2007年07月31日

イラク、やりきれない祝祭:(FrankfurtRundschau,30.07.2007)

http://www.fr-online.de/in_und_ausland/sport/aktuell/?em_cnt=1182396

イラクでのフットボール
誰が君を殺そうとしているのか、決してわからない

アジアカップでの、イラク代表の歴史的な成功の後、くらくらする歓びの陶酔の中、ひび入った国は、少なくとも数時間、ひとつになった。サウジアラビアとの決勝戦での1-0という結果は、つかの間、相変わらず戦争の余波で揺れているイラクでの数多くの紛争を覆い包んだ。千人単位の人々が、すぐさま、路上で喜び、踊った。それは、4年前にサダム・フセイン独裁政権の崩壊して以来、最も大きな祝祭だった。

なにより、この祝祭で更に、7人が死んだ。流れ弾に当たったようだ、と警察官は伝えた。加えて、禁止されているにもかかわらず、伝統的な祝砲を打ち上げて祝ったため、更に50人以上が負傷した。韓国との準決勝での勝利の後、2発の自動車に積んだ爆弾によって、50人以上が殺された。

分離している政府ですら、このスポーツの祝祭には、例外的に、ひとつとなった。この瞬間を、全てのイラク国民が待ちわびていた、イラクのクルド人大統領である、Jalal Talabani が言った。そして、”全ての民族がひとつになった、偉大な勝利”について語った。ジャカルタの、Gelora Bung National-Stadion でのイラクの成功の目撃者である、FIFA会長、Joseph Blatterは言った、”希望のない状況下での、人間の自発的な統一”。

二ヶ月間で、ブラジル人監督のJorvan Vieiraは、実際に、この芸術作品を完成させた、シーア派、スンニ派、クルド民族を真にひとつの集団にまとめあげて。”これは、サッカーに関してのことだけじゃない、それ以上だ。この勝利は国中に歓びをもたらしている”、Vieiraは言った。彼は、成功に満ちた最終戦の前に、大会終了後に辞任することを願い出ていた。

アジアカップ初制覇への決勝点を、キャプテンのYounes Mahmoudが決めた。大会最優秀選手に選ばれた喜びも、Mahmoudには晴れ晴れとしたものではない。彼のチームが、母国に帰って、公の前でトロフィーを掲げて祝うチャンスもないようだ:”我々は、そうできることを願っています。しかし、誰が君を殺そうとしているのかも、決してわからないのですから”。三人の選手が、テロで近い親族を失った。さらに加えて、チーム帯同のフィジカル・セラピストが、大会直前のテロの犠牲者となっていた。

参照元:FrankfurterRundscau,30.07.2007
(フランクフルター・ルンドシャウ、7月30日、2007年)
http://www.fr-online.de/in_und_ausland/sport/aktuell/?em_cnt=1182396




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2007年07月30日

日本に帰国して見た、数試合について:2・日本ー韓国

日本が負けた、PKで。残念。

日本を批判する、というよりは、韓国が賞賛に値するプレーをした、とみるべきだろう。残念ながら、こういうことを言う人は少ない。視点は、複数あって当然なのだ。

そもそも、オーストラリアにせよ、韓国にせよ、ワールドカップで、イタリアも、フランスも、彼らを崩すことができなかった、という事実が忘れられている。しかも、日本戦を見る限り、韓国の守備の有機性、コンセプトの統一性は、昨年のワールドカップよりも完成度が高かったように思う、あれだけのチームを作って批判されるのだから、古今東西、代表監督は大変だ。

ビートたけしが言っていたが、「もっとも残酷なのは大衆・群集」なのだ。

おそらく、ACミランのアンチェロッティ監督の時代を見続けている人は、感じていると思うのだが、今回の日本代表は、同じジレンマを抱えている。セリエAで、圧倒的にボールをキープしながら、勝ちきれない試合を何度見ただろうか、特に、下位の相手に対して。それでも、彼らにはカカがいて、ロナウド、ピルロ、枚挙暇がないほどの選手がいるのだ。
相手が「サッカー」をしてくる場合、つまり、ビッグクラブとの試合の場合、CLでもリーグでも、ミランは多くの場合、勝っている。つまり、守りを固められたら、あらゆるレベルにおいて、点を取るのは難しい、ということだ、今さら改めて言うことでもないが。

