2008年08月21日

女子バレーボール五輪準決勝試合結果一覧~容疑者X攻撃の献身



アメリカ3-0キューバ(25-20 25-16 25-17)

アメリカ=オーモアサントス グラース スコット ハニーフ トム バウン L=デイビス
キューバ=サンチェス(→バロス) ラミレス カルデロン カリーヨ サントス ルイザ L=メサ 

8月21日。漢数字で書くと、八二一・・・ハニーの日に活躍したのはアメリカの“ハニーフ”。確か今年のWGP神戸ラウンドのときには「ハニーフ、ハニーフ、ハニーフとハニーフのラッシュで“ハニーフラッシュ”やないか」という下らん洒落を言った記憶があるのだが・・・
実際のところ、今日は大爆発するようなはたらきではなかったハニーフである。しかし、チーム全員が「意図」を持ってキューバを倒そうとするバレーをしたアメリカは見事。その中でもちろんハニーフも役割をきっちりと果たし、郎平監督の思い描いた試合をきっちりと描くことに貢献した。
1点集中狙いのサーブではなく、分散型サーブ作戦。攻撃が複雑でないキューバに対してはこちらの方が有効だということがよく解る作戦。加えて、サーブで崩した後の事後マニュアルもきっちりと作成(←日本との決定的違いだと思う)。サイドブロッカーはストレートを完全に密閉し、クロスに打ったボールはレシーバーがカバー。本来、日本がこの形を取りたいのだ。栗原や木村がストレートを締めて抜けさせない―佐野はクロス側に入ってそのボールを全てカバー―(実際、佐野の所属している久光では極めてこれに近い形が取られており、全日本でもこの形を徹底したかったのでは?)。効果的なブロックのスイッチも見られ、キューバはたじたじではなかったか。


ブラジル3-0中国(27-25 25-22 25-14)

ブラジル=バレウスカ フォフォン マリ ファビアナ シェイラ パウラ L=ファビ
中国=オウ・イメイ マ・ユンブン シュウ・ソコウ リ・エン チョウ・ヌイヌイ ヒョウ・コン(→ギ・シュウゲツ) L=チョウ・ナ

中国、連覇への道破れる。
第1セット。0-3、1-5とリードを広げながら追いつかれた中国。1,2点差のままの拮抗した状態で試合は進むが、いったんは終盤にブラジルが逆転。しかし、レシーブから粘って23-24と再逆転した中国。ここでの流れは完全に中国だった。ここでブラジルがタイムアウト。明けて中国サーブミスで24-24。シュウ・ソコウのブロードで25-24。マリがレフトから来て25-25。ここで中国の選択したのはシュウ・ソコウの中へ切り込む攻撃。しかし、ブラジルは完全に読みきっていてシャットアウト。25-26と再逆転。中国タイムアウト取るも、最後は粘った末にシェイラに決められて万事休す。勝敗の分岐点を上げるとするならば、25-25からのシャットアウトだろう。そこが結局3-0でブラジルが勝った要因だったと思う。



決勝の組み合わせ→アメリカ×ブラジル(13:30~)

3位決定戦→キューバ×中国(21:00~)



余談。

みなさま、たくさんのコメントありがとうございます。
山本隆弘のブログでのコメントで色々と物議をかもしていますね。正直なところ、何とも言えないですね。少し整理してから書きたいと思います。

「竹下・高橋体制」への不満と、「じゃぁ他に誰がいる?」という話。他はいたと思いますが、柳本監督やJVAが長期的スパンでものを考えていなかったのではないかと思います。その辺りの事はじっくりと今後書き綴りたいと思います。


そんなことよりも、ソフトボール!!いやー、すごかったですねぇ。上野投手の連日連戦の連投。どこにあんなスタミナがあるのか、と思うほどの投げっぷり。大車輪の活躍とはああいうものだと思います。
金メダル、おめでとうございます。



posted by 古都の侍 |23:12 | 北京オリンピック【バレーボール(女子)】 | コメント(1) | トラックバック(0)
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2008年08月21日

不完全心中・計画4年目の狂いと謎~北京五輪女子準々決勝~vsブラジル




サスペンスのタイトルではありません。
しかし柳本監督はサスペンスを起こしたといってもいいかもしれない。

テンシンと心中。
柳本体制で不動となっていた竹下と高橋。最後の最後で、終幕が降りるほんの少し前に最後のどんでん返しが起こった。不動の高橋みゆきをコートから下げたまま五輪終了。
心中するはずだったのに、最後の最後でこのオチ。だったら、アテネのあとすぐにこういうことをしていれば・・・女子バレーの低迷はなかったはずだ。
外された高橋にしても、この仕打ちはないと思ったはずだ。
それでも、監督として(たぶん)最後の試合の最後のセットになってようやくこの交代に気づいただけマシと思うべきだろうか。

ただ、「竹下・高橋」を軸としたチームで世界を目指すうえではベストな試合運びが出来たと思う。
逆に言うならば、「竹下・高橋」が控えになるチームであったのならば、もっと上を目指せたと思う。

09年から本格的な世代交代が始まる。09年は国際大会全敗でもいい。10年だって世界バレーで惨敗してもいい。
ホンキで世界の頂を狙うならば、4年では無理。「8カ年計画」を立てて、例え視聴率が取れなくてもJVAは辛抱に辛抱を重ねた計画的なチーム育成をしなくてはならない。「メダルが欲しいのか視聴率が欲しいのか」(by rioさん)を明確にしないとダメである。もちろん、「FIVB―JVA」ラインもアコスタ氏退任で薄れるのだから、日本開催の国際大会も減るだろう。今からちゃんとした「メダルを狙う8カ年計画」を立てるべきではないか。


さて、試合本編。


日本0-3ブラジル(12-25 20-25 16-25)


