2008年05月01日

スポーツと腰椎分離症 (すべり症) Part2

前回からの続きです。

前回、
脊柱分離症だから言って運動を避ける必要はありません!

とご説明しました。


でも・・腰痛が・・・・

と言う方もいるとは思いますが、
ここがポイント!

脊椎分離症・脊椎すべり症をレントゲンなどで見ると、
ハッキリとした異常として認知できるため、
腰痛と結び付けてしまう傾向にありますが・・・

腰痛の原因は全く別にあり、
脊椎の構造的異常と腰痛の関連性は無い事が近年の様々な研究が証明しているんです! 

そのことを詳しくご紹介しますね。

脊椎分離症とすべり症について



・・・

1957年に、
Fullenlove TM & Williams AJ によってRadiologyに発表された研究です。

下図の左の数字は、腰痛患者の構造異常の割合で、
右の数字は、腰痛経験のない健常者の腰部の構造異常の割合です。

分離症とすべり症の研究図1


'この研究によると、
腰痛の有無に関わらず、
構造的異常は健常者にも存在することが分かります。 '


また別の研究もあります。

1992年に
Bigos SJたちによってClinical Orthopaedics & Related Researchに
発表された研究です。

下図の右二列の数字は、急性と慢性腰痛患者の構造異常の割合で、
左側の数字は、腰痛経験のない健常者の腰部の構造異常の割合です。

分離症とすべり症の研究図2


'その結果も、
構造的異常と腰痛との関連を否定するものでした!'


どちらの研究も、

腰痛がある人も、腰痛の経験がない人も、
同じように脊椎分離症やすべり症が存在することを示しています。

腰痛でたまたまレントゲンをとったら、
脊椎分離症やすべり症が見つかり、

'つじつま合わせのように、
腰痛の原因にしてしまっている現状があります。'


近年の研究では、

腰痛は、心理社会的要素が大きくかかわり、
構造的要因はあまり関与しないことが分かってきています。


脊椎分離症やすべり症と言われて、
スポーツをあきらめている方は、
決してあきらめる必要はありません!

腰痛でお困りでしたら、ぜひご相談くださいね。
(ご相談はこちらへ)

山中英司


心と身体のスポーツ障害.net
このサイトは、下記のキーワードで検索されています。↓
スポーツ障害・成長痛・オスグッド・シンスプリント・野球肩・テニス肘・ゴルフ肘・グロインペイン・椎間板ヘルニア・肉離れ・捻挫・イップス・アキレス腱炎


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posted by 山中 英司 |15:11 | 体幹・腰部・骨盤 | コメント(1) | トラックバック(0)
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スポーツと腰椎分離症 (すべり症) Part2

コメント投稿者ID :

分離症について検索しましてたどり着きました。
ブログを読ませてもらいましてなるほどと思い書き込みさせていただきます。

うちの息子も最近分離症と診断されました。
現在高校野球をやっております。
内容は以前に右側をやった跡があり、これはもう治りません。
で、今回左側をやり激痛でスポーツクリニックへ行って診断を受けました。
MRIも撮りましたので分離症は間違いないです。(犬の首輪ありました)
治療ですが、とりあえず痛み止めシップとコルセットで固定してます。
病院は更に完全固定のコルセットを5万3千で制作して治療しましょうと言ってます。

いろいろ調べるとコルセットは腰の筋肉を弱めて良くないような事を聞きましたので完全固定コルセットは止めようかと思ってます。

とにかく1日でも早く復帰できるようなリハビリ等ご指導頂ければ有難いです。

posted by iwasyu | 2009-09-28 18:52

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