2008年12月22日
またまた間を空けてしまってすいません。
思えばいろいろあった先週1週間のサッカー界でした。
まずは13日土曜日に行われたクラシコ。
残りの8分間を耐えきれなかったとはいえ、ファンデ新監督の下、王者がプライドを捨て泥臭く粘り強いサッカーを披露。
結果的には2-0で敗北は喫したものの、地元スペイン紙も認める素晴らしい試合でした。
そして14日日曜日。
セビージャがビジャレアルをホームで倒しました。
あのレナトのゴールはオフサイドではないのかと物議を醸しはしたものの、2位につけていたライバルを上回る見事な勝利。
結果セビージャはバルセロナ、バレンシアに次いで3位につけました。
そして18日木曜日。
セビージャ、UEFAカップまさかの敗退。
敵地でのサンプドリア戦、74分に奪われたゴールをそのまま守られ、他試合のスタンダード・リエージュvsシュツットガルツの結果により、グループ4位が決定。
3度目の優勝という夢がはかなく散りました。
カヌーテの不在とコンコの怪我による途中欠場が痛かったでしょうか。
そのコンコに代わって出場し、パッとした印象を残せなったモスケラ。
その後彼のもとによって来た記者に脅しの言葉を与えるというニュースで世間を騒がしてしまったりもしました。
更にはクラブワールドカップもありましたね。
日本代表として出場したガンバ大阪、そしてマンチェスター・ユナイテッド戦。
やはり最後の局面での精度の差は感じだものの、個人的にはすごく良かったと思います。
少なくともあのマンUを驚かす場面を数多く作れたところ、そして結果的にその後の3位決定戦でもキチンと勝利を挙げたこと。
去年の浦和レッズに続き、開催国としての意地を見せることができたのではないでしょうか。
さて、昨日行われた2008年今年最後のリーガ。
やはり強いバルサが同じく強豪ビジャレアルを破り、2位との勝ち点差を10とし、独走状態でこのクリスマス休暇を迎えることとなりました。
現在勝ち点41。
2004/05シーズン、ライカールト時代に達成したクラブの記録を上回るこの数字。
得点数を見ても48得点。
1試合ちょうど3点のペースであります。
単純に計算して今シーズン100点以上を狙える計算。
この圧倒的な破壊力、新しい年でも恐らく消えることはないでしょう。
そしてこのバルサと勝ち点10点差、2位につけるのが我らがセビージャ。
昨日マジョルカ戦では引き分けてしまったものの、強豪4連戦を2勝1敗1分けで乗り切れたことは大きく評価できるのではないでしょうか。
UEFAカップでも敗退、昨日も勝ちきれなかったこの微妙な流れで休暇に入れたことはセビージャとしてはありがたいことのはず。
新年初戦は1月4日のオサスナ戦。
ここできちんと怪我を治し、新しい年は残されたリーガに万全の状態で臨んでほしいものだと思います。
さて、冬のもう一つの面白みと言えば移籍市場。
ケガ人続出のレアル・マドリーは早速積極的に動いていますね。
FWが不足しているセビージャは動くのか。
モンチSDは果たしてどういった考えを持っているのでしょうか。
これもまた楽しみであります。
さて、そういった移籍にまつわる話題なども毎日書いていきたいとは思っているのですが、本日より少しの間セビージャを離れるので、恐らく書くことはできないと。
1月、第2週目には帰ってくる予定なので、またその時からきちんと書いていきたいと思います。
では、来年一年も皆さんにとって良い年であることを祈っています。
Feliz Navidad y Próspero Año Nuevo!!
