2008年07月04日

三崎VS秋山戦の総括

始めまして。戦極非公式ファンサイト管理人「むむむ」と申します。サイトのHIT数が余りに伸びない(!)のでこちらのBLOGに手を出してみました。よろしければファンサイトも覗いてみてください。 m(_ _)m

さて第一回目から戦極とは少し話がそれますが、「やれんのか!」の三崎選手VS秋山選手の総括を試みようと思います。(以下、敬称略)

・・・・

ドキュメンタリー・やれんのか!で佐藤大輔氏は戦いの前の秋山にこう尋ねている。

佐藤「負けて人気が出るということを理解できますか?」
秋山「いや、わからないですね」

そして秋山は三崎に敗れた。左フックで鼻っ柱をブチ折られ、反則気味のサッカーボールキックを見舞われ、2万人(PPVを併せるとその何倍か)という大衆の眼前で説教を受させられた。まさに憤死に値する屈辱。だが多くの(日本)人は自業自得と思っただろう。また、そのうちの何割かはこれで秋山の禊(みそぎ)は済んだ、とも思っただろう。

だが事態は好転しなかった。

まず、三崎が年明け早々に戦極への参戦を表明。これに対して韓国での秋山VS三崎・第二戦を目論んでいたFEG谷川プロデューサーが激怒。「三崎選手にはモラルがない」と非難する。そして秋山陣営からやれんのか!実行委員会に判定に対する抗議文が提出され、一月下旬ついに判定が覆り、三崎VS秋山戦は無効試合となる。

「誰が悪いのか?」という問いはここでは意味を成さない。なぜなら、三崎本人・秋山本人・その両陣営・やれんのか!実行委員会・FEG・戦極・その他もろもろの人々のそれぞれの都合でこうなったからだ。ただ、その都合の中に「ファンの声」は決して入っていなかった。

そして戦極・DREAMの両イベントが立ち上がり、今に至る。現状ではDREAMのほうがずいぶん優勢だ。だが三崎・秋山の二人だけを比べてみたらどうだろう?

三崎は秋山戦後、すでに二試合行い共に勝利。着実にキャリアを重ねている。九月にはアメリカの格闘技イベント Strike Force に出場する予定と噂されている。(余談だが三崎には支援者が多い。三崎のその真っ直ぐな生き方に共感するからだろう。かく言う私も三崎の試合を見れば見るほどファンになってゆく。)

一方、秋山は三崎戦で負った怪我のせいで半年間試合が出来なかった。だが私生活は充実しているようで韓国のTV・CMに引っ張りだこらしい。何故、秋山が韓国で人気者なのか?それは当然三崎に「負けた」から、それもただ負けただけでなく恐ろしいほどの屈辱を試合のラストと試合後に受けたからである。

韓国の人々・マスコミは良い意味でも悪い意味でも日本との比較に敏感だ。イチローの向こう30年発言を思い出して欲しい。あれは別に韓国に対しての発言ではなかったのだが、韓国国内では猛烈なイチローパッシングが起こった。三崎の秋山に対しての「日本人は強いんです!」という、いつもの決め台詞はそれを上回る。裏を返せば「韓国人は弱いんです!」となるからだ。これに韓国の人達が反応しないわけが無い。

・・・だがそれゆえに秋山に対しては多くの人が同情し、向こうでは愛されるべきキャラクターになっているようだ。多くの人に「愛される」。こんなことが秋山の人生にこれまであったのだろうか。もちろん私にそんなことがわかるはずも無い。だがもし私が秋山に会う機会があれば(そんな機会などあろうはずも無いが)やはり再びこの質問をぶつけてみたい。

「負けて人気が出るということを理解できますか?」

彼はなんと答えるだろう?


さて来るべき未来、きっとこの二人の戦士は再び会いまみえるだろう。その際に勝つのはどちらか?キャリアを重ね続ける三崎か?ついに愛されることを知った秋山か?願わくばそのリングは公平なリングであって欲しいものだ。

・・・・

  • 共通ジャンル:

posted by むむむ |18:59 | コメント(51) | トラックバック(0)
このエントリをlivedoorクリップに登録 このエントリをはてなブックマークに登録 newsing it! このエントリを Buzzurl に追加