2011年12月31日
今年も例の企画で年収め。
2007年
2008年
2009年
2010年
このようにやってきた企画、今年もやろうと思う。
い:今村猛、2年目の大躍進!
ろ:ロッテ暗転、下剋上から最下位へ
は:バリントン、全米ドラフト1位の力を発揮!来季も頼んだ!
に:日本一になったん”ダ”!(←「ダ」はホークスの2011年キャッチコピー、念のため)
ほ:ホームラン激減。「統一球」の問題ではなく打者の工夫の問題でしょ?
へ:ベテラン横山、来季は年男!巻き返しを!
と:ドラフト1位、野村祐輔。来季は「マエケン、バリィ、福井、野村、大竹」のドラ1ローテ?
ち:中日、落合監督退任。坂井社長のガッツポーズの審議はさて?
り:リリーフエース、サファテ君臨!
ぬ:抜けだせないBクラス・・・何年目?
る:ルーキー福井、ローテ守りきるも課題多し
を:大竹完全復帰間近、マエケンと先発の両輪となれ!
わ:和田新監督になり、阪神に怖さを覚える
か:開幕時絶好調!4月には濱スタで横浜と“首位攻防戦”!
よ:横浜DeNAベイスターズへ
た:奪三振王2年連続、マエケン!
れ:零封負けの多きこと多きこと・・・
そ:ソリアーノまさかの戦力外通告
つ:ツボにハマれば怖い怖いバレンティン
ね:熱パの時代、極まる
な:梨田監督退任、栗山新監督就任
ら:ライオンズ、1毛差で3位に
む:無双状態ソフトバンク、完全優勝
う:嘘でしょ?え、ホントなの!?「7番・DH今村」
ゐ:石原、押し出しデッドボールでガッツポーズ!
の:能見にやられにやられて、カープてんてこ舞い
お:おかわり君、ホームラン連発
く:栗原健太、後半戦猛打炸裂!
や:ヤクルト最後は失速も、大健闘!
ま:マエケン、ノーヒットノーランをあと少しのところで逃す!
け:怪我人多く、失速した鯉
ふ:不惑の豊田、現役引退・・・お疲れさまでした。
こ:交流戦10連敗・・・
え:エース黒田の去就気になる
て:低迷続くも、コーチ陣に入れ替えないカープ
あ:「歩く」助っ人!選球眼が売りのバーデン
さ:炸裂するのかその打棒、ニック・スタノビア
き:清武vsナベツネ、日本シリーズを台無しに
ゆ:揺れた日本、見せた野球の底力
め:メジャーで今年も大活躍、コルビー・ルイス
み:見てられない、野村謙二郎采配・・・
し:嶋選手会長の心に染みいる名スピーチ
ゑ:MVPは文句なく内川と浅尾
ひ:廣瀬残留!来季もレーザービームを見せてくれ!
も:もったいないミスが多すぎ!
せ:節電のため、特別ルール3時間半
す:助っ投キャム・ミコライオ、リリーフに食い込むか?
ということでザーッと振り返ってみました。
大震災のあった今年、「開幕する、しない」でもめ、「特別ルール」でやることになり、開催球場が変更になったりしながらも、最後までたどり着いた。
カープに目を向けると・・・
開幕は好調だったのだが、交流戦で10連敗し、あとは低迷。野村采配も1年目よりかはマシになったものの、まだまだ平均点以下。戦力補強を少しはしたが、来季も厳しい戦いでしょう。横浜が補強に積極的なことから、来季は定位置5位の死守すら危ういのでは?
そんなこんなで2011年。
みなさん、今年も1年間お付き合いいただきましてありがとうございました。
それでは良いお年をお迎えください。
posted by 古都の侍 |20:47 |
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2011年12月30日
気づけば年末。いやはや、今年も色々あった年でございました。
さて、年末と言えばこのブログではおなじみの・・・あの企画の季節でございます。「W杯の選評、Vリーグの選評などまだ書いてないじゃねえか!」というツッコミが来ることは自覚しつつ(←執筆は越年しそうですが)、今年で5回目となるあの企画をやろうと思います。
いろはにほへとで振りかえる2011年バレーボール!
2007年
2008年
2009年
2010年
過去4年間、こういう風に繰り広げてきたわけだが、今年はどういう事項が入るのでしょうか??
い:岩坂台頭W杯!
ろ:ロンドンまであと半年とちょっと・・・時間がない!
は:「速さ」にとらわれ右往左往な植田JAPAN
に:西ばっかりの11/12Vプレミア男子開催地、これってありですか??(怒)
ほ:ポーランド男子、W杯で躍動!
へ:ベラスコ氏が全日本男子監督に名乗りを上げていたものの、協会が蹴っていた事実判明!
と:トスではなく“セット”と言おう
ち:「ちょっと一言言わせていただきます!」のバレー系の記事、今年少なかったですね(反省)
り:龍神迷走、辞めぬ植田監督
ぬ:抜けだせない木村依存
る:ルール上OKになったリベロ無制限交代
を:“お気に”の選手を重用、それでいいのか?
わ:ワールドリーグは全戦アウェー、言い訳できない2勝10敗
か:開幕3連勝のデンソー、3連敗の赤ロケ・・・11/12プレミア女子波乱の幕開け
よ:横田一義、代表追加召集
た:「誰かどうにかして采配」(kaz10000さん談)
れ:歴史に残る2勝9敗のW杯植田JAPAN
そ:それを去年して欲しかった・・・夏場の南米遠征した龍神さん
つ:ツイッターからバレー界にうねり
ね:熱望していた「タレントのコート外への排除」、いよいよ叶う
な:中田久美、久光のコーチ就任。去年まではいいチームだったのに・・・
ら:「来年は全員ジャンプフローターサーブもありうる」という龍神さん。植田監督・・・orz
む:ムセルスキーのサーブ強烈!サーブは攻めてこそナンボのもんじゃい!
う:上からモトコ/ベリコ/ミリュコ/ブラコ・・・(他多数)
ゐ:「位置差」は2012年のバレー界の重要語句になるでしょう
の:伸び盛りな21歳トリオ
お:遅きに失した感はあるが、迫田サーブレシーブを開始
く:「悔しい思い」を連呼するフジテレビアナウンサー軍団(呆)
や:山本愛、五輪絶望的だが・・・
ま:魔法にかかったらしいW杯序盤のブリンカー
け:ゲルマン魂見せつけた!W杯でジョバンニ率いるドイツ女子躍進!
ふ:副強化本部長川合俊一氏、それでいいのか?