posted by sevillaより |17:37 |
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2008年12月13日
さて、本日22:00(日本時間14日6:00)、いよいよスペインが世界に誇るレアル・マドリーvsバルセロナ、通称“クラシコ”が行われます。
全世界が注目するこの対戦、当然ここスペインでも大騒ぎであります。
現在このクラシコ、155試合行われ、通算成績はレアル・マドリーの67勝58敗30分。
しかし今回のクラシコ、マドリーにとっては厳しいものとなりそうであります。
何といってもけが人が多いのがその原因。
また累積警告により出場できない選手も。
ファン・ニステルローイ、ディアッラ、デ・ラ・レッド、ミゲル・トーレス、エインセ、ペペ、ロッベンそしてマルセロ。
数え挙げただけで監督の困った顔が浮かんできますよね。
その監督は先日シュスターから変わったばかりのファンデ・ラモス監督。
チャンピオンズリーグのゼニト戦には完勝したものの、ファンからすればこの試合がその手腕を見てとれる絶好の機会。
始めから難しい宿題を背負ったものであります。
怪我人が大量発生のディフェンスラインには、センターにカンナバーロとメツェルダー、そして右サイドバックにはサルガド、左にはメッシと対峙させるためセルヒオ・ラモスを置く予定だとか。
最近めっきりモチベーションを失っているように見えるラモスも、この偉大な使命にその熱い情熱を取り戻すのではないでしょうか。
対するバルサは、レアルに対する警戒を表わしながらも、有利なことは誰が見ても明らか。
先日もあのバレンシアをエトー抜きでいとも簡単に退けてみせました。
あのアンリのループ、綺麗でしたね。
今のバルセロナにとってはどのチームであろうと関係ないようにも感じます。
しかし最近5試合のクラシコにて、バルセロナが1勝も上げていないのも事実。
記憶に新しい昨年36節、既にマドリーが優勝を決めた後に行われたクラシコにおいては、4-1の完敗。
バルセロナの人々が悔しい思いをしたのは間違いありません。
現在バルサはリーグ戦にて勝ち点35の首位。
2位ビジャレアルとも勝ち点差6、マドリーとはすでに9もの差が付いております。
もし負けたとしても、この順位に変動がきたされる可能性はゼロ。
それでも負けることはバロセロニスモ(バルセロナイズム)を傷つけることとなり、とても簡単に許してくれることではありません。
カンプ・ノウで行わる今回のクラシコ。
約10万人のサポーターの前で、そしてテレビの前にいる数えきれないほどのサッカー馬鹿達の前で、今日は一体どんなスペクタルが生み出されるのでありましょうか。
そんな中プジョルの生まれた村では今回放送を担当するラ・セクスタ(La Sextaスペインの有料チャンネル)が映らず、この試合を見ることができないのだとか。
それも気の毒な話ですよね。
髪の毛を振り乱しながら走るあの姿をみんな心待ちにしてるでありましょうに。
おそらく日本でも多くの人が見るのではないでしょうか。
試合を見ることができる幸せな自分たちは、ともにこの一つのエンターテイメントを思いきり楽しみましょう。
posted by sevillaより |18:50 |
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2008年12月10日
もう皆さんもうご存じだとは思いますが、レアル・マドリー監督、ベルント・シュスターが、昨日9日電撃解任されました。
そして同日、むしろ直後、同時に元セビージャ、そして前トットナム監督のフアンデ・ラモス監督の就任も発表されました。
このニュースにはスペインメディアもビックリ。
それもそのはず、
カルデロン会長から権利を与えられたミヤトビッチSDのこの決断は、セビージャに敗れた翌日、月曜日から始まったものであり、33時間の間にされたものだというのです。
当然、スペインではこの突然の交代劇を大きく報道。
個人的にもビックリであります。
まさか次節にクラシコを控えたこのタイミングで行われるとは思いませんでした。
どうやらミヤトビッチ曰く、単純にヘタフェ、そしてセビージャ戦での2連敗だけが理由ではなく、夏からいくつかの疑問が積み重なってのものなのだとか。
なんだかなぁ、と思ってしまいます。
思えばシュスターは気の毒だったなぁと。
昨年の夏の補強では、ミヤトビッチを含めたフロントはロナウド獲得に終始。
結果ロナウド獲得は失敗に終わり、その扱いに不快感を覚えたとしロビーニョも移籍。
純粋なサイドアタッカーが、怪我がちのロッベン一人という状況。