出場選手

ブラジル=パウラ バレウスカ シェイラ マリ ファビアナ フォフォン L=ファビ


【日本】

高橋 木村 杉山
荒木 栗原 竹下 L=佐野

2S・・・杉山→櫻井(ピンサ~レシーバー)
3S・・・高橋→狩野


公式データ


ギマラエス監督が書いた脚本がピタリとはまった第1セット。6本のサービスエースを奪われたが、サーブ自体がいいわけではなく「戦略的サーブ」だからよかったのだ。
日本がサーブを取ってからどう動いて攻撃へとつなげるかを理解したうえで、その選手たちが交差するポイントへサーブを打っただけなのだ。苦肉の策を取っていった結果「4枚フラット」のようなサーブレシーブ隊形になったが、これでもうブラジルとしては作戦成功なのだ。

脚本家・ギマラエスのシナリオは深かった。日本のスパイクコースを読み(特にバックアタック)、センターの攻撃にもしっかりマーク。こうすることでイヤでもサイドは多くなるが、そこは抑えられるという自信があるのだと思う。つまり、日本の得意なところ(そこで点数を取るとノるところ)を機能させない戦術である。
加えて、センターの破壊力に日本が苦手とするよく動くライトプレーヤーを織り込んだ攻撃。ブラジルのシェイラ、中国のシュウ・ソコウらのようなプレーヤーに破壊力のあるセンターが加わったチーム。これもまた日本の弱点だと思う。
さらには、「竹下や高橋の上から打つ」というセオリーをきっちりと守る。お手上げです。


しかし日本も時間差が決まったり、接戦に持ち込む時間があったり、ブラジルに対して持てる力は発揮できたと思う。
何せ予選Rで1セットも落としていないチーム。そんなチームに対してよく戦ったのではないだろうか。


以前の月バレで「ブラジルにも勝てる・・・云々」と言っていた柳本監督。あの言葉の真意はどこにあるのだろうか。



posted by 古都の侍 |13:32 | 北京オリンピック【バレーボール(女子)】 | コメント(7) | トラックバック(0)
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2008年08月21日

男子バレーボール五輪準々決勝試合結果一覧&予選グループ順位




予選グループ最終順位


【プールA】

1.アメリカ  (5勝   1.240)
2.イタリア  (4勝1敗 1.095)
3.ブルガリア (3勝2敗 1.014)
4.中国    (2勝3敗 0.904)
5.ベネズエラ (1勝4敗 0.933)
6.日本    (5敗   0.875)


【プールB】

1.ブラジル  (4勝1敗 1.145)
2.ロシア   (4勝1敗 1.110)
3.ポーランド (4勝1敗 1.074)
4.セルビア  (2勝3敗 1.002)
5.ドイツ   (1勝4敗 0.950)
6.エジプト  (5敗   0.704)


【準々決勝試合結果一覧】

(A1位)アメリカ3-2セルビア(B4位)(20-25 25-23 21-25 25-18 15-12)


(A3位)ブルガリア1-3ロシア(B2位)(25-20 16-25 22-25 21-25)


(A2位)イタリア3-2ポーランド(B3位)(25-19 25-22 18-25 26-28 17-15)


中国0-3ブラジル(17-25 15-25 16-25)



この結果、準決勝の試合組み合わせは

ロシア×アメリカ

ブラジル×イタリア


準々決勝敗退のブルガリア、セルビア、中国、ポーランドは5位が決定。




posted by 古都の侍 |11:18 | 北京オリンピック【バレーボール(男子)】 | コメント(0) | トラックバック(0)
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2008年08月20日

井の中の植田JAPAN大海を知る~北京五輪男子予選ラウンド第5戦~vsアメリカ




4年間が終わったが、この4年間は意味があった。

幹保JAPANで迷路をさまよっていた中で、監督を引き受けた植田監督。火中の栗を拾う―――その火はとんでもないものだ―――ような感じだっただろうが、見事に栗を拾って見せた。五輪出場と言う大儀を果たしたのだから、その手腕は一定の評価をされるべきだろう。
ここまで書いておいて何だが、植田監督の続投か交代かという話は後日の別記事で詳しく書こうと思うので、試合本編の方へ話を進めようと思う。


実力、経験、色んなものが出た5試合だった。それがどう活かされるのか。この「五輪と言う名の経験の芽」を咲かすのか枯らすのかは、2012年のロンドンで結果が出るだろう。だから、この大会の本当の意味での総評と言うのは4年後にするのが一番いいかもしれない。


日本0-3アメリカ(18-25 12-25 21-25)


出場選手


アメリカ=スタンリー サーモン ミラー ボール プリディー リー L=ランボーン

【日本】

石島 山本 松本
山村 朝長 福澤 L=津曲

1S途中~3S途中・・・松本→齋藤→松本
第2,3セット途中・・・山本→清水
第2セット途中~試合終了・・・朝長→宇佐美
第2セット途中~試合終了・・・石島→荻野


公式データ


時間がないためにピックアップして詳細データを書く事は省かせていただく。


試合を立て直すリリーフ型の朝長と、サイドへ速い攻撃をどんどん振って真ん中に穴を作って今度はそこから攻撃を仕掛ける先発タイプの宇佐美。それを踏まえて、「宇佐美―山本」、「宇佐美―越川」、「朝長―センター」、「朝長―石島」と、このいい組み合わせを有効に使えなかった。rioさんは「恐怖政治」という当を得た4文字で植田采配をあらわしたが、まさしくそうなのだ。ミスったら交代、ミスったら交代という懲罰的交代。五輪では多くの場面でそういう采配が見られた。そうではなく、相手の流れを読んだ、先に動く采配。セット終盤を優位にしのぐための「勝利の方程式」的交代。先発とリリーフなどというようにある程度多くのパターンをもったフォーメーションと、選手起用の方針・・・などなどがあったとしたら、中国やベネズエラ、更に言えばブルガリアにも勝てていたかもしれない。OQTあたりで、ポジティブなメンバーチェンジの話をしたと思うが、まさにこの大会で必要だったのはそれではないだろうか。
選手の相性と選手の特徴(持ち味)をフル活用できなかった―――実は監督自身が一番テンパってしまった―――のが五輪での敗北理由の大きな理由を占めているように思える。