こ:コートエンド解説・加藤陽一氏の安定感!
え:エースじゃないのよ清水は~ハハァ~ン♪
て:出来れば会場で、生観戦してね!
あ:アンドレ・ナシメント、サントリーに加入!
さ:「3勝すればマル、4勝すればハナマル」と強化本部は植田監督のことを思っていたW杯。ファンが納得するわけもなく。
き:希望に満ちあふれた、モントルー優勝!
ゆ:ゆっくり高いセットを!
め:メディアは取り上げないけど、チャレンジリーグや大学が面白い!
み:みっともない、アンダー連発の日本のダメリベロの多さ
し:震災でリーグ打ちきりは迅速対応も、その後「支援マッチ」などがないVリーグ
ゑ:干支は代わって、植田の「辰」年。ファンは腹“立つ”年?
ひ:ひっそり引退して行った名選手たち
も:もっと出せ座安!
せ:「世界を知る」は、永遠のテーマ。ガラパゴスJAPAN!
す:好きだから、弱くても応援をやめられない・・・
ということで、ざっと振り返ってみた。
震災があった今年、Vリーグ機構は“珍しく”迅速な対応を取り、「リーグ打ちきり」を発表した。これは「迅速な対応をした」という点で高く評価している。
ところが、そのあとがない。サッカーなどのように、何故親善マッチなどをすぐに出来ないのだろうか。こういう点がバレー界の拙さの象徴のような気がしてならないのである。甚だ残念だ。
また、「震災の影響を受けて、常陸大宮市の成人式会場が変更になり、当初チャレンジ女子の試合を予定していた会場とバッティングしたため、チャレンジ女子の試合を変更し、無観客試合とする」という発表が、つい前日なされた。どうして試合のギリギリになるまで発表をしなかったのかなど、一連の流れはかなり不可解な対応である。やはり、バレー界はダメだなぁ。
ダメと言えば植田JAPAN。
WLで大惨敗し、南米遠征を受けて「速いバレーに!」と思い立ち、急にシフトチェンジ。ところがアジア選手権でインドなどに大負けして5位と低迷。W杯直前にセットを高くする方向へ再シフトすると言う右往左往。挙句W杯が終わってから、「サーブを全員ジャンプサーブにすることも考えている・・・」って、オーマーエーはーアーホ-かっ!!とツッコミを入れたいところだ。まぁ、強化本部も植田監督続投をよしとしてしまったわけだし、これはもう五輪出場はないだろうね(涙)。ああ、選手が可愛そう。
可愛そうと言えば木村。「夏場不調で」と言うが、単に竹下の低くて速いセットに付き合わされていただけ。高くてゆっくりのセットになった秋にはしっかり結果を出したじゃない。
本質がわかっていれば、男女ともにもう少しマシな結果になるわけだし、女子に至ってはメダルさえ狙えるんだけどねぇ。女子は秋のバレーを継続し、深化させること。これに尽きるよ、ホント。
色々あった今年であったが、来年はどういう1年になるでしょうか?
posted by 古都の侍 |11:12 |
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2011年12月23日
先日の天皇杯の結果なども踏まえつつ、戦力分析とリーグ展望、順位予想をしたいと思う。
【堺ブレイザーズ】
豊富な選手層とは言えないが、能力の高い選手の多い堺。キャプテンがもっともここ一番で決め切れないのでは・・・と心密かに私が思っているのはさておき、エンダキと石島の攻撃力は抜群。MBもベテラン松本に、伸び盛りの横田、サウスポー大道とお馴染みの面白いメンバーが揃う。更に、千々木、伊東というルーキーも加入し、ユニークなチームとなっている。
このチーム最大の難点はセッターでしょう。正セッター今村はセットが低くなる傾向があり、セカンドセッターの金井もインサイドワークが今一つ。木場田(こばんた)が先日加入したところだが、さてどう出るか。
【サントリーサンバーズ】
荻野ヘッドコーチ1年目の昨年は、ベンチ入りメンバーは原則全員使う・・・という独特の采配を見せた。若手の台頭もあり、好ゲームを続けていた。
今シーズンは何と言っても、ブラジルのゴールドメダリスト、アンドレ・ナシメントの加入が大きい。ただ、アンドレに依存したチームになってしまっては意味がない。昨年は、テオに依存しなかったバレーをしていたのだが、あのようなバレーを継続出来るかどうか・・・。正セッター岡本、セカンドセッター武市のインサイドワークがカギを握る。
WSはキャプテンの金子、柴小屋、牟田、栗山、米山、松崎らが争う。金子、柴小屋、栗山、米山が一歩リードしていると思うが、昨年の荻野采配を観る限り、単純な使い方をするとは思えない。
MBも山村、鈴木、二木、坂本、冨士田と層が厚く、リベロは津曲と佐別當が争う。
また、今季の特徴として、多くの試合を関西圏で行い、移動が少ない点があげられる。こういう日程にしたことについて、一般ファンの私としてはリーグに文句をたっぷりたっぷり言いたいところだが、サントリーとしては「モウケモン」でしょう。これがマイナスに作用するとは思えず、大きなアドヴァンテージとなるだろう。
【東レアローズ】
秋山政権2年目の今年は、目立った戦力変化はない。それだけにここの選手の身体、頭脳の両面の底上げがカギを握るだろう。
今年も阿部、ボヨビッチ、米山、篠田が軸となるでしょう。そこにWSなら越谷、今田、鈴木、MBなら相澤、富松(今は怪我)、古田、セッター近藤、リベロ渡辺らが組み合わさる形。
課題は何と言っても、昨年最下位だったサーブ。他の部門は平均値よりも高い成績だったが、ここだけは群を抜いて悪かった。これを強化しない限り、昨年以上の成績は望めない。
【パナソニックパンサーズ】
宇佐美の低い低い病が・・・というのが最大の懸念事項なのだが、先の天皇杯では何故かチアゴに対してだけはいいセットが供給されていた。ああいうセットが常時全方向全選手に出来れば、パナの浮上はありうる。
清水、福澤、チアゴが得点源になるのだろうが、川村や谷村が陰でいい仕事をしている時こそがパナの状態のいい時とも言える。そういう意味では、「福澤-チアゴ」の対角にせず、どちらかを下げ、川村や谷村を起用して行く方が場合によってはいいのでは?などと思うのだが。
また、白澤、枩田らMBをちゃんと起用して行けるのかどうかも焦点の一つになりうる。
リベロの永野の“リベロとして当たり前”のプレーが出来ている点は、観戦の際のポイント。
【JTサンダーズ】
久保監督と甲斐がどうしても兄弟に見えてしまう・・・というのはさておき。
