2008年04月11日
中田選手ヒザ手術 半月板損傷・・でも (後編)
中田選手ヒザ手術 半月板損傷・・でも (前編)の続きです。 前編で、 正常な膝でも半月板損傷を起こしていることがあり、 その損傷があったとしても、膝の痛みなどの症状とは 直接一致しないことをご紹介しました。 では、 自覚症状として膝関節の疼痛、 関節内に水が溜まる、 筋の緊張(それによる可動域減少) はナゼ起きるのか??![]()
・・・ まず、 スポーツなどによる損傷の場合、 膝関節周辺の靭帯、筋などの組織の多少の損傷は考えられます。 しかし、 そこだけで症状を捉えても 本質的原因から早期回復は望めません。 それに合わせて重要な要素があります。 少し難しくなってしまうので、 二つのキーワードで述べると下記になります。 '心理的要素 脳・神経系の記憶' 私たちの身体の状態は 脳に身体イメージとして持っています。 そのイメージによって、 身体の状態を把握し、身体をコントロールしています。 その身体イメージを作る要素は、 認知、情動、感覚 になります。 詳しい内容はニューロマトリックス理論へ 例えば、 膝に衝撃を受けてケガしたとき、 組織の損傷を神経受容器が捉え脳に感覚情報を送ります。 それと同時に脳内では、 膝に何が起きたのか自分の体験を整理して認知し、 そらにそのときの情動、不安や心配または怒りなども含めて・・・ 身体イメージを作って身体に命令を出します。 '痛みを作り、筋の緊張、または炎症物質を産生 したりするわけです。' もう一つは脳・神経系の記憶。 身体の学習と密接に関わるのですが、 条件反射ということもできます。 条件反射ってご存知ですか? 梅干を食べた経験がある人は、 梅干を見ただけで唾液が出てきますよね。 私たちの身体は、学習から自動に反応するようになります。 ケガをした瞬間の認知・情動・感覚が 記憶されると、症状を長引かせたり、慢性化や再発を引き起こしやすくなります。 それだけ、 心理的要素が症状を作り出し、影響を与えています。 心身両面から、 症状の原因にアプローチすると不必要な手術を避けることもできますし、 何より早期回復にはとても効果的になります。 実際、 私の臨床現場では、 心身両面から神経系の興奮を整え、正常な機能に戻していくと、 半月板損傷を修復しているわけではないのに、 その場で、痛みの軽減や腫れの減少が起こります。 (私たちがベースに用いている施術法はこちら) 構造的異常だけで症状を捉えようとしても、 本質的原因を見失いかねません。 アスリートにとって、 手術は成功したとしてもリハビリも必要ですので、 選手生命に関わる大きなリスクを伴います。 できるなら手術は避けたいものです。 膝の症状でお困りの方、 半月板損傷や手術を検討されている方、 ぜひご相談ください。 (HPはこちら) 山中英司 心と身体のスポーツ障害.net このサイトは、下記のキーワードで検索されています。↓ スポーツ障害・成長痛・オスグッド・シンスプリント・野球肩・テニス肘・ゴルフ肘・グロインペイン・椎間板ヘルニア・肉離れ・捻挫・イップス・アキレス腱炎
posted by 山中 英司 |14:11 |
膝・下腿・足首 |
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