの狩野も8点付近で再び栗原へと交代。第2セットになってからはなかなかスパイクが決まらなかった。 狩野のみならず他の選手もあまり決まらず・・・ カットの乱れもあり、前のセットに比べ「Bキャッチ」と「Cキャッチ」の率がかなり上がってしまった。確かに、中国のサーブが走り出したのもあるが、やはりここまで乱れると苦しい。手許の集計だと、第2セットの日本のBキャッチ+Cキャッチの割合はだいたい5割くらい。 2回目のテクニカルタイムアウトの後から見てみよう。 C-J 17-8 木村ライト攻撃決まらず、リ・エンのレフトが決まる 17-9 オウ・イメイサーブミス 18-9 カンチャン抜かれてリ・エンレフトからのアタック 18-10 サーブミス(中国は意外とサーブミスがあるのだが・・・) 19-10 離縁のフェイントを拾う、2段トス乱れて栗原打てず、リ・エンのレフトからのスパイクを拾って、高橋のライト攻撃を拾われて、シュウ・ソコウのライト攻撃はブロックアウト 20-10 木村のバックライトからのフェイント(若干トスが合わなかったか)決まらず、栗原のレフトも決まらず、マのクイックも決まらず、栗原シャットアウト 20-11 荒木Aは囮で高橋切り込むも決まらず、栗原も決まらず、ギ・シュウゲツのツーを拾って、木村のバックアタックを拾われて、リ・エンのレフトからのを拾って、木村のバックセンター2度目も通らず、荒木C囮の高橋の時間差 20-12 シュウ・ソコウのライトからのスパイクをシャットアウト! 20-13 栗原がダイレクトに決めた 21-13 Cワイド決められる 22-14 互いにサーブミス 22-15 杉山のブロード拾われるも、栗原のバックセンター 23-15 ネット際の押し合いに負け 24-15 カット乱れてダイレクトに決められる 24-16 木村レフトから打つも決まらず、シュウ・ソコウのスパイクミス 25-16 セツ・メイのAクイック 【第3セット】 解説の大林素子氏、ついにお怒りです。この一言「止められすぎ!」に全てが現れてしまいました。 立ち上がりから栗原が3本くらい止められて大村と交代。大村はブロックアウト取ったり、抜いたり、ブロックで止めたりと奮闘するのだが・・・ 荒木が吠えまくってチームを鼓舞するものの・・・木村はサーブジャッジミスし、佐野までもジャッジミス。どうにもこうにも中国ペース。 日本としては非常にいい戦略をスタートのときからしていたのだが・・・ と言うのも、徹底的にブロードを止める、上げる、決めさせない作戦。栗原らが頑張ってワンタッチを引っ掛ける場面が多く見られた。事実、中国の実質エースと言っていいヌイヌイを代えさせたことは作戦大的中ということである。 ただ、その反面「竹下とオウ・イメイが常にマッチアップ」してしまうのが問題。オウの場合重たいスパイクが持ち味の選手。ディグで上げてつなぐのは難しいとなると、少なくともワンタッチで引っ掛けておきたいところ。しかし、竹下の上空から抜いてくるオウのスパイクなのでなかなか拾えない。結局行き着くところはそこなのだと思う。 第1セットを取っていればかなり優位だと思われた展開だっただけに・・・9点差をひっくり返される大逆転負けは・・・・・・ 第1セットを逆転でもぎ取ってその後は乗ってしまった中国。まぁ、そうなるのは当然か。 日本0-3中国(24-26 16-25 14-25) 出場選手 中国=オウ・イメイ マ・ユンブン シュウ・ソコウ ヨウ・コウ(→リ・エン) チョウ・ヌイヌイ(→セツ・メイ) ヒョウ・コン(→ギ・シュウゲツ) L=チョウ・ナ 【日本】 高橋 木村 杉山 荒木 栗原 竹下 L=佐野 栗原→狩野(第1セット終盤~第2セット序盤)→栗原→大村(第3セット序盤) 第1セット・・・竹下→大村(ワンブロ) 第1セット・・・高橋→多治見(ワンブロ) 公式データ アタック決定率 効果率 高橋 21打数 29% 14% 木村 24打数 25% 13% 栗原 19打数 16% - 荒木 23打数 30% - 杉山 5打数 60% 狩野 9打数 22% 大村 4打数 50% チーム平均 106打数 27% 7.55% まぁ、打てども決まらない。