このチームはいつも助っ人頼みになってしまうと言う悪癖がある。そこか改善出来れば上位もうかがえるのに・・・と思うのだが、結局いつもそこの問題が露呈し、勝ちきれない。
今季はどうか。菅、井上、深津の3人のセッターがどうやってゴメス以外の選手を使っていくことが出来るか。また、3人のセッターをどう監督が使い分けていくか。
八子、甲斐、小川ら攻撃力に長けたWSと、徳元、國近というディフェンシブなWSをどう組み合わせていくかという点も気になる。宮下の抜けたMBは石橋や筧本、田村がそこを埋めることになりそう。対角の町野は、軸として活躍してもらわないとという存在。
リベロの酒井は、WLでいちばん出来の良かったリベロ。W杯で代表から外れたことは、個人的にはあまり理解出来ない出来事だったのだが・・・。
【豊田合成トレフェルサ】
松田監督が退き、安原新監督になった今季。
オポジットにレオナルド・メロを獲得できた点は大きいが、メロに依存したバレーになっては恐らく順位は低迷するだろう。ただでさえ、川浦らが抜け戦力低下しているのだから、ここは総合力で勝負して浮上を狙わないと。
また、このチームはいい時はいいのだが、悪い時はとことん悪くなるという浮き沈みの激しさがある。しかもこの悪い時は、コート内の雰囲気が本当に重い。そういうのをどれだけなくせるか・・・という点も課題になるでしょう。
【FC東京】
天皇杯準優勝で一気に他チームから「警戒される存在」になったFC東京。
「サーブで攻める」という点について、相当意識が高い坂本監督。是非とも滝に打たれているだけの人のところに行って、サーブ論を語ってきてもらいたいところだ。冗談はさておき、確かにこのチームのサーブはいい。強烈なジャンプサーブあり、ジャンプフローターあり。常に攻めているし、コースを狙うことも出来ている。
新助っ人はグラディナロフ(通称ミロ)。ミロの対角に入るのがルーキーの手塚。どちらの選手とも、伸び伸びとしたプレースタイルのようで、特に手塚は従来の「大きい選手だけど小さくまとまってしまっている」という感じがない。WSは他に、橋場、阿部の玄人好みの両ベテランに、独特なサーブの三上もいる。
オポジットは前田がスタメンで出て、上場がリリーフで行くと言うのが一つの形のようだ。前田はWSも可能で、状況に応じては、上場と前田が揃って出ることも考えられる。
セッターは山岡が正セッター、山内がセカンドセッターという形になり、リベロは福田誉、山本洋平の併用になりそう。
問題はMBの層の薄さだろうか。加賀、山本雄史が軸になるのだろうが、正直なところ“路上でAクイックかまして辞めていった人”の分の穴を埋めるのは厳しいところ。
【大分三好ヴァイセアドラー】
チャレンジリーグの上位チームの力が相当ついてきて、「これは入れ替わるだろうな」と思った矢先、震災でリーグ打ちきりだった去年。青ロケ廃部で「繰り上がり残留」をしたことがなあなあになっていること、かつての東京体育館であったようなああいう試合を時々すること(←過去記事参照)などから、全チームを応援するスタンスを取っている私でも、このチームだけは応援出来ない。
今季は合成から高橋和人が移籍し、新人・内定選手も多く加入したが、それでどこまで上位との差を埋められるか。OPオンテレも、他チームの助っ人ほど計算出来る選手ではなく、今季も苦しいリーグ戦となるでしょうね。
8チームをこうしてみてみたが、ここからは展開と順位予想。
堺、サントリー、パナの大阪勢と東レの4チームが引っ張るだろうとは思う。その中でも昨年1位2位の堺とサントリーが一歩抜けるのではないだろうか。
この4チームに割って入るはFC東京。サーブ力、オフェンス力の高さは抜群。
JTと豊田合成の6,7位争いが熾烈を極め、8位は早々に決定・・・。こういう展開になるのでは?
と言うことでレギュラーラウンド21試合の順位予想はこちら。
1位 サントリー
2位 堺
3位 東レ
4位 FC東京
5位 パナソニック
6位 JT
7位 豊田合成
8位 大分三好
もともとの選手層に、アンドレの加入、そして2年目の荻野采配が合わさってサントリーがトップ通過する。攻撃力ではリーグ屈指の堺が2位、安定感のある戦いをする東レが3位と予想。
4強争いはパナと東京。ただここは、「パナは前年4位の年の翌年は4強に入れない」という法則に基づき、東京を上位と予想する。
下位は、戦力差で「JT>合成」と予想。
さて、結果はどうなる?
posted by 古都の侍 |21:28 |
Vリーグ |
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2011年12月09日
W杯男子後半戦のレポが書き終わっておらず、申し訳ありません。なにぶん、来週いっぱい忙しい忙しい。ツイッターの方にはかなり書いているので、そちらの方を選評代わりに観ていただければ。まぁ、選評も年内には書きますけども、待てない人はそちらで。
とはいえ、明日にはプレミアリーグ女子と、男女のチャレンジリーグが開幕。
開幕前には毎年戦力分析やら、展望やら、順位予想をするのがこのブログの通例。今年もそれはやはり開幕前に書きたいので、今から書こうと思う。
まず、プレミア女子8チームの戦力分析からおこないたい。
【JTマーヴェラス】
キム・ヨンギョンが抜け、代わりにブラコチェビッチが加入した。ただこのブラコチェビッチ、W杯では身体の状態が良くなく、プレミアリーグでも開幕からいきなり活躍するかどうかは微妙なところではないだろうか。
となれば、正セッターの竹下はMBの山本で点数を稼ぎたいところなんだろうが、その“相方”の山本はご存じのとおり膝の怪我で長期離脱中で、今季の復帰はまずない。どうする竹下?
竹下がW杯で高くてゆっくりなセットを覚えてきたとはいえ、位田や吉澤という守備的WSで点数を重ねていくことはやや難しい面があると見る。坂下も安定感がない。MBの石川と加藤(西山)で大量に点数を重ねていくことも考えにくい。
このように考えていくと、今年のJTはブラコチェビッチが復調する時期が遅れれれば遅れるほど苦しいことになるのではないかと思う。また、ブラコチェビッチが復活したとしても、彼女にばかり頼るようなチームになってしまっては、やはり戦い抜くことは厳しい。こうして考えていくと、優勝候補筆頭格と見られているJTは、実はそこまでずば抜けているとは言い切れないと思うのだ。セカンドセッターとなるであろう橋本、鹿屋体育大から入った上屋敷ら新戦力が存在感を主張してくれば面白いのだが、そこは石原采配次第というところか?
