2009年02月16日
まず、遅くなりましたがスペインvsイングランドの試合から。
さすがスペインといったような試合でしたね。
強豪イングランド相手に2-0。
ビジャ、そして途中出場ビルバオのジョレンテのゴールでした。
今のスペインのスタイル、
相手にポゼッションを与えず隙をついてゴールを狙う。
特に1点目のビジャのゴールなどはまさにそのお手本でした。
前半カペッロサッカーらしい、素早いプレスそして手数をかけない攻撃に手を焼いていたのはスペイン。
イングランドは前線のヘスキーを巧く使っていましたね。
そんな中からでも1瞬のチャンスから点を取れてしまうスペイン。
他の試合でも見たことのあるようなスペインらしい勝利でした。
試合の前日、そして当日も午前中からユニフォーム姿で街を練り歩いていたイギリス人たちもさぞがっかりしたことでしょう。
中にはすでにベロンベロンに酔っぱらっていた人たちも。
ここスペインでも存在する「イギリス人=酔っ払い」といったイメージに確信を与えてしまったかもしれませんね。
しかしスタジアムの雰囲気は最高でした。
超満員のスタジアム、歌詞のない国歌を熱唱する人々、前半16分にはセビージャの試合と同じようにアントニオ・プエルタコール、あのEUROを制したメンバーほぼそのままが魅せる美しいパスサッカー、そしてなんと言ってもベッカム。
この試合フィールドプレイヤーとして代表最多キャップ数を記録したこのイングランドサッカー界の英雄は、スペインでも注目度は抜群。
そのアップ姿を多くの、特に女性がカメラで追いかけていました。
試合中審判への抗議でイエローカードを掲示されたベッカムに対してはスタジアムから、
「オカマ野郎、ベッカム」
の大合唱。
こんなスペイン式罵声はベッカムも懐かしかったのではないでしょうか。
とにかく、この勝利によりラモン・サンチェス・ピスフアンでの不敗神話も守ったスペイン代表。
そんな神話があるなら常にセビージャでやってもらえないだろうかとも思ってしまうのであります。
さて、週末はいつもの通りリーグ戦であります。
昨日行われたベティスvsバルセロナ戦、ベティスはあたっていたリカルドにも助けられ、押されながらもバルセロナの連勝を止めましたね。
やはり前節ダービーで得た自信もあるのでしょうか。
そこで心配なのはセビージャであります。
本日19:00より行われるアウェー、エスパニョール戦。
ここのところ3連敗中のセビージャ、バレンシアとマラガ躓いてくれたこのチャンスにどうにかきちんと勝利を手にしたいのですがどうでしょうか。
しかし現実問題、またも戦力不足に悩まされています。
エスクデ、アコスタ、ルイス・ファビ、チェバントンなど多くの怪我人に加え、前節レッドカードを掲示されたためドゥーシェルも出場停止になるなど、正直厳しい状況。
カンテラから選手を呼ぶのがヒメネス監督に与えられた唯一の選択肢となり、先日行われた日本戦で招集されたフィンランド代表プッキなどがメンバーに入りました。
対するエスパニョールもここ3ヶ月リーグ戦で未勝利。
そしている位置は降格ゾーン。
そんなエスパニョールには悪いのですが、セビージャにはきっちりと勝利を手にしてもらいたいものだと思います。
posted by sevillaより |00:48 |
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2009年02月10日
やはり土曜日のダービーでの勝利はベティコたちの心を大きくしたようであります。
昨日は街でもベティスグッズを見せつけるように身につけ歩く人々をよく目にし、
よく行くバルのベティコのおじさんも当然のように「試合は見たか!?」と嬉しそうに聞いてくる始末。
癪だったので見ていないことにしました。
ウンザリな1週間であります。
さて、先週末行われた第22節。
リーガ勝ち点1差で4位につけていたバレンシアも格下オサスナに敗れたため、セビージャ、なんとか3位をキープしました。
しかしその下にはヌマンシアに勝利したビジャレアルが同勝ち点37で控えており、更には6位アトレティコ、そしてUEFAカップ出場権外の7位マラガまでが共に勝ち点35で今か今かと上昇のチャンスを窺っている状況であります。
そんな不安な気持ちから抜け出せない今週ですが、明日セビージャには大きなサッカーイベントが控えています。
それはスペイン代表vsイングランド代表のフレンドリーマッチ。
それがなんとセビージャの本拠地、ラモン・サンチェス・ピスフアンにて行われるのであります。
このアンダルシアの首都で試合が行われるのは2000年対オランダ戦がセビージャの別スタジアム、オリンピックスタジアムで行われて以来実に9年ぶり。
さすがにセビージャの人々も注目しているのであります。
またなんとサンチェス・ピスフアンには、スペイン代表試合の不敗伝説も。
現在1982年のスペインW杯も含め22試合が行われたこのセビージャFCのスタジアム。
結果はスペインの19勝2敗と未だ1度も負けていないのです。
これは頼もしい記録であります。
記録はいつか崩されるものというのはこのダービーでも学んだのではありますが...
