2007年08月30日

[25.4点→31.2点]攻撃的になったJリーグ、日本の目指すべきスタイルはこれだ!

アジア杯等で垣間見えた日本代表や世代代表での、攻撃・シュートの意識の低さ。
アジア杯では決勝に進めず結果は4位。
大きな代償を払ったが、「パス回しまではある程度できても、積極的に点を取る姿勢、チャレンジすることが大事だ」ということを、あらためて国民レベルまで浸透させた。

その効果が代表に直結しているJリーグで早速現れ始めている。

手計算なので若干間違いがあるかもしれないが、アジア杯の前と後で1節当たりの総得点平均を比較してみた。

1~18節 → 25.4点
19~23節 → 31.2点

実に1節当たり5.8点もゴールが増えている。
1節当たりのゴール数が30点を超えると言うことは、1試合当たり3.3点。
つまり、平均して各試合2-1以上のゲームということになる。

また、18節まで1節当たり30点を超えたのはわずか5節しかなく、19節以降の5試合ではなんと4節もあるのだ。
Jリーグはアジア杯前とアジア杯後で、別のリーグになったかのように変身しているのである。

これはリーグ全体、選手全体が、「より攻撃的に」「シュートを打とう」という意識が高まったからであろう。
さらに、同様のテーマである「個の力」という課題も、カメルーンとの親善試合における「個の力」を体現する闘莉王、田中達也、大久保、山瀬といった選手らの活躍で、「こうすればいいんだ」とわかりやすくなり、新たな攻撃のモチベーションに繋がっているのだろう。

「個の力を活かし、積極的にゴールを狙う、考えながら走る組織的サッカー」
日本サッカーが標榜する、というか今考えるべきはこういうものだろう。
それがアジア杯後5節で現れているのはとても良い傾向だ。
これにより、「ペナルティエリア内でキープとパスばかり考えているような選手は、いくらテクニシャンでも不要」「ファンタジスタ幻想」が減少することを期待したい。

しかし、日本は「人の噂も七十五日」の国であり、アッという間に忘れてしまう国民性だ。
あと1~2ヶ月もすれば、例えば、俊輔のFKやスルーパスで、「個の力を活かし、積極的にゴールを狙う、考えながら走る組織的サッカー」を忘れ「ファンタジスタ幻想」が復興する可能性大なのが日本なのだ。

オシムには適宜、「痛い目」を見せてもらうようにしないといけない。
夏休みの宿題は9月1日に近づかないとできない(やらない)。
切羽詰まらないとダメなのは「っていうか~ワタシィ~キワキワまで追い込まれないとできない人だしぃ~」という若者だけでなく、日本サッカーも同じである。これって逆に「いざとなったらできる」とアピールしているわけだが、そんな甘くないのは社会もサッカーも同じだ。

日本は「サッカー新興国」であり、まだブラジルやドイツやイタリアのようにサッカーの文化が確立できていない。
新興国だからやむを得ない面もある。

しかし、これは多分、新興国だからだけではなく、これが日本の特性ではなかろうか?

忘れっぽい、多用なものを受け入れる、守備の文化へも攻撃の文化へも偏重していない国民性、そういった精神的特徴。
それに身体的特徴も相まってスタイルとか文化が芽生えにくい特性。

でも、悲観することはない。
明るい特性もある。

流行に敏感で、なんでも取り入れる素直さ、すぐに真似できる器用さ、勤勉さ・・・

これらを活かした日本のスタイルや文化をサッカーにおいても確立すればいいのである。

それは
「トレンディ・スタイル」

常に流行に敏感で時代に合わせたサッカーをするスタイル。
これまでサッカー先進国でもなし得なかった「トレンディ・スタイル」こそ、日本が目指すべき道である。

これを身につけた暁には、「まだ守備固めばっかりやってんの?時代遅れ~」とか「そんなテクニックばっかの個人プレーなんてダサイよ~」とか「無骨なパワープレーしかできないような人間にはなりたくないね」とか、トラディッショナルな国々のサッカーを批評することができます。

周りに合わせたり、ポゼッションにはカウンターみたいに対抗手段を的確に自在に打てたり、どんなスタイルでも時代に合わせてこなしていく「トレンディ・スタイル」。

日本にはこれしかない。ってかこれで良いのだ。

posted by tengu |09:09 | サッカー | コメント(16) | トラックバック(0)
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Re:[25.4点→31.2点]攻撃的になったJリーグ、日本の目指すべきスタイルはこれだ!

