2009年05月30日
戦極の行く末
お久しぶりです。戦極@非公式ファンサイト管理人むむむです。 先日のDREAM9は久々の高視聴率だったみたいですね。ハルクトーナメントには異論が多々あったようですが、結局世間の耳目を集めるイロモノは「必要悪」であることが証明されました。しかし、その一方で川尻-カルバンのようなトップファイター同士の対決もきちんと組まれています。今回の結果を受け、DREAMは今後色モノと実力の両輪でイベントを廻していくのだと思います。 私はこういう運営方法に対し批判する気は特にありません。何故なら今までのメジャーなイベントは多かれ少なかれ同じことをやってきたからです。PRIDEだって金子賢が上がったし、K-1だって一時期モンスター路線に走っていました。そしてDREAMはハルクトーナメント。こうやって世間にイベントを浸透させ、知名度が上がったところで徐々に実力主義にシフトして行くというパターンでしょう。非常に伝統的です。 ところでDREAMファン=PRIDEファンのルーツは何なのでしょう?なぜPRIDEはあそこまで盛り上がったのでしょうか? 今振り返れば、プライドには非常に多種多様なファン層が入り混じっていました。それはプロレスファンは元より、K-1や修斗と言った他のイベント・競技のファンから、空手・キック・柔道・柔術・ボクシング・レスリングといった様々な武術・武道のファン、試合だけでなく演出や煽りVTRに魅了された、いわゆる佐藤大輔ファン(?)等々。そういったファン層の広がりと混じり合いが、あそこまでの爆発力を生んだのだと思います。DREAMはそれと同じ所を目指しています。今はまだ元PRIDEファンの心を繋ぎ留めるのに精一杯のようですが、ファン層もいずれは拡大していくのではないのでしょうか。 一方、戦極は?戦極は何処を目指しているのでしょう。 国保広報のインタビューや戦極の一連の動きから察するに、戦極は総合格闘技の「競技化」、最終的には「オリンピック種目化」を目指しているようです。「競技?修斗でいいじゃん。」「オリンピック?冗談でしょ。」・・・・でも彼らは、おそらく本気です。 戦極は全くゼロから始まったイベントです。当初PRIDEの継承を標榜していましたが、第二陣・第三陣でメッキが剥げ、格闘技ファンから嵐のような非難を受けました。その辺はスポナビ戦極スタッフBLOGの当時のコメント欄を見ればよく分かります。(2008年5月頃です) そして脱PRIDEを図った第四陣。ファンの声を受け止め、極力不純物を廃したあの大会から少しずつ上昇気流に乗って行きます。そして現在、戦極は普通に総合格闘技を楽しめるイベントになりました。たった一年でここまで成長したのは、凄いと言えば凄いです。でもそれだけと言えばそれだけです。戦極を楽しんでいるのは総合格闘技ファンだけ。一歩街に出れば戦極なんて誰も知りません。 そこでどうするのか。これまでの伝統よろしくイロモノを入れてアピールするのか。ここに戦極の目指す「競技化」引いては「オリンピック種目化」という話が交錯します。つまり総合格闘技が完全な競技になりオリンピック種目化されれば、世間の注目度も上がりイロモノも芸能人も洗脳的な煽りVTRも全部不要になる。皆が本当に純粋に総合格闘技の試合を楽しむことができる。子供からお年寄りまで、あらゆる世代が総合格闘技を語るようになる。格闘家達はアスリートとして敬意を払われる。そうなるためにはイロモノには手は出せない。どんなに知名度が低くどんなに経済的に苦しくても。 戦極は実はそんな途方もなく遠大な夢と意思を持っているのではないか、と私は勝手に考えています。 果たしてそんな夢が本当に実現するのでしょうか。それは二年や三年でどうにかなるという話ではなく十年・二十年それ以上という長い長い年月が必要なはずです。しかも、それだけの時間と労力を掛けてでさえ成功するかどうか全く分からない。まさに風車に挑むドンキホーテ! しかし過去を振り返れば、初めから皆に認知されていた競技など存在しないことがわかります。あらゆる競技には長い歴史があり、それを以って今に存在している。その過程でイロモノが歴史の必然であるならば、競技化という意思を持った団体の出現も歴史の流れに沿ったものではないでしょうか。 そういう訳で私はクソ真面目に続くであろう戦極を応援し、その未来を見届けるつもりです。今の戦極は薄ら寒い暗闇に少しずつ光が差してくる、そう、夜明け前の状況です。まだ太陽は昇っていない。しかしもう日の出は始まっている。じっとじっと我慢してその光が全身に降りかかる日を待っていようと思います。 追伸: 恥ずかしながら、管理人は第九陣にして初めて戦極を生観戦します。チケットが今日から六日間限定で安く買えるみたいなんで。格闘技の生観戦は「やれんのか!」以来です。九州から行くのでいろいろ大変ですが、思い切り楽しむつもりです!
