2009年01月26日
今回のAfflictionは、前回よりも見応えがあったように感じました。
観客の声援もブーイングも多く聞こえたし、大会を通しても良かったかな。
■ヒョードル×アルロフスキー
元PRIDE王者で現在世界最強ヒョードルに、元UFC王者が挑む注目のカード。
予想通りにボクシングで攻めるアルロフスキーに対し、
いつも通り先に飛び込むヒョードル。
しかし、ボクシング技術で上回るアルロフがジャブとローキックを当てていく。
組み付いてもテイクダウンを堪えて、得意のスタンディングで勝負。
ここで、急に下がり始めたヒョードル。
圧力負け?とも思えたがそうではなかった。
恐らく、自分から仕掛けても分が悪いと判断して、カウンター狙いに切り替えたようだ。
これを「チャンス」と捉えたアルロフが飛びヒザに行ったところを、
ヒョードルが見事なまでのカウンター1発でKO勝ち。
偶然ではない、見た目以上に実力差があったように思う。
実際にヒョードルはヒザに対して左手でガードしながらロシアンフックを放ったように見える。
仮にここで決められなかったとしても、別な方法を実行していくだけ。
打撃で勝機を見出すしかなかったアルロフと、いくらでも方法があったヒョードルの差は大きいだろう。
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アフリクション ヒョードル×アルロフスキー 動画
■ジョシュ・バーネット×ギルバート・アイブル
ここで勝てばヒョードル戦に王手が掛かるジョシュの相手は、豪快な打撃を得意とするアイブル。
予想通り、実力差があった2人。
アイブルの打撃をかいくぐり、テイクダウンに成功するジョシュ。
再三マウントポジションを奪うが、極めきれないジョシュにはブーイング。
前回アメリカのファンの評価を下げたジョシュだけに、
パウンドで豪快にKOしようと意識しすぎたのか?
サブミッション狙いなら、もっと早く試合を極めただろうが、
ジョシュのプロ意識が邪魔したように見えた。
3度目の正直でマウントを奪ったところで、パウンド乱打で終えたが
ジョシュは不満げな表情。
当然、ヒョードルを意識して観客も納得させる勝ち方をしたかったのだろう。
今日の試合を見ると、対ヒョードルに関してはかなり分が悪いとは思うが、
それでも候補一番手ではないかと思います。
体重が重くてテクニカルな選手は世界的にも珍しい。
ヒョードルが、こういった相手をどう攻略するのか見てみたいです。
かつてのノゲイラ戦のような名勝負になるかもしれないですね。
ちなみにジョシュのバックボーンがプロレスになっていたのは少し嬉しかったです。
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アフリクション ジョシュ・バーネット×ギルバート・アイブル 動画
ソクジュ、ホジェリオ・ノゲイラ、ベウフォートなども出場しました。
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その他アフリクション 動画
posted by teru |05:22 |
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2009年01月22日
DREAM7フェザー級GP開幕戦が正式発表されました。
ここで問題になってくるのは、フェザー級の主役である山本KID。
先日のニュースでは、ケガの影響で3月には間に合わないとの事でした。
笹原さんのコメントを読む限りでは、3月と4月に1回戦を分ける事で、
KID参戦を可能にしようと試行錯誤している状況が伺えます。
昨年は1試合もしていないとは言え、一般知名度は抜群のKIDを主役にするのは規定路線。
所英男も知名度はあっても、戦績からも主役を任せるまでには・・・
2008年はライト級を中心に、世界トップクラスの試合も数多く提供しましたが、
思ったように視聴率に表れませんでした。
TBSからのプレッシャーもあるでしょうから、
他選手やファンから批判が出ても、KID出場を優先せざるを得ません。
昨年の宇野薫よりは、元HEROS王者でもあるのですから良いとは思います。