そんな中でも選手は良く頑張ったと思う。何せ16年ぶりの五輪出場。誰が何と言おうと、戦った12人は五輪戦士であり、バレー界の伝道師となる存在なのだ。
石島、越川、福澤、清水。この4人が中心となるだろう次のチーム。サイドアタッカーはある程度計算は立つものの、センター、セッター、リベロと入れ替わりは激しいだろう。もちろん、上記4名のサイドアタッカーも絶対ではない。例えば千々木(大学生)とか、今田(東レ)とか、国近(大分三好)とかサイドだって候補は沢山いる。
ともあれ、この大会に出た12人はバレー界の財産と誇り。大きな拍手を贈るとともに、これからも様々な形でバレー界で活躍してもらいたい。

16年と言うトンネルを抜けたらそこは雪国・・・ではないことを祈るばかり。トンネルの向こうはお花畑なんてメルヘンチックな冗談は言わなが、実際問題「雪国」まで行かないまでも「いばらの道」が待っているのは確かだろう。「いばらの道」を開拓してロンドンへたどり着けるのかどうか。今までの4年間の経験を武器に、突き進んでもらいたい。


posted by 古都の侍 |22:13 | 北京オリンピック【バレーボール(男子)】 | コメント(6) | トラックバック(0)
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2008年08月20日

女子バレーボール五輪準々決勝試合結果一覧



(A4位)日本0-3ブラジル(B1位)(12-25 20-25 16-25)

実力どおりの結果と言っていいだろう。
しかし、予選ラウンド5戦で落としたセット「0」のブラジルに対して一時でも焦らすことが出来たのは救いと言うか、収穫ではなかったか。
ブラジルと言うとやはり05年のグラチャンのナゴヤレインボーホールでの試合に勝てなかったことが、ここまでの苦戦につながっているだろうと思う。もしも、あそこで勝っていたのならば日本に少しばかりの自信がついていたのだろうと思う。
とは言えブラジル。熟成されたコンビバレーと高い身体能力・・・日本とのレヴェルは遠く遠く離れている。



(A3位)中国3-0ロシア(B3位)(25-22 27-25 25-19)

アテネ五輪決勝戦の顔合わせは、今回も中国の勝ち。
ロシアは最後までまとまり感がなく、精彩を欠いたという印象が拭えない。イタリアのカプラーラ氏を呼んだはいいが非協力的だったロシアサイド、結局敗因はそこではないだろうか。日本と同じでセッターの育成が急務である。
中国は自国開催五輪。完全ホームの中、8ヵ年計画の総仕上げとしての五輪連覇まであと2勝。



(A2位)アメリカ3-2イタリア(B2位)(20-25 25-21 19-25 25-18 15-6)

第3セットまでのイタリアペースの試合から、第4,5セットのアメリカの怒涛の巻き返し。「郎平」というスーパースターが凱旋しアメリカを率いているわけだが、これでかなりの応援を得ており、アメリカの力となっている。
イタリアはアテネ同様に5位で終了。



キューバ3-0セルビア(26-24 25-19 26-24)

高いブロックを武器にセルビアが、この大会12チーム中最も状態のいいキューバに善戦。セルビア的立場に立って言うと、ミスがあとほんのちょっと少なければ勝てたな、と思っているのではないだろうか。



これで準々決勝の4試合終了。

日本、ロシア、イタリア、セルビアの4チームが5位という結果となった。


また、準決勝の組み合わせはこちら。


キューバ×アメリカ

中国×ブラジル


一番面白いのは、アメリカと中国が勝って決勝で当たることだろう。アメリカを率いて祖国へ返ってきた郎平のアメリカvs連覇を懸けての本国開催の中国。世紀の大一番といった感じだ。



posted by 古都の侍 |21:38 | 北京オリンピック【バレーボール(女子)】 | コメント(0) | トラックバック(0)
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2008年08月19日

終わりのとき、始まりの瞬間




男子の予選R最終戦(vsアメリカ)、女子の準々決勝(vsブラジル)の選評は日付変わって、今日と明日に分けて書くことになると思います。何せ、今週は忙しいもので・・・マイペース更新ながらも、早めの対応をしたいと思っています。


8月19日に女子バレーの4年間が終わる。「柳本・竹下・高橋体制」からの卒業だ。と、同時に女子バレーの次の4年間が始まる・・・今から始まるロンドンへの4年間のスタートが、奇しくも木村沙織の誕生日とは。何かを示しているような気がしてならない。エースではないが、ジョーカーみたいな選手である。最後の切り札になるときもあれば、万能にもなる。間違いなく次の4年間のキープレーヤーと言っていいだろう。(個人的にはセッター転向は反対)

これまで、意図的に次期代表のことは伏せて書いてきた。しかし、これからは書く。
次期キャプテンは女子は荒木絵里香。男子は加藤陽一。賛否両論はあるだろうが、私の中での勝手な構想ではこうなっている。


この4年間、間違いなく人生でもっともバレー観戦に時間を費やした時間だ。それだけに、様々な思いがある。一喜一憂し、喜び悲しんだ。
これから4年間、恐らく今までの4年間と同じくらいのペースでバレーとかかわっていけるだろう。
また、お世話になります。そして、今までありがとう。


次のバレー生観戦は11月のVプレミアリーグまでない。ロンドンへのチケット争奪戦が始まるわけだが、まずは国内リーグでしっかり結果を残して、代表選考する人がものすごく悩むような成績を多くの選手が残して欲しい。
これからの注目選手などは、追い追いたくさん書くこととして、今日は一先ずこの辺で。


posted by 古都の侍 |23:58 | その他バレーボール | コメント(8) | トラックバック(0)
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2008年08月19日

