2008年02月11日
阪神タイガースの下柳剛と格闘家の桜庭和志が、キャンプ先の沖縄・宜野座球場で合同トレーニングを行った。
2003年に下柳が阪神に入団するのと同時に始まり、今では毎年の恒例になっている。
互いに同年代として意識して、それが互いの選手寿命にも良い影響を与えていると思う。
40を目前にした2人は、野球、格闘技のジャンルでは、毎年引退と背中合わせ。
普通に考えれば、一線級で戦うには既に無理があるとも言える。
しかしこの2人の凄いところは、昔の名前で選手を続けるのではなく、
今現在もチームに、ファンに必要とされているところだろう。
下柳は2003年以降、二桁勝利を逃したのはたったの一度だけ。
初の最多勝を獲得したのも、2005年のことだ。
ちなみにそれ以前のプロ野球生活11年で、獲得したタイトルは最多登板だけ。
もちろん中継ぎを中心に投げていたのだから一概には比べられないが、
実力が落ちているどころか、成長し続けているようにも見える。
去年の成績が体力的な衰えだとする方もいるが、そうは思わない。
脂の乗った選手だって、パッとしない成績の年もあるだろう。
ましてや下柳は10勝しているのだから。
桜庭は日本総合格闘技の世界では、誰もが認めるパイオニアのひとり。
厳密に言えば、アントニオ猪木に始まり、前田日明や佐山サトル、高田延彦などがいるが、
本当の意味で世間に総合格闘技を認知させたのは桜庭だろう。
そういう意味でのパイオニアだと思っている。
昨年、PRIDEからK-1を主催するFEGの総合格闘技イベントHEROSに移籍。
実力はもちろんだが、ファンを魅了する戦いを続ける事で、
勝敗を超えた戦いを見せてくれる選手だ。
この2人に共通して言えるのは、常にファンの存在を考えていること。
桜庭はPRIDE時代から、入場でもファンを喜ばせようとマスクを被ったりと、常にファンを意識してきた。
下柳はお立ち台を拒否したり、無骨なイメージが定着しているが、
その陰でファンや子供達を大切にするイベントなども行っている。
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桜庭も協力、下柳が行っているイベント
今回の合同練習でも「練習試合も行われる中で、こちらに来てくれたファンに何か」
と言って、急遽下柳、桜庭のサイン会を行ったそうだ。
大晦日のK-1ダイナマイトでも桜庭と下柳が2人で覆面姿で入場、
そのままセコンドに付いたり、互いに切磋琢磨して力を発揮する。
とても素晴しい関係ではないか。
それも根っこにある部分、大切な心の部分で惹かれあってるのだ。
それがファンを大切にしたり、限界を決めずに常にチャレンジしたり、
アスリートとして、男として共通する部分があるのだ。
「45まで現役を続けたい」と言う下柳に対して
桜庭も「僕もそれを目指します」と語る。
今年もまだまだファンは必要だと思っている。
素晴しい活躍を期待したい。
posted by teru |23:39 |
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