2009年12月19日

【サッカー】 クラブの身の丈経営とは

クラブの身の丈経営を一言でいうならば、ゴーイングコンサーンを前提としたクラブ経営だと思う
ゴーイングコンサーンとは会計用語で、企業経営は永遠に続くものとして会計処理されるという会計の前提のこと

クラブだってそうではないだろうか
「何よりもまずクラブが一番大切だ なぜなら選手や監督やサポーターは移り変わるものだが、クラブは何百年でもそこにあるものだから」
よく言われる話だがまさにゴーイングコンサーンを前提としたクラブ経営の真髄を語っていると思う

できるだけ早い成功を望むのは当然としても、クラブ経営を一夜の夢で終わらせたら意味がないのだ


先日ファジアーノ岡山の木村社長のインタビューを読んだのだが、そこで社長さんはこんなことを言っていた

クラブ経営は小手先の成功ではなく、続けて行くことに意味があります。僕が死んでもずっと残り続けてほしい。だから、選手やスタッフには「今は苦しいけれど、いつか立派なクラブハウスができて、その壁に自分たちの写真が飾られている。それを自分の子どもや孫たちが見て、『これは僕のおじいちゃんなんだよ』と自慢している。そんな未来を夢見て頑張ろう」と話しています。

http://www.dreamgate.gr.jp/feature/inteview/bestlife/77/sp05.html

なんて素晴らしい経営者なんだろう

溝畑社長と木村社長 
同じようなカリスマ経営者でありながら、本当の意味で自分のクラブを大切にし、将来への視野があり、身の丈経営を理解しているのはどちらだろうか


【追記】

何度もしつこく書いているが、やはり私はJリーグ自体が危機的な状況を迎えないためにも大分トリニータへの無茶な融資には反対する

・今の状況ですら再建計画の中でLED広告導入というさらなる設備投資でもって借金を返そうという拡大戦略
・同時に同じ計画の中でチーム運営費をJ2平均を超える11億で出してしまう経費節減意識の低さ

大分FCは溝畑社長の頃と何も変わってないじゃないか

25日に大分は2億円必要とのことだがそれをJリーグが肩代わりして1ヶ月ジャンプさせたところでどうなるというのだろう
来月末にはまた数億円の資金が必要になると言われているのに・・

ここが潮時だと思う

posted by thegreatestsports |18:39 | サッカー | コメント(7) | トラックバック(0)
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2009年12月18日

【サッカー】 大分トリニータが捨てるべきもの、残すべきもの

■大分トリニータが捨てるべきもの

・そのうちどうにかなるだろうという悪い意味でのポジティブシンキング
・借金はあるけど商品(選手)は売りたくないというよく分からない希望
・昔は良かったのにという夢見がちな郷愁
・前社長のデタラメな経営手腕を評価する大勘違い
・今の状況で前監督を呼び戻そうと署名を始める方向音痴
・LED広告を導入すればスポンサー収入が1.3倍になるというお花畑思考
・Jリーグの介入は間違っているという意味不明な被害者意識
・ダークなスポンサーを含めた旧経営陣人脈

■大分トリニータが残すべきもの

・選手育成スキーム
・サポーターの応援

現在の大分トリニータは選手をどんどん売るしかない状況であり、サポーターにとって痛みの伴う選択であることは間違いない
ただそういった大分が抱える有形の資産を売ることは今の状況では当たり前のことと納得すべきだろう

本当に大分が売ってはならないもの
それは大分の選手育成スキームだと思う

梅崎や金崎、西川など日本を代表するような選手を毎年のように自クラブで育て上げられるクラブは私自身は大分と広島と鹿島しか知らない
そういった人を見る目や育成のノウハウさえ残しておけばまた選手は育つはず
(よってそこに深く関わったスカウトやコーチ陣は残すように最大限努力すべき)
そしてそういった選手が上を目指す時には移籍金を残していってくれる
そういう循環を作る未来が見えるなら大分を存続させる意味もあると思う

冗談のような再建計画は当然のごとくJリーグに拒否されたようだが、まだ諦めていないのならば、育成クラブとして出なおす決意が溢れるような真面目な再建計画を練って欲しいものだ
J1にできるだけ早く戻りたいとかそういう話ではなく


まあ人材がいないとはいえ、経営責任を問われたはずの前副社長が2,3日で新監督に迎えられてしまうあたり、経営能力の無い旧経営陣人脈がはびこってるのは間違いないのでそう簡単にJリーグがさらなるお金を貸すべきではないでしょう

本当は3億5千万円も貸すべきでは無かったと思うが、totoの運営など付随する問題が大きすぎてどうしようもなかったのかもしれない

デタラメすぎる経営を続け、今に至ってもまだその体質を変えられないクラブが消滅するのはある意味当然であって、このまま大分トリニータが解散という事態になったとしても私はJリーグの判断を支持します

posted by thegreatestsports |11:34 | サッカー | コメント(1) | トラックバック(0)
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