マエケンから修正能力を他の投手は見習ってもらいたい~2008年カープ戦跡・勝鯉を目指して103/144歩~




試合開始時刻・・・18:00

球場・・・東京ドーム

スコア・・・5-3

勝利投手=前田健太(4-1-0)

敗戦投手=グライシンガー(12-7-0)

セーブ=永川(4-1-24)


阪神、中日、巨人との9試合を7勝2敗のベリーグッドな成績で終えたカープ。7月の7連敗で一時はAクラス争いを離脱したかのように見えたが、何の何ので、今や借金1まで再浮上し3位中日と1ゲーム差まで来た。


試合の中での修正能力が非常に高いマエケンはハタチ。高卒2年目の若鯉である。が、その爪の垢を煎じて飲ませたい先輩は多くいる。
中国新聞の記事を読んだところ、マエケンは投球のフォームにチェックポイントを持ちそこを軸として試合中に修正を試みるそうだ。そういうことができるからこそ、大崩れしないのだろう。長谷川、大島、青木(高)らに本当に見習ってもらいたいという感じだ。
この試合でも4点リードの4回。四球がらみで3ランアーチを浴びてしまった。しかしその後は崩れることなく後続を抑えた。6回途中を巨人打線相手に3失点ならば御の字ではないだろうか。
恐らくもうすぐルイスが戻る。これでマエケンの肩の荷も少しは軽くなるだろう。でも、クライマックスシリーズに出場するためにはマエケンの力が必要だ。準エースとしての活躍を期待しよう!

ブラウワーが大ピンチを招いた。しかし無失点に切り抜けた。ピンチになってもどこか落ち着いているあたりは、やはりベテランとしての経験だろう。
この試合でもシュルツ、ブラウワーと助っ人リリーフ陣がマエケンと永川の間を取り持った。彼らの存在が横山不在のブルペンを明るくしているのは間違いない。


打線では4番が活発だ。
試合前の練習を免除された栗原。蓄積疲労は相当なものだろう。
しかし、試合になれば話は別。初回、マエケンが投げているので早いところ点が欲しいなという局面で、センターへ大きなホームランは2ラン。
3回にも逆らわない打撃で2点タイムリーツーベース。この日4打点と荒稼ぎした。
序盤で4番がこれだけの仕事をする、ピッチャーにとってこれほどまでに頼もしい事はないだろう。頼れる鯉の4番打者もまた、クライマックスシリーズへ向けて加速する。



posted by 古都の侍 |09:35 | 広島東洋カープ | コメント(0) | トラックバック(0)
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2008年08月18日

北京五輪女子バレーボール決勝ラウンド組み合わせ



予選ラウンドの順位はこうなった↓↓↓

【プールA】

1.キューバ  (5勝   1.148)
2.アメリカ  (4勝1敗 1.041)
3.中国    (3勝2敗 1.182)
4.日本    (2勝3敗 0.979)
5.ポーランド (1勝4敗 0.991)
6.ベネズエラ (5敗   0.663)


【プールB】

1.ブラジル   (5勝   1.668)
2.イタリア   (4勝1敗 1.181)
3.ロシア    (3勝2敗 1.131)
4.セルビア   (2勝3敗 0.983)
5.カザフスタン (1勝4敗 0.800)
6.アルジェリア (5敗   0.587)


これを踏まえての準決勝の組み合わせは下記の通り(試合開始時間は日本時間)


11:00~ (A1位)キューバ×セルビア(B4位)・・・(#1)

13:00~ (A4位)日本×ブラジル(B1位)・・・(#2)【8月19日(火)NHK総合で13:05分から生中継】

21:00~ (B3位)ロシア×中国(A3位)・・・(#3)

23:00~ (B2位)イタリア×アメリカ(A2位)・・・(#4)


準決勝は

(#1)×(#3)と(#4)の勝者のどちらかを抽選で決定

(#2)×(#3)と(#4)の勝者のどちらかを抽選で決定


このため好調どうしのブラジルとキューバは決勝でしか対戦しないこととなる。

準決勝ではいきなりアテネの決勝「中国×ロシア」の顔合わせ。中国もロシアも微妙だが、ロシアは五輪の最後の3試合の底力は世界一なだけに、まだまだ優勝候補に名を残す。

「イタリア×アメリカ」はアメリカ優勢。


posted by 古都の侍 |22:37 | 北京オリンピック【バレーボール(女子)】 | コメント(1) | トラックバック(0)
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2008年08月18日

女子バレーボール五輪第5日目試合結果一覧




北京五輪バレーボール女子・予選ラウンド第5日目試合結果一覧


【プールA】

キューバ3-0ベネズエラ(25-20 25-20 25-19)


ポーランド2-3アメリカ(25-18 21-25 25-19 19-25 13-15)

この試合でポーランドが負けたために柳本JAPANは準々決勝進出が決定。
ポーランドはロスネルをスタメンに入れる守備的布陣を強いて挑んだ。
土壇場でアメリカのブロックが神がかりだして軍配はアメリカへ。郎平旋風は止まらないだろう。


日本0-3中国(24-26 16-25 14-25)



【プールB】

カザフスタン3-1アルジェリア(25-18 25-20 17-25 25-16)


イタリア0-3ブラジル(16-25 22-25 17-25)

ブラジルは予選5試合で落としたセットは脅威の「0」。逆にこの好調すぎる具合が不気味である。


ロシア3-0セルビア(25-21 25-16 25-20)






予選最終順位


【プールA】(勝敗 得点率)