また、KIDが出ることで今成など脇役にもスポットライトが当ることにもなります。
GPで結果を出せなくても、やはりKID出場による効果は絶大でしょう。
青木のように、今成が世界に注目されるきっかけになるかもしれませんね。
本来は一般層にアピールしやすいヘビー級を充実させたいところですが、
主役にしたいミルコはヒザの手術をしたばかり。
実質ミルコに勝利して、大晦日はバダ・ハリKOで認知度を上げたアリスター、
K-1絶対王者シュルトはUFC93にてダナと会談。
今後のFEGの出方によっては揃ってUFC移籍も現実味を帯びてきました。
違約金を支払うか、UFCファイターとのトレードの噂まであります。
最近のUFCは、元PRIDEファイターを積極的に参戦させています。
UFC93でもダン・ヘンダーソン、ショーグン、コールマン、デニス・カーンと、
将来的な日本進出を意識したようなカードも多いですよね。
良い意味で交流したり、提携したりするのは良いと思いますが、
潰しあいでは厳しいのも事実。
アリスター・シュルトを貸して、代わりにBJペン・GSPなど王者クラスが
参戦できたら非常に嬉しいんですけど。
戦極とDREAMの協力体制、UFCと日本の協力体制が出来れば、
本当の夢のカードが実現するかもしれません。
戦極とDREAMの合併を望む石井館長がイニシアチブを取ったら、何か状況が変る気もしますが。
今後もいろいろと大変そうです・・・
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UFC93 動画 ダン・ヘンダーソン、ショーグン、デニス・カーンなど
posted by teru |21:20 |
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2009年01月21日
先日行われたUFC93をテレビ観戦しました。
今大会は、メインのダン・ヘンダーソン、ショーグン×コールマン、
デニス・カーンなど元PRIDEで活躍した選手が目立ちました。
柔道金メダリストの石井獲得に動くUFCですが、
今年秋にも実現か?と言われる日本大会を意識した可能性もありますね。
特にショーグン×コールマンは、生き残りを掛けた試合でしたが、
考えようによっては、どちらかは残るようにとの意思も感じます。
ダン・ヘンダーソンは、実力が均衡した相手に競り勝つのはお手の物。
内容は互角に見えましたが、要所を締めて面白い試合だったと思います。
PRIDE2階級王者は伊達じゃありません。
ただ、今後はどの階級で戦っていくのか?
UFCで王者を目指すとしたら、ミドルはアンデウソンがいるし、
ライトヘビーでもパワー負けしそうですが・・・
ランペイジ、ヴァンダレイと良い試合をしてるのだから
戦えない事は無いでしょうが、トキーニョとの試合を見れば絞った方が良いのかな。
そのトキーニョもジェレミー・ホーン相手に完勝でした。
1Rで拳を骨折して極めきれませんでしたが、ホーンを完璧にコントロールしていました。
極めなかった事で浮き彫りになったのは、トキーニョのポジショニングの上手さ。
解説のTKも言ってましたが、常にホーンの数手先まで読んで何もさせませんでした。
ケガさえなければ、いつでも極めれたのではないでしょうか。
戦うたびに強くなる、BTTの秘密兵器の未来が楽しみです。
残念だったのはデニス・カーン。
ここ最近と変らず、序盤は動きが良いのですが
途中からの集中力に問題がありそう。
秋山戦、ムサシ戦でもそうでしたが、不用意に相手のエリアに入る癖が抜けませんね。
UFCでもトップクラスの実力はあると思うのですが、
一瞬でも隙を見せれば、みんなそこから極める能力を持っています。
これで後が無くなったのですから、次は良い結果を期待たいです。
さらに残念だったのはショーグン。
44歳のコールマンを相手に、最後はKOした物の物足りなさが残りました。
PRIDE時代の因縁から、激しい試合を期待していただけに残念です。
かつてのショーグンは、スピードある打撃と無尽蔵のスタミナを誇る選手でした。
しかし今回はコールマンの失速に付き合うようなグダグダなファイト。
手術からの復帰戦だったので仕方ない面はあると思いますが、
噂されるリデル戦までに調子を戻す事ができるのか?