これまで、よく「安全な」バックパス、「安全な」横バス、という表現を耳にするが、サッカーにおいて、それがプレー続行中であれば、「安全」という言葉は存在しない。社会学や経済学をやっている人なら、詳しいと思うが、「リスク」というものは、あらゆる物事について回る。つまり、リスク・マネージメントという行為そのものにも、「リスク」が含まれている。

「日本はリスクを取ることになれていない」と以前、オシム監督は言っていた気がするが、日本という国には、上のような認識が、サッカーに限らず、欠けている。つまり、「リスク」を計算することに慣れていない。

あらゆる物事の関して、サッカーの場合は特に、失敗する可能性は含まれている。問題は、その可能性がどれだけ大きいのか、ということと、失敗した場合のダメージ・損失がどれだけ大きいのか、ということを計算し、どれだけベターな選択ができるか、ということを判断することだ。

成功する可能性が低くても、「勝負」のパス、「仕掛け」のドリブル、「決断」を基にしたシュート、というのは、失敗した場合のダメージが少ない。相手にとってみれば、自分のゴール前にボールが近づけば近づくほど、たとえそれが、1,2メートルでも、嫌なものだ。

逆に、成功する確率が高いと思われるものほど、失敗した場合のダメージ・損失は大きい。安易にバックパス、横パスを選択して、失敗した場合、それは致命的だ。日本に限らず、ボール・ポゼッションするチームは、大抵、これで自滅する。ACミランでも、たびたび、そういったシーンを目にするし、CLでリバプールに負けたバルサの試合も、そういったことがあった。つまり、あらゆるレベルで起こりうることだ。

一般レベルで言えば、普段気にもしないが、例えば、東京で、電車のダイヤが一本狂っただけで、そのダメージ・損失は非常に大きい。つまり、普段は目に付かないところほど、潜在的にはリスクが大きい、ということだ。それは、ソフィスティケートされた社会であればあるほど、当てはまる。最近も、東京の中心地で、温泉施設の爆発があった。それまで、誰も、その兆候を予期していなかった。オシム監督が昔言った、「危険に見える場所ほど、実はそうでもない」ということは、その裏返しだ。

つまり、常に、継続的に原発という非常に大きな危険性を秘めた部分に、眼が行っている。しかし、突発的な「事故」は、我々の意識の外で起きる。温泉の爆発、電車の脱線事故、そういった可能性が常に生活の中に入り込んでいることを知れば、我々の生活そのものが、常に「リスク」を背負っているということに気付くだろう。「リスクを計算する」ということは、それを自覚的に認識することだ。

そう考えた場合、バックパスや横パスは、「安全」や「逃げ」といった、日本語的なコード、価値判断から抜け出して、タクティクスのひとつとして認識されるだろう。つまり、戦略的に「引く」ということだ。それは「逃げ」ではない。つまり、そのワン・プレーにリスクを引き受けた上での意思がある。それは消極的ではない。

日本代表は、その計算・判断が、まだ上手くない。つまり、前に打って出たほうが、(あえてこの言葉を使うのだが)「安全」である可能性があるケースも有るのだ、ということだ。

中田英寿は、この「リスク」という事に関して、認識・判断は抜群に優れていた。彼の意志性は、そこから生じていた。今こそ、彼がいたなら、と思う。残念だ。

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posted by tazu |08:13 | サッカー | コメント(0) | トラックバック(0)
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2007年07月29日

日本に帰国して見た、数試合について:1・ベガルタ仙台―コンサドーレ札幌

東ドイツで学生をしている、とはいっても、日本人である以上、まあ、ビザやら何やら、日本に帰らなければならない。めんどくさいし、自分で旅費も稼がなければならない。実家に帰っても、バイトばかりで特に面白いこともないが、日本に関するサッカーを観れるのはありがたい。CDの品揃えのよさ、HMVやらTowerrocordやら、世界でもトップクラスのものだろうな、と感心する。輸入盤、安い、嬉しい。ジュンク堂書店、丸善、デカイ、万歳。
そんなわけで、日本で観た数試合についての感想。