1.キューバ  (5勝   1.148)
2.アメリカ  (4勝1敗 1.041)
3.中国    (3勝2敗 1.182)
4.日本    (2勝3敗 0.979)
5.ポーランド (1勝4敗 0.991)
6.ベネズエラ (5敗   0.663)


【プールB】

1.ブラジル   (5勝   1.668)
2.イタリア   (4勝1敗 1.181)
3.ロシア    (3勝2敗 1.131)
4.セルビア   (2勝3敗 0.983)
5.カザフスタン (1勝4敗 0.800)
6.アルジェリア (5敗   0.587)


決勝ラウンド組み合わせはこちら




posted by 古都の侍 |22:24 | 北京オリンピック【バレーボール(女子)】 | コメント(0) | トラックバック(0)
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2008年08月18日

男子バレーボール五輪第4日目試合結果一覧



北京五輪男子バレーボール・予選ラウンド第4日目試合結果一覧


【プールA】

アメリカ3-0中国(25-22 25-12 25-18)


イタリア3-0ブルガリア(25-20 25-21 25-16)

バレー王国威信の復活・・・イタリアが試合を追うごとに調子を上げている。
「控えとレギュラーの差がなく、選手の個性とバランスが非常にいい」←JVAや日本女子代表監督らは是非ともこのイタリア男子のメンバー選考を参考に一つにしてもらいたい。


日本0-3ベネズエラ(23-25 21-25 23-25)



【プールB】

ロシア3-0エジプト(25-19 25-14 25-18)


セルビア3-1ドイツ(25-21 27-25 24-26 25-23)


ブラジル3-0ポーランド(30-28 25-19 25-19)



 

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2008年08月18日

女子バレーボール五輪第4日目試合結果一覧



北京五輪バレーボール女子・予選ラウンド第4日目試合結果一覧


【プールA】

ベネズエラ0-3ポーランド(12-25 12-25 20-25)


アメリカ3-2中国(23-25 25-22 23-25 25-20 15-11)

郎平監督がアメリカナショナルチームを率いて母国との対戦。この五輪のもっとも注目のカードの一つではないだろうか。
試合の内容も素晴らしい。シュウ・ソコウのダブルブロードをブロックでしとめるなどのプレーが出たのがアメリカが試合に勝利した要因ではないだろうか。


日本0-3キューバ(17-25 22-25 22-25)



【プールB】

アルジェリア0-3ロシア(11-25 19-25 10-25)


ブラジル3-0カザフスタン(25-13 25-6 27-25)


セルビア0-3イタリア(23-25 20-25 19-25)


posted by 古都の侍 |22:07 | 北京オリンピック【バレーボール(女子)】 | コメント(0) | トラックバック(1)
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2008年08月18日

柳本JAPAN大逆転負け 失点・欠点・さよう打てん!~北京五輪女子予選ラウンド第5戦~vs中国



ライブスコア風に振り返ってみよう(とは言うものの、メモしながらの観戦なので所々間違っているかと思います。ご容赦下さい)


【第1セット】

C-J

12-3と木村のサーブで崩したり、相手のミスなどで大量リードする。しかも、「ヨウ・コウ→リ・エン」、「チョウ・ヌイヌイ→セツ・メイ」、「ヒョウ・コン→ギ・シュウゲツ」とこの時点で3枚の交代に成功させる。
ここまでの展開は過去随一のモノと言っていいかもしれない。日本からしてみれば、一番大きかったのは、過去2戦やられ放題だったヌイヌイを代えたことだ。

しかし、あれよあれよと言う間に7-12まで追い上げられる。

8-12 荒木ブロード、王1枚シャット
9-12 竹下ツー→オウのレフトからアタック
9-13 ようやく荒木のクイック。サイドが止められていただけに、もう少し早い段階でのクイックがあれば・・・
10-13 マのブロード日本拾、馬ブロード日本拾、馬ブロード
11-13 木村バックアタック合わず、栗原拾われ、ライトからオウ
11-14 サーブミス
12-14 栗原のサーブで崩せず、王アタック
13-14 王のサーブをAキャッチするも、栗原のバックに3枚付かれてシャットアウト(あちゃー)
13-15 杉山C
14-15 竹下サーブミス
15-15 マ・ユンブンのノータッチエース(これが痛かった)
16-15 木村ライト拾われ、リ・エンのレフト決まる
(2回目のテクニカルタイムアウト)
16-16 高橋レフトからアタック
17-16 シュウ・ソコウライトからアタック
17-17 木村ライトからのを拾われ、リ・エンのレフトスパイクを拾い返し、高橋のレフト
17-18 木村サービスエース(サーブの抜群にいい木村。ここで2,3点突き放せていれば面白かったが)
18-18 リ・エンを拾うも高橋のライト攻撃をシャットアウト
18-19 カットが長く、竹下は荒木のクイックしか上げられず荒木シャットアウト
18-20 栗原レフトからのをシャットアウト。そして「栗原→狩野」の交代。
19-20 高橋ライトから決まらず、乱れたボールを荒木がオープンするも決まらず、相手のスパイクミス
20-20 Bキャッチからのレフト攻撃、オウをシャットアウト
20-21 ブロードを拾うも、荒木のライトオープンがアウトになる
20-22 ややカット乱れて荒木のC、狩野のレフト、どちらも通らず逆にオウのスパイク決まる
日本2回目のタイムアウト
21-22 狩野のレフトからのスパイク(狩野スパイクでの五輪初得点)
21-23 マのブロード
22-23 狩野のレフトからのスパイク(インナー)
23-23 マの速攻合わず、杉山のCワイド
23-24 真ん中からシュウ・ソコウ
24-24 杉山のブロード 
25-24 ここぞというところでダブルブロード
26-24 木村のカット乱れて竹下がアンダーでレフトへ、高橋リバウンド狙いも跳ねかえされてシャットアウト