つなぎ、トス、アタック、アタッカーの調子(コンディション)と自軍の問題もさることながら、中国のブロックシステムがよかったことも手伝った結果だ。 中国のキルブロックが3セットで18本。1セット平均6本の計算となる。これでは、大林氏もキレるのも無理はない。 キルブロック 荒木 3 栗原 3 大村 1 計 7 総タッチ36 有効リバウンド19 オウ・イメイ対策以外は割ときっちりと出来ていた印象がある。実際、2,3セット目があれほど点差が開いたにもかかわらず、中国のアタック決定率は44%とスッゴイ高いわけでもない。 ただ、要所要所でシュウ・ソコウに切られた印象が強く残っており、日本としても彼女のようなライトプレーヤーが欲しいところだとまたしても強く思った次第だ。 サービスエース 栗原 1 計 1 中国のサーブレシーブ成功率が75%と高い。9点差をつけた場面などでは木村のサーブが効果的であり、試合を通しても木村のサーブは有効であったと思う。しかし、それ以外のサーバーのサーブがそこまで走らなかったのが痛かった。 サーブレシーブ成功率 佐野 26受 41% 高橋 18受 33% 木村 14受 14% 狩野 6受 83% 栗原 4受 100% チーム平均 68受 41% 手許の集計でも似たような数字。手許の集計の方が少し判定が甘いのか、5割弱という数字にはなった。 やはり、竹下をセッターとして日本がバレーをする以上は6割の返球率がないと厳しいか。 攻守に渡って不調の木村のところに狩野という方法もありと言えばありだが、そうなると・・・ 高橋 狩野 杉山 荒木 栗原 竹下 このように170cm代の選手が二人並ぶローテーションになってしまう。 狩野にしても殆ど今まで出番はなく、急に不慣れな栗原のポジションと言われての出動は苦しかったと思う。所属チーム(久光製薬)ではレフトに入っているが、そこと全日本ではやはり勝手が違う。器用な選手とは言え、五輪での出番があまりないままでのあの急場での出場はいくらベテランとは言え荷が重かったような・・・余裕のあったベネズエラ戦などでもっと積極的に控えを使っていればなぁ・・・と思うばかりである。 次の試合は8月19日(火)、日本時間で13:00からB組1位のブラジルが相手だ。気分一新、全力でぶつかって「予選5試合全てストレート勝ち」のブラジルを焦らせるような試合を期待したい。 木村の誕生日を祝えるか?
posted by 古都の侍 |11:02 |
北京オリンピック【バレーボール(女子)】 |
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柳本JAPAN大逆転負け 失点・欠点・さよう打てん!~北京五輪女子予選ラウンド第5戦~vs中国
1セット目に木村選手のサーブポイントがあったと思うのですが、公式ではそうなってないみたいですね。中国選手のミスってことになってるんですかね?
posted by ぽん | 2008-08-18 20:49
柳本JAPAN大逆転負け 失点・欠点・さよう打てん!~北京五輪女子予選ラウンド第5戦~vs中国
古都の侍さんをはじめ、みなさんが前から指摘されていたことですが、柳本監督はタイムアウトをとっても何も指示しませんよね。
就任当時は、技術的な修正を指示してて、「これまでの女子の監督になかったクレバーな人なんだ!!」とすごく期待したのを覚えています。
この中国戦、スパイクの修正と、ブロックの修正を試合中にもっと試みるべきだったと思います。(というか、そうしてほしくて、もどかしかった)
何の策もないまま3セットやっただけという感じ。
監督の手腕ももう限界なのでしょうか。
それと、これもまあ前からご指摘がありますが、高橋の衰えはかなり重症ですね。
低くてもキレとパワーのあるスパイクが、栗原がダメなときも、チームを救ってきましたが、今年に入ったくらいから、どことやってもあまり通用せず、栗原、木村あたりがダメだと総崩れになってしまいます。
原因が肉体面にあるのか精神面にあるのかよくわかりませんが、すごく好きなプレースタイルの選手なので、残念だな~と思いました。
posted by ゆるぼん | 2008-08-19 10:32