あのー、水を差すようで恐縮やけど、アジアカップ以降の得点の
多さというよりは、失点の多さと言い換えた方が正解なんやない
かと思うんですよ。
近年稀な酷暑、そして連戦。春~秋制で一番難儀な季節です。
スタミナ、集中力が90分持たへんのやろうね。単純に。
選手の皆さんには、疲労からくる怪我・病気に気をつけて貰いた
いもんです。ウチの遠藤は中2、3日の試合が18試合も続いた
挙句、肝炎になってもうたし。

posted by たあ | 2007-08-30 09:43

Re:[25.4点→31.2点]攻撃的になったJリーグ、日本の目指すべきスタイルはこれだ!

たしかに毎年夏は、大量得点=大量失点の季節、とサポーターの間では認識されてますよね。
(エルゴラッソ紙のとうこくさんのマンガ参照)
「夏休みのかき入れどき」で、中2日中3日のアウェイ連戦なぞ、ざらですから。

posted by izm | 2007-08-30 09:47

Re:[25.4点→31.2点]攻撃的になったJリーグ、日本の目指すべきスタイルはこれだ!

たあさんとまったく同じ意見です。
この時期に、週2ペースでの試合が続いてちゃ、
0で抑えるほうが難しいですよ。

posted by KASHIMA | 2007-08-30 10:19

Re:[25.4点→31.2点]攻撃的になったJリーグ、日本の目指すべきスタイルはこれだ!

トレンディ・スタイルって・・
一貫したスタイルが無いことがスタイルであるって言いたいんですか??

あなたの言うトラディショナルなサッカーをする国々も、確固とした基盤たるスタイルがある中に、現代的な要素を組み入れているのだと思います。

そもそもスタイルってのはサッカーに限らず、真似したところで確立できるものではないですよ。
日本が常に新しい自国発のスタイルを編み出していくなら話は別ですが、ご指摘のような「発展途上」の国がそんなことできますかね?
積み重ねた経験と知識が有機的に結合することで新しいモノは生まれると思いますが・・・

上の方々も指摘されているように、現実と乖離した机上の空論ではないかと感じてしまいました。
私の理解が浅いのかもしれませんけど。

長文失礼しました。

posted by うーん | 2007-08-30 11:16

Re:[25.4点→31.2点]攻撃的になったJリーグ、日本の目指すべきスタイルはこれだ!

コメントありがとうございます。

「夏の暑さで守備が」というのはどうでしょう?
暑さは守備も攻撃も同じ条件ですし、むしろ自主的にアクションする必要がある攻撃の方が影響を受けるのではないでしょうか。
そうでないとしても条件は同じですから、「暑いから守備がヘタって大量点」というのは一見正しそうですが合理的な見方じゃないと思います。
やはり攻撃意識や「個の力」という競争意識の高まりが大きな要因だと思うのです。

後半のスタイルの話は、、、楽しんでください(^-^)

posted by tengu | 2007-08-30 12:05

Re:[25.4点→31.2点]攻撃的になったJリーグ、日本の目指すべきスタイルはこれだ!

守備と攻撃の特性をわかっていれば、
同じ条件とは言えないんですよ。

posted by KASHIMA | 2007-08-30 12:39

Re:[25.4点→31.2点]攻撃的になったJリーグ、日本の目指すべきスタイルはこれだ!

ここ数年普通にJリーグを見てれば分かると思いますが、点がたくさん増えるのは攻撃的だからではなくて(酷暑の影響もありますが)守備がお粗末すぎるからです。
招聘されてきた外国人監督が折に触れて散々指摘していますが、ありえないミスが多すぎる・心理的に落ち込みやすい・試合を締める事ができない・ゆえに劇的な逆転劇が多い、こういったJリーグの特色は「スタイル」ではなく明確に単なる「欠点」です。
大量得点の試合はエキサイティングではなく馬鹿げた試合です。野球じゃないんですから。
もっと国内外のサッカーを見ていれば分かると思いますよ。

posted by 一言 | 2007-08-30 12:58

Re:[25.4点->31.2点]攻撃的になったJリーグ、日本の目指すべきスタイルはこれだ!