【第2セット】

立ち上がりから前のセットを引きずってしまった日本。頼みの狩野も8点付近で再び栗原へと交代。第2セットになってからはなかなかスパイクが決まらなかった。
狩野のみならず他の選手もあまり決まらず・・・
カットの乱れもあり、前のセットに比べ「Bキャッチ」と「Cキャッチ」の率がかなり上がってしまった。確かに、中国のサーブが走り出したのもあるが、やはりここまで乱れると苦しい。手許の集計だと、第2セットの日本のBキャッチ+Cキャッチの割合はだいたい5割くらい。

2回目のテクニカルタイムアウトの後から見てみよう。

C-J

17-8 木村ライト攻撃決まらず、リ・エンのレフトが決まる
17-9 オウ・イメイサーブミス
18-9 カンチャン抜かれてリ・エンレフトからのアタック
18-10 サーブミス(中国は意外とサーブミスがあるのだが・・・)
19-10 離縁のフェイントを拾う、2段トス乱れて栗原打てず、リ・エンのレフトからのスパイクを拾って、高橋のライト攻撃を拾われて、シュウ・ソコウのライト攻撃はブロックアウト
20-10 木村のバックライトからのフェイント(若干トスが合わなかったか)決まらず、栗原のレフトも決まらず、マのクイックも決まらず、栗原シャットアウト
20-11 荒木Aは囮で高橋切り込むも決まらず、栗原も決まらず、ギ・シュウゲツのツーを拾って、木村のバックアタックを拾われて、リ・エンのレフトからのを拾って、木村のバックセンター2度目も通らず、荒木C囮の高橋の時間差
20-12 シュウ・ソコウのライトからのスパイクをシャットアウト!
20-13 栗原がダイレクトに決めた
21-13 Cワイド決められる
22-14 互いにサーブミス
22-15 杉山のブロード拾われるも、栗原のバックセンター
23-15 ネット際の押し合いに負け
24-15 カット乱れてダイレクトに決められる
24-16 木村レフトから打つも決まらず、シュウ・ソコウのスパイクミス
25-16 セツ・メイのAクイック

【第3セット】

解説の大林素子氏、ついにお怒りです。この一言「止められすぎ!」に全てが現れてしまいました。

立ち上がりから栗原が3本くらい止められて大村と交代。大村はブロックアウト取ったり、抜いたり、ブロックで止めたりと奮闘するのだが・・・
荒木が吠えまくってチームを鼓舞するものの・・・木村はサーブジャッジミスし、佐野までもジャッジミス。どうにもこうにも中国ペース。



日本としては非常にいい戦略をスタートのときからしていたのだが・・・
と言うのも、徹底的にブロードを止める、上げる、決めさせない作戦。栗原らが頑張ってワンタッチを引っ掛ける場面が多く見られた。事実、中国の実質エースと言っていいヌイヌイを代えさせたことは作戦大的中ということである。
ただ、その反面「竹下とオウ・イメイが常にマッチアップ」してしまうのが問題。オウの場合重たいスパイクが持ち味の選手。ディグで上げてつなぐのは難しいとなると、少なくともワンタッチで引っ掛けておきたいところ。しかし、竹下の上空から抜いてくるオウのスパイクなのでなかなか拾えない。結局行き着くところはそこなのだと思う。

第1セットを取っていればかなり優位だと思われた展開だっただけに・・・9点差をひっくり返される大逆転負けは・・・・・・
第1セットを逆転でもぎ取ってその後は乗ってしまった中国。まぁ、そうなるのは当然か。



日本0-3中国(24-26 16-25 14-25)


出場選手

中国=オウ・イメイ マ・ユンブン シュウ・ソコウ ヨウ・コウ(→リ・エン) チョウ・ヌイヌイ(→セツ・メイ) ヒョウ・コン(→ギ・シュウゲツ) L=チョウ・ナ


【日本】

高橋 木村 杉山
荒木 栗原 竹下 L=佐野

栗原→狩野(第1セット終盤~第2セット序盤)→栗原→大村(第3セット序盤)
第1セット・・・竹下→大村(ワンブロ)
第1セット・・・高橋→多治見(ワンブロ)



公式データ


アタック決定率 効果率

高橋 21打数 29% 14%
木村 24打数 25% 13%
栗原 19打数 16% -
荒木 23打数 30% -
杉山 5打数  60% 
狩野 9打数  22%
大村 4打数  50%

チーム平均 106打数 27% 7.55%


まぁ、打てども決まらない。つなぎ、トス、アタック、アタッカーの調子(コンディション)と自軍の問題もさることながら、中国のブロックシステムがよかったことも手伝った結果だ。
中国のキルブロックが3セットで18本。1セット平均6本の計算となる。これでは、大林氏もキレるのも無理はない。


キルブロック

荒木 3
栗原 3
大村 1

計 7

総タッチ36 有効リバウンド19

オウ・イメイ対策以外は割ときっちりと出来ていた印象がある。実際、2,3セット目があれほど点差が開いたにもかかわらず、中国のアタック決定率は44%とスッゴイ高いわけでもない。
ただ、要所要所でシュウ・ソコウに切られた印象が強く残っており、日本としても彼女のようなライトプレーヤーが欲しいところだとまたしても強く思った次第だ。


サービスエース

栗原 1

計 1

中国のサーブレシーブ成功率が75%と高い。9点差をつけた場面などでは木村のサーブが効果的であり、試合を通しても木村のサーブは有効であったと思う。しかし、それ以外のサーバーのサーブがそこまで走らなかったのが痛かった。


サーブレシーブ成功率

佐野 26受 41%
高橋 18受 33%
木村 14受 14%
狩野 6受  83%
栗原 4受  100%

チーム平均 68受 41%

手許の集計でも似たような数字。手許の集計の方が少し判定が甘いのか、5割弱という数字にはなった。
やはり、竹下をセッターとして日本がバレーをする以上は6割の返球率がないと厳しいか。


