2009年10月01日

錦織選手がプロテクティッド・ランキングを取得

ただ今、圭君のマネージャーからメールが入りました。Twitterではもう報告しましたが、Twitterに登録されてない方のために記事にして朗報をお知らせしたいと思います。

圭君のprotected rankingが106位で認められました。

ではこのプロテクティッド・ランキングとは一体どういうものなのでしょうか?

選手が怪我をしたり病気になったりして6ヶ月以上試合に出れない場合に、適用されるエントリー・プロテクションと呼ばれるルールがあります。

選手は怪我/病気が発生してから6ヶ月以内にATPにプロテクティッド・ランキングの陳情書を提出しなければなりません。陳情が認められると、怪我/病気が生じた日から3ヶ月間の順位を平均したランキングがプロテクティッド・ランキングとなり、圭君の場合は106位となります。

ではこの106位のランキングがどれだけ長くプロテクトされるのでしょうか?
(続く)

この106位の順位は、圭君が復帰してから(1)8回のトーナメントに適用される。(2)復帰後9ヶ月間適用される。この二つのケースに分かれます。早くやってきた方が適用されることになります。106位はあくまでもエントリーするときに利用されるランキングで、正式なランキングではありません。正式なランキングはSouth African Airways ATP Rankingsといわれるもので、今週の圭君は169位です。

マネージャー曰く、圭君の回復は順調で年末か年始のカムバックを予定しているそうです。

ともかくこの106位がキープできたことは本当に嬉しいニュースです。102名までが全豪オープンのDA(Direct Acceptance)となりますので、ストレートの本戦エントリーの可能性が高まってきました。現在169位の圭君のランキングはますます下がっていくでしょうし、この106位をもらえなければ、予選から戦っていかなければならずかなりきびしいGSとなるからです。

おめでとう、圭君! 安心してゆっくり治療に励むことができますね!

(追記)
本文を分かりやすいように少し書き直してみました。

テイラー・デントの例をあげてみます。
デントは怪我のために2年間の治療でブランクがありましたが、彼は2009年の全豪オープンにはプロテクティッド・ランキングの56位でエントリーしています。これがないと彼のSouth African Airways ATP Ranking(通常ランキングと呼ばれているもの)は728位でとても予選にも参加する資格はありません。プロテクティッド・ランキングとはトーナメントにエントリーするために使うランキングであって、デントの正式なランキングは728位です。

トミー・ハースも怪我で長期のブランクがありカムバックしたときのプロテクトティッド・ランキングは11位でした。このランキングですとトーナメントではシードがつきますが、プロテクティッド・ランキングの場合は、エントリーだけを考慮するランキングですので、シードはつきません。

posted by tennisnakama |16:27 | 錦織圭 | トラックバック(0)
このエントリをlivedoorクリップに登録 このエントリをはてなブックマークに登録 newsing it! このエントリを Buzzurl に追加

トラックバックURL
このエントリーのトラックバックURL: (表示は許可制となっています)
http://www.plus-blog.sportsnavi.com/tennisnakama/tb_ping/273