フシ穴の眼 〜スポーツ編〜

ボクシング殿堂

亀海喜寛は生きる伝説に勝てるか?①

あと1ヶ月余りとなりました。 WBO世界ジュニアミドル(ボクシングの水増し階級は一部団体が「スーパー」呼称していますが、リング誌やESPNなど大手メディアと同様、世界的に主流の「ジュニア」で書きます)級王者決定戦。ミゲール・コットvs亀海喜寛。 カネロ・アルバレスに完敗してから約2年もリングから遠ざかっているコットが不条理な1位、世界的な実績ゼロの亀海が摩訶不思議な5位と、今回のWBO世界戦には......続きを読む»

ジョニー・タピア MI VIDA LOCA 〜俺には狂った歌しか唄えない〜③

2017年ボクシング名誉の殿堂の式典が先週末で終わりました。 今年、モダーン部門で殿堂入りを果たしたイベンダー・ホリフィールド、マルコ・アントニオ・バレラの他にも、すでに殿堂入りしているマービン・ハグラーやマイケル・スピンクス、ピピノ・クエバス、これから殿堂入りのレガシーを築いていくデオンティ・ワイルダーや、ダニエル・ジェイコブスらもオープンカーのパレードに参加しました。 残念ながら殿堂入りのキ......続きを読む»

ジョニー・タピア MI VIDA LOCA 〜俺には狂った歌しか唄えない〜②

ジョニー・タピアが米国で大きな共感を持って受け入れられている背景には、アメリカの暗部を凝縮したような生涯を送ったからでしょう。 YouTubeでも見られるHBOのドキュメンタリーは秀逸でした。 日本人ボクサーにも、いいえ、世界中のボクサーの誰にだって、この過酷な職業を選んだ、選ぶしかなかった理由が必ずあるでしょう。マニー・パッキャオやマイク・タイソンがプロボクサーとして成功する物語は、あまりにも......続きを読む»

ジョニー・タピア MI VIDA LOCA 〜俺には狂った歌しか唄えない〜①

日本時間の今日から4日間、ボクシング殿堂の式典が、ニューヨーク州カナストータで開催されます。 あらゆるスポーツは、そのパフォーマンスによってのみ評価されるべきで、リングやフィールド、パフォーマンスの舞台を離れたサイドストーリーが先走って取り沙汰されるときは、多くの場合〝本編〟が評価するに値しない、つまらないものだからです。 しかし、どんなものにも必ず例外があります。 リングの上でも、そしてリン......続きを読む»

もうすぐ殿堂式典です〜日本のボクサーも数字ではなく殿堂を目指せ!④

「国際ボクシング名誉の殿堂」の投票システムは、2015年から規格が変更されました。 モダーン・カテゴリーは、ラストファイトが1989年以降のボクサーに限定。一方、オールドタイマー・カテゴリーは、前期(ラストファイトが1883〜1942年)と、後期(1943〜1988年)に二分化。 最も注目されるモダーンのノミネート数は45人から30人に圧縮、投票上限は最大10名から5名になりました。モダーンを絞......続きを読む»

もうすぐ殿堂式典です〜日本のボクサーも数字ではなく殿堂を目指せ!③

「日本のボクサーも数字ではなく殿堂を目指せ!」なんて言ってしまいましたが、本音では、米国至上主義の国際殿堂には嫌悪感もあります。 ただ、あまりにも数字にばかりに執着する日本のボクシング界はやはりおかしいと思うからです。「最短世界王者」「最短二階級制覇」「連続防衛記録」「複数階級制覇」…そんなの世界王者が乱立する今ならいくらでもやり放題です。 ワシル・ロマチェンコを語るとき、そのスピード出世は、卓......続きを読む»

もうすぐ殿堂式典です〜日本のボクサーも数字ではなく殿堂を目指せ!②

ボクサーの世界評価とは、具体的には何なのか? よく使われるモノサシとしては、「勝った相手の肩書き」があります。 まずは、①世界王者、②元・前世界王者、③未来の世界王者、という「世界王者」に何人勝ったかという尺度です。もちろん、見苦しいまでに王者乱立した状況では現役世界王者にも、いつ陥落しても不思議ではない穴王者は存在しますし、経年劣化した時期の元名王者に勝ってもあまり意味はありません。 「未来......続きを読む»

もうすぐ殿堂式典です〜日本のボクサーも数字ではなく殿堂を目指せ!①

この2週間足らずの短い期間で、日本で行われた世界タイトルマッチで注目された2試合「村田」と「井上」、そして海外から届いた「亀海」のビッグニュース。 共通するキーワードは「本物の世界」です。 まず、最初に、「日本で開催される世界戦が、本物の世界ではない」なんて言うつもりは毛頭ありません。日本のボクシングが世界の頂点に最もチャージした、あるいはそこに並んだ(超えた)のは、1965年に愛知県体育館で行......続きを読む»

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出張が多い仕事柄、移動の合間に書き込ませていただいています。

新幹線の車窓に流れる日本の郷愁あふれる街の風景や、夜の航空機から暗い雲間の隙間に現れるきっと訪れることのない知らない街の光に、えもしれぬ感傷に耽りながら大好きなスポーツの試合を独断と偏見で書き綴るのは、最高にリラックス出来る贅沢な時間です。

健康診断のたびに「運動せねば」「酒は控えねば」と自戒しつつもまた翌年の診断を迎える怠惰な中年ですが、アスリートの美しい躍動に、歓喜と感謝と精一杯の拍手を送っていきたいと思います。
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(12月13日現在)

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