攻守に渡って不調の木村のところに狩野という方法もありと言えばありだが、そうなると・・・

高橋 狩野 杉山
荒木 栗原 竹下 

このように170cm代の選手が二人並ぶローテーションになってしまう。
狩野にしても殆ど今まで出番はなく、急に不慣れな栗原のポジションと言われての出動は苦しかったと思う。所属チーム(久光製薬)ではレフトに入っているが、そこと全日本ではやはり勝手が違う。器用な選手とは言え、五輪での出番があまりないままでのあの急場での出場はいくらベテランとは言え荷が重かったような・・・余裕のあったベネズエラ戦などでもっと積極的に控えを使っていればなぁ・・・と思うばかりである。



次の試合は8月19日(火)、日本時間で13:00からB組1位のブラジルが相手だ。気分一新、全力でぶつかって「予選5試合全てストレート勝ち」のブラジルを焦らせるような試合を期待したい。
木村の誕生日を祝えるか?


posted by 古都の侍 |11:02 | 北京オリンピック【バレーボール(女子)】 | コメント(2) | トラックバック(0)
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2008年08月17日

柳本JAPAN準々決勝進出決定




前の試合、「アメリカ×ポーランド」はセットカウント3-2でアメリカ。

これによって、ポーランドの予選グループ4位以上がなくなったために日本の準々決勝進出が決まった。

尚、プールBの1位はブラジルで2位はイタリア。3位と4位は「日本×中国」の後、首都体育館で行われる試合「セルビア×ロシア」の結果で決まる。勝った方が3位で負けた方が4位。

準々決勝では

・プールA1位×プールB4位

・プールA4位×プールA1位

2位と3位チームはくじ引きで体勢相手が決まる(同一プールとの対戦はないので「(A2位×B2位)&(A3位×B3位)」か「(A2位×B3位)&(A3位×B2位)」の対戦となる。


日本としては日本時間21時から始まる中国に勝ち、ブラジルと当たらないようにすることが上位進出の可能性を高めるものとなる。
ブラジル、イタリア、ロシア、セルビアの中からもっとも勝機があるとしたら「セルビア」だろう。


posted by 古都の侍 |20:36 | 北京オリンピック【バレーボール(女子)】 | コメント(2) | トラックバック(0)
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2008年08月17日

越川負傷を押して出場も予選敗退決定~北京五輪男子予選ラウンド第4戦~vsベネズエラ



まるでチームが変わってしまったようだ・・・OQTの時、あの12名に感じた勢いや希望を北京では発揮できなかった。
第4戦、コートの中が釈然としない中で試合は終わった。精神面の問題を植田監督は指摘しているが、それは自身も含めてではないだろうか。目まぐるしいまでの選手交代の嵐、「流れを変える交代」或いは「勝負に出る交代」は見られなかった。逆に「ミスったら交代」という懲罰的交代(とまでは言い切らないが)がとても数多く見られた。それに相反するが、「引っ張りすぎて交代期を逸す」場面も見られた。
まるで、WCの時などのような後手采配に戻ってしまったことが悔やまれてならない。

宇佐美の信頼度が低い。昨日のトス回しがそこまで悪かっただろうか?第1セットを終えた時点で、このセットを落とした理由を宇佐美には感じなかった。宇佐美のトス回し以外のところでの部分が失セットにつながったと感じた。
第2セット4-8と離されて朝長と交代させられたが、そこまでのトス回しだって悪いものではなかった。松本のCクイックが読まれたのは誤算だったが、その後すぐに松本にBクイックをあげるなど積極的に苦手なセンターを使おうとしていた。が、その松本がBクイックを完全にミスショット。宇佐美に失点はないと思うが、結果的に宇佐美を下げた采配。この大会で宇佐美が不調なら、朝長は絶不調だったと思うので、もっと宇佐美を信頼して使ってもらいたかった。

この試合で引っ張りすぎたのは石島と山本。特に山本は第3セットの大詰めの19-21まで引っ張って清水と交代。これじゃ、清水も可哀想である。尚且つ、山本の状態がなかなか上がってこなかったのでもっと速めに清水に代えるべきだっただろう。清水は状態が悪くないだけに、もっと積極的な起用をしてもらいたい。

ブロックシステム面でも不備が見られた。
相手の最大の得点源のゴメス。顔を見て思い出したが、ベネズエラのゴメスと言えば・・・そう、元豊田合成のオポジットだ。4年前くらいのシーズンに得点王を取っていた選手である。
そのゴメスは実況・解説が言っていたとおりにスパイクコースがかなり限定される選手なのだ。ブロックのコースとしてはストレートはアンテナ目一杯まで締めなくてはならない。逆にクロスコースはワンタッチで引っ掛けてレシーバーに任せてしまえばいいのだ。細かいプレーなどはしてこないので、大胆なブロックシステムをとってもOKな選手だったのだが、どうもストレートコースを締めることに徹底できなかった。サイドの基準がしっかりしなかったので内側のブロックも曖昧模糊になってしまった。
特別招聘の真保コーチも実らず、先日の中国戦のBクイックやこの日のゴメス対策など、ブロックシステムに不備が出てしまった事は手痛い。次の4年間での課題一覧表に「戦略的ブロック」が巻頭特集としてデガデカと載る事は間違いない。


日本0-3ベネズエラ(23-25 21-25 23-25)


出場選手

ベネズエラ=ルイス(WS) イヴァン(MB) ゴメス(OP) アンディ(WS) フレディ(MB) ユアン(→ロドマン)(S) L=ジョエル


【第1セット日本】

石島 山本 松本
山村 宇佐美 越川  L=津曲

宇佐美→齋藤(ワンブロ)