1・仙台―札幌

地元ベガルタの試合をスタジアムで観戦。昇格のためには、勝たなければいけない試合だった。2-0の完敗。札幌のタクティクスにはまる。

中島選手のオフ・ザ・ボールの動きの質、ポジショニングのまずさが目立ち、FWによい形でボールが入らない、また、リズムも悪い。スピードが武器なのなら、それを生かす動き、体の向きをいい加減覚えるべきだ。ポテンシャルはあるが、ボールを引き出す動きがあまりにお粗末で、ロペスが狙ったタイミングでボールを出せなくなっていた。このままでは、前線の蓋のままになってしまう。意識と頭の問題で、トレーニングですぐに改善できるだけに、観てて、最もいらいらしたポイントだった。

チャンスになったのは、主に、サイドから、サイドバックがオーバーラップし、サイドを数的有利な状況で崩した場合。確かに、形がないわけではない。にもかかわらず、2トップがペナルティ・エリアの中で体を張れる選手ではなかった。監督の意図がよく分からなかった。速い2枚を並べたにもかかわらず、DFラインの裏への速攻を仕掛けず、時間を掛けて、サイドを崩すのなら、高くて、動ける選手を1枚入れるのがセオリーだろう。

札幌のDFラインにしてみたら、この日の2トップは怖くなかっただろう。2枚とも平行に、後ろを向いて、かつDFの前でボールを受けようとするから。DFラインが怖いのは、特に、DFが4バックのラインのときは、裏に、DFとDFの間を通って抜けられる場合だ。かつ、パスボールが、両サイドから、角度を付けられている場合。それを、札幌に見事にやられた。

札幌の攻撃は、鋭かった。ボールを中盤で奪う。すぐに一度、サイドへ、この試合では札幌の左サイドに比較的多く集まったが、展開。仙台のDFラインがまだ下げきらないうちに、サイドの低い位置から、逆サイドへ、ピッチをクロスするように、低く早いボールを、仙台DFラインのギャップ狙って裏へ通す。これが、見事に決まっていた。鋭いカウンターだった。

後半、万代選手が登場。攻撃に狙いやすい的ができて、リズムが出る。スタジアムで見ると、よく分かるが、万代選手のボールを引き出す動きは上手い。体の向き、DFが嫌なところ、つまり、先に述べたように、DFのギャップあるいは背後で、ボールを受けようとする。今度は、逆に、万代選手がいいタイミングで動き出すが、ボールが出ない。70分ぐらい、遅いペースでボールを回していたた慣性のせいで、すばやい動き出しに、パスの出すタイミングが合わない。もったいないな、と思いながら時間だけが過ぎ、札幌に完敗。

帰宅して、サウジアラビア―日本戦を観戦。似たような試合展開だった。どちらにも共通した問題は、クロスの精度、質が相手よりも劣っていたこと、サイドで勝負をしかけなかったこと。シュートがゴールの中に入るかどうかは、監督の仕事・責任ではない、ということ。

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posted by tazu |08:23 | サッカー | コメント(0) | トラックバック(0)
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2007年07月27日

スカウトという仕事・後編(インタヴュー:フランクフルト・スカウト、ホェルツェンバイン氏/Frankfurt Rundschau, 23,07,2007)

http://www.fr-online.de/in_und_ausland/sport/eintracht_frankfurt/?em_cnt=1178147

(前編:http://www.plus-blog.sportsnavi.com/tazu/article/8ホェルツェンバインは必要に応じて、きめの細やかなネットワークを使うことができる。その際、アイントラハトはプロに相応しい造りになっており、ベストな装備を揃えている。ホェルツェンバインの傍には、調査のためにOliver Heitman、Peter Banse、それから、まれにRalf Werberが、その任を負っている。仕事場には、最新のコンピューター・システム、あらゆる選手に関して、全ての重要な情報を取り出せる、独自の統計的データ・バンクが配置されている。”しかし、我々は、その人間性・性格については、何も知らない”、ホェルツェンバインは強調する。

彼は、毎日DVDやインターネット関連のものを調査している。代理人が、そのクライアントのプレーするハイライトを、二分間のまばゆく光輝く映画に編集してしまうことも少なくない:”それから、もし、君が分析したなら、君はこの十年で、何も引き裂かれていないものを見るだろう”、ホェルツェンバインは言う。しかし、この几帳面な性格は、彼をじっとさせてはいない。”あらゆる選手の心臓から腎臓まで検査できる”、彼はそう言って、更に続ける:”あらゆる”。なぜなら、彼の判断が決定的な意味を持つからだ。監督のフリードヘルム・フンケルと、ボスであるブルッフハーゲンはホェルツェンバインを盲信する。”私は、エキスパートとしても、まあ、十分なものです”、以前はマネージャーとして、その優れた目と鼻で知られた、元・代表選手は言った。彼の契約は、最近、三年間延長されたが、彼は、あまりに慎重に吟味しすぎてはいる可能性はないか?”いや、凡庸な選手はいらない。我々は、チームをより良くしたいのだ”。

