2009年05月27日

DREAM9感想 DREAMが突き抜ける為に何ができるのか

DREAM9を観戦してきました。

今回はハルクトーナメントの事で叩かれた部分もありますが、
会場は盛り上がっていました。

第一試合のミノワマンの劇勝で火が付き、
ムサシの強さに改めて感動し、フェザー級グランプリを堪能する。

所英男なんて、本当に後がない試合で誰もが納得する内容で勝ったのだから、
やっぱり何か持ってると思わせました。

山本KIDの敗戦も、ジョー・ウォーレンの株を上げはしても、
復帰戦を考慮すれば、KIDの商品価値を落としてはいません。

イベントとしては成功だったと思います。
これでメインのミドル級タイトルマッチがノーコンテストにならなければ大成功と言えたのでしょうが。


ただ、今回のハルクトーナメントは「一般層」に見るきっかけを与え、
本物のMMAを見てもらう事が目的だったはず。
もちろん瞬間的な視聴率対策もあったとは思いますが、
次に繋げるための重要な戦略だったはずです。

ところが地上波で放送されたラインナップを見ると、
まるで目的が見えないと言いますか・・・

ムサシ×ハントなんかは、大晦日の武蔵×ムサシがあったのだから
煽って放送すれば「あー、あの大晦日のムサシか」となるはずです。
そこでムサシの強さや魅力も伝われば今後に繋がるのに・・・

高谷×前田なんかも、むしろ地上波向けの好カードだし、
キャラもハッキリしてる2人ですから、結果を見ても一般層に伝わる試合でした。

DREAM側とTBS側が、本当に意思疎通が出来ているのか疑問に思ってしまいます。
笹原さんが「ハルクは自信を持って用意した」と言いながらも、
ハルク終了後にオープニングVTRを流したのを見ると「ここからが本当のDREAM」との意思を感じますし。

TBSの放送は「点と点を繋いで線にする」と言うドラマ性を無視しています。
スポンサーとの兼ね合いや視聴率と戦っているのは理解できますが、
「格闘技を広めたい」という格闘技愛が足りないのでしょう。
プロレス的だと非難する人もいますが、他のスポーツも含めてドラマ性があって思い入れがある方が面白いのは当然です。

せっかく視聴率王の内藤大助の力を借りたり、ハルクトーナメントを企画したのだから、
その点を次の点へと繋げる努力をしてほしかった。

TBSに問いたい。
次回は内藤大助はいないんですよ?
今回の放送で次に繋がる自信はありますか?

会場の熱をどうしたらテレビで伝えられるのか?
この部分は格闘技に関わらず重要ではないでしょうか。


選手は良い試合を見せてくれました。
DREAM主催者も良いカードを提供する努力をしています。

次回DREAM10では、

青木真也×ビトー・シャオリン・ヒベイロ
メルビン・マヌーフ×パウロ・フィリオ
菊野克紀×アンドレ・ジダ

と出し惜しみの無いカードを発表。
ここでメイヘム・ミラー×ジャカレイの再戦が組まれるかもしれません。

DREAM主役の1人青木真也に、天敵とも言える柔術王シャオリン、
PRIDE時代は最強との声もあったパウロ・フィリオに、破壊力抜群のマヌーフ、
今後のライト級を背負う可能性もある菊野に、殴り合い得意のジダ。

どれも予想が難しい、だからこそファンが見たいカード。


DREAMはあともう一歩のところまで来ています。

ここを突き抜ける為に何ができるのか?
それとも突き抜けられずに消えて行くのか?

内藤や魔裟斗の力を借りれるのは今だけです。
その先に何があるのかを考えて行くべきだと思います。

↓ ↓ ↓
DREAM9 試合 煽り 動画


posted by teru |19:14 | 格闘技 | コメント(15) |
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2009年05月15日

石田光洋の敗因 DREAMの重圧と廣田の圧力

少し時間が経ちましたが修斗伝承で行われた石田×廣田の試合について。
修斗がDREAM×戦極の対決と煽ったことで、必要以上に選手にプレッシャーを掛けた形になりましたね。

戦前の評価としては、既に修斗で環太平洋王者になり海外でも実績のある石田有利。
メレンデスにも勝利しているのだから当然と言えば当然です。

対する廣田は戦極で実績を積んだとは言え、
北岡や五味に比べれば1枚落ちると思われていました。
だからこそ、石田に勝てば北岡への挑戦権が近づく試合だったわけです。

試合は1R1分33秒KOで廣田の勝利でしたが、この結果ほどの実力差があったわけではないでしょう。
廣田の言葉を借りれば「格上に挑戦する」気持ちで挑んだことで、
思い切った試合ができたのが勝因か。

逆に石田は前日の会見でも、DREAMを背負うのか?の質問に対して
「ノーコメントで」と必要以上に意識してしまったようです。

あと気になったのが、短い試合時間の中で石田が後ろを気にする素振りを数回見せたのですが、
DREAMと比べて修斗のリングが狭いのでしょうか?
会場で見た感じでは、やや狭く感じましたが・・・
知ってる方は教えてください。

廣田のプレッシャーが厳しくてロープを背負ったのもあるでしょうが、
動き回って距離を作りタックル、と言うのが石田の持ち味ですから
仮にDREAMと比べてリングが狭いのなら、その影響もあったのかと。

序盤にローが思いのほか当っていたので、
それで打撃中心で組み立てようとした可能性もあるでしょう。

石田の負けパターンとも言えますね。
所英男が打撃が序盤に当ると、そのままの流れで打撃戦を挑みやられるのと似てる気がします。
得意のタックルは世界でもトップクラスですから、
もっと自信を持って挑めれば、まだまだ勝ち上がれる選手だと思います。

廣田はこれで一皮剥けた感じがしますね。
北岡との対戦が決まれば、横田よりは面白い勝負になりそうです。
欲を言えば石田のタックルを体験したうえでKOしていれば、
対北岡でも自信を持って挑めたのでしょうが。
↓ ↓ ↓
石田光洋 廣田瑞人 動画 修斗

posted by teru |09:09 | 格闘技 | コメント(3) |
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2009年05月11日

修斗伝承ファイナル 五味隆典の完全復活は間近!