更には、まるで何かに取付かれたかのような開幕からのけが人の嵐。
確かに選手交代のタイミングや質に対する批判はあったものの、それ以外の要素のために本当の実力を発揮することが難しかったのも事実かとも思うのです。
現役時代も活躍し、昨年度就任1年目ながらもリーガを制した監督としては少し淋しいこのマドリッドからのお別れでありました。
最近明らかにモチベーションが下がっていたようなマドリーの選手たち。
確かにそんな雰囲気を変えるためには、監督交代は一つの方法であると言われているのを耳にします。
あのシュスターの皮肉たっぷりのインタビューを見られなくなると思うと淋しい気はしますが、きっとまたどこかで復活を遂げることでしょう。
さて、後任監督に就任したフアンデ・ラモスに関しては、セビジスタとしては知らない人はいないはず。
セビージャを2大会連続UEFAカップ優勝に導き、2006/07シーズンには初めてチャンピオンズリーグ出場を決めた監督であります。
昨シーズン序盤、電撃的にイングランド、プレミアリーグ、トットナムの監督に就任し、いきなりカーリングカップのタイトルをゲット。
今シーズンも期待されながら、開幕から一つも勝利を挙げられることなく、成績不振を理由に解任、現在はフリーになっていたのでありました。
トットナムでは言葉の壁が原因で成功を収めることができなかったと聞きました。
それもここスペインでは全く問題のない話。
もともと、選手とのコミュニケーションを図るのがすごく上手な監督という評判も耳にします。
監督としての手腕は誰もが認めるところ。
今勝利から遠ざかり、バルセロナからも9ポイント差を付けられてしまっているこの状況。
さぞかし選手たちもフラストレーションを抱えていることでしょう。
この状況を名将フアンデは一体どのように乗り越えて見せるのでありましょうか。
彼の成功を応援したいと思います。
posted by sevillaより |19:15 |
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2008年12月08日
壮絶な打ち合いでした。
昨日行われたリーガ第14節対レアル・マドリー戦、セビージャが縋りつくマドリーを最終的に払いのけ、4-3で勝利、そのレアル・マドリーを追い抜き4位に浮上。
しかしその試合の中に”誤審”があったとし、今スペイン紙ではしきりに騒がれ、いわく付きの試合となりました。
ルイス・ファビを出場停止で欠くなか、カヌーテの後ろにレナトを配置するフォーメーションでこの試合に臨んだヒメネス監督。
スタメンはこちら、
GK パロップ
DF コンコ、スキラッチ、エスクデ、フェルナンド・ナバーロ
MF ヘスス・ナバス、ドゥーシェル、ロマリッチ、アドリアーノ、レナト
FW カヌーテ
試合が動いたのはまだ開始たったの3分、右サイドナバスのクロスに飛び出したカシージャスがかぶってしまう痛恨のミス。
後ろに走りこんでいたアドリアーノが難なく決めて早くもセビージャが先制点をゲット。
このあまりにも早いゴールは、この後のゴールショーを予感させるものでした。
対するレアル・マドリーも18分にグティのFKからラウールが飛び込んで頭で決めて同点。
しかしセビージャもその3分後、ほとんど同じような状況から1点目と同じくナバスからのFKを今度はロマリッチが頭で決めて突き放しに成功。
更には前半38分、左サイドフェルナンド・ナバーロのクロスをレナトがシュート、こぼれたところをカヌーテが落ち着いて決めて何と3-1。
すでに勝負あったかと思われたこの試合、後半大きく動きました。
ロッベンを右サイドに配置したシュスター監督。
この変化から流れが徐々にレアル・マドリーのほうへ。
パロップの仕事も増えていきました。
すると後半21分、中盤でボールを受けたイグアインがそのままドリブルで持ち込み、低い弾道のミドルシュート。
これが決まって1点差。
そこからは完全にマドリーに試合を支配されていました。
68分にはまたもグティの蹴ったFKを、この日中盤でなかなか仕事ができていなかったガゴに頭で決められ同点。
その後もイグアインの突破からこぼれた球を狙っていたラウールのシュートをパロップが、セーブ。
左サイドの突破を許し、ロッベンのシュートをまたもパロップがギリギリ防ぐなど、いつ逆転されてもおかしくない状況でありました。
この流れが終わったのは後半32分のこと、これが”疑惑”の場面であります。
1対1の場面からイグアインにかわされたパロップがイグアインのシャツを引っ張り、PKかと思われたその瞬間、この日の主審、ゴンサレス・バスケスはプレー続行を指示。
その判定に抗議した、この時間帯1番セビージャを苦しめていたロッベンが、逆に2枚目のイエローカードを受け退場。