ホェルツェンバインは、シャルケでプレーするMF、イヴァン・ラクティッチについて説明してくれた。アイントラハトの、このスカウトは、彼をすでにずいぶん長いこと狙っていた”素晴らしい選手”だった。しかし、交渉は早くから止まっていた。値段が高すぎる。他にも、アイントラハトは、スポーツ的な理由から”如何ともし難い、優れた候補者たち”を諦めたようだ。探索は続く。

ホェルツェンバインは、ある種のプレッシャーを感じている。彼から推薦されたソティリオス・キヨルギアコスが、伸び出てきてプレーし始めた頃、彼は”批判的な質問”に耐えなければならなかった。やかましい・あらばかり探す大衆によるものばかりではない。

参照元:Frankfurter Rundschau,23.07,2007:von Ingo Durstewitz
(フランクフルター・ルンドシャウ、2007年7月23日:書き手、インゴ・ドゥルステヴィッツ)

http://www.fr-online.de/in_und_ausland/sport/eintracht_frankfurt/?em_cnt=1178147

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posted by tazu |10:31 | ブンデスリーガ | コメント(0) | トラックバック(0)
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2007年07月26日

スカウトという仕事・前編(インタヴュー:フランクフルト・スカウト、ホェルツェンバイン氏/Frankfurt Rundschau, 23,07,2007)

http://www.fr-online.de/in_und_ausland/sport/eintracht_frankfurt/?em_cnt=1178147

アイントラハト・スカウト、ホェルツェンバイン

ダイヤの原石を探し求める
記者:Ingo Durstewitz

ベルント・ホェルツェンバインが、フランクフルトのスタジアムにある、彼の事務所の机での、日々の仕事について話すとき、彼は笑いをこらえきれない。アイントラハト・フランクフルトのチーフ・スカウトは、自分の息子Filiusが、学校では、新たな100年に一人の才能、として姿を現した、という理由で、彼にコンタクトを取ってくる、誇り高い父親の話(注:バイエルンの役員で、元ドイツ代表のルンメニゲを指す)。あるいは、今すぐプロ契約を結んでもらわなければならない、”OdenwaldのBクラスからやって来た、28歳のスーパー宇宙ロケット”について。全くフツウな狂気のエッセンス。”最も狂った物物事事が起きる。一晩中、話せればいいんだがね”、61歳の男が言った。プロの目利きの生活から出た、小噺。

ホェルツェンバイン、1974年のワールドカップ優勝メンバー、は公衆の視線の中では、目下のところ、うまく仕事がはかどっていないらしい。フランクフルトには、非難の雹(ひょう)が降っている、更に一人のFWを獲得しようとしているから――それとも、誰も見つけていないから?ホェルツェンバインは、メディアの騒音を、自分に責任がある、と思っているようだ。”あれは、私に対してだ”、彼は言った。しかも、アイントラハトのボス、ハリベルト・ブルッフハーゲンも、ホェルツェンバインのためにサポートをしないわけにはいかない:”彼は、あらゆる不審・不信を乗り越えるだろう。彼はそれだけの能力がある・スペシャリストだ。そして、フランクフルトでは、どこに待ち望んだFWがいるのか、疑問の種になっている。”もし、高原やアマニティディスよりも5パーセントだけ優れたFWを獲得するにしても、ちょうど2倍のコストが掛かる、ホェルツェンバインは言う。ダイヤの原石を手中に得ることは、厳しく、気力のいる作業だ。

Frankfurt Rundschauは先週書いたが、weiland Tony Yeboahのような選手を発見するのは芸術であるようだ。今では、それは不可能なのだろうか?ホェルツェンバインは、判断する前に、よく考える:”それは、馬鹿みたいに難しい”競争相手よりも、より速く、駆け引きに長け、冷静でなければならない。それは義務・条件だろうか?彼は頭を振った。市場では、現在は南米市場が――過熱しているらしい――凡庸なブラジルやアルゼンチン人を巡って、4人の代理人がつかみ合いのケンカをすることが少なくない、そしてヨーロッパで”酸っぱいビールのように”提供するらしい。限られた特殊なスペース・隙間で、知られざる偉大な才能を発見する時代は、すでに時代遅れになってしまったようだ。