posted by 戦極@非公式ファンサイト管理人むむむ |11:26 |
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戦極の行く末
コメント投稿者ID :
競技化をめざすのであれば底辺の拡大こそが最重要課題になりますね。
アマチュア競技としてMMAを普及させてそこからプロテストを実施してライセンス所有者のみ戦極にでれるというしくみをつくらなければなりませんね。
理想としては、柔道のように学校の部活としてMMA部が普通にできればいいのですが。
posted by ももも | 2009-05-30 14:35
戦極の行く末
コメント投稿者ID :
PRIDEファン=DREAMファンではないので、
そこだけはお間違いなく。
posted by ジジ | 2009-05-30 19:39
Re:戦極の行く末
コメント投稿者ID :
>ジジさん
じゃあ何故ダイナマイトでK-1ファイターがあんなにブーイングを受けたんですか?
日本人ファイターの武蔵にも。
あとDREAMでは武士道勢などのPRIDEを主戦場にしていたファイターばかりが支持されていること等。
まぁ元PRIDEのファンは、PRIDE勢だけじゃなく実力のある選手なんかはしっかり認めたりするところは素晴らしいと思うけど。
posted by obuchigod | 2009-05-31 04:41
戦極の行く末
コメント投稿者ID :
>PRIDEファン=DREAMファンではないので、
>そこだけはお間違いなく。
私も、そう思います。
管理人さんも自ら述べているように、PRIDEは多種多様なファンが居たわけです。そのファンがDREAMファンと言う根拠が、どこに有るのですか?
昨年末のダイナマイトは、主催者のK1vsDREAMという煽りで成立させられたイベントです。会場には、それを楽しむ為に来た方が多数だったという事です。
つまり
「DREAMファンでK1の選手が負ける事を望んだ人たち」
がブーイングをした
で、説明が付きますよね。
私も、過去のPRIDEファンであり、過去~現在のK1ファンであり、勿論DREAMや戦極のファンですが、ブーイングしたファンを擁護したくはありませんが、どんなスポーツだって、贔屓のライバルチームを褒める人なんて、あまり居ないのですから、何時までもあのブーイングに対して、問題意識を持つのはどうなんでしょう。
posted by MI | 2009-05-31 05:56
戦極の行く末
コメント投稿者ID :
>もももさん
おっしゃる通りだと思います。プロテスト→ライセンス発行という流れを踏めば、選手の(人間性を含めた)適正が見れますし、社会に対して「ちゃんとやってますよ」というアピールもできます。
MMAの授業ってアメリカで一部の高校がやってるんですっけ?今ふと考えたのですが、そういう風になれば引退した選手の再就職先も増えるだろうなぁ。
>ジジさん
そうですね。全くの“=”ではないですね。失礼しました。
>obuchigodさん
団体主義にはあまり意味が無いと思います。選手達はは一歩リングを降りれば、皆仲良く一緒に練習してます。K-1・PRIDEというのであれば、ヒョードルがミルコと戦う時ホーストに教えを請いに行ったとか。日本ではNTT(日本トップチーム)で錚々たるメンバーが一緒に練習してますよ。
>MIさん
演出を演出として楽しむのは全然構わないけど、それが必ずしも真実とは限らない、ということですよね。
posted by 管理人@むむむ | 2009-05-31 11:39
戦極の行く末
コメント投稿者ID :
未だ、未開の地だからこそ、戦極には色んな意味で期待が持てます。何かこれからどえらい事を成す気がしています。私も第九陣の特典付きのRRS席を早々と購入致しました。私もプライド2から生観戦するほどの大のプライドフアンでした!
posted by 義に殉ずるものは救われる! | 2009-06-01 03:28
戦極の行く末
コメント投稿者ID :
>義に殉ずるものは救われる! さん
プライド2からとは凄いですね!
戦極は若い育成選手にお金を出したりと、ずいぶん遠回りなことをやってます。隅々まで根を張って、その上にちょっとやそっとでは揺るがない大木を打ち立てたいんだと思います。
将来的にどうなるかは良い意味でも悪い意味でもまだまだ予想が付かないです。でもイベントは普通に面白いので、どうか良い方に転がっていってほしいです。
posted by 管理人@むむむ | 2009-06-01 14:13
戦極の行く末
コメント投稿者ID :
はじめまして。
公式からきましたbanbanbanです。
自分も8月会場観戦します。
追加カードが楽しみですね。
posted by banbanban | 2009-06-08 23:10
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