イケイケであったマドリーの流れは、ここで終わることとなりました。
そして後半39分、10人となったマドリーの一瞬の隙を突き、カヌーテのクロスをレナトが頭できちんと決め万事休す。
このどちらに転がるか分からないスペクタルな展開を制しました。
本日の新聞には、逆転のチャンスを奪っただけでなく、マドリーを10人に追いやった審判の誤審を批判する記事が一面に。
「ゴンサレス・バスケスがヒーロー(イグアイン)を止める」Marca紙
「マドリーに対する処刑人は審判」AS紙
などの見出しとともに、パロップがシャツをしっかり掴んでいる瞬間の写真も掲載し、2連敗で5位に転落してしまったマドリーに同情する内容を大きくアピールしていました。
確かにあの場面はPKを取られていてもおかしくなかった場面。
セビジスタとしては若干複雑な気持ちなわけであります。
しかし4点を奪ったこの日の内容については大満足。
いずれもサイド攻撃から生まれたものであり、それがセビージャの武器であると思うのであります。
しかし気になるのはセットプレーから2点を奪われたこと。
イグアインのミドルはしょうがないとはいえ、ラウールのゴール然り、ガゴのゴール然り、どちらもフリーにしてしまってのもの。
防げた失点であったと思うのです。
よかった点はキレキレであった両サイド。
守備面ではもちろんのこと、攻撃面でも表れる場面が多くなったコンコ、ナバーロの両サイドバック、いつものように安定しているパロップ、そして果敢な攻撃参加が見られたロマリッチ、ドゥーシェルの両センターでしょうか。
次節は、今節0-3の状態から追いついてみせたビジャレアル戦。
勝ち点差はわずかに2しかないだけに、どうしても勝利をあげたいとことであります。
カンプ・ノウでのクラシコも控える第15節。
目が離せそうにありません。
posted by sevillaより |20:25 |
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2008年12月02日
前節バルセロナ戦後半40分、ボールのないところで相手選手に肘打ちを喰らわせたとして一発レッドを受け、退場処分となっていたブラジル代表ルイス・ファビアーノ。
その判定後も、納得のいかないファビは審判に対し、侮辱、罵声を浴びせセビージャのスタッフから口を塞がれる一幕もありました。
そのため恐らく数試合にわたる出場停止処分が下るのではないかと思われていたこの一件、どうやら欠場は次節のレアル・マドリー戦だけで済みそうであります。
というのも、この試合での主審を務めた、ウンディアーノ・マジェンコ氏が、ののしられたというものファビが我を失ったあの時の状況を理解。
彼が退場になった理由は相手選手に腕による打撃を与えたことによるものとし、審判に対する侮辱などは含みませんでした。
これにより12月14日に行われるビジャレアル戦には出場できる見通しであります。
デル・ニド会長も彼のプレーが故意でなかったことを理解。
とはいうものの、異議申し立ては行わないようであります。
それにしても今回はこれで済んだからよいというもの、あまりにも多すぎるファビの退場劇。
このままこういったことが続くようなら、高い移籍金のオファーが来ているうちにフロントが他チームへ売却してしまいそうな気もして怖いのですがどうなのでしょうか。
試合中から明らかにイライラしていたファビ。
もう一人のパートナー、“紳士な”カヌーテを見習ってほしいとも思うのであります。
セビージャにとっての朗報は、次節マドリー戦に約2か月ぶりに怪我から復帰のチェバントンがメンバー入りするのではないかということ。
長い間不在だったとはいえ、現在ファビと同じリーガ3得点を記録しているチェバントン。
復帰するといわれながらできていないアコスタ共に期待したいと思います。
今週はミッドウィークでUEFA杯もあります。
勝って早いところ決勝トーナメント進出を決めてしまいたいところですね。
1月に行われるスペイン国王杯のベスト16の組み合わせ抽選ではセビージャはデポルティボ・ラ・コルーニャと。
こちらでもタイトルを狙っていってほしいものであります。
さらには迫りくる冬の移籍市場オープンにあたり、新戦力を獲得するのか。
FWはどうするのか、
ナバスの代わりを務められるサイドアタッカーの獲得は...
などなど
楽しみは果てません。
完全に冬になってきたこのスペイン。
サッカー界はまだまだ熱すぎるのであります。
posted by sevillaより |18:00 |
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