ホェルツェンバインは、サッカーに関する、旅するビジネスマンだ。彼は世界中を猛スピードで飛び回っている。ブラジルも、彼の旅の目的地に含まれている。彼は、これまでのところ、お買い得な選手を、手に入れてはいないようだ。”人々はこう考える。私が飛んでいって、プレゼントとして、凄い才能を連れて来る、と。しかし、そんなに、うまくはいかない”。最近では、ゴールドカップを見に、ヒューストンまで飛んだ。アメリカ代表の選手と真剣に交渉の場を設けたが、アイントラハトは他の決断を下した。”彼は、当てはまる男ではなかった”。コパ・アメリカと同様に、ユース世代のワールドカップも、こなさなければならないプログラムに入っている。全ての選手がDVDを通して、価値を付けられている、”全ての選手がハードディスクの中に収まっている”。しかし、それでも、現在のカナダのU-20ワールドカップで、我々を驚かせているヤング・ジェネレーションの選手たちとは、アイントラハトは契約を結ぶことはできないようだ。”彼らは、すでにビッククラブと長期契約を結んでいるか、あるいは、高すぎるのだ”。

ブンデスリーガには、彼の机の上に名前が挙がっているであろう選手もいないようだ。財政的に問題があるようだ。”バイエルンのスカウトが言っていた:2000万ユーロ掛かる選手がいる”。アイントラハトは、その4分の1の値段で、既にお手上げだ。

              続く
参照元:Frankfurt Rundschau, 23,07,2007
http://www.fr-online.de/in_und_ausland/sport/eintracht_frankfurt/?em_cnt=1178147

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posted by tazu |22:33 | サッカー | コメント(2) | トラックバック(0)
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2007年07月23日

稲本、フランクフルトの地元紙とのショートインタヴュー(後半):FrankfurterRundschau, 09.07.2007

http://www.fr-online.de/in_und_ausland/sport/eintracht_frankfurt/?em_cnt=1169207&

開放的で、ケアをし易い

体の痛みまで、この27歳は、フランクフルトのシステムにうまく馴染んでいる。”彼は解放的で、ケアをし易い”、監督のフリードヘルム・フンケルは判断した。”彼は、超・好意的に受け入れられた”。そのことに関しては、アイントラハトの、チームのまとめ役であるクリストフ・スパイヒャーも、気を配っていた。彼は、稲本とルーム・シェアしており、いろいろと、アドヴァイスしている。

稲本は、これからすぐに、明らかになるだろうが、気取りがなく、シンプルだ。彼は、よく笑う。彼は、”サッカー仲間”(稲本)で同郷の高原直泰とは、だいぶ違って、シャイではない。稲本は、すぐにグループに溶け込こむ意志があり、フランクフルトに再び戻ったら、週に2、3回、個人教師にドイツ語を習うつもりだ。いくつかの単語を、彼はもう知っている。”いち、に、さん、し、みぎ、ひだり、ありがとう、だいじょうぶ”、彼は言った、そして笑った。

彼は、これまで、どちらかと言えば、ピッチではおとなしくしていた、疲れたように動いていたし、まだ、さしてアクセルがかかっているようでもなかった。練習試合では、ボールに絡むことも少なく、触っても、ダイレクトですぐに、パスをはたいていた。特筆すべきは、彼はミスパスがほとんどない。彼は、ボールで主張し、タスクをこなす能力がある。土曜日の、WSG Wattensとの練習試合で、試合に45分間参加した。彼は、自分の好きなポジションでプレーすることを許された。中盤の真ん中、DFの前。彼のプレー結果:2,3本のきれいなサイドチェンジ、一本のシュート、沢山のムダ走り。

彼は、我々の助けになるだろう”

フンケル監督は、彼にディフェンシブハーフか、あるいは、いくつかの中盤のポジションのタスクを与えようとしている。それは、決まっているようだ。時間の経過とともに、稲本は発展している、そのことに関しては、監督は疑っていない。また、日本代表として、64試合に出場し、イングランドでフルハム、ウェストブロムウィッチ・アルビオンでもプレーした、良質のタレントのチームメートたちは、期待する。”彼は確実に、僕らを助けられる能力がある”、イオアニス・アマニティディスは言った。