修斗伝承ファイナルを観戦してきました。

まず、率直に「行って良かった」と思います。

佐藤ルミナの最後と思われる(?)タイトル挑戦、五味隆典の修斗凱旋、
石田×廣田のDREAM・戦極の代理戦争、女子格のリアル秒殺女王フジメグ、
ウェルター級環太平洋王者×南米王者の激突・・・

さらに記念大会と言う事で、歴代修斗王者や出身選手がリング上に並ぶ光景は圧巻。

川口健次、坂本一弘、桜田直樹、中井祐樹、エンセン井上、マモル、大石真丈、松根良太、川尻達也、BJ、山下志功、青木真也、外薗晶敏、田村彰敏、門脇秀樹、上田将勝、中村K太郎、桜井“マッハ”速人、宇野薫、MIKU、郷野聡寛、菊田早苗、佐々木有生、タクミ、三島☆ド根性ノ助、中尾受太郎、帯谷信弘、和田拓也、竹内出、中西裕一、桜井隆多、山本“KID”徳郁、日沖発、藤井恵・・・

この人たちが同時に集まるのを見て、改めて修斗の功績、歴史を感じますよね。

ただ、初代シューター川口さんも言ってましたが、
残念なのは創設者佐山サトルがそこにいないことでしょうか。
「よんどころの無い用事」で欠席と言われていたので、招待はしたのでしょうが、この場に佐山さんがいたらそれだけで空気が変っていたのかな。


さて、大会の方は好カードが目白押しでしたが、
試合内容の方も良かったのでは。

五味の復活は、間違いなく中蔵の男の意地、王者の意地によるところが大きかったと思います。
五味の土俵で勝負をして、最後は激しく散りましたが、存在感・修斗王者の実力は伝わった気がしました。

序盤は中蔵が上手く牽制しながらジャブを当てて行きます。
対する五味は右のジャブは当る物の、左はほとんどが空を切りやや中蔵が支配している印象。

その後も中蔵が良い距離感で慎重にコツコツ当てていく。
しかし五味は上体を前傾させながら、時折左から右、右から左へとスイッチして少しずつ自分の距離感に。

序盤から効果的にボディーを打っていた五味だが、
最後も強烈なボディーでガードが下がったところを見逃さずワン・ツー・スリーと的確に打ち込んでダウンを奪うと一気のパウンドで勝負アリ。


改めて五味のボクシングテクニックの上手さ、勝負どころを見逃さない勝負勘に感動しました。
気持ちも強く、PRIDE時代の五味を彷彿とさせましたよね。
グランドに関してはどの程度戻っているか分かりませんが、
気持ちの部分は復活と言って良いでしょう。

それに会場の爆発的な盛り上がりが、「まだ時代は五味を求めてる」証拠だと思います。

年齢的にも衰えるのはまだ早い。
メンタルが前向きになれば、間違いなくトップの1人のはずです。

これで完全復活とは言い切れませんが、現役王者に勝ったのですから間違いなくきっかけになるでしょう。
試合後にブログがアップされ「やれるだけ頑張るよ!」との前向きなコメント。

1月4日に北岡に負けた後は本気で引退も考えたかもしれませんが、
気持ちがモロに反映される五味ですから、これからもう一度巻き返してくれるのではないでしょうか。

フリー宣言もしてるので、K-1での魔裟斗戦、戦極で北岡にリベンジ、
はたまたまさかのDREAM参戦など、いろんな可能性が出てきました。
とは言っても本命はBJペンのいるUFCか?
↓ ↓ ↓
修斗伝承 試合動画

その他の試合の感想は後日に書きます。





posted by teru |20:09 | 格闘技 | コメント(3) |
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2009年05月06日

戦極で光った日沖発は65キロなら日本最強?!

戦極第八陣~フェザー級トーナメントは面白かったですね。
優勝候補、日沖発の強さはもちろんですが、それ以外の選手もここに来て成長が見えます。

特に小見川なんて、今までと別人のようです。
一気に2ランクくらいレベルアップしたように感じますね。
柔道出身者の試合はしょっぱいと言われてますが、小見川はトータルで強くなってるから面白いです。
組んだ時の強さはもちろんですが、頭を振って相手に的を絞らせない構え、
そこから思い切り踏みこめる精神力が備わりました。
戦極参戦で自信になったのでしょう。
日沖に勝てるとは言いませんが、良い勝負になるんじゃないですか?

日沖発に関しては、65キロなら日本人でトップかもしれませんね。
山本KIDや今成にも負ける姿が想像付きません。
これだけトータルバランスに優れたファイターは、日本人ではそんなにいませんから。
もちろん63キロなら動きも変ってくるかもしれませんが・・・
将来的にDREAM勢との対戦も見たいですよね。
↓ ↓ ↓
戦極 第八陣 動画


あとは反則負けになりましたが、戦極育成選手の真騎士も良いですね。
彼も将来的に楽しみな選手、若手を育成する姿勢は素晴しいと思います。

posted by teru |15:15 | 格闘技 | コメント(26) |
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