2007年12月06日
鹿島 - 清水、茨城県立カシマサッカースタジアム
場内ではそれまで他会場の経過は一切流されていなかった。試合終了の笛が吹かれた瞬間、オリベイラ監督が両手両足振り回しながら、ジョホールバルの岡ちゃんよりもすごいスピードでピッチ中を狂ったように走り始めた。俺達はそれで優勝を悟り、まわりじゅうのサポーターみんなと知らない同士抱き合っておいおい泣いた。 だがジャンボビジョンに新横浜の模様が映し出されると、むこうの試合はまだ終わっていなかった。後半48分。引き分けどころか浦和が負けている。だから監督はフライングしたのか。現地の友人から「1てん とった!」っていうメールをもらって、嬉しい驚きと予感を胸にしまってはいたけれど、いよいよそのまま横浜FCが逃げ切ろうとしている。一体何があったんだ。憔悴する阿部、啓太の表情が大きく映る。 日産スタジアムの試合終了の笛が、スピーカーを通じてカシマスタジアムでも鳴り響いた。スタンドで俺達は絶叫して、またみんなで抱き合って、またおいおい涙を流した。何度でも泣ける。なにしろ嬉し涙には5年分の在庫があった。浦和やガンバやジェフの初優勝までに較べれば短い時間だろうが、それでも俺には充分長かったことに、自分の涙を通して気がついた。 これまで10冠中7冠の瞬間を生で観たが、間違いなく今までで一番素晴らしい優勝だ。10年前のような盤石ではない陣容、まだまだ未熟な選手たちが、老練で温情派で情熱的な監督の手によって少しずつどん底の状態から磨き上げられて、集中力とパワーと強靭な闘志を身に付け、気がついたらついにトップに返り咲いた。すぐ天皇杯があるけれど、今週いっぱいはそれは置いといて毎日酒盛りしよう。ふわふわ祝わせてくれ。 ☆☆☆☆☆☆☆☆☆ ☆
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posted by tezziano |04:50 |
サッカー |
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