キツい中での攻撃と守備。

自主的にアクションする攻撃。(キツいから10回中5回走って一点取れればナンボ)

必ず走らなくてはいけない守備。(キツくても10回中10回共に確実に戻らねばでミスはゆるされない守備)

明らかに守備者の方がキツいです。
サッカーやった事ある人ならわかると思いますが…

そうでなくても、自分でやるのとやらされるの。どちらが能率が良いかは明らかですよね。

posted by yorimi | 2007-08-30 13:38

Re:[25.4点→31.2点]攻撃的になったJリーグ、日本の目指すべきスタイルはこれだ!

一概には言えないけど、選手交代は主にオフェンスの選手を投入しているからこの時期は守備をやっているものからしたらかなりきっいっす。
(特に経験上、後半終了15分前なんかは)
だから簡単には得点力が上がってるとは言えない。

posted by マスメディアの鬼 | 2007-08-30 15:32

Re:[25.4点→31.2点]攻撃的になったJリーグ、日本の目指すべきスタイルはこれだ!

暑いだけでしょう。

この時期のピッチは吐きそうになるし、
ディフェンスは本当にキツイんですよ。
そしたら、スピードやスタミナのある選手が、
活躍するのは当たり前なんです。

だからこの時期は守備が酷いと責めることもできないし、
攻撃陣が劇的に好調とも、判別できないと思います。

結果や統計だけで選手の意識を推察するのは、同意できません。

それに、そんな一朝一夕で改革が起こるほど、
日本は『サッカー後進国』ではないと思います。
『プロ後進国』だとは思いますけどね。

posted by **** | 2007-08-30 18:28

Re:[25.4点→31.2点]攻撃的になったJリーグ、日本の目指すべきスタイルはこれだ!

この時期は攻撃でも守備でも、暑さによるミスは増える。
攻撃ではミスが許されても、守備ではミスしたら得点に繋がることを考えたら、この時期に大量失点が増えるのは自明の理。
あなたも一度この時期に実際にプレーしてみれば、10分ぐらいで自分の考えが違っていたことに気づきますよ。

posted by 8 | 2007-08-30 18:43

Re:[25.4点→31.2点]攻撃的になったJリーグ、日本の目指すべきスタイルはこれだ!

一応毎年この時期のデータを見てから言うべきなのでは?

posted by kei | 2007-08-30 18:57

Re:[25.4点→31.2点]攻撃的になったJリーグ、日本の目指すべきスタイルはこれだ!

そんな素人でも分かるようなデータの上昇するくらいなら得点力上げるのって簡単ですね。

posted by 浅くないですか? | 2007-08-30 19:27

Re:[25.4点→31.2点]攻撃的になったJリーグ、日本の目指すべきスタイルはこれだ!

流行に敏感で時代に合わせたサッカーはこれまで欧州各国のサッカー先進国で展開されてきた。リベロの確立、全員守備全員攻撃のトータルフットボールetc。日本の場合は物まねを追い求めているとしか言えない。

posted by しげ | 2007-08-31 00:13

Re:[25.4点→31.2点]攻撃的になったJリーグ、日本の目指すべきスタイルはこれだ!

先の方が言われているような守備者の疲れとともに、とられてはいけない時間に点をとられたことに起因する前線の守備意識低下、集中力の欠如もありますね。
前の横浜ダービーや今節の千葉vs大分、広島vsFC東京なんかは象徴的かと。最近非常に大味な試合が多くなっています。
管理人さんの意見を正当化するなら寧ろ累計シュート数、ミドルシュート数を見るべきでは。

posted by ひい | 2007-08-31 04:05

Re:[25.4点→31.2点]攻撃的になったJリーグ、日本の目指すべきスタイルはこれだ!

あと1年は研究してください。

posted by YOSHIDA | 2007-08-31 12:21

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