普通であれば、稲本は――高原のように――今頃は、アジアカップに参加しているはずだった。しかし、アイントラハトの頼み・要請によって、監督のイビツァ・オシムは招集を我慢した。”僕には、それが正解だった、すぐにアイントラハトに参加したかった”、母親以外の人に「イナ」と呼ばれる、稲本は言った。それで、なぜドイツ?なぜフランクフルトでも?ワールドカップのスタジアムの雰囲気が、彼に働きかけた。”是が非でもブンデスリーガでプレーしたかった”。したがって、少しぐらいの筋肉痛など、問題にはならないのだ。

参照元:FrankfurterRundschau 09.07.2007
(フランクフルター・ルンドシャウ、2007年7月9日)
http://www.fr-online.de/in_und_ausland/sport/eintracht_frankfurt/?em_cnt=1169207&



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posted by tazu |20:31 | ブンデスリーガ | コメント(2) | トラックバック(1)
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2007年07月23日

稲本、フランクフルトの地元紙とのショートインタヴュー(前半):FrankfurterRundschau, 09.07.2007

http://www.fr-online.de/in_und_ausland/sport/eintracht_frankfurt/?em_cnt=1169207&

こんなに沢山、僕は、これまで走ったことがない

日本人、稲本潤一にとって、アイントラハト・フランクフルトのトレーニングをこなしていくのは、ハードなことだ

Zirelltalでの初日、足跡が残された。目に見えるわけではない。しかし、肌の下に。太もも(大腿部)に。そしてふくらはぎに。稲本潤一は、ベンチに腰を掛けるときに、痛みのために息を吐いた。彼は、ふくらはぎを揉みほぐした。ジャーナリストたちは、笑った。”ハードなトレーニング?”そのうちの、ひとりが尋ねた。”僕には、キツすぎる”、アイントラハト・フランクフルトの新しい選手は、英語で、そして、笑いながら答えた。:”これがドイツ式。このことについては、もう聞いて、知っている”。

「ひとつになること」に関しては、イングランドやトルコよりも、明らかに、はっきりしているようだ、ガラタサライ・イスタンブールから来た日本人は、そう説明してくれた、”こんなに沢山、僕は、これまで走ったことがない”。
それから、長いシーズンの準備のための、山の中を自転車で走るのは?稲本は、首を振った。彼は、尻を見せた:サドルの痕がついている。

              後半に続く

参照元:FrankfurterRundscau 09.07.2007
http://www.fr-online.de/in_und_ausland/sport/eintracht_frankfurt/?em_cnt=1169207&

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posted by tazu |18:10 | ブンデスリーガ | コメント(7) | トラックバック(0)
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2007年07月22日

インタヴュー:フェリックス・マガト/ヴォルフスブルグ監督兼マネジャー(Kicker、7/19, 2007)

http://www.kicker.de/fussball/bundesliga/startseite/artikel/132735

マガト:”お金は、まだ有る”(Kicker Online 7/21 2007

VfL ヴォルフスブルクは、既に”リーガの商店”と見做されている。まず、水曜日にVFB シュトゥットガルトからの、クリスティアン・ゲントナーのレンタル移籍交渉を完了させた。それから、Felix Magath(53)には、更に多くの仕事が残っている。監督として、チームトレーニングをしなければならないし、マネージャーとして、補強・強化ポイントを模索している。インタヴューで、彼は獲得計画・遂行可能性(Einkaufpolitik=移籍市場における政治)の理由を明らかにし、Alxander Laas、Boubacar Sanogoについて、そして、チームの現状について話した。


Kicker:Hr.Magath、ヴォルフスブルクでは、人が動かない日が、ほとんどありませんね。”リーガの商店”と見做されていることに、神経質にはなりませんか?

Magath:以前から、選手に関する収支では、支出より、収入のほうが多いです。お金は、まだ有ります。売れたなら、再び補充する、シンプルで論理的なことです。

Kicker:Christian Gentnerの交渉が成立した後、Alexander Laasの方では、どのような状況なのでしょう?

Magath:水曜日に、HSV(ハンブルガーSV)と再びコンタクトを取りましたが、そのことについては、我々は来週に延期しました。

Kicker:アルゼンチン人のリケルメは、VFLにとって、本当にテーマなのでしょうか?