今後チャンピオンシップに絡むなら、強いショーグンを見せてほしいです。
今のままではリョートに塩漬けにされそう・・・
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PRIDE31 ショーグン×コールマン バックステージのシウバまで
そして石井慧とクートゥアのスパーリングが実現しました。
これを見ると、MMAの動きにも慣れてきたようです。
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石井慧 UFCジムでの練習風景 動画
posted by teru |04:45 |
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2009年01月05日
年末年始、怒涛の格闘技イベントウイークが終わりました。
年末のボクシングから1.4新日本プロレスまで、
全体的に見ても、結果的に面白いイベントばかりで充実していましたね。
大晦日Dynamite!!も開催前は不安ばかりが伝えられましたが
あれだけの試合数がありながら、滑った試合がほとんど無かったのは奇跡に近いかと。
個人的にベストバウトは中村大介×所英男。
勝った中村は強かったですが、相手が所だからこそ名勝負になりました。
自分の周りの格闘技に詳しくない人の間でも、中村を絶賛する人が多数。
FEGも2009年は、中村にチャンスを上げざるを得ないのでは?
タムサクの試合に関しては、自分達のようなUWFから見てきたファンからすると、
試合内容や結果ではなく、2人がリングで対峙している現実を見ただけで満足してしまったと言いますか・・・
実際に会場でも普通の試合とは異質な空気が漂っていました。
歓声が沸くでもなく、ブーイングが飛ぶでもなく静かに2人を見守る感じ。
それだけこの試合に特別な感情を持つ人が多かったと言う事でしょう。
自分はボロボロの桜庭を見て、複雑な思いでした。
PRIDE時代には、実質階級が上の世界トップクラスの選手たちと戦いました。
ファンを熱狂させた代償は大きかったのでしょう。
田村のローキックを受けて立っているのもやっとのサク。
そのまま打撃で仕留めるのは簡単に見えましたが、
敢えてタックルからグランドに移行した田村。
田村の気持ちは誰にも分かりませんが、
あの瞬間にいろんな感情が過ぎったのかもしれませんね。
試合終了の瞬間、「やっと終わった」との思いで呆然としてしまいました。
これでひとつの時代の区切りが付いた気がします。
そして、1.4戦極の乱でも時代の変革を見ました。
吉田秀彦は、昨年から続く不調から脱する事ができずに敗北。
相手こそ若くはない菊田でしたが、吉田の時代が終わりを告げたのは間違いないでしょう。
試合後の会見でも「最後かもしれない」と引退を匂わせましたが、
負けず嫌いの吉田だけに、思うように戦えなければ身を引くこともあると思います。
さらに、メインでは初代ライト級王者を決めるタイトルマッチ。
一時代を築いた五味隆典×北岡悟の一戦。
ここでも残酷な時代の変革を見ました。
PRIDEでライト級を牽引した五味が、同じ日本人に秒殺される姿を見るとは・・・
青木真也とはタイプが違いますが、驚異的な極めの強さで五味に辿り着いた北岡。
北岡が五味の足を狙って行く事は容易に想像できました。
その中でキッチリ極めたのだから、五味は完敗でしょう。
試合後には
「もう一度、ベースとなるトレーニングを半年、1年近くかけてやって、フィジカルを元に戻すことが先ですね。ジムはじめて選手が伸びてくれるのは嬉しいんですけど、トップクラスのトレーニングがやれていたとはいえない部分があったと思うんで。もう一回、トップのトレーニングをやっていこうと思います。」
この五味の発言がすべてでしょう。
ジムを開いてからの2年間、明らかに世界に通用する練習をできていませんでした。
それでも過去の貯金でソコソコの結果は残せるのですが、
世界トップクラスの選手には通用しなかった。
北岡の極めの強さは間違いなく世界クラスです。
桜庭や吉田と違い、年齢的にももう一度トップに返り咲けるはず。
青木真也、北岡悟と2人のグラップラーが引っ張ることになりますが、
そこに五味、川尻のようなストライカーが絡むことで本当の面白さが見えてきます。
もう一度強い気持ちを取り戻し復活する五味に期待したいですね。
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大晦日Dynamite!! 動画
戦極の乱 動画
posted by teru |22:15 |
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