とにかく、いくら親善試合とはいえ現在世界一との評判も高いこのスペイン代表と、スリーライオンズ・イングランド代表との試合、魅力的な試合になることは間違いありません。
また、この試合にはいくつかの曰くも。
そもそももともとはマドリードのサンティアゴ・ベルナベウで行われる予定であったこのカード。
そこに待ったをかけたのがイングランドサッカー協会でありました。
2004年、同じくベルナベウで行われたスペイン対イングランド代表の試合。
会場に訪れていたスペイン人の一部のファンから、ファーディナンドやアシュリー・コール等黒人選手に対し人種差別的行為が行われました。
そのことに当然選手、そして協会はもう抗議。
もうマドリードでは試合をしたくないという意思を表明し、代わりに選ばれたのがセビージャであったわけであります。
しかし、個人的にはかなりの不安が。
ここセビージャに住むセビジャーノ達、若干悪乗りが過ぎる傾向があるのです。
話題になっていればいるほど、さらに油を注いでやろう、そんな様子をよく目にします。
先日行われたダービーでも、セビージャのロマリッチ、カヌーテ、更にはベティスのエマナなどがボールを持つ度に、特有の猿の真似のような声を出すような人もいたり。
同じようなことが繰り返されなければいいのですが、心配であります。
さらには2007年、レアル・マドリーを4年ぶりにリーガ制覇へと導きながらも解任されたカペッロのスペインへの帰還。
ベッカムのフィールドプレイヤーとして最多出場記録など、他にも見所の多い試合。
にもかかわらず、一番高い席が40ユーロという破格の値段。
当然見に行かせていただきます。
みなさん、本当にすいません。
posted by sevillaより |20:46 |
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2009年02月08日
負けました。
1-2。
しかもスコア以上にいや~な負け方。
ダービーでは96年から13年間負けていなかったサンチェス・ピズフアンでの敗戦。
そしてリーグ戦3連敗。
どれをとってもいいところの見つからない敗戦でありました。
昨日のスタメンはこちら
GK パロップ
DF モスケラ、スキラッチ、エスクデ、フェルナンド・ナバーロ
MF ヘスス・ナバス、ドゥーシェル、ロマリッチ、カペル
FW アコスタ、カヌーテ
事前に不安視していたような“サプライズ”はなく、現時点でのベストメンバーではといった印象を受けました。
対するベティスも3トップを、マルク・ゴンザレス、セルヒオ・ガルシア、そして新加入のオリベイラで構成。
このダービーにかける意気込みが伝わってきました。
始め試合を支配していたのはセビージャ。
アコスタを中心とした早目のプレス。
それに連動するように中盤でのチェックもよく効いており、ピンチと言えばカペルのいない裏を狙われたときくらい。
中盤のドゥーシェル、またはサイドのナバスの位置でもよくボールを奪えていました。
特筆すべきだったのはアコスタ。
彼の一番前からの積極的なプレスによりボールをゆっくり繋ぐことができなかったベティス。
攻撃面でも、自ら持ち込む、又は早く小刻みなドリブルでファールを誘うなど、個人的には前半のMVPだと思うくらいでありました。
カペルは左サイドで人数をかけられ抑え込まれていたものの、いつも通りナバスは右サイドを制覇。
実際オフサイドは取られたもののナバスからのクロスをロマリッチが押し込みネットを揺らす場面も。
カヌーテもあの天才的なトラップからボールキープと随所に巧さを見せていました。
対するベティスは攻撃の時間は少なかったものの、オリベイラはそのポジショニングのよさ、どこからでもゴールを狙えるストライカーの動きを体現。
セビージャにとっては脅威でありました。
さて、後半の立ち上がりもセビージャペースで試合はスタート。
リカルドに防がれたものの、いきなりカペルからのクロスをアコスタが頭から飛び込み枠内へ。
ポゼッションも保っていました。
セビージャ・ヒメネス監督は抑えられ気味であったカペルに代えアドリアーノを投入。
試合を決めにかかるのかと思いきや、後半19分次にヒメネスが出した結論は、アコスタに代えてレナト。
レナトが悪い選手だということではなく、この日はアコスタによってリズム付けられていたような試合。
しかも試合から消えかけていたロマリッチではなく、前線のアコスタとの交代。
その消極的采配から流れが変わったような気がします。
その4分後、ドゥーシェルがこの日2枚目のイエローカードで退場。
そしてその直後のプレー。
完全に集中が切れていたディフェンス陣の裏に一本の長い縦パス。
そのパスに反応に抜け出したセルヒオ・ガルシアが難しいボールをそのままゴールに流し込みゴール。