いずれにせよ、「開幕から連勝街道まっしぐら」ってことはないと私は思う。
【東レアローズ】
「なにしてましたのバルボッサ」というぐらい、存在感のなかった去年の助っ人バルボッサに代わり、今季はオランダのフリール・マノンが加入。これはもう、フリール好きにはたまらないニュースではある(含む私・笑)。
フリールがOPとなり、迫田は木村の対角でサーブレシーブを命じられることになった。全日本的にもこれはいい流れ。とは言え、いきなり迫田がそれをこなせるとも思えないので、しばらくは高田、峯村、小平らの仕事が多そうだ。木村とて全日本から戻ったばかりである。本音を言えば、休ませながらの起用をしてもらいたいが。
セッターは中道と田代の2枚体制。田代もポテンシャル的には早いところ一本立ちしてもらいたい逸材。リオを目指す上では全日本にいてもらいたい人材であり、このリーグをそのステップにしてもらいたいよねぇ。
MBは荒木の対角争いということになるのでしょう。さっき頭角を現した和田、ブロード一辺倒の森、未完の大器二見、そして2シーズン前の新人賞宮田。ブロックを考えればまず森が離脱するのではないかと思うが・・・さて。
【久光製薬スプリングス】
原、先野という大ベテランが抜け、チームが若返った。助っ人は久々にフォフィーニャが復帰し、この点は心配なさそうだ。
ただ、このチームの最大の懸念事項は今季からコーチとして入っている中田久美氏だ。解説を聴いている限り、明るい材料となりえそうな雰囲気が・・・。「速い低い」になってしまうんじゃないか、南美寿希という逸材をこれまでの従来の日本型セッターに押し込めてしまうんじゃないか、原が昨季体現したバレーを後退させてしまうのではないか・・・心配は尽きない。
心配は尽きないのだが、選手については期待の持てる選手がたくさん。まずはWSの新鍋。説明は不要でしょう。ただ、ブロックアウトなどに課題が多く、こういうところを丁寧に磨いて欲しいところだ。WSと言うと、モントルーあたりまでは全日本にいた石井も見どころが多い。更に、力強さのある野本、サウスポーの長岡、バックライトが素晴らしい石田と役者がそろう。
MBは平井と成長著しい岩坂が基本線になろうが、水田も見どころがある。が、この3人しか現状MBがおらず層の薄さは否めない。
セッターは古藤と新人南の二人体制だが、どちらもプレミアリーグでワンシーズン通してレギュラーで出たことはない選手。この点をどうしていくのか気になるところだ。
リベロは“日本ナンバーワンリベロ”の座安。是非この選手のコート内での動きを観てもらいたい。さすれば、「どうして佐野が全日本のレギュラーなの?」と思うはずだから。
【NECレッドロケッツ】
セルビアの守備的WSモルナルを獲得した今季、かなり攻守にバランスの取れたチームになったと思う。
セッターの松浦麻琴は「ファンキー」という形容詞が合う選手。プレーの内容はかなり良く、今すぐにでも全日本の14人に入れたくなるような選手。当然、このリーグで求めるモノのレヴェルは高くなる。この松浦が、OPに入るであろう松浦寛子や、MBの杉山と内藤、更にWSのモルナル、内田、金子、八幡、渋澤らをちゃんと活かすことが出来れば、破壊力こそ高くはないが、堅実な面白みのある攻撃をしていくことが出来るのではないだろうか。
課題は、関東開催の少なさによる遠征の多さになるだろうか。あとはベテラン2選手以外のMBが一本立ち出来ていない点もそうなるかもしれない。
【トヨタ車体クインシーズ】
高橋みゆきの復帰は、「ああそうですか。他のWS頑張れ!!」としか思わないわけなんだけれども。
今季は、MBのギブマイヤーを獲得した車体。彼女はアメリカで伸び盛りのプレーヤーのようで、「日本で箔をつけて海外リーグへ調整」ということになるんじゃないかなぁ。ギブマイヤーの対角に誰が入るのか、ここが一つ課題になるでしょうね。
WSは都築、竹田、眞、赤阪らが激しくポジションを争う。OPは今に市が一歩リードだと思うが、昨季は怪我であまり出ていないだけに不安がないわけじゃない。
セッターは船崎が抜けたことで、河村と藤田が争う。開幕セッターはどちらか?
【デンソーエアリービーズ】
MBでキャプテンの井上が怪我で復帰がいつになるかわからず、WSも細田が退いたりしたために、選手が今季は少々異なってくる。
助っ人はかつて東レでプレーしていたベタニア。打ち屋となって、ここで点を取れるだけ取ると言うチームになるのでは?(←面白いバレーではないけれど)。
破壊力あるサーブをブチ込んできた奥田、成長しているという石井あたりがベタニアの対角になるのではないだろうか。そしてOPには鈴木。
MBはプレミアでは高い決定率を残す矢野、そして対角に井上奈々朱という布陣になるかと。
セッターの熊谷、リベロの真柴と若い選手がここを固めるであろうことになるのは不安。リベロに関しては櫻井もいるがシーズンを通しで出場するのかどうか。
【パイオニアレッドウィングス】
成田、板橋、多治見、佐々木のベテランが抜け、チームが一新した。
移籍組は、チャレンジリーグから林蓉子、服部晃佳、更に久光から浅津ゆうこ。ルーキーの森谷、持丸、渡邉も即戦力として働いてくれないとリーグは乗り切れないでしょうね。
セッターはリオを目指す上で外すことの出来ない冨永。このリーグでは一皮もふた皮もむけ、「おお、OQT冨永でもいいんじゃねぇか?」という世論を形成するぐらいの活躍をしてもらいたいところだ。
WSはスタエレンスと今野が軸になりそう。MBとOPは『チー顔』のスタメン予想によれば、香野と森谷、そして浅津になっているがはたして?
【岡山シーガルズ】
『チー顔』によれば、「予想スタメンOP山口」、「今年は攻撃力と高さが加わる」、「セッターの宮下も伸びている」、「今までのシーガルズはあまりバックアタックを打たないチームでしたが、今年は違います」、「うちは粘り強いディフェンスとか、粘っこさのチームですが、私の本来目指すバレーというのは攻撃型なんですよね。」と、河本節全開。いやはや、これは期待せざるを得ないでしょ。
選手に大きな変動はないが、やはり「オポジット山口」のところは気になる。全日本を考えればこの方がしっくりくる。更に、この山口がバックアタックを打つとなれば、全日本的には万々歳。シーガルズ的にもこれがハマれば万々歳じゃないの?