もっともオーソドックスなスタメンを4戦目にして始めて実施した。これを五輪初戦でしていれば・・・全く違う結果が待っていた可能性は高い。

【第2セット日本】

石島 山本 松本
山村 宇佐美 越川 L=津曲

宇佐美→朝長(先にアタッカー交代でしょう・・・宇佐美のトスワーク自体悪くはなかったのだから)
山村→齋藤→山村(一昔前の阪神の「遠山→葛西→遠山」かよ・・・)
石島→福澤(昨日の星野JAPANの和田毅と同じ・・・引っ張りすぎ)

第1セットよりかはある意味“見せ場”はあったセットではないだろうか。松本の揺れ揺れサーブで得点を稼ぎ、さぁ逃げ切り体勢・・・というリズムは出来たのだが。審判の判定が厳しいのが2つ(津曲のドリブルとINと思われるボールのアウト判定←どちらも仕方ないし、これを切り替えなくてはならない)と、つまらないミス(見えるミスと見えないミス両方)が出たことがこのセットを落とした原因。向こうのサーブが要所でいいところに来たのは、してやられた感がある。

【第3セット日本】

福澤 山本 松本
山村 朝長 越川 L=津曲

越川→荻野(怪我を押しての越川、よく頑張った!ロンドンで雪辱を!)
山村→齋藤
山本→清水
朝長→石島(ワンブロ)

僅差だがおよそ「挽回できるムード」が感じられなかったように感じた。逆に言うとベネズエラサイドがいいムードであったと言ってもいいかもしれない。


公式データ

アタック決定率

福澤 18打数 67%
越川 14打数 36%
山本 20打数 40%
石島 5打数  40%
荻野 3打数  67%
清水 2打数  100%
松本 9打数  56%
山村 7打数  29%
齋藤 7打数  14%

チーム平均 45%

チャンスボールの決定率の低さ(特にダイレクトボール)が同点期、勝ちこし期を逸する原因、勝ちゲームへ持ち込めなかった理由の一部分ではないだろうか。
更には、放送中の指摘にもあった通り「2段トスの精度」の問題。「2段トス」で、アタッカーが打ち切れないトスが多い事は以前より指摘されていたことだけに残念。4年後へ向けての課題となった。


キルブロック総数

山村・松本・石島・齋藤 各1

計 4


サービスエース

松本 3
山村 1

計 4

ジャンプフローターで崩される傾向が出ていただけに、ジャンプサーバーがフローターにチェンジしてみても面白かったかもしれない。
例えば、ジャンプフローターで崩される傾向が強い日本に対して「強烈なジャンプサーブを持っているのにジャンプフローターに切り替えたイタリアのマストランジェロ」のようにしてみてもよかったのではないだろうか。


サーブレシーブ成功率

越川 19受 63%
津曲 18受 56%
福澤 12受 75%
石島 9受  78%
荻野 4受  75%

チーム平均 66%


前の試合で半月板を損傷しておりながらも歯を食いしばって出場した越川に報いるためにも、また準々決勝に進出する望みをつなぐ意味でも何とか勝ちたかった日本。
痛みにこらえた越川には頭が下がるが・・・早期回復を願うばかりである。次期チームでは文字通り「中心」になる選手なのだから。


泣いても笑ってもあと1試合。アメリカ相手に一泡ふかすことができるだろうか。一矢報いたい!!

posted by 古都の侍 |20:03 | 北京オリンピック【バレーボール(男子)】 | コメント(7) | トラックバック(0)
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2008年08月16日

5割の壁厚し・篠田1軍復帰戦白星ならず~2008年カープ戦跡・勝鯉を目指して102/144歩~




試合開始時刻・・・18:00

球場・・・東京ドーム

スコア・・・1-4

勝利投手=高橋尚(5-3-0)

敗戦投手=篠田(1-2-0)

セーブ=クルーン(1-3-28)


立ち上がり、鯉打線が好調さを示すかのごとく鮮やかに戦線点を奪った。赤松がヒットで出て、アレックス四球、そして栗原がライトへ追っ付けてタイムリー。ただ、アレックスが3塁狙って刺されたことが結果的に悔やまれた。続く嶋に2塁打も出たものの、栗原はサードストップ。「晩夏に咲くシーボル」は、倒れてしまい初回に1点しか取れなかった。
結果的にこのことが2回以降の高橋尚が立ち直って、快投をした理由だろう。
2回から7回2死までカープ打線はヒットを打つことが出来なかった。四球でランナーは出るものの、肝心のヒットが出ない。高橋尚の自在な投球にしてやられた。相手を褒めるしかないナイスピッチングだった。
試合終盤にはチャンスを作るものの得点には至らず、巨人の中継ぎ陣が踏ん張りを見せた。


一方カープは試合前、横山が登録抹消と言うショッキングなニュースが飛び込んできた。代わって上がったのはこの日先発の篠田。久々の1軍登板である。
初回、満塁のピンチを迎えるもゼロでしのいだことで流れに乗るかと思ったが、そうは行かなかった。相手の高橋尚が好投するのと比例するかのように篠田は粘れなかった。
2回には鈴木尚にタイムリー、3回はラミレスにタイムリー、4回はキムタクにソロアーチと4回3失点で無念の降板。要所でのコントロールミスが致命傷となっただけに悔やまれる。
5回には梅津が谷にソロアーチを浴びてしまった。その後更にピンチを招くも抑えた。
その後の岸本と上野はいい投球をしていたので、ここはOKだ。

昨日の8回にブラウワーが続投したので「あれ、横山は?」と思ったのだが今日になり抹消。これでブラウワーとシュルツの双肩にかかる負担は増した。だからと言って、シーボルを落とす理由もない・・・ルイスは誰と代わって上がるのか?横山はいつ戻るのか?疑問符の多い最近だ。


明日は誰が先発だろうか。何とか勝って借金1へ戻したい。


posted by 古都の侍 |21:19 | 広島東洋カープ | コメント(2) | トラックバック(1)
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