一番悪い展開からの失点でありました。
その後は組織されたベティスディフェンス陣の前に何もできないセビージャ。
後半30分にはエスクデのミスからゴール前まで持ち込まれ、連係ミスによりフリーになってしまっていた新加入オリベイラがきっちり自分の仕事を果たしゴール。
後半ロスタイム、左サイドをナバーロがドリブルで突破し、上げたクロスをカヌーテが頭で合わせなんとか1点。
しかしそれ以上の奇跡は望めず試合終了。
何とも後味の悪い試合でありました。
自分はスタジアムにいたのですが、座った席というのが幸運(悪運!?)にもベティコゾーンの真隣。
彼らの喜び熱狂する姿が嫌でも見えてしまう、僕らセビジスタにとってはたまらない席でありました。
この試合気になったのは、やはりセットプレーの精度の低さ。
今日の試合のようにカペル、ナバス、そしてアコスタなどドリブルで仕掛けることができる選手が多く出ている場合、当然FKの場面が多く出てくるわけであります。
実際昨日の試合も多くのFKを目にしました。
そのほとんどを蹴っていたのが左利きのロマリッチ、そして同じく左利きエスクデの何本か。
しかしそのどれもがゴールへは程遠い精度であり、そこに勿体なさを感じてしまいました。
そういえばセビージャにはいいフリーキッカーがいないなぁと。
特に昨日などは、カヌーテが持ち前の身体能力で大体の空中戦を勝てていたからこそ、いいボールさえ上がればそのいくつかは必ずゴールにつながっていたことは確かだと思うのです。
さらにはまたも現れたヒメネスの消極的采配。
個人的には昨日の試合、自らのプレーでチームを牽引し、リズムを与えていた“影のキーマン”アコスタの交代には疑問を覚えざるを得ませんでした。
とにかく、ベティスはこの勝利を勢いに恐らく徐々に順位を上げていくと思います。
対するセビージャは...
本日のバレンシアの結果によっては順位が入れ換わり、4位になる可能性も。
このままずるずる行かなければいいのですが。
少し不安であります。
さて、ヒメネスも言っている通り、対ベティスの敗戦は対他チームのものよりも厳しいもの。
今週1週間は、ベティコ達のデカイ面を見せられることになりそうであります
posted by sevillaより |20:04 |
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2009年02月07日
さて本日、アンダルシア(セビージャ)ダービーであります。
最近お伝えしていなかったのですが、ここのところセビージャはリーグ戦2連敗。
しかも2試合とも相手選手一人退場という数的有利を活かせないままの敗戦。
正直流れはよくありません。
今週の水曜日にサンチェス・ピスフアンで行われたスペイン国王杯準決勝第1戦、対ビルバオ戦にはアコスタの後半ロスタイムの劇的ゴールで2-1と勝利したものの、この状態でのこのダービーには少し不安が残るかと。
もう一つの不安と言えばヒメネスの采配。
みなさん覚えているでしょうか?
前半戦のダービーでは、ヒメネスが今まで見たことのない様なスタメンを組み、その結果0-0のスコアレスドロー。
とても退屈な試合でありました。
その消極的な采配にデル・ニド会長もカンカン。
ヒメネスが窮地に立たされた瞬間でありました。
今回のダービーを前にした記者会見、ヒメネス監督の口からは驚くような一言が
「サプライズになるようなメンバーを組もうと思っている。前半戦と同じようにね。」
と発言。
お願いだからもうサプライズはいらないよと思ってしまったのは自分だけでしょうか。
そうでなくともヒメネスの采配には疑問を感じることもちょいちょいあるので心配であります。
またベティスにはサラゴサからあのオリベイラが復帰。
いくらベティスも調子が上がりきっていないとはいえ、起爆剤にならないとも限りません。
いずれにしてもこのダービーが両チームにとってターニングポイントになる可能性はあるかもしれませんね。
現在セビージャは勝ち点38でリーグ3位。
しかしこの2連敗により首位バルセロナとは勝ち点差18。
2位マドリーとも6ポイント離されてしまいました。
しかも4位バレンシアは1差ですぐ真下に控えています。
1996年からサンチェス・ピスフアンでは負けていないセビージャの意地が勝るのか。
それともオリベイラ獲得し意欲に燃えるベティスが打ち負かすか。
通算成績、セビージャ36勝、ベティス26勝、18分け。
第81回アンダルシアダービー。
じっくり見届けようと思います。
posted by sevillaより |20:32 |
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