岡野、堀口、宮下という3人のセッターをどう使うか河本采配の見どころだし、森に山口、福田らをどう使うのかも興味深い。
また、シーガルズと言えば審判に恵まれないチーム。今年はそんなことがないことを願うが(特に度の審判と折り合いが悪いかは今は言いません。気になる人は過去記事を)。
さて、8チームをざっと見てみた。
これを踏まえて展開予想と順位予想をしてみたい。
今季はOQTが来年5月に控えているために3レグ21試合制となっている。例年より短期決戦となっており、りーう愚の開幕からスタートダッシュを決め、勝ち星を積み重ねられる先行逃げ切り型のチームが有利と見る。3,4レグに向けて強くなり、追い上げを見せるチームは苦しいかもしれない。
でもって、順位予想だが、私はレギュラーラウンド優勝候補にNECレッドロケッツを推す。
まず、全日本にメンバーを出していないため、フィジカル的にフレッシュな状態でチームがいること、そしてチームカラーにモルナルがフィットしていると思われること、昨季ブロックランキングチーム1位であったことなど強調出来る点は多い。
2位には東レアローズ、3位にJTが来る予想。この上位1チームが、若干8チームの中では頭が抜けていると考えている。
東レ、JTともに戦力面では充実しているが、今季はレギュラーラウンド21試合ではNECが突き抜けるのではないかと。東レは木村以外のWSがどうなるかという点に加え、荒木の対角の問題が懸念材料。JTは実はブラコチェビッチ以外の得点能力が高くなく、思うほど勝ち星を積み重ねられないのではないかと。
4位に食い込むチームを予想するのは難渋したが、昨季1勝にとどまったシーガルズが食い込むと見る。
“本当に”バックアタックをシーガルズが解禁するのだとしたら、相手チームとしては厄介極まりないのでは?破壊力のあるチームではないが、嫌らしさという意味では随一。妙に自信のある河本節を読むにつれ、今年は一発やらかすんじゃないかという思いに至った。
ただ、4~8位までは僅差になるのではないかと。特に4~6位は1,2勝差で争われそうな気がする。
そんな争いに入りそうなのが車体と久光。車体は昨年と同じ5位だが、これは若手の台頭を見込んでの5位予想。思うように若手が伸びないようならば、7位以下もあるでしょう。久光については選手のポテンシャルの高さを評価しつつも、「原が抜けて、コーチに中田氏が入ってどうなるの?」という不信感というか、期待を抱かせてくれないというか・・・。
7位にパイオニア、8位にデンソーとした。戦力的に厳しいという点で評価を落としたが、若手が力をつけて成長すれば上位進出もうかがえよう。
いずれにせよ今季は、上位下位の差は詰まったと見る。21試合終えて、首位のチームでも16勝程度に収まるのではないだろうか。
さぁ、間もなく開幕だ。血沸き肉躍る4ヶ月半の戦いが、始まる。
posted by 古都の侍 |22:04 |
Vリーグ |
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2011年12月05日
選評後述。
日本0-3ブラジル(21-25 19-25 22-25)
【日本】
福澤 清水 松本
山村 宇佐美 米山 L=田辺
【ブラジル】
シド ムーリオ ブルーノ
ヴィソット ジバ ルーカス L=セルジオ
posted by 古都の侍 |21:53 |
ワールドカップバレー男子2011 |
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2011年12月04日
選評後述。
日本0-3イタリア(22-25 24-26 22-25)
【日本】
石島 清水 松本
山村 宇佐美 福澤 L=田辺
【イタリア】
サバーニ ラスコ マストランジェロ
フェイ トラヴィカ ザイツェフ L=ジョービ
posted by 古都の侍 |21:49 |
ワールドカップバレー男子2011 |
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2011年12月02日
選評後述。
日本0-3ロシア(23-25 16-25 23-25)
【日本】
石島 清水 鈴木
山村 阿部 福澤 L=田辺
【ロシア】
アパリコフ クテイ ブティコ
ミハイロフ ビリュコフ ヴォルコフ L=ソコロフ
posted by 古都の侍 |21:39 |
ワールドカップバレー男子2011 |
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2011年11月29日
選評後述。
日本0-3アメリカ(37-39 16-25 15-25)
【日本】
福澤 清水 松本
山村 宇佐美 八子 L=永野
【アメリカ】
アンダーソン スタンリー ミラー
ホームズ ソーントン プリディ L=ランボーン
posted by 古都の侍 |22:33 |
ワールドカップバレー男子2011 |
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2011年11月28日
恐ろしく歯応えのない中国だった、というのがまず思うところだ。
ここまで記録に残るミス、記録に残らないミスが多いうえ、粘りもへったくれもない中国というのは、珍しいのではないだろうか。そんな中国を相手にしているのに、各セットとも僅差であると言うのは不満なところ。
サーブが弱いこととこそが、接戦になってしまった要因ではないだろうか。
本当ににサーブの弱さというのは深刻ではないか。中国もサーブは弱かったが、あの程度のサーブが通じるのはアジアか、かなり世界ランクの低い国でしょう(アジアでもイランなんかだと、あれを綺麗にナディのクイックで切り返される・・・とtaknuno55氏からは指摘を受けました)。
100%の全力のサーブはもちろん、9割程度でコースもしっかり狙っていくようなサーブをもう少し打てるようにならないと、欧米とは勝負にならないでしょう。イタリアやロシア、アメリカなどの試合運びを観ていれば、やはりそれの重要性に行きつくはずなのだが・・・。兎にも角にも、現状のようなサーブでは明日からの4試合(アメリカ→ロシア→イタリア→ブラジル)は勝負にならないのではないと予想しておく。玉砕覚悟でミスを恐れず強烈な一撃を狙い続けるしか、日本は勝機を見出すことは出来ないでしょ。
因みに解説の川合氏は「サーブミスがー」などと言っているが、ああいう考え方が日本バレーを弱くしているわけで。ああ残念。
日本の良かったところと言うと、宇佐美のインサイドワークではないでしょうか。第1セット10点目あたりから、「クイッククイック雨クイック」と言わんばかりのクイックの連発。トータルでMBの打数が24本、占有率にして27%、決定率70%、効果率66%と申し分ない出来となっている。中国のブロックシステムがザル(に近かった)こともあったが、この出来は立派と言えるのではないか。