Magath:もし誰かが、リケルメがテーマであるようだ、と信じるのなら、彼はそうするよう求められているのでしょうね。

Kicker:新しいFWは、まだはっきりとしていませんね、それとも、既に?ハンブルクのSanogoはどうなっているのでしょうか?

Magath:誰が、我々がFWをひとり探している、と言っているのか分かりません。我々は、ひとりを獲ることが可能な状態にはあります。しかし、緊急・必要ではありません。

Kicker:あなたの選手たちの間で、多くの噂に気が向き、落ち着かないのでは?

Magath:私には、それを変えることはできません。私は、選手たちに、自分の姿をしっかりと捉えろ(=自分のことに集中しろ)と勧めてはいます。

Kicker:あなたのチームは、”既に、リーガにフィットしている”と呼ばれていますね。具体的に、どのような意味があるのでしょう?

Magath:我々がリーガでプレー可能だろう、ということと、更に新しい選手をなんとしても買う必要はない、ということです。

Kicker:どのようなチームになるか、はっきりしていますか?誰が、確実にポジションを獲得しているのでしょうか?

Magath:我々は、これまで、主にコンディションに関してトレーニングをこなしてきました。私は、確実にポジションを与えるほどの段階では、まだありません、とにかく今は、テストをこなしていく中で、少しずつ変わっていくことでしょう。

インタヴュー:Michael Richter

参照元:Kicker Online 19.07.2007/Interview:Michael Richter
(キッカー・オンライン、7/19,インタヴュアー:ミヒャエル・リヒター)
http://www.kicker.de/fussball/bundesliga/startseite/artikel/132735

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posted by tazu |19:43 | ブンデスリーガ | コメント(2) | トラックバック(0)
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2007年07月22日

日本代表勝利、ドイツにはこう伝わった(Kicker Online、7/20)

http://www.kicker.de/fussball/intligen/startseite/artikel/367884/

日本、”オージー”を投げ捨てる

アジアカップ準々決勝で、日本は、PK戦での勝利によって、オーストラリア・チームをトーナメントから蹴落とした。1-1(0-0)の90分間のレギュラー・タイムの後、延長戦ではゴールがなかった。PK戦、4-3の結果で、ようやく日本は、試合をモノにした。土曜日の二試合目は、2-0でイラクがベトナムに勝った。

日本のGK・川口能活は、ハリー・キューウェルとルーカス・ニールのPKをセーブして、この日のヒーローとなった。フランクフルトの高原は、ゴールの向こうに打ち上げた。最後の、日本チームのために、試合を決めたのは、中澤祐二のゴールだった。彼は、”オージー”のGK、マーク・シュウォーツァーを打ち破った。

オーストラリアは、ヴィンチェンツォ・グレッラが76分に、レッドカードでピッチを去った後、44分間、一人少ない中で、戦わなければならなかった。

90分間の時間の中で、ゴールは立て続けに決まった。69分に、ジョン・アロイージがオーストラリアをリードに導く。ほんの一分後、マーク・ミリガンのマズイ守備の対応の後、高原が同点に導いた。

2試合目では、イラクがベトナムを2-0で倒した。2得点ともに、Younis Mahmoudがマークした(2,65分)。

日本・チームは、次に、イラン対韓国の試合の勝者(日曜日)と、水曜日に対戦する。一方、イラクは、サウジアラビアか、ウズベキスタンのどちらかと対戦する。

参照元:
Kicker Online, 21.07.2007
http://www.kicker.de/fussball/intligen/startseite/artikel/367884/

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posted by tazu |08:11 | サッカー | コメント(14) | トラックバック(0)
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2007年07月18日

インタヴュー:フリードヘルム・フンケル(アイントラハト・フランクフルト監督)/Frankfurter Rundschau

http://www.fr-online.de/in_und_ausland/sport/eintracht_frankfurt/?em_cnt=1162957

アイントラハト - フンケル監督
私も、すべてを正しく行ったわけではない

アイントラハトの監督、Friedhelm Funkelがシュトライトとの対話、これまでの指導における経験、将来への目標設定について語る。


Hr.Funkel、あなたは今週、Albert Streitと、彼の代理人であるKlaus Gersterと話し合いの機会を設けました。何についてのものだったのか、話していただけますか?

