2008年08月21日

高校野球に対する幻想。

オリンピックがあったため、
あまり目立たず
夏の甲子園が終わってしまった感がありますが。

そんななか
田尻賢誉氏がスポーツナビで
球児への提言――基本を怠らず全力プレーを 
というコラムを書いています。

同意する部分もあるけれど、
?と思う部分もあり・・・。


まぁ携帯云々のようなマナーの問題は、
確かに直していくべきであり、
指導者がもう少し気にかけていくべきなんでしょうね。

ただ、だからといって
昔の高校野球が良かったかというと
そうではありません。

そりゃあ
テレビで見たことがある女子アナが取材にきたり、
新聞でものったら、
そりゃ高校生なんていい気になるのが普通でしょう・・・。
勝ったよって
彼女にメールを送るくらい
今は普通なんでしょうね。


マネーボール

高校野球のイメージ
一生懸命さとか基本に忠実とかっていう幻想は、
朝日や毎日が植え付けたものです。


何故なら
過酷な日程(特に夏場)で大会が行われるにも関わらず、
ある時期まで休日を儲けなかったのは、
高校野球自体を単なる商品の一つとしか考えてないからでしょう。

過酷な日程のなかで何かが生まれるみたいな
大いなる勘違い・・・。

松坂投手が
甲子園で連投した際、
肘にサポータをしながら出場していた記憶が
ありますが、
あそこで潰されていたらと思うと冷や冷やします。

二宮清純氏の著書にも
高校野球への批判があり、
肘が真っ直ぐに伸びなくなってしまった投手の記述があります。

このあたりを主催する側はどう考えているのか?

将来の野球界や
高校生の体の事を考えたら、
こんな過酷な事はやらせないでしょう。


投低打高の傾向というのも、
投手は連戦すると疲労が蓄積するのに対し、
打線は試合間隔が空くと低調になる傾向があります。

プロのオープン戦を見ると、
投手の方が先に仕上がりますよね。

そりゃ連戦続きなら打高にもなりますよね。


過密日程の結果、
どう体力を温存するかにも
気を配る必要が出たわけで。
選手層が厚くないチームはどこかを犠牲にしなければ
ならないでしょう。
全力疾走を控えたり(怠るではなく)。


確かに
元木選手の走らなかった件は
私も記憶があります。
ただし、基本を怠った元木選手が引退しているのに対し、
「種田選手が9人いたら監督はいらん」とまで、
上宮高校の監督言わせた種田選手は
一応現役なわけで。

やはり基本に忠実な事は必要でしょう。
そう信じたいです。


指導者も大変だと思います。
チームを甲子園へという目的がある以上、
天狗になった高校生を
全ての指導者が上宮高校の監督のように指導できるかというと
そうでもないでしょう。


なんでこうなってしまったのか?
原因ははっきりしてます。

最近、桑田投手に高校時代彼女が!
みたいな記事がありましたが、
高校生に彼女がいるのなんて普通じゃないですか。

そんなのマスゴミが勝手に
桑田投手のイメージを固定しているから
そういう記事になるのであって。

つまり、
マスゴミ自体が
高校野球はこうあるべきみたいなイメージを
勝手に作っておきながら、
それに沿ってないのは悪だと叩き、
ネタ集めの為に無理をした結果が、
高校野球のある意味
悲惨なというか憂うべき現状であるわけで。

つまり、原因はマスゴミにあると。

それに踊らされてる高野連も
そろそろ真剣に考えないと
良い選手になる可能性のある高校生を
潰しかねないと思うんですがね。
現実的には潰しているでしょうけどね。


日本人メジャーリーガーがいなくなったなんてニュースを
野球脳の私はこの先聞きたくないんですがね。

posted by ken |18:24 | 高校野球 | トラックバック(0)
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