宇佐美はサイドへのセットがWLや大会序盤に比べればかなりよくなってきており、その上に今日はこのパフォーマンス。阿部が大会途中でチームを立て直した面はもちろん評価に値するが、この宇佐美自身の立ち直りというのも、評価していいのかもしれない。残り4試合、これを継続してくれればいいのだが・・・。
そうそう。永野、それから米山、更にリリーフブロッカーで入っていた山本が、オーバーでいいセットを上げているシーンがあったので、それは指摘しておきたい。
リベロのオーバーでのセットが、現代のバレーボールでは「基本のき」であることはゆるぎない事実なのだが、セッター以外の選手もきちんとセットをすることが出来ると言うのは、勝っているチームはかなり「当たり前」なことである。
実況解説が触れず、評価も褒めてもくれないのが残念なところではあったが、彼らのああいうプレーの積み重ねが、日本の浮揚の礎になることは間違いない。
日本3-0中国(25-23 25-21 26-24)
【日本】
石島 清水 松本
山村 宇佐美 米山 L=永野
(途中交代)
山本・・・1,2,3セット、リリーフブロッカー
八子・・・2,3セット、リリーフブロッカー
【中国】
仲為君 袁志 梁春竜
辺洪敏 李潤銘 張晨 L=任琦
WS OP MB
MB S WS
P-2
P-3
posted by 古都の侍 |23:03 |
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2011年11月27日
植田監督が、余計な選手交代をせずに試合を通したこと・・・これが勝因ではないでしょうか。大変消極的な理由ではあるけれど、これは大事でしょう。
スタートセッターが宇佐美であったことにまず驚かされたところだが、「クイックを多く使う」という目的だった模様。「低い低いトス」になってアタッカーが打ちきれないと言う、また悪い流れになるのかなぁ・・・と、相当危惧した。事実、第1セットはそういうケースが多く、落とした理由はそれ。
ただ、2セット目あたりから宇佐美はアタッカーの打点を殺すようなセットを上げるケースが少なくなってきて、成長の跡をうかがわせたように思う。MBの打数と上げるセットについては課題が少しあろうかと思うが、反面、サイドへのセットはまずまずで、おかげでS1ローテの時でも清水がレフトから打ち切れるシーンも試合が深まるごとに増えていった。
宇佐美がセットをゆっくり高く上げていくことを継続していってくれれば、残り試合、そしてOQTと勝機も出てくるかもしれない。
対してエジプト。試合が始まったころは、アブダラがまともなセットを上げていた。特にサラーハに対しては充分なセットをしていたので、サラーハが高い決定率を残していたのだと思う。また、インサイドワークも良く、日本としては対処に苦慮したところであった。が、徐々にアブダラが自滅して行ってくれたことは助かったと思う。
思うに、第2セットの中盤に、アブダラの代名詞的なアタックを石島がシャットアウトした場面があったが、あれがアブダラが自滅して行ったきっかけではなかっただろうか。あのあたりから、アブダラのそれまでの安定感は影を潜めたと思う。逆に言えば、あの場面でツーアタックがすんなり決まっていたら、エジプトがすんなり0-3で勝っていたかもしれないわけで。
しかしながら両チームとも、組織的なブロックとはほど遠かったのではないだろうか。このあたりが、両チームが上位に食い込めずに12チームの中の底辺をうろうろしている要因の一つではないかと・・・。
明日は中国戦。アジア同士の対決だ。力の差はどっこいどっこいだと思うが、さてどうなるか。
日本1-3エジプト(27-29 25-17 25-23 25-12)
【日本】
宇佐美 山村 石島
米山 松本 清水 L=永野
(↑ローテは、「石島にサラーハを多く当てたいのでは?」(by川合氏)とのこと。まぁ、そうなんじゃないの?)
(途中交代)
八子・・・1,2セット、リリーフブロッカー
鈴木・・・第3セット、リリーフブロッカー
山本・・・第4セット、リリーフブロッカー
【エジプト】
アブデルラティフ モネイム アブダラ
サラーハ ユーセフ ラシャド L=アライディ
MB WS S
OP WS MB
P-2
P-3
posted by 古都の侍 |22:47 |
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2011年11月26日
先日、2012年度のカープのファンクラブの募集が始まった。
一方で、Vリーグの有料会員登録の開始から、だいたい1年が経った。
Vリーグの有料会員というのは、基本的に私の見解は、「普通に公開されるべき情報をあえて有料にして、金を巻き上げるシステム」だと思っている。
「ニュース&トピックス」、「会場ミニレポート」、「過去のデータ(データルーム)」、「フォトギャラリー」・・・云々がコンテンツ内容であるが、これらは本来ならば無料で広くに発信されるべき情報でしょう。ましてやバレーボール(国内リーグ)という“マイナースポーツ”の情報である。少しでもファンを多くするために、広く発信すべきではないだろうか。
このVリーグの有料会員の金額が、年会費3780円である。
一方、カープのファンクラブというのは年会費3500円だ。
2012年度のファンクラブの内容は、今までよりもさらに発展し、内容が充実した。会員が15000人に限定された点はどうかと思うが、「プレミアム感」を出すための工夫なのでしょう。
さてさて、その発展した内容なのだが、驚くべきなのがこれ。「会員限定サイトで、広島ローカルテレビ局のカープに関するニュースが観られる」というものである。全国にいるカープファンに向けて、少しでも情報を発信しようと言う、地方球団の涙ぐましい努力と言えるのではないだろうか。他にも、「ズムスタ隠し部屋に招待」とか、「日南キャンプ特別招待」だとか、「新入団選手入団会見招待」というコンテンツもある(抽選だが)。
もともとあった、『イヤーブック』、「会員限定ユニフォーム」などのサービスもある。
注目したいのは、「情報」について広く発信していくか、それとも限定していくかということである。
カープの方は、地元ニュースという希少な情報をネットでアップするという方法で「広く発信」しつつ、ファンに満足感を与えているのに対し、Vリーグの方は誰でも知ることが出来るような(過去には出来た)情報でさえも「限定発信」にして、既存ファンにフラストレーションを与えてしまっている。
比較の対象にならない部分もあることは承知しているが、しかしながら、ほぼ同程度の金額でありながら、この差が生じてしまっているということなどは大いに検討すべき点があるのではないだろうか。
私は、カープの姿勢は高く評価しているし、Vリーグの方には「これだから日本のバレー界はダメなんだよな」という評価を持っている。
ファンクラブのあり方、情報のあり方・・・みなさんはどう思うだろうか?
posted by 古都の侍 |22:25 |
その他のスポーツ |
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2011年11月25日
セットカウントは1-3、落とした各セットとも途中までは差がすごくついているわけでもない。でも、完敗と言っていいのではないでしょうか。
特に、クレクに8割近くの決定率(しかもミス&被シャットなし)を残されると言うのは、選手にもベンチにも対応力がないからでしょう。確かに、クレクは素晴らしい選手だけども、ここまで完膚なきまでにやられてしまう相手か・・・と言うとねぇ。少しは爪痕を残すぐらいのことはして欲しかった。
第1セット、ポーランドベンチはパソコンが壊れていたそうだが、まぁこれもアドバンテージとなって取れたのでしょうね。ただ、「阿部-鈴木」のラインが非常によかったことと、阿部のセットが相変わらず安定していたことが、このセットを取れた主因だと思うのだが。
2,3,4セットはあらゆる面で力の差を見せつけられたと思う。それでも、以前なら「25-15」とかになっていたであろうところが、これぐらいの点差で収まっているのだから、選手に力は徐々についてきているのだと思う。
ただ、この差だけは結構あるなというのが「対応力」。1セットもあれば充分にパソコンなどがなくても相手に対応してくるのが世界の強豪。選手が、ベンチがきちんと相手のコートや選手を「観察」しているのでしょうね。こういう「観る力」というのが「対応力」に直結すると思うのだけど、どうしても日本はそれが足りない気がしてならない。「自分で考えてプレーする」という環境で成長してきたかどうか・・・ということに由来するのかねぇ?
どうしても日本は指導者が教えて(型にはめると言ってもいいしまいがちで、本質的な意味で「育成」が出来てないと思うのだが。まぁ、これは別の記事で話す話題なので割愛。
第3セット、第2セット後半から出ていた米山をそのままスタメンで起用しながらも、少々サーブレシーブが乱れたところで即座に福澤に代えた点は、「とっかえひっかえな植田采配」の象徴ではなかったか。
百歩譲ってこの采配を肯定したとしても、その直後に「阿部→宇佐美」とは。宇佐美と福澤は全然合ってないわけで、とりあえず「阿部-福澤」を試すことが大事ではないかと思うのだが。
まぁ、第4セットはセッターが阿部に戻り、WSで福澤が出ていたので、「阿部-福澤」の組み合わせが観られたのだが、これは結構良かった。所属チームのセッターと合わず、他チームのセッターとの方が合うと言うのはどうなのかと思うが、ひとえに宇佐美が良くないセットを上げていたからという結論に至る。宇佐美よ、コートから外れて阿部のセットのどこが良かったか見てなかったのか・・・と思わず言いたくなってしまう。
最後に実況と解説。
言っている内容が非常に残念は置いておいて、腰痛で外れた山村に代わって鈴木が抜擢されたことについて、「どうして鈴木がスタメンなのか、どうして前の試合で活躍した横田ではないのか」ぐらいの言及は最低限してもらいたいところだ。
また、スタートローテがS6ではなくS5だったことについても言及してもらいたい。この采配、私には謎であるのだが。
前半5試合を終えて、勝ち星なし、勝ち点2という状態。後半6試合で勝ち星を上げられるかどうか、そして世界ランク上位国から勝ち点をもぎ取れるような試合に持っていけるかどうか・・・。
日本1-3ポーランド(25-23 21-25 19-25 18-25)
【日本】
鈴木 八子 清水
阿部 石島 松本 L=永野
(途中交代)
米山←石島・・・第1セット、リリーフレシーバ
米山←石島・・・第2セット途中から、第3セット序盤まで
福澤←米山・・・第3セット序盤から、試合終了まで
宇佐美←阿部・・・第3セット途中から、第3セット終了まで
阿部←宇佐美・・・第4セット最初から、試合終了まで
山本・・・1,2,3,4セット、リリーフサーバ
【ポーランド】
ザグムニ ノバコフスキ クビアク
クレク モジジョネック ヤロシュ L=イグナチャック
S MB WS
WS MB OP
P-2
P-3
posted by 古都の侍 |23:58 |
ワールドカップバレー男子2011 |
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2011年11月24日
大阪に試合会場を移しての第4戦は、日本と同じく調子の出ないセルビアが相手。中心のミリンコビックが好調ではなく、セッターも若手を育成している段階で、もがいているチームである。
まず驚いたのは清水のジャンプフローターである。セルビアがジャンプフローターのレセプションが苦手だから・・・という理由で、突発的にこれに切り替えたそうだが、これが不発。サーブミスになってしまっていた。
思うに、世界的にジャンプフローターのレセプションを苦手としているチーム(選手)は一定数いるわけだから、あらかじめ練習(合宿)時からこの練習をしておくべきではないかと思うのだ。降ってわいたように、突然の思いつきのような感じで、こういう風な指示をしてしまうあたりに、植田監督の一貫性のなさが垣間見える気がしてならない。
因みに清水、第1セット終盤からはいつも通り強烈なジャンプサーブに戻した。が、サーブ以外のプレーも精彩を欠き、山本と交代した。
因みに因みに、コートエンドにいた荻野氏は、清水のジャンサについて、「なんでやねーん!」とツッコミ。いやはや、至極まっとうである。
日本が善戦に持ちこめた理由としては、阿部をスタートから起用し、ハイセットが多くなって、きっちりとアタッカーが打ちこめた場面が多かったことだろうか。清水に代わり、途中から山本を起用したことも当たったと言えよう。
石島、米山の両サイドも阿部のセットにより機能し、点数を重ねていくことが出来た。
ただ、第2セットの最終局面で、阿部が2本連続でアタッカーの(米山の)最高打点を殺すようなセットを上げてしまい、そのためにセルビアのブロックの前にシャットアウトを喰らってしまった。競った展開の中、最後がああいう形で終わってしまったことは残念だし、なにより、あのセットを取れていれば勝てた試合であった。
肝心なところで基本的なことが出来るかどうか・・・これが今日の試合の勝敗を分けた差なのではないだろうか。
キルブロックが多く出たのは、相手のセッターペトコビッチが単調なセットワークをしてきたこと、それを誘発させるようなサーブを打てたこと、特にサイドブロッカーが相手のサイドからの攻撃に対してきちんと対応出来たことが相まってのことでしょう。
ただ、第1セットキルブロックが5本以上出たのにセットを取れなかったのは、相手のサーブが勝っていたことや、勝負どころでアタッカーが打ちきれなかったことなどがあるでしょう。「キルブロック1本で流れが変わるんですよー」と、連呼している解説者(←地上波を主に担当しているあの方)が、この展開をどう評するか気になったところではあるが、それについてのコメントはなし。まぁ、期待してないけど。
期待してないと言うか、相変わらずなのが植田采配。
今日、あれだけブロックで大活躍していたセッターの阿部に対して、リリーフブロッカーを送ること2度。しかも第5セット、10-14という場面で「阿部→松本」という交代をしたばかりか、その直前に「横田-阿部-米山」と前に並んでいる状況で、「阿部か米山にリリーフブロッカー八子を出そうと迷っていた」ということもあったそうだ(素子さんのリポートより。結局米山に出した)。まったく、この監督というのは試合中に何を観ているのか・・・甚だ不思議である。試合が行われているコートではなく、瞼の裏に修験の場の滝でも思い浮かべているのだろうか?と、皮肉の一つも言いたくなる。
女子は女子でiPadに縛られる「拘束バレー」、男子は「速さと(身長的な意味での)高さ」に縛られる「拘束バレー」なんだろうかねぇ?首脳陣がこれじゃあ、先は暗いぞ、特に男子の方は余計に!
ということで、フルセット負けで4連敗。明日は、3連勝で迎えた今日、イランにフルセット負けを喫したポーランドが相手だ(これで全勝チームが4日目にしていなくなった)。
今日のようなバレーをして行けば、勝機がほんのちょっとだけ見いだせるかもしれないが、基本的にはタフな試合になるでしょう。ベンチワークで少しでもプラス点を叩き足したいところだが、それには期待が出来ない。ならば、選手の奮起に期待するしかないのだが・・・。
日本2-3セルビア(21-25 22-25 25-18 25-22 15-12)
【日本】
石島 清水 松本
山村 阿部 福澤 L=永野
(途中交代)
米山←福澤・・・第1セット途中から、試合終了まで
横田←松本・・・第2セット途中から、試合終了まで
山本←清水・・・第2セット途中から、試合終了まで
八子・・・2,4,5セット、リリーフブロッカー
松本・・・第5セット、リリーフブロッカー
【セルビア】
コバチェビッチ ミルコビッチ スタンコビッチ
ポドラスチャニン ペトコビッチ ニキッチ L=ロジッチ
WS OP MB
MB S WS
P-2
P-3
posted by 古都の侍 |23:40 |
ワールドカップバレー男子2011 |
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2011年11月23日
純粋にたまげた。
チャレンジリーグの日立リヴァーレに、あのフールマンが加入した。
フールマンと言えば、オランダ代表のMBで、パイオニアなどで活躍していたことでもお馴染み。
リヴァーレは、セッターに内田もおり、多治見も移籍して加入しているので、これによってより“往年のパイオニアの中心メンバー”が揃った感じである。
それにしても―――こういういい方は不謹慎だが―――今年の“昇格/降格争い”は、パイオニアで争われそうな感じである。
プレミアにいるパイオニアは戦力的には厳しいものがある。一方で、チャレンジの上尾は“元パイオニア”のメンバーがごっそりなうえ、そこに更に補強を重ねている。今年は有田沙織も加入し、一層手ごわい。そして日立は前述の通りだ。
来年の4月、2年前の入れ替え戦が行われたのと同じ大和市の会場で行われる入れ替え戦だが、どうも「パイオニア」な面々で行われる気がしてならない。
プレミアもチャレンジも、開幕はもうすぐそこだ。色々と楽しみではある。
posted by 古都の侍 |23:19 |
Vリーグ |
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2011年11月22日
開幕3連敗。
3-1、3-2と負けて、今日はストレート負け。
今日が一番“酷い負けではないか”と思った方もいらっしゃるかと思うが、今日が一番“内容のある負け”だったと思う。今日のようなバレーが出来るならば、中国、エジプトぐらいには勝つことが出来、全敗ということは回避出来るのではないだろうか。
宇佐美に代わって、第1セット早々に出てきたのが阿部。「前衛で使われてこその阿部」、「オッス、俺、阿部裕太!のツーアタックが売り」などと言われている阿部であるが、今日の阿部のセットは、高さがあってアタッカーの打点を殺していないケースが多く、少なくとも現状宇佐美よりはいいのではないかと思わせるに充分なものであった。
とりあえず、それなりにちゃんとしたセットをサイドに上げることが出来れば、日本は勝負になると言うことは、今日の時点で言えることでしょうね。
阿部に注文をつけるならば、MBの打数が少ないことだろうか。これがもう少し使えるようだと、より広がりのあるセットワークとなるのだが。
ブロックについても悪くはなかった。キルブロックこそ3本だが、リバウンドがきっちりと取れていたと思う。
コートエンド解説の加藤陽一氏が、「ブロックの上からあまり打たれていない。ブロックは頑張っている。」と指摘したのが印象的である。日本が多くやられたのは、「ブロックの横を抜かれたアタック」であった。加藤氏の言葉を借りれば、「ブロックの横にディガーを配してディグを上げたい」ということになるのだが、これも試合が深まるにつれ、徐々に出来ていたのではないだろうか。
また、相手のエースレオンがスパイクを叩きつけ気味だったことは、日本に大きくプラスに作用したと思う。レオンのスパイクをブロックに当てるケースが多かった。ただ、本音を言えば、レオンがああいう状態だったからこそ、1セットぐらいは取って欲しかったのだが。
最終的に各セットとも、チーム力の差と個人の力の差が出て落とすこととなったが、希望が持てる試合だったのは確か。
今日のようなバレーを最低限維持出来るよう、残り8試合戦ってもらいたい。
日本0-3キューバ(21-25 23-25 22-25)
【日本】
米山 清水 松本
山村 宇佐美 福澤 L=永野
(途中交代)
阿部←宇佐美・・・第1セット途中から、試合終了まで
石島←米山・・・第1セット途中から、試合終了まで
八子←福澤・・・第1セット途中から、試合終了まで
米山・・・第2セット、リリーフレシーバ
横田←松本・・・第2セット途中から、第2セット最後まで
松本←横田・・・第3セット最初から、試合終了まで
山本・・・2,3セット、リリーフブロッカー
【キューバ】
ペルドモ レオン エルナンデス
イエレスエロ ベル メサ L=ゲティエレス
P-2
P-3
posted by 古都の侍 |22:01 |
ワールドカップバレー女子2011 |
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