この状況全体は、落ち着いて分析されました。事実は以下のとおりです:Albertは100パーセント、プロフェッショナルです、彼は再び、アイントラハト・フランクフルトのためにプレーします―――迷いはありません。我々は、互いにプロフェッショナルとして行動します。

それから、他の選手たちもそのように見ているのでしょうか?あなたの、その選手に対して、拒否反応はありませんか?

いえ、なぜ?我々は4分の3年もの期間、一緒にスーパーな協力関係で仕事をしてきました。Albertもまた、それは確実です。そして、その過去は過剰にドラマティックなものにされてきたのです。

一度で、全てが半壊というわけですか?

私は、ただ、いくつかの事柄が誇張されて伝わっている、と言っただけです。我々の間に、なんらかの火種があるわけでもないし、関係が壊れてしまったわけでもありません。Albertはいらいらしていて、ミスを犯してしまっただけです。そして、わたしも、おそらくミスを犯したのでしょう。

どのような?

彼をメンバーから外すのではなく、ただベンチにおくべきだったのではないか、と思います。それについては、どうしても意見が分かれざるをえません。

しかし、それでも、そう簡単に元に戻るものなのでしょうか?

この事に関しては、過去は何の役にも立ちません。私のコンセプトにおいては、Albertは重要な役割をになっています。・・・彼が、その能力を発揮してくれればですが。

チームに穏やかではない雰囲気を持ち込むことに、不安はありませんか?

いえ、別に。彼は、昨シーズンの終盤に見せたように、素晴らしい性格の持ち主です。それを忘れてはいけません:彼は、我々が降格していたら、何か得をしたでしょうか。彼は、今シーズンも存分に、能力を発揮してくれるでしょう。

しかし、彼は一年後には、相当な確実性で以って、シャルケに移籍するでしょう。というのも、彼は、正式に署名された100万ユーロの契約解除金で、チームを去ることができるからです。

それは、私には分かりません。興味もありません。ただ、もしそうだとしたら、この一年は我々のためにベストを尽くしてくれるでしょう。それから、これはビジネスなのです。それに関して、問題があるとは見ていません。

Streitが残ることで、フランクフルトの移籍動向も調節・中止されました。新たな2件の契約には満足ですか?

我々の耳と目は開かれたままです。もし、それが可能であれば、新たな選手を獲ることもあるでしょう。しかし、力ずくにではありません。というのも、我々はうまく調整できているからです。我々は昨シーズン、40ポイントの勝ち点を得ました。もう少し、冷静さ・賢明さとインテリジェンス・思考処理能力があれば、さらにポイントを上積みできたでしょう。さて、今、我々は稲本、マハダビキアといった、国際経験がある選手を獲得しました。彼らは、我々のチームとしての質を引き上げてくれると信じています。

しかし、FWの枚数が足りないのではないでしょうか?

FWは4枚います。十分です。アマニティディスは、もし、彼が怪我なく過ごせれば、2トップの一角として、点を取ってくれるでしょう。高原にも期待しています。それから、Thurkも野心家です。彼は以前よりも、よい場面で顔を出す意志を持っています。そして、我々はもう一人、蹄を鳴らして待ちわびている選手を保有しているのです。私は、その場所に立ち会っているのです:我々はうまく構築されていますよ。

新しいシーズン、何を見据えていますか?

まず、勝ち点を堅実に積み上げていくこと。それから、ステップ・バイ・ステップで順位をひとつずつ上げていくことです。

最近は、チームワーク・チームであることへの意識が欠けていました。どのように、あなたはそれを改善していくのでしょうか?

もし、そうだったとしたら、雰囲気は悪いでしょう。物事の自然な道理です。我々は、互いに将来は、変わらなければなければなりません。これを含めて、私は言っていますが、私も、確実に、全てを正しく行ってきたわけではありません。

具体的に何を指しているのでしょう?

あなたに、言うつもりはありません。しかし、一般的に、休暇中には、反省する時間があるものです。私は、いくつかの事柄について、他の方法で行うべきことがありました、自分の意思を曲げることなく。しかし、そうやって、人は学んでいくのです。

参照元:Frankfurter Rundschau 27.06.2007 :Intwerviewer Ingo Durstewitz
    (フランクフルター・ルンドシャウ 6月27日2007年:インタヴュアー インゴ・ドルストヴィッツ)

http://www.fr-online.de/in_und_ausland/sport/eintracht_frankfurt/?em_cnt=1162957

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posted by tazu |09:17 | サッカー | コメント(0) | トラックバック(0)
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