2008年04月09日

心の問題が引き起こした、テニス肘

心と身体のスポーツ障害.netに参加中のカイロプラクターが心の問題がキッカケとなって引き起こしたテニス肘の症例を報告したいと思います。


一般的に、テニス肘はビギナーに多い症状です。
なぜなら、ラケットのスウィートスポット(ラケットの芯)にボールが上手く当てられず、必要以上の負荷が手にかかってしまうからです。

この患者さんは、テニスを始めて2年少々。
学生時代に部活動で基礎をつんでいて、十数年のブランクの後、またテニスをやり始めた方でした。

学生時代はハードな練習でしたが、テニス肘を起こしたことは一度も無かったそうです。
ブランクがあるとはいえ、自分がテニス肘になった事で、

『ヘタクソな自分』(初心者に多い疾患だから)や
『歳だから筋肉が衰えてしまったのかな?』(年をとったことを気にしている)

などの気持ちが溢れていました。

気持ちが沈みがちになり、病院の治療では痛みも改善しなく、家事などの日常動作にも大きく影響し、毎日を楽しんで過ごせていない状態でした。


20080409-04.jpg



当院の施術でその症状の引き金を探していくと、
『責任感』という部分が強く関係している事が分かってきました。

元々経験者で技術もある方なので、周囲の練習生の方から慕われていたようです。
だから親身になって色々とアドバイスをしているようです。

そんな周囲の目も合って、
下手なプレーは出来ない!とか
ラリーは打ちやすいところに返球しなければいけない!
などの
気持ちが強くなっていたようです。

『しなければならない』などのすべき思考は、
常に緊張状態をしめしていますから、
それが身体に伝わり無意識に身体の動きを堅くしています。

そんな中で運動をしていれば、当然故障もしやすくなりますよね。

症状と関連していたこの固定観念を切り替えるアドバイスをして、
施術を行ったところ痛みは殆どなくなりました。

患者さんには、その固定観念を切り替えるイメージをしてもらいました。

下手なプレーは出来ない ⇒ 下手なプレーも悪い見本として共有できる
ラリーは打ちやすいように返球しなければイケナイ ⇒ 返球が乱れたら相手の練習になる

というように、マイナス思考をプラス思考に切り替えて考える様になれました。

大好きなテニスがなぜかストレスになってしまっていました。

スポーツにおける心の影響は非常に大きいですね。




怪我の快復から、パフォーマンスの向上、怪我の予防まで。
(詳しくはコチラのHPを参照してください)

posted by 国井継之介 |11:37 | 肩・上腕・肘 | コメント(0